内容が注目されながらまさかの車載・モバイル向けばかりという内容のVHF波利用。そのVHF波のうち"V-Low"と呼ばれる旧1~3chを利用する帯域を利用した放送は、その名も「i-dio」と言うそうですが、このサービスは東京・大阪・福岡ですでに始まっているようです。なお、i-dioではこの3地区に在住する方を対象に5万人のモニターを募集しています。提供されるのはスマートフォンへの仲介役となるチューナーですが、後日発売されるらしいチューナー内蔵スマートフォンに買い替えたりチューナーを買い増ししてまでV-Low放送を見たいとは思わずとも多少は興味はあるという方、応募してみてはいかがでしょうか。
新放送サービス i-dio Wi-Fi Tuner 無料モニター50,000名様募集(福岡・東京・大阪)
2月末までなのでまだ間に合うと思います。
そしてこの放送、最終的には全国で行うと決まっており、現在総務省で東海および北陸での業務参入希望者を募っています。
まぁそれはいいんですが、なんとなく行き当たりばったり感はぬぐえません。何より全国で開始するサービスをまず東京と大阪から、というのはいつもの流れなので特になんとも思いませんが、東海・中京地区が最初のサービス開始地区から外されていた、というのはちょっと解せないんです。普通は入りますし。ひょっとしたら参入希望者が見つからず、後回しになっただけでは・・・。なんて考えてしまいます。今回はたとえ希望業者がなくてもどこかに無理やり押し付けるでしょうけど。
素人考えですけど、どう見てもi-dioって成功しそうにないですよね。先行していた同じくVHF波を使った放送サービス「モバキャス(NOTTVというメインコンテンツしか覚えてもらえなかったアレ)」はドコモがやっていたにも関わらずすでに撤退が決まっていますし、i-dioのサイトを見ても中身はモバキャスのそれにも及んでいるとは思えず、これで人が集まるのか?としか思えません。
なによりモバイルとリアルタイム放送は相性が悪い、と思っています。モバイル機器を持ち歩いているということは、何かしら外へ出る用事があるということです。そんな状況でリアルタイムの放送とか誰もみませんよ。モバイル機器に対して求められるのは、どの空き時間を使ってもよくてかつ短時間で消化できる軽いコンテンツです。むしろリアルタイム視聴に都合がいいのは、テレビはもちろんですがPCの方がはるかに相性がいいはずです。ある程度どっしりと座っている状態ですし、画面も大きいから「ながら」もしやすい。少なくともスマートフォンより放送受信向きだと思いますが、こちらをターゲットにした放送になる様子はありません。日本のコンテンツ業界はユーザーがPCを使って閲覧するのが大嫌いですから、かみ合いようがないんですけどね。それにどうしてもモバイルを受信機とした放送にしなければならないと用途検討の当時決められていたのは、VHF波は地上波ですので間違っても映像の絶対王者でなければならない地上デジタル放送の顧客を奪うような放送内容になりかねないものを導入することはできないという大前提があったからでしょう。
もうそんなことを言っていられる状態でもないのは確か。あの時とは市場の状況は違いますし、今のままではテレビは衰えるだけ。なのにUHDTVを普及させなければならないという大問題が存在します。そのためにはUHDTVは地上波で放送するしかありません。それがテレビのデジタル化というテレビ界変革最大のチャンスをつぶし、従来通りの体制をキープすることに全力を費やしたことによる当然の結果です。単純に考えたらVHF波をそれに充てれば・・・と素人ならみな考えるところですが、どうもできそうにないのです。わたしは知らなかったのですが、VHF波のうちモバキャスに割り振られていた「V-High」とは旧10~12chの帯域のみのことであり、4~9(あるいは10)にあたる広い帯域は、なんと警察・消防の自営通信に利用されると決まっていたのです。ど真ん中の一番広い部分を民間の経営する放送でなく、別の公共機関に利用させることが決まっているのですから、こりゃ広帯域放送を地上波でできるわけありませんね。もっとも現在実際に利用されているかどうかは知りませんし、このことが書いてある「V-Lowマルチメディア放送」の公式サイトの文章もだいぶ前に書かれたものとしか思えませんので、今でも同じかどうかは分かりませんが、一度使わせるといった以上、簡単に回収できるとは思えないなぁ、なにせ親方日の丸の威光が通用しない同じ穴の狢が相手ですから。
