録画人間の末路 -

人は記録をしながらじゃないと生きていけない

このブログは

このブログは、PCでテレビ番組を快適に録画し、自由な形で好きなように活用するための実験結果報告をメインとしたものです。ですが、その自由を奪い、不自由を売りつけて無制限の利権を得ようとするものたちが、現在のテレビ界では勢力争いをしています。そういう連中とは断固戦い続けます。それが、ここのテーマです。
2011年7月24日まで続けることを目標にしていましたが、2011年いっぱいまで延期いたします。 ・・・の、予定でしたが、衛星放送の行く末が気になりますので、それまでは続けます。ああ、意志薄弱。



特殊なコンテンツ
・SpursEngine H.264エンコーダ 実験プログラムサポート&他ソフト紹介ページ
Lalfさんが作られている、SpursEngineで使えるエンコードソフトのリンク先の紹介などをしています。CUI版とAviUtlのプラグインの二種類があります。 また、それ以外に同じくLalfさんの作られたCodecSys Personal向け参照AVI、ravi2や、BOさんの開発されたLinux用HD PVRコントロールソフトのリンクもおいています。

※10/07/01 se_h264enc_auo ver 0.09、se_mpeg2enc_auo ver 0.05、Seche Technical Preview2 リリース

・スカパー!e2 各チャンネル解像度・ビットレート一覧表
独自の調査による、スカパー!e2とBSデジタル放送の解像度とビットレートの一覧表です。多少の間違いはご了承ください。

・意外とある、デジタル放送録画可能キャプチャーボード・ユニット
外部入力を用いて、デジタル放送のチューナーやレコーダーから出力される番組を、自由に扱える形式で録画可能なPC用のキャプチャーボードおよび外部ユニットの情報を集めたものです。

純金茶碗盗難事件の盗品を持ち込まれた業者に同情します

2024-04-16 22:37:16 | Weblog
1040万6千円で販売されていた純金の茶わんが白昼堂々盗まれた事件の犯人があっさり捕まった件、大きく報道されましたのでご存じの方も多いと思います。


昨日警察の刑事さんが来店した際にも、雑談の中、この話が出ました。中古品取扱業の中ではこの話で持ち切りだからです。
商売人として面白いのは、やはりすぐに店の持ち込んで180万円で売ってしまった茶わんが、さらに別の店に持ち込まれて売られたところですね。



犯人は江東区の店に持ち込んで180万円で売却、その日のうちにその店は台東区の別の店に取引を持ち掛け、売却してしまったとのことです。台東区、おそらく御徒町でしょう。貴金属や宝石の取り扱い業者が集中する街で、中古店から買い上げる大手業者も大抵御徒町に拠点を置いてますからね。店と言っても中古店を相手にする業者クラスの店だと思います。
問題の茶わん、報道では重さに関して触れていないように見えますので何グラムだったかはここには書かないでおきますが、今回来店した警察の方の話(当然情報は持ってます)から計算しますと、どう考えても180万円は安すぎ・・・です。ネットでの推測では「犯罪による収益の移転防止に関する法律 」によって貴金属の取引の場合200万円以上は個人情報を預かって警察に届ける義務があるから180万円(+消費税で198万円?違うか)にしたのでは、とされています。ただ、厳密に言えば法律では「政令の定める」となっているだけで200万円と定義されているわけではありません。ただ、警察のWEBサイトで200万円と区切りとする警告文が掲載されているものがあり、現状では内閣判断で200万円となっているようです。そうか、知らなかった・なにせウチは昔からやってるので「古物営業法」で経営してますから。この場合は1万円から本人確認と警察への届け出の義務が存在します。じゃぁそれ以下なら本人確認しなくてもいいのか? と聞かれると法律で言えばその通りなんですが、例外を作ると後で面倒なことになるのでウチでは金額を問わず全部本人確認を取っています。警察への届け出は・・・以前はわたし警察へ帳簿を持って届けに行っていたのですが、「いちいち来るの面倒でしょ」と警察側から言われて方針転換、現在では盗難品が来ていないかどうか定期的に調査に来る刑事さんに帳簿を全部デジカメ(今時誰も使わないようなコンデジ・・・。警察の備品だそうです)で撮影してもらうことで届けとしています。今回来た刑事さんがそれです。なんで、200万円以下だから本人確認も警察への届け出も無し、なんてやらないと思うわけですが。

だからこそ、その日のうちに「転売」してしまった最初の業者さん。気持ち分かります。だって、たった180万円で純金の相当な重さのある品物なんて置いていくわけないんですよ。つまり訳アリ品、あやしい・・・ですよね。そうなると後で「善意の第三者」の証明が難しくなるんですよ。善意の第三者なら取り引きの結果は保護される、そうでなければ場合によってはババを引かされる、つまり品物は返却させられてお金は返ってこない、になりかねないんです。そうなる前に売ってしまえ・・・。これは仕方ない話です。茶わんを単に金の塊と見た場合でも180万円は激安ですが、現金としてみた場合大金です。不景気な昨今、本来なら確実な利益の出る貴金属で180万円~あるいは200万円~もの損なんて万が一にもしたくないですわ。犯罪者が持ち込むような店なら、多分目立つ大手チェーンの買取店とかじゃなくてウチみたいな個人事業だろうし、ますますです。盗難事件で現金が動いた場合、必ず誰かがババ引かされるんです。御徒町の大手なら最悪規模でカバーできるだろう・・・。そう考えて急いだ。わたしは仕方ないと思います。ですから「捜査を妨害した」「ボッタクリのインチキ店」とか言わないであげてくださいね。みんな自分と店を守るために必死なんですから。

ちなみにウチに来た場合、もちろん個人の証明書などは必須ですが満額出します。ただ、どうしても大金になるので「大急ぎで銀行に行ってお金を用意しますから、30分後(銀行がしまっている時間なら翌日)また来てください」とかになって、結局来ない・・・ってことになるんだろうなぁ。なんで、その店はすぐ用意できる現金が180万円しかなかった、って可能性もなくはないです。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴジラ -1.0/Cは見られません

2024-01-12 10:55:49 | 特撮・モンスター映画
ちょっと前に「ゴジラ -1.0」をモノクロ化して上映する「ゴジラ -1.0/C」は見るけど感想は書かない、ってな記事を書きましたがそれ以前の問題でした。

わたしがかろうじて見に行くことができる映画館、もちろん「ゴジラ -1.0」そのものは上映している映画館では、レイトショーはもちろん通常上映時間でも「ゴジラ -1.0/C」は上映しない、とのことです・・・。鑑賞できないのだから中身を検証することも感想を書くことも不可、とこうなりました。

これはわたしへの嫌がらせに違いない!! と陰謀論をぶちまけてもやらないものはしょうがない。ああした扱いを見ると、わざわざ遠出してまで/Cを見る気にもなりません。まぁ円盤にはさすがに収録される(別発売、とかしないだろうなぁ東宝さん・・・。やりかねないけど)でしょうからそれまで待ちましょうか。

と、いうわけで気分はすでに日本での公開は4月26日と決まった「ゴジラxコング 新たなる帝国」の方に移しております。今度はやっとタイトルをただカタカナにしたものではなくちゃんと日本語化、こうでなくちゃ。本作は日本ゴジラのイースターエッグが随所に散りばめられるということなので、あからさまな氷山からの出現以外にどれだけ過去を彷彿とさせるものがあるか楽しみ。


さすがにこれは上映無し、ってことはないでしょうからこちらもなる早で鑑賞したいものです。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴジラ-1.0、予告編公開

2023-09-04 18:30:51 | 特撮・モンスター映画
ゴジラ-1.0と書いてゴジラマイナスワンと読む新作、今年の11月3日公開予定ということがどうにも信じられないほど秘密主義で進行しており、やきもき・・・というよりドラマだったりモンスターバースだったりの方のアメリカでのゴジラ登場に興味の枠を取られてもう一つ盛り上がらない感触さえありました。おそらくギリギリになって一気に盛り上げていくのだろうゴジラ-1.0。その予告編がYouTubeにてようやく公開となりました。


でかい! とにかくでかく見えることを最重要視したえあろうゴジラがそびえたちます。感触としてはいかにも山崎貴監督の映像感は強いので劇場で見るともっとCG臭くなりそうではありますが、外観といい存在のさせ方といい、ここ最近の国産ゴジラの「何か違う」が悪い意味で出ていた(あくまでわたしの感想で、です)。のに対し、デザインといい作中空気の中での在り方といい、以前のゴジラに戻ったかのような雰囲気をまとっているのは良いことです。

もちろん気になる部分はあります。デカすぎることです。今回の-1.0は1954年のゴジラとは無関係で、それ以前の戦後すぐの時代を背景としているとされています。つまり、このゴジラ、水爆の影響を受けていないんです。ビキニ環礁での水爆実験は1954年のこととされているのでそれ以前の物語なら水爆とは無関係としか、なりようがありません。水爆関係なく巨体ではある(ゴジラの巨体と核エネルギーが関係ありとされたのは1991年の「ゴジラVSキングギドラ」が最初)のはもちろんアリですが、なのでこのゴジラ、このままでは熱線は吐けないんじゃないかと思うのです。力はあるけどそれ以上のもののないゴジラ・・・。うーん、アレが思い出される。水爆の代わりに原爆の影響を受けたのでは? とも考えましたが廃墟がどうも東京っぽいのでその可能性も低めです。予告編でもハッキリとは熱線を吐くシーンは描けていませんし。強いて言うなら戦艦が爆発するシーンにそれっぽい光が見えますが、断言はできません。故にまだ「第一作につながる話」という考えは個人的には捨てていません。だってマイナスワンっていう副題、いかにも前日譚っていう気がするじゃないですか。なので
「タイトル前にアバンがあり、しっぽや足・ガラスに映った姿だけでゴジラが映る」
「戦後すぐの時代を想定した本編の大半では"巨大生物の存在"が語られるが、ゴジラ以外の巨大生物しか登場しない。主人公ら大半はそれと無縁に過ごす」
「クライマックスは本編後数年がたった時代、残り上映時間数分でゴジラが
ようやく登場。ここから第一作に重なる」
と推測します。

とにもかくにもあと2か月で公開です。誰が何と言おうとやっぱり日本のゴジラが一番楽しみです。ですので、たまにはVSもやってね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

残念、mineoの「夜間フリー」は完全月間契約のみ

2023-03-17 11:29:42 | モバイル機器
料金を下げることよりサービスを充実させることを重視している、わたしも契約しているMVNOのmineo。大量投入された新サービスの一つが「夜間フリー」。従来は「ゆずるね。」の特典として提供されていた同名サービスを「深夜フリー」に変更し、条件を満たすのではなく有料のオプションとして提供するものです。これがこの17日より受付開始というので、ちょっと楽しみにしていたのですが、スタッフブログから詳細の発表があり


この中で、大変残念なのは一か月単位での受付のみ、つまり月の途中で必要になったからと契約し、すぐ使うということはできず、必ず来月の1日が来るまで待たなくてはいけないし、途中でオプションのみ解約をして料金を節約という行為もできないということです。リンク先でも触れていますが、「パケット放題Plus」はこれができていたので、わたし、1GBシングルでパケット放題Plus契約ができた時代には年に2~3回途中契約途中解約をやってました。安い料金で便利だったんですが・・・。うーん残念。まぁインチキと言えばインチキなのでしょうがないですが、完全一か月単位の契約だと、ちょっとテストのために契約しよう、って気にはならないですね。990円はそれなりの額だし。
ただ、比較をするつもりで速度テストだけやっていたので、そのデータがもったいない(パケットもかなり使った・・・)ので、現在、我が街でmineoのDプラン・マイピタがどの程度の速度が出るのか公開したいとおもいます。これは「ゆずるね。」を使ったサービスが「深夜フリー」になると同時に、最大速度を100Mbpsに制限されるという発表があったからです。計測はまだ"フリー"が適用されない午後10時、有料「夜間フリー」が始まる午後10時30分、無料の「深夜フリー」が始まる午後11時、これを「深夜フリー」と改められる直前の2月26日と、昨日3月16日の2日分の測定データを公開します。なお、4G部分のバンドは4G5Gいずれも1になるよう調整して行っています。MVNOということもあって速度はかなりブレがありますので、数回測って一番速かったものを掲載しています。