まぁ「録画はさせない」を要綱に組み込もうとしているUHDTVの普及に失敗し、世界に売り込むことができなくなろうが敵視されているわたしら趣味人の知ったことではありません。それにV-Low波は半分独立してますからあまりそっちと関係ないですしね。i-dioもひょっとしたらワンセグ(もはや誰も覚えていない(笑))のようにPCでも少しは使えるようになるかも知れませんし・・・。使えるようになってもPCならインターネット経由の動画配信や音楽配信を利用した方がいいからやっぱり誰も使わないですね、失礼。
新放送サービス i-dio Wi-Fi Tuner 無料モニター50,000名様募集(福岡・東京・大阪)
2月末までなのでまだ間に合うと思います。
そしてこの放送、最終的には全国で行うと決まっており、現在総務省で東海および北陸での業務参入希望者を募っています。
まぁそれはいいんですが、なんとなく行き当たりばったり感はぬぐえません。何より全国で開始するサービスをまず東京と大阪から、というのはいつもの流れなので特になんとも思いませんが、東海・中京地区が最初のサービス開始地区から外されていた、というのはちょっと解せないんです。普通は入りますし。ひょっとしたら参入希望者が見つからず、後回しになっただけでは・・・。なんて考えてしまいます。今回はたとえ希望業者がなくてもどこかに無理やり押し付けるでしょうけど。
素人考えですけど、どう見てもi-dioって成功しそうにないですよね。先行していた同じくVHF波を使った放送サービス「モバキャス(NOTTVというメインコンテンツしか覚えてもらえなかったアレ)」はドコモがやっていたにも関わらずすでに撤退が決まっていますし、i-dioのサイトを見ても中身はモバキャスのそれにも及んでいるとは思えず、これで人が集まるのか?としか思えません。
なによりモバイルとリアルタイム放送は相性が悪い、と思っています。モバイル機器を持ち歩いているということは、何かしら外へ出る用事があるということです。そんな状況でリアルタイムの放送とか誰もみませんよ。モバイル機器に対して求められるのは、どの空き時間を使ってもよくてかつ短時間で消化できる軽いコンテンツです。むしろリアルタイム視聴に都合がいいのは、テレビはもちろんですがPCの方がはるかに相性がいいはずです。ある程度どっしりと座っている状態ですし、画面も大きいから「ながら」もしやすい。少なくともスマートフォンより放送受信向きだと思いますが、こちらをターゲットにした放送になる様子はありません。日本のコンテンツ業界はユーザーがPCを使って閲覧するのが大嫌いですから、かみ合いようがないんですけどね。それにどうしてもモバイルを受信機とした放送にしなければならないと用途検討の当時決められていたのは、VHF波は地上波ですので間違っても映像の絶対王者でなければならない地上デジタル放送の顧客を奪うような放送内容になりかねないものを導入することはできないという大前提があったからでしょう。
もうそんなことを言っていられる状態でもないのは確か。あの時とは市場の状況は違いますし、今のままではテレビは衰えるだけ。なのにUHDTVを普及させなければならないという大問題が存在します。そのためにはUHDTVは地上波で放送するしかありません。それがテレビのデジタル化というテレビ界変革最大のチャンスをつぶし、従来通りの体制をキープすることに全力を費やしたことによる当然の結果です。単純に考えたらVHF波をそれに充てれば・・・と素人ならみな考えるところですが、どうもできそうにないのです。わたしは知らなかったのですが、VHF波のうちモバキャスに割り振られていた「V-High」とは旧10~12chの帯域のみのことであり、4~9(あるいは10)にあたる広い帯域は、なんと警察・消防の自営通信に利用されると決まっていたのです。ど真ん中の一番広い部分を民間の経営する放送でなく、別の公共機関に利用させることが決まっているのですから、こりゃ広帯域放送を地上波でできるわけありませんね。もっとも現在実際に利用されているかどうかは知りませんし、このことが書いてある「V-Lowマルチメディア放送」の公式サイトの文章もだいぶ前に書かれたものとしか思えませんので、今でも同じかどうかは分かりませんが、一度使わせるといった以上、簡単に回収できるとは思えないなぁ、なにせ親方日の丸の威光が通用しない同じ穴の狢が相手ですから。