まずは先月の26日、まだ「深夜フリー」と改められる前の速度です。

午後10時 
 4G DOWN56.62Mbps UP18.35Mbps
 5G DOWN112.55Mbps 上り106.31Mbps

午後10時30分
 4G DOWN62.69Mbps UP21.59Mbps
 5G DOWN117.82Mbps UP57.26Mbps

午後11時
 4G DOWN51.11Mbps UP18.618Mbps
 5G DOWN149.15Mbps UP41.16Mbps

続いて3月16日の夜になります。

午後10時
 4G DOWN163.02Mbps UP26.38Mbps
 5G DOWN198.32Mbps UP117.86Mbps

午後10時30分
 4G DOWN102.70Mbps UP31.81Mbps
 5G DOWN115.47Mbps UP106.93Mbps

午後11時
 4G DOWN134.30Mbps UP33.35Mbps
 5G DOWN136.54Mbps UP112.714Mbps

なんかこの数週間の間に回線増強、特に4GがDOWNだけならほぼ5Gに匹敵するくらいまで速度が上がるので5G要らなかった?くらいにはなってますがそれはおいといて。現状ではまだ「深夜フリー」の速度制限はかかっていないと言えそうです。
にしても、最近の地元はかなり速度が出るようになってます。これくらい出ればMVNOということを考えなくても普段使いで不満が出ることはないでしょう。この調子で速度が上がると本当に最大100Mbps、と制限されると「今日はフリー要らないから速度制限無しにして」という需要が出てきそうです。今までなら「プレミアム1DAY」がそれを補っていました。mineoのプレミアム1DAYは通常より速度が出る代わりにフリーと併用ができず、パケットを消費する仕様になっていたからです。しかし、「ゆずるね。」からプレミアム1DAYの特典は外れてしまいました。その代わりに、むしろ需要はこちらの方がありそうな「パケ増し」が始まっているのでプレミアム1DAY特典の復活は希望しませんが。だからこそ「夜間フリー」の途中契約・途中解約可に期待していたのですが、さすがにそこまでやったら利益出ないか。深夜フリーの切り替えスイッチとかも出ないかな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

povo2.0利用感続、欠点編

2023-02-28 21:35:38 | モバイル機器
マイブーム(死語)なモバイル通信の熱があるうちにいろいろやっておこうと、生まれて初めてスマホ決済による買い物に挑戦してみました。支払いはau PAY、買い物先はコンビニエンスストアのローソンです。言うまでもなく、この組み合わせで買い物を500円以上すると3日間使える300MBがもらえるためです。チャージしてしまったお金がほったらかすにはもったいないというのももちろんあります。これを決意するまで数日、さらにコンビニごときで買い物するのに無茶苦茶緊張してしまいました。なにせスマホ決済なんて他人がやっていることすら見たこともありません。わたしはあまり買い物をしない、原則現金主義というのもあるでしょうが、地元じゃそれほど普及してないのもありそうです。本当にまともに買い物ができるのでしょうか、そしてちゃんとクーポンが発行されるのでしょうか、あらかじめ申し込みはしてあるつもりですが・・・。
購入は最低500円必要、ということで当初はギリギリ500円強程度に抑えるつもりだったのですが、確実に500円を超えさせようとちょっと余計に買ったために結果900円ほどになってしまいました。そしてレジの人にスマホのau PAYの画面を見せ、「これで支払えますか?」と聞くと「えーっと・・・はい、大丈夫ですよ」と少し時間を空けて回答が返ってきました。やはりau PAYで支払う人は少ないのでしょうか。ローソンだとこちらがバーコードを出してあちらのリーダーで読み取る方式。そのバーコード画面を出そうとすると・・・。思ったより読み込み待ちが長い・・・。気まずい時間。ローソンはほかのコンビニと違い、いまだにフリーWiFiを設置し続けているのでこういう時はありがたいとそちらで通信したのですが、どうもあまり速くないみたいですね。正直一度決済アプリを閉じてやり直そうかと思ったくらい時間がたってようやくバーコード画面が登場し、スキャンしてもらって無事終了。なんとか終わったことにほっとするとすぐに決済完了メールが。これが24日のこと。で、28日になって300MBのクーポンが届きました。期限は4月15日までで、一か月半くらいは有効なんでしょうか。わたしは使い放題以外のpovoの使い道は世間は平日・わたしは休日な日の12~13時のmineoの「ゆずるね。」タイムに外食に出た際に通信することであり、その日数は月に1~2回程度なのでこれを多くて月に2回程度行えばその時間に通信できる環境が作れるわけですね。まぁたまにはジャンクなおやつもいいものですし。

povo2.0、基本料金0円でこうしたパケットの追加が行える点は良いのですが、若干困った点もあることを使い続けることで実感してきたので、今回は若干マイナス面で語りたいと思います。

・思ったより速くない
※これはあくまでわたしの環境の話です。地域によって事情は異なります。
先日午後11時ごろ、使い放題クーポンを利用して4G5Gの速度を二日にわけて測ってみたのですが

4G 下り50.24Mbps/62.04Mbps 上り31.24Mbps/27.43Mbps
5G 下り63.56Mbps/58.80Mbps 上り25.41Mbps/28.33Mbps

4Gはバンド3につなげています。一番安定した速度が出るバンドではありますが、だからと言って大差ないどころか5Gが負けることもあるというくらいで、5Gちゃんと使えてるのか? と疑ったくらいです。ただ、別の時間で下りが97Mbpsになったこともあるので地元でも5Gが全く効いていないということはなさそうですが、少なくとも夜は毎回この調子です。
とはいえ、これだけ出れば体感速度は十分以上に速いわけですが、午前10時ころ、モバイルPCでテザリングを試していたところ、極端に遅くなったことがありました。速度を測ると1Mbpsを切る低速! ひょっとして速度制限にひっかかった? と思ったのですがスマホを見るとアンテナが1本しかたってません。もちろんバンドは42です。こんなに弱いのに無理して42につなげないで欲しいわ、といったん機内モードにしてつなぎなおすとプラチナバンドの18に切りかわり、なんとか20Mbpsは出ました。速度制限ではなかったようです。AUはつながるバンドが豊富な代わりに速度の遅いバンドでもつなげようとするのでこういう極端な速度が出ることもしばしばあるのは難点です。

・使えない機器がある
au系のSIMは互換性に難があり、4GSIMは5G対応機器では使えず、5GSIMは4G機器では使えないという欠点があります。同じau系でもpovo2.0はそうしたことはないはずなのですが・・・。少なくともうちの4G機スマホ、普段mineoのDプランを使っているPOCO X3 NFCはダメで、APNの選択はもちろん入力項目さえ消えてしまい、入力もできなくなるどころか後入力したドコモSIM向けAPN設定まで消えてしまい、SIMを戻した設定を一からやり直すハメになってしまいました。じゃぁ5G対応機にしておかないとダメか? というとそんなこともなさそうで、povoの公式サイトの動作確認機器の一覧には5Gが使えない端末の名も見られます。また、古い端末はのきなみダメでしたが最近のタブレットであるUAUU T30はAPNさえ入れればpovo2.0は動作しましたので、au対応を謡っていれば動く可能性は高そうですが、そうでなければ一か八かになりそうです。ドコモSIMなら最悪バンド1さえ使えればたいてい動くのですが、auは無難な機種を選ぶのが正解なようです。
さらにちょっと困るのがモバイルWiFiルーター。AU側ではpovoをモバイルWiFiルーターに入れて動かすことは推奨していないようで、原則動作確認しているのはスマホかタブレットです。なので無難な機種がなく、動くかどうかやってみないと分からないのです。au対応を謡っている機種なら動く可能性は赤そうですが、正直少ない気がします。おまけにせっかくのルーターなら5G対応がいいかな、とか思うとかなり高額なものになってしまいます。
ただ、わたしが持っているGalaxy 5G Mobile Wi-Fi、 SCR01はpovo2.0が動きました。一時はファームウェアによってauSIMが使えなくなり、形を変えたSIMロックだと言われたSCR01ですが、あれはあくまでバグだったらしく、現在のフェームウェアならば動作可能になっています。最初に挿した時はアンテナがたたなかったので「やはりダメ?」と一瞬あせったのですが、これはそれまでmineoのドコモSIMを使っていた設定で動かそうとしたからで、APNを当ててやればアンテナはたち、WiFiでつなげることでネットにつなげることができました。もちろん5Gも動きます。しかもpovo2.0のAPNは入力した覚えがないのにあったので、最初から入っていたみたいです。SCR01はサービスモードを利用すれば細かい設定ができ、SIMの挿入がスマホとほぼ同じトレイ方式なので出し入れがしやすく、povo2.0のSIMを差し替えて使うには最適な一台です。最近少しずつ値段が上がっていますが、それでも最新機種よりは安いので欲しい人は早めに。
追記:
この時はアンテナが立っただけで満足していたので気が付かなかったのですが、WiFi接続で他モバイル機器をインターネットにつなぐことができません。SCR01は中身はスマホであるため、povo2.0のテザリングの際に必須項目であるdun入力がAPNで入っていないとWiFiテザリングが使えず、かつ入れることもできないためだと思います。USBテザリングならできますので、最悪ノートPCでUSBテザリングし、かつそのノートPCのWiFi機能を使ってホットスポットを作れば他のモバイル機器をつなぐこともできますが、au回線そのものならともかくpovo2.0はSCR01だとUSBテザリング専用機にしかならないと思った方がいいでしょう。
後日もう一度試したら、ちゃんとWiFi経由で通信できました。アップデートがあったのか、この時たまたまだったのか・・・・。とにかく今は使えますので訂正します。すみません。

と、良いところも欠点も見えてきました。まぁ両方あるだけ面白い存在だ、ということです。実用性だけでなくしばらく楽しむこともできそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

mineo新サービス、「ゆずるね。」で契約量二倍以上に挑戦できる

2023-02-20 16:27:30 | モバイル機器
またモバイル系の話です。いい加減にしたいところですが、わたしの中でやはり少し熱い話なので・・・。と書いていて「マイブーム」って言葉がふと思い浮かびましたが、もう死語だな、これは。

先日契約したpovo2.0。これの特徴の一つに「ギガ活」ってのがありまして、AU Payを使って指定の店で買い物をすると300MBないし1GBもらえるというやつです。せっかくなので手続きだけでもしようか・・・。とやってみたのですが、これがあまりよろしくない。なによりAU Payってチャージ方式なのね。最初はてっきり「かんたん決済」でまとめてやってくれるものだとばかり思っていたのに。せっかく申し込んだから最低限のチャージだけやろうかと思うと最低は3000円と結構高額。おまけに近所に「ギガ活」対称店がコンビニのローソンくらいしかなく、かつわたしはそれほど頻繁にコンビニに行くわけでもない。夏場ならそこそこ行きますけど、買うのはたいがい飲み水だけだったりするので、300MBもらえる500円以上となると余計なものまで買う必要が出てしまいます。さらにもらえた300MBも消費期限はまだしも入力期限ありなので一か月くらいしかとっておけず、すぐ使えなくなってしまいます。うーん、絶対使わないってわけじゃないけど、正直チャージしてしまった3000円、使うのかなり時間かかりそうだなぁ。と気づいたところで妙にやる気がなくなってしまいました。わたしはなんだかんだでパケットなんてなくても128Kbpsでも普段ならそれほど不自由しないと思いますし、チャージした3000円だけ使ってやめようか、と思ったのですが、正確に使い切るのって無理だよなぁ。追加も3000円からですし、どうしても使い切るのなら3000円以上不足の通販とかで買い物してピッタリチャージするしかないでしょう。うーん、だったらギガ活関係なくAU Payの世界に甘んじるしかないか。今までなんちゃらPayって持ったことなかったからまぁいいか。
povo2.0をメインとしてガリガリ使おうという人なら「ギガ活」もいいんですが、わたしみたいに「とりあえず空いている端末に通信sim入れたい、その程度の動機なのでなるべく安く抑えたい」という人は「ギガ活」には手を出さない方がいいです。そういう人は普段使いは128Kbpsで十分でしょ。

一方、メイン回線のmineoも、便りにしていたタウンWiFiが悪い方向へリニューアル。今までなら
・スタンプが一回押されるごとに一回CMを見るたびに30P
・外のフリーWiFi接続時のスタンプが押されて3分以内なら45P
・mineo会員限定で、平日昼12~13時に家でもフリーでもWiFi接続なら60P
・回数制限なし
だったのが、
・フリーWiFiや家の区別なし
・一日(午前0時からカウント)のCM視聴のうち4回目まで45P、5~10回目は30P、それ以降15P
・mineo会員は平日12~13時はポイント2倍
・回数制限300回まで
となってしまいました。あちらの事情もあるのでしょうが、これによって得られるポイントが大幅に減ることになってしまいました。mineoだと60Pから二倍に変更になったため、12時になるまでCM視聴を行わず、ためておいて一気に10回見る、が一見よさそうです。これによって時間を外すと10回目まで視聴で360Pしかたまらないポイントを720Pにすることはできます。同じWiFiだと一度受信を始めてから3分経過してから繋げなおさないとスタンプもらえないんですが、自宅自営業なのをいいことに、わたしはうまく時間を利用して15回くらいはCM視聴してたんですよ。それだと今までなら900Pだったのが870Pどまりと逆転しちゃうんです。さらに一日中仕事で家から一歩も出られないので仕事が終わってから夜の散歩タイムなんですが、その際に今まではフリーWiFiのつながるところでポイントをためるのが楽しみで、ここでまた500Pくらい稼いでいたんでが、もう200Pもいくかどうか・・・で、一日1500P前後ためられたのがもう1000Pを超えるのがやっとくらい。しかもこれもうまくいった場合の話でしかなく、かつ11回目の以降の15Pって正直とためる気がしなくなるんですよねぇ。ああ、飛ばした18万Pがもったいなかった。