まぁ「録画はさせない」を要綱に組み込もうとしているUHDTVの普及に失敗し、世界に売り込むことができなくなろうが敵視されているわたしら趣味人の知ったことではありません。それにV-Low波は半分独立してますからあまりそっちと関係ないですしね。i-dioもひょっとしたらワンセグ(もはや誰も覚えていない(笑))のようにPCでも少しは使えるようになるかも知れませんし・・・。使えるようになってもPCならインターネット経由の動画配信や音楽配信を利用した方がいいからやっぱり誰も使わないですね、失礼。
FM放送の番組内での告知では既に2万台ほど配っているとか。イベント時などに2000~3000ほど準備してバラまいてることもあるらしく、多分意味わからずに受け取って、ポイ捨てしてる人も多そうだなぁと…。どうなることやらです。
USENのようにスマホ向けサービスを行ってほしいですが
i-dioの公式サイト見て記事にしましょうね
いい加減なことを書ける神経がわかりません
この管理人にしろコメントを書く人も思い込みの激しい人だこと
>このサービスは東京・大阪・福岡ですでに始まっているようです。
まだ始まっていない
>後日発売されるらしいチューナー内蔵スマートフォンに買
去年発売しています
Unknown (MGF) 2016-01-29 17:36:57
>FM放送の番組内での告知では既に2万台ほど配っているとか。イベント時などに2000~3000ほど準備してバラまいてることもあるらしく、
これ書いた人の妄想で根拠ないでしょう
本放送前には、試験放送っていう物が付きものですぞ。
去年から既に流してるそうですよ。
まだモニター受け付けてましたか。書いたはいいが実はもう定員に達していたとかいう事態があるかも・・・とか思って今他のですが、良かったです。
>岡本さん
一定の期間は複数のサービスが併存しますが、いずれ淘汰・・・がこの世界のおきてですからね。ただしぶとく残るかも知れません。
>2016-01-30 06:14:05さん
一部に不正確な部分があったようですが、本筋では間違ってないので。あと、非難の対象はわたしだけにしておいてくださいな。
>2016-01-30 12:15:01さん
情報感謝です。試験放送もしてなければそもそもモニター募集すらできませんからね。
サンプリング周波数
TS ONE
・2017年 96kHz ・・・ AAC 256~320kbps か DTS Headphone:X
・2016年 48kHz ・・・ AAC 256~320kbps か DTS Headphone:X
■参考
Radiko 48kHz ・・・ HE-AAC 48kbps
ワンセグ 48kHz ・・・ HE-AAC 64kbps
地デジ 48kHz ・・・ AAC-LC 144~256 kbps(ステレオ時)。
CD音質 44.1kHz ・・・ PCM(非圧縮) 1411kbps
ただ、ダウンロードで、さらに高品質のハイレゾ音源が普通に聴けるのに、AACで最高音質と言われてもねえ。が感想です。
放送ですから、単体の有料ソフトに数字上の見劣りがするのは仕方ない話でしょう。それでも、現状のどの放送よりも高音質が期待できるというだけで素晴らしいことだと思います。あとは予約録画・録音もできれば・・・それは言わない約束ですか。
「普通」には聴けないでしょうw
ダウンロードのハイレゾは高い金を出して買わないといけない
そもそもそれはパッケージメディアであって、V-Lowはラジオ放送だから根本的に別物でしょ?
ブルーレイディスクが高画質高音質なのに、なんで地デジTVがあるんだ?っていってるようなもの
ラジオではCDの放送だけでなく、トーク番組やパッケージ化しない(出来ない)コンサートの音源も存在してるので無駄ではない
もしNHKが加入してFMを流してくれるなら、僕も聴いてみたい
ただAACより最新のMAQの方が良かったな
MAQだと256kbps位でもCDの音声をロスレスで圧縮出来るそうなのでまさにCD並の高音質といえる(厳密にいえばデコードが存在するので同じ音にはならないだろうけど)
放送のフォーマットは実績があって、ある程度技術が枯れていて初めて採用される傾向がありますので、まぁAACで妥当だと思います。