というわけで「ギガ活」も「ポイ活」ももう一つやる気が出なくなった本日、mineoが新サービスの追加を発表。「ゆずるね。」の20回をリニューアルする発表をしました。今までの20回はあまり使われなかった「プレミアム回線1DAYパス」。10回のカウントフリーと併用できないし、専用回線なのに肝心の昼間も大して速くなく(3Mbpsも出ませんでした。なのでわたしは「mineoは昼間は混んでいて遅い」ではなく「mineoは昼間は回線を絞っている」と考えています)、もらっても使わなかったのですが、新サービスはなんと翌月、今契約している「マイピタ」のパケット分がもらえるというもの。つまり翌月追加されるパケットが二倍になるのです。ただし、「1日0時現在契約しているコースでなければならない」「追加分は翌月の10日ごろ」と若干の制限はあります。が、これはすごい。1GBコースなら1GBしか追加されませんが、頑張れば20GBなら20GB追加できるということです。しかも、わたし当初は「一番容量の大きい契約だけがパケットをもらえる」のかと勘違いしていたのですが、スタッフブログを確認したところ、「どのアカウントでも同一eoIDの最大容量が追加される」らしいのです。つまり1GBと20GBの二つを持っていて両方とも「ゆずるね。」に20回成功すれば、両方とも20GBもらえるというふうにしか読めなかったのですが・・・。本気? というより正気? これを見た瞬間、わたしは来月から割引キャンペーン期間の3か月だけコースを「マイそくライト」から「マイピタ1GB」に変更する予定でしたが、即20GBに変更しました(笑)。3か月でやめる関係上、三か月目は無理ですし一か月目も3月1日からの「ゆずるね。」だと20回カウントできないのでこっちも無理ですが、前から「マイピタ」の1GBシングルは一か月目から、20GBの方も二か月目だけ十分行けるはず。つまり20GB×3か月で60GBなところを80GB入手可能で、1GBの方はもしかしたら43GBになって合わせて123GBになり、実質3か月間41Gになるのかも・・・というわけです。mineoは裏技ですが実質パケットを無限繰り越しすることが可能であり、失ったりためにくくなったポイントによるパケット追加を取り戻す絶好のチャンスです。もちろん無料のパケット放題Plusも併用してその回線ではパケットを使わないようにすることも忘れません。120GBもあればわたしの場合どう使っても一年~一年半は持つので、ポイント貯めにシャカリキになる必要もなくなります。本当にそうなるかわかりませんが、ちょっと楽しみ。

もう一つ目立つ新サービスが「夜間フリー」。夜間がパケットを消費せずに速度制限なしで使えるというもので、「ゆずるね。」10回成功の権利の「夜間フリー」と似ていますが、22時30分~7時30分と「ゆずるね。」より前後30分長いこと、有料であるがゆえに「マイそく(ライトおよびスーパーライトは不可)」で使うことも可能、あと「通信の最適化」が切れないという点が異なります。このために「ゆずるね。」の方は「深夜フリー」と名前を変え、かつ若干回線を絞ることにしたんですね。
うーん、でもオプションで990円かぁ。深夜フリーの使える「マイピタ」の人は基本契約しないとして、「マイそく」だと1.5Mbpsの990円+990円で1980円。「マイピタ」の10GBが1958円ですからこれより高くなってしまいます。「深夜フリー」が大きく速度を抑えられ、新「夜間フリー」との差が歴然ならむしろ「マイそく」+「夜間フリー」の方がいいかも知れませんが、そうでないのなら「マイピタ」の方が有利です。ただ、オプションなのでひょっとしたら使うときだけ契約してすぐ外せる日割りが有効かも知れません。以前「パケット放題Plus」を一週間だけ契約してやめたら日割りの利用料金で済んだことがありますし、ない話ではないです。例えば大型アップデートなどどうしても1.5Mbpsではうまくいかない時一日だけ契約する、という使い方もアリかも知れません。それが有効なら強力な武器ですが、ますます3Mbpsのプレミアムコースの意味がなくなっていくような気がします。ただ「通信の最適化」が切れないため、場合によっては落としたデータが不完全なものになる危険性は残りますので、そこは覚悟する必要があります。

世間で言われながらもなかなか「マイピタ」の料金を下げないうえにキャンペーンも他社と比べてイマイチため、一見すると割高に見えるmineo。さらに最近はちょっと改悪に近い改変を言い出したので少し愛着が弱っていて実は電話のMNPを考えていたのですが、やめました。期間限定ではなく常駐でこういうユニークなサービスを出してくるところが離れられない理由なんだよなぁ。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネトフリのガメラ新作は、残念アニメ

2023-01-30 11:50:59 | 特撮・モンスター映画
今年は山崎監督のゴジラが公開予定となっていますが、ほかにガメラの新作らしきものがネットフリックスで配信される、とも予告されていました。先ほどYouTubeにその予告編が上がっていましたが。



残念、特撮ではなくアニメ作品となっています。まぁしょうがないと言えばしょうがないのですが、正直怪獣ものと言ってもアニメだとやはりねぇ。まぁ仮に実写だったとしても特撮というより怪獣描写はCGばかりの作品になるでしょうから大して変わらないとも言えますけどね。
わたしはこの手の配信サービスは一切使っていないのでどうせすぐには見られませんし、配信を使う予定もないのでCSにでも回ってくるのを待つとしましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

mineo、夜間フリーサービスを縮小? 宣言

2023-01-23 22:37:40 | モバイル機器
前回あまりのガス代の高さに「電気の方がマシ」なことを書きましたが、その電気の方からも4月から大幅値上げ宣言が郵送されてきてまた大ショックを受けております。物価高騰、そして相次ぐ逃げられない公共料金の大幅値上げ、落ち込むところまで落ち込んだ不景気・・・。正直最近は店の帳簿のデータとにらめっこしながら「このペースだとあと何年店の営業やっていられるだろ」と考えるようにさえなってますよ。公共料金みたいに簡単に消費者に値上げを押し付けられる業界はいいなぁ・・・。もっとも経営の行き詰まりを感じるのが年単位なだけマシかも知れませんが。先月末に、わたしがたまにいく飲食店からチラシが郵送されてきまして「1月のメニューです。週替わりもやってますので是非いらしてください」とあったから先日行ってみたらつぶれてた、なんてこともありましたし。出資者の都合もあったらしいですが、こんな急に店をたたむこともあるくらい景気はどん底です。こんな状況で政府は恐ろしいことにどういう言い訳で増税するか、ばかり考えているみたいで・・・。日本つぶす気か? まぁ最高裁の判決すら閣議決定だけで覆せると思っているような人たちにとって直接口を利く機会の与えられない一般人の存在なんて数字の1の集まりくらいにしか考えてないんでしょうが、もっと明日に希望が持てるようにして欲しいものです。

と、猛烈な勢いで落ち込んでいる時になんか話が来ると、どうしてもマイナス方面で考えてしまいます。わたしが利用しているMVNOのmineoが、スタッフブログでこっそりとちょっとしたサービスの低下を発表しました。


記事内に
"ゆずるね。特典変更に関するお知らせ
ゆずるね。10回達成特典の夜間フリーについて、2023年3月1日より下記2点変更となります。
・名称を「夜間フリー」から「深夜フリー」に変更します(対象の時間帯に変更はありません)。
・深夜フリー適用時の通信速度について最大100Mbpsとなります。

こちらの変更は今後の新サービス提供に必要な対応となります。
"

とあります。「ゆずるね。」とはmineo独自のサービスで、契約方式のうち速度に制限はないいけれど使えるパケット量に制限のある、一般的な通信サービスと同様の「マイピタ」契約者のみが受けられるサービスで、専用アプリかWEBのマイページから「ゆずるね。」を宣言し、月~金曜日のパケット利用を抑えると「成功」となり、それを月間一定以上成功を繰り返すと特典がもらえる、というものです。目玉は10回成功した際の翌月の23時~7時の間(土日も含む)がパケットを消費せずに通信サービスを使うことができる、と夜間フリー。わたしはこれを必ず使えること前提に契約および利用しているようなもので、最近は単純なパケット量と料金のバランスだけみたら割高にみえるmineoの「マイピタ」から離れられないのは一つにはこれがあるからです。そのマイピタ名物のサービスが若干とは言え弱体化する・・・。これは心配せざるを得ません。まず名称変更はまぁいいでしょう。問題は最大速度100Mbpsです。
とはいえ、わたしの環境では4G接続で100Mbpsも出ることはありません。わたしの近辺はドコモ接続では通常バンドは1しか使えないこともあって出せてもせいぜい40Mbps程度で、ヘタすればプラチナバンドの28の方が速いくらいです。東名神だとバンド1より高速らしいバンド3が使えるのでもっと速度が出るかも知れませんが・・・。なので「MVNOなのにこんなに高速!」みたいな記事があってもバンドや地区が書かれていないもの信用していません。東京近郊でバンド3で測ったものなんて参考にもなりゃしません。話はそれましたが、それはあくまで4Gの話。5Gに繋がってかつうまくいけば最大でギリギリ100Mbpsに届くかも知れない、くらい速度は上がります。計測で超えたことはないですけど。もっともmineoのモバイル通信で高画質サブスク動画配信サービスとか全くやる気ないですしモバイルノートパソコンのブラウザが使えればいいだけなのでわたしの体感速度でいえば100Mbpsだろうが10Mbpsだろうが大して違いはありません。4Mbps以上出れば十分快適だと思ってますし、なんなら1.5Mbpsでもまぁ使えると思えるくらいです。1Mbps以下だとちょっとイライラしますけどね。
なのでこの宣言を文字通り「100Mbps以上でた場合それ以上でないように押さえます」くらいなら別に問題はないと思ってます。ですが、この宣言がそうではなく、夜間フリー改め深夜フリー自体の帯域を抑え、フリー以外で使っている人のための帯域優先にするとしたら・・・。実際には体感でわかるほどの速度低下が起こってもおかしくはありません。例えば最大100Mbpsに抑えた帯域に100人入れられ、全員一斉にアクセスしたら一人1Mbps出るか出ないか、になってしまいますから。
あり得ない話ではないと思っていますが、ただ最近のmineoはむしろ帯域が解放されているのか、速度は上がっているんです。数年前は夜間フリー時は20Mbps出ませんでしたからねぇ。パケット量の月間制限がない代わりに速度が抑えられる「マイそく」をリリース以後、徐々に速度があがったように思います。「マイそく」はヘビーに使う人に割り当てる帯域を抑えるのも目的の一つだったでしょうから(もちろん利用者も得をする面もあるいわばウィンウィンな方式)。なのに「マイピタ」を抑えてまで深夜帯の帯域確保を優先するか・・・? というのは少し疑問が残ります。なんなら5G利用中では深夜フリーは使えないとかでもいいかも知れないですし~5G利用は無料だし簡単に無効に契約変更できますから。新サービスのためといいますけど、なんか要らないサービスを考えているのかも知れません。通信最適化導入をバレるまで黙っていた時みたいにたまに余計なことしますからねぇ、mineoは。

と、気分がマイナスな時にマイナスを予感させる発表があったことでまたちょっと滅入っています。今年は経営が黒字に、せめて来年以降に希望が持てる経営になりますように。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

mineo、1GBシングルタイプでのパケット放題Plus受付終了宣言

2022-10-19 19:02:55 | モバイル機器
わたしが使っているMVNOサービスのmineo。mineoアプリに「シングルタイプ一部コースにおける「パケット放題Plus」の新規申込終了について」という通知があり、2022年11月28日をもって、シングルタイプの3GB/1GB/500MB/お試し200MBにおけるパケット放題Plusの申し込みが出来なくなる、と書かれていました。
まず3GBと500MBは現在受付を終了しており、従来プランをそのまま使っている人しかいないため、新サービスの適用外になるのは分かりますし、お試し200MBプランもこれまたパケット放題Plusを組み合わせるとお得過ぎますのでこれも分かります。問題は現行バリバリで廃止予定のない1GBプランの受付の終了です。
パケット放題Plusとはmineoのプランのうち利用可能量で料金が決まる一般的な通信契約の「マイピタ」の専用オプションで、パケットを消費しない節約モードでの速度を通常の200Kbpsから1.5Mbpsまで上げるものです。似たようなサービスに常時最大1.5Mbpsになる「マイそく」スタンダードコースがありますが、あちらとの違いとして
・パケットを消費する高速通信の選択も可能
・月~金曜日の12時~13時台の速度制限がない(ただし、1.5Mbpsも出ないことが多い)
・「ゆずるね」によるパケットの追加や夜間カウントフリータイムが使える
・混んでいる場合は「パケット放題Plus」の方が優先されるためか、表示速度が少し速い
・「通信の最適化」の名のもと入る再圧縮の有効・無効を選べる
があります。その分「マイそく」の方が安いわけですが。
モバイルルーターに「パケット放題Plus」契約のSIMを入れてほとんど自宅回線として使っている、という人は少なからずいると思います。据え置き型もありますし、昼間は速度制限状態で、深夜のみフル速度で、という使い方は結構便利ですからね。そういう使い方専用ならむしろ基本パケット量は1GBで十分ですし、電話も要らないので1GB+パケット放題Plusは有能かと思います。その受付を終了してしまいますか。これはmineoには珍しい改悪。そうなると1GBのシングルプランの意義が薄れてしまいます。「タウンWiFi」を使ってパケットを貯めたりして少しずつ使うやり方もありますが・・・。新規受付終了なだけでなく、代わりのものを1GBプランには用意してほしいものです。価格を冴えるとか・・・。
なお、パケット放題Plusが使えなくなるのはあくまでシングルプランのみで、通話にも使えるデュアルプランは1GBであっても11月28日を過ぎても今まで通りパケット放題Plusを申し込むことが出来ます。なお、mineoは低用量コースほどシングルプランとデュアルプランの価格差が大きいので、デュアルプランでルーターに入れて使うのはあまりお得ではないかなと。そこまでするのなら10GBのシングルプランに無料でパケット放題Plusを付けた方が良いかと思います。ほとんど差はありませんし。
デュアル1GB(1298円)+パケ放題(385円)+雑費3円‘=1686円
シングル10GB(1705円)+パケ放題(無料)+雑費3円=1708円
ただ10GBも入るとなると中容量目当ての人の人にとってパケット放題Plusはあまり意味がないオプションになってしまうんですよねぇ。利用者によってはかなりの値上げになってしまうのが残念です。むしろ5GBコースの有料パケット放題こそ意味がほとんどない(やっぱり10GBコースとほとんど価格差がない)ので、シングルプランのパケット放題Plusは有料オプション全部廃止、とかの方が納得がいくのに。
多分「マイそく」を含めて中低速プランが好評なのでなにかしらキャパが厳しくなってきたのでこうした変更をしたのでしょう。すでに申し込んでいる人は契約の変更をしない限りいきなり使えなくなる、ということもなく継続して使えるので安心ですが、選択肢が一つなくなったうえ上位互換プランがないという点でどう見ても改悪なのは残念。そのうちシングルプラン1GBコース自体新規受付できなくなるかもしれません。

追記:
mineoのスタッフブログにこの件に関する記事が載っていました。


どうやらパケット放題Plus目当てに新規加入したユーザーの中の少なくない人が1GBコースとのセット価格で「使い倒す」ほど使っているため、「このままだとすべてのコースでの新規申込停止/サービスの値上げ/サービス自体の終了ということにもなりかね」ないのでやむを得ず、とのことです。利用者からするとmineoの1GBシングルコースはある意味最強のコースであるため、今後パケット放題Plusを自由に追加できなくなることは非常に残念ではありますが、サービス終了よりはマシですね。わたしも本編中に「据え置きルーターに入れて自宅回線として使う人もいる」と書きましたが、あまりやるべきではないですね。あくまで家には有線を引き、使う時だけ使う、にとどめるのがベストだと思います。「混雑時間帯以外であればたくさん使っていただいて構いません」とのことですので、そういう判断をしているだけでも改悪はあっても良心的なほうかと。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最強タッグによる最強作品 「モンスター・ア・ゴー・ゴー」

2022-07-29 12:37:59 | 特撮・モンスター映画
所謂B級のクラシック映画を愛するわたしですが、そもそもの出発点が「海外製の怪獣映画が見たい」からだったので、DVDを買いあさる作品は怪獣の登場するSF系か怪物の出てくるホラー系を見るのがほとんどです。その一方でB級分野はSFやホラーばかりではありません。代表的なのはスプラッター映画でしょうか。怖いもの見たさで見るという点でホラーに近いので、ホラーでスプラッターという映画ももちろんあります。そういう作品は見るのですが、人間が人間を襲うスプラッター映画というのは趣味に合わないため、特に見ないで人生を歩んできました。
そのスプラッター映画の第一人者、と言われる映画監督がハーシェル・ゴードン・ルイス。一説によるとこの人の作品「血の祝祭日」が最初のスプラッター映画だそうで、同監督がこの後も同様の過激で残酷な表現の映画を撮り続けたことでスプラッター映画という分野が確立した、と言っても過言ではありません。ただ、残酷表現以外の演出能力となるとちょっと疑問符をつけたくなる人ではありますが。今回の主目的映画以外に「せっかくだし得意分野も見ておくか」と、「悪魔のかつら屋」という映画も買って取り寄せたんです。


 
序盤からいきなりすごい! 貸し部屋を求めてそのオーナーが経営しているかつら屋を訪ねてきた女子学生。彼女は奥の部屋に閉じ込められると中にいた男(ゲーム「クロックタワー」のシザーマンを連想させます)に襲われ、ナイフで頭の生皮をはがされていくのです。女子学生は恐ろしさとナイフで皮をはがされる痛みで悲鳴を上げ続けますがやがて力尽き、グッタリとします。ここで普通の演出なら被害者は目をつむってしまうところですが、本作では白目をむいて動かなくなる演出が取られています。しかもそのままカットは割と長く続き、ナイフで皮をはがされる間、女学生(すなわち演じた女優さん)はずっと白目をむいたままでいるのです! よく見ると多少動いていますが、これはまだ完全に死んでおらず、痙攣しているためと解釈できるので不自然ではありません。すごいこだわりです。しかも余計な血が大量に噴き出したりしない、現代の目から見てもかなり生々しい、嫌悪感を持てるほどの残酷シーンが展開するあたり、監督がこのシーンに並々ならぬ執念を持って演出しているのが分かります。そして皮を剥いだ後の驚愕! タイトルが入るのです。なんとこれだけすごいことをやらせていながらまだアバンタイトルでしかなかったのです! 前置きなんだからギャーとか悲鳴上げさせるだけのイメージ演出とかで謎っぽくしておいて中盤に入ってからスプラッターでいいじゃん! とわたしなんかは思うのですが・・・。しかもそのアバンが明らかに本作のピーク。そのあともスプラッターシーンはあるのですが、序盤のアレと比べると描写に対するこだわりもそれほどでなく、見劣りする上に演出はワンパターンで、ガッカリさせられたまま映画は終わってしまいました。これ一本で監督の実力を計るのは乱暴ですが、拘ればすごい画を作ることが出来る反面、一度作品の空気を決めてしまうと引き出しが少なくなるタイプの監督さんと言う感じがします。

そのルイス監督が珍しくスプラッター描写のない、SF系モンスター映画に挑んだのが「モンスター・ア・ゴー・ゴー」です。ただし、ルイス監督が全部撮った作品ではありません。別の監督が撮影したはいいものの完成できずに頓挫したフィルムを買い取って無理やり完成させて上映した作品です。わたしの持っている昔の資料ではもとの監督に関する情報はありませんでしたが、今回のDVDのパッケージによるとその監督はなんとビル・リベイン! と書いてもまぁわかる人はいませんが、ダメB級映画ファンなら知っている最低巨大怪獣映画の一角「ジャイアントスパイダー大襲来」の監督です。この手の情報はたまに間違っているので本当かどうかはわかりませんが。
 
もし本当だとしたら、「モンスター・ア・ゴー・ゴー」はあの「ジャイアントスパイダー大襲来」をも完成させたビル・リベイン監督が放り出した撮りかけをスプラッターを封じたハーシェル・ゴードン・ルイス監督がつないで完成させた作品ということになります。

 どう考えても絶対面白くなるわけがありません!!!!!

というわけで取り寄せてみました。パッケージには作中に登場するモンスター、と言っても人間の顔にやけどか何からしいアバタを付けただけのものですが、それがデンと書かれています。ポスターとかの流用でないのは残念。本作のポスターには「この映画は宇宙開発を50年遅らせる -N.A.S.A.-」というものすごいハッタリコメントが書かれてるのでそれ採用してほしかったですね。なお、パッケージサイドには「H.G.ルイス監督作品」との表記が・・・。これ、わざとやってるんだろうけど紛らわしいなぁ。H.G.なんちゃらと言えばSF界の巨匠H.G.ウェルズを連想する人がたくさんいるでしょうし、間違ってもそういう古典的SF映画を探してショップをうろうろしている人にこの映画を買わせちゃいけません。
B級SF映画と言えばまず冒頭に壮大なストーリーを語るナレーションや字幕から入るのが定番。本作もその例に一切もれないのですが、他の作品と違うのは冒頭やラストだけでなく、作品の途中にも、「運命と歴史には"もしも"は通用しない」のようなやたら大げさな表現のナレーション(声は監督のH.G.ルイス本人らしい)が入ること。これはストーリーを展開する十分な画が用意されていないので、ナレーションを補填する形で本編が展開するからです。内容は、宇宙から帰還したパイロットが怪物化していた、という「原子人間」や「宇宙の怪人」と同じパターンで、料理の仕方によってはいくらでも面白くなる題材なのですが・・・。
本作では「悪魔のかつら屋」では用いられなかったイメージ演出が多様されています。登場人物のセリフやリアクションから、間違いなくその場や近くにモンスターは存在しているのですが、画面には全く映りません。というよりモンスターの顔が出てくるのはたったの2か所・3カットしかないのです。前任者がほとんど撮らなかったからなのでしょうが、それくらいならモンスター登場シーンは全部取り直してカットのつなぎ方でごまかせばいいのに・・・。お金かけたくなかったんだろうなぁ。

Youtubeで見つけた予告編。ここの12秒や52秒辺りでモンスターの顔出しシーンがありますが、本DVDではそれらしき存在が姿を見せかけるところまでしか入っていません。ひょっとしたらこのDVD、ただでさえ少ないモンスター登場シーンをさらにカットしてあるのかも知れません。なお、DVDには予告編は収録されていません。

そういうわけで本作には特撮の類はほとんど使われていません。オープニングとエンディングの二重露出によるイメージ合成以外はモンスターの顔のアバタの特殊メイクがほぼ唯一の特撮の利用と言っていいものですが、2度目の登場シーンではそのアバタすらない・・・。ひょっとしたらこっちは後に似た人を使って撮った撮り足し?なのかも知れません。
そして驚愕のラスト! もう映画で絶対やっちゃいけないことを全部やってる、としか表現できないオチで、この恐ろしさはおそらく唯一無二のものでしょう。例によって「科学とSFの堺を曖昧にする謎の神秘の力がこの宇宙には存在する あなたはその目でその事実を目撃した」なんてわけのわからないナレーションで説明していますが、それでごまかせるとでも・・・。いや、そこまでの展開を考えたらすごいクライマックスになるほうがおかしいので、これでよかったのでしょう。少なくとも脱力はあっても「大怪獣のあとしまつ」のように怒りを覚えることはありませんでしたし。

存在自体が奇跡のような「モンスター・ア・ゴー・ゴー」。ちなみにタイトルにある"ゴー・ゴー"とは当時流行っていたらしいクネクネする踊りからとったらしく、ストーリー上特に意味もなくその手のシーンがあります。多分このタイトルにするために撮り足ししたものでしょう。史上最低の映画と言えば「死霊の盆踊り」や「プラン9 フロム アウタースペース」「魔の巣」ばかり上げられますが、わたしの見る限り「モンスター・ア・ゴー・ゴー」の方が最低度は上です。なんせ仮にも一ジャンルの開拓者の監督作品なんですから。なので最低映画の一角を入手できることに快感を覚える趣味の人か、スプラッター映画の始祖H.G.ルイス監督作品ならなんでも手元に置いておきたいという人以外は手を出すべきではないでしょう。

 


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする