録画人間の末路 -

人は記録をしながらじゃないと生きていけない

このブログは

このブログは、PCでテレビ番組を快適に録画し、自由な形で好きなように活用するための実験結果報告をメインとしたものです。ですが、その自由を奪い、不自由を売りつけて無制限の利権を得ようとするものたちが、現在のテレビ界では勢力争いをしています。そういう連中とは断固戦い続けます。それが、ここのテーマです。
2011年7月24日まで続けることを目標にしていましたが、2011年いっぱいまで延期いたします。 ・・・の、予定でしたが、衛星放送の行く末が気になりますので、それまでは続けます。ああ、意志薄弱。



特殊なコンテンツ
・SpursEngine H.264エンコーダ 実験プログラムサポート&他ソフト紹介ページ
Lalfさんが作られている、SpursEngineで使えるエンコードソフトのリンク先の紹介などをしています。CUI版とAviUtlのプラグインの二種類があります。 また、それ以外に同じくLalfさんの作られたCodecSys Personal向け参照AVI、ravi2や、BOさんの開発されたLinux用HD PVRコントロールソフトのリンクもおいています。

※10/07/01 se_h264enc_auo ver 0.09、se_mpeg2enc_auo ver 0.05、Seche Technical Preview2 リリース

・スカパー!e2 各チャンネル解像度・ビットレート一覧表
独自の調査による、スカパー!e2とBSデジタル放送の解像度とビットレートの一覧表です。多少の間違いはご了承ください。

・意外とある、デジタル放送録画可能キャプチャーボード・ユニット
外部入力を用いて、デジタル放送のチューナーやレコーダーから出力される番組を、自由に扱える形式で録画可能なPC用のキャプチャーボードおよび外部ユニットの情報を集めたものです。

Pokémon GOは今だからこそできるサービス

2016-07-22 23:46:09 | モバイル機器
2~3日前から右を見ても左を見てもPokemonGO一色であります。歩きスマホにならないよう、政府が通知を出したとか、原子力規制委員会が熱中したプレイヤーが敷地内に入らないよう、施設の警戒強化を求める文書を送ったとか、登場前の時点でこれなんのジョーク集!? と言いたくなるようなバカ騒ぎ状態であります。実際どの程度の人がダウンロードして始めたのかは知りませんが、あれだけ騒がれていては宣伝効果を生まないわけがなく、相当数のダウンロードが行われたと思われます。そういえば商標使いたくないのか、マスコミはそろえたように「ポケモンGO」とカタカナ混じりで表記してますが、公式には「Pokémon GO「」のようです。どっちにしても「ポケットモンスター」というオリジナルのゲーム名を使わず、海外仕様に合わせる名を使うのは寂しく感じます。

わたしは子供とかいないのですが、一部では「子供にスマホ強請られる理由になる」と戦々恐々している人も多いかも知れませんね。今は小学生は(タテマエ上)プレイさせてもらえないようですし、最後には子供以上に大人がやるゲームになりそうな予感はしますが、本来のターゲットは子供でしょうし。わたしの友人に「小学生のうちは電話はまだいらないだろう」と代わりにAndroidのタブレットを持たせている人がいます。その機種はWiFi専用機で電話機能がないうえにSIMを内蔵することもできないため、基本的に家でしか使えないだろうと考えたからです。仮に自分ひとりで使い方を調べ、他のWiFiにつなげる方法をマスターしていたとしても、そう簡単に他人に自分の家のWiFiのパスワードを教える家などないでしょうから、実質家でしか使えないと同じですからね。ですが、Pokémon GOはGPS機能を必須とするため、低性能のタブレットでは家ですら使えません。噂を調べるたび、外で使いたくなるでしょうし、結局のところ、子供が興味を覚えたらスマートフォンを買ってやるしかない、そんな家庭も多いかも知れないですね。子供社会の実情は知らないのですが、もう小学生のうちからスマートフォン当たり前になりそうです。
ですが、今なら必要以上にお金のかかるキャリア契約をする必要はないですね。ゲーム用なら格安SIMことMVNOで十分です。通話なしの通信専用契約なら料金も抑えられるうえ、長電話なども(いまどきの子がやるかどうか知らないのですが)控えさせられます。何なら200Kbpsなどしかでない制限モードの使える契約で一番安いものでも十分じゃないでしょうか。たいていのゲームは200Kbpsでも大きな問題はでないはずですし、逆にその速度で支障が出るような使い方の抑制にもなります。大手キャリアではなかなかそういう使い方はさせてくれません。
わたしの弟は、MVNOという概念が出始めたころから格安SIMサービスに手を出していました。そのころはWiMAXが完全無制限で存在していたのでわたしはこちらを薦めたのですが、WiMAXは建物の中や地方の出先でつながり難いことがあるため、速度や容量の制限はあってもドコモ回線の使えるMVNOの方がいいんだとか。そんな弟ですが、割と最近まではそのMVNOからドコモの純正接続のルーターに乗り換えていました。各種割引を使えばMVNOとほとんど料金が変わらず、容量を十分使えてかつMVNO特有の速度低下もないといういいところどりの契約ができたからだそうです。ところが利用していた割引制度の廃止などいろいろあってその割引を維持した状態での更新ができなくなり、半分以下の容量にするか二倍以上の値段を払うかになってしまいました。迷わずに再びドコモに見切りをつけ、MVNOに戻ったのだとか。ベンチマークでは大きな差のあるドコモとMVNOですが体感上の差は「昼の12時過ぎは確実に遅いとわかるけど、あとは前と変わらず普通に使える」とのことです。結局使うのはモバイル機ですしやることも据え置きのPCほど大がかりなことをやるわけではありませんから、一定以上の速度が出ていれば十分みたいです。それに本当に高速が必要なことをやれば、あっという間に容量が限界に達しますから全然意味わけですし。そう考えると、以前のWiMAXってのは本当に素晴らしいサービスでした。こういうデジタル系が趣味なせいか「昔はよかった」って現状否定することまずないんですが、WiMAXだけは別ですね。今からでも全盛期と同等の価格とつながり方さえ維持できるのならわたしは今からでもWiMAXに戻りますよ。もちろん現行の2+は全然ダメです、実行速度はどうあれ3日制限が存在するというだけで対象外です。

ちょっと前に「スマホの値段を下げろ」ってキャリアを名指しにして政府が通達を出しましたけど、結局どうなったんでしょうか。料金がちょっと下がっただけでお得感のないプランを用意しただけのところもあったようですし、プランが増えたことで割引が廃止されたりして、全体的にむしろ必要な金額は上がっているようにも感じているのですが、どんなものなんでしょう。そんなものしか選べなかった時代にPokémon GOみたいなサービスが始まっていたらたまったものじゃないですね。任天堂がスマートフォン向けゲームに手を出さなかったのはMVNOのようなサービスが普通になるのを待っていたから・・・なんてのは考え過ぎでしょうかね。
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ゴジラ全映画DVDコレクターズBOX創刊

2016-07-18 20:40:33 | 特撮・モンスター映画
4Kリマスター版~と、言ってもそれを2Kの、それも1440x1080にダウンコンバートしたもの~の「キングコング対ゴジラ」が日本映画専門チャンネルで放送されていたので録画視聴しました。今までの「キングコング対ゴジラ」はすべて別のポジやネガを継ぎ接ぎした復元版ばかりだったので、途中でどの場面で画面の色が変わったりブレたりするか体がある程度覚えていたので、そこで色味が変わらないことに、普通は感動するのでしょうがわたしの場合はかえって困惑。むしろ集中して見ればわずかながらブレが感じられる箇所を見つけた時の方がかえって安心できたりしてます。映像よりもリスペアされた音が良かったなぁ。ウチのPCのしょぼいスピーカーでもさらに外から聞こえてくるような音の色狩り、過去のバージョンに感じたBGMとセリフや効果音の剥離がほとんど感じられず、やっと一つの同じ映画を構成する音の仲間、として感じ取れたのが今回最大の好感触でした。
それにしても、これだけのリマスターが可能なマスターが存在するのなら、なんでBDでは米国版のネガやDVDからのアップコンバートで補填した版を発売したのでしょうか。一説によるとBD化しようとしたらまた以前同様、"チャンピオン祭り"用短縮版を作るときに切ってしまったオリジナルネガを紛失したのでやむを得ず・・・ということなのですが、ちゃんと存在したことは今回の4K化で証明されました。ゴジラのBD化は一度中断され、2年前のアメリカ版に合わせる形でやっとシリーズ化が再開されたのですが、結局「キングコング対ゴジラ」はそうした不完全なものしか発売されなかったわけです。4K化できるネガがあるのなら、その不完全版を買った購入者は損した、と言っても言い過ぎではないでしょう。「もうオリジナルネガは今度こそなくなった」と思ったからこそ半分あきらめて買ったわけで・・・。もう元データに困る必要はない、と喜びたいところですが、裏切られた気分半分で素直に喜べません。もちろん状態の違うネガを自然な色にすべく補正を行ったり、一部完全紛失したり修正が難しかったコマをデジタル技術で再生させたりとものすごい苦労をしたのは分かりますが、どうもその作業をやっていたためにBD版にネガを回せず、間に合わせ版を販売することになったのではないか、と疑いたくなります。たった2年なんですから、待たせても良かったと思うのですが。


特に書くネタもないため、しばらく何か書いたら特撮ネタになります。まぁわたしの趣味ですから勘弁してください。
ウルトラマン50周年、ゴジラ新作発表と集中的に来たせいか、関連図書の販売がかなり多数にわたっています。過去の焼き直しも少なからず存在するようですが、やはり可能な限りねを通しておきたいもの。ですが、最近近所の本屋がほとんど閉店してしまっていて、購入が難しくなってしまいました。仕方なくAmazonで頼んでいるのですが、なんとなく寂しいんですよ。自分の目で見て、空気を感じ取って本を選びたい。たとえ結局みんな買うにしても、ですけどね。
というわけで通販で買ったうち、雑誌形式のこの2冊だけちょっと紹介

ゴジラ全映画DVDコレクターズBOX(1) 2016年 7/26 号
講談社
講談社


と、一発目から書籍とは言い難いものなんですが・・・。最近よくあるDVDマガジンもので、隔週刊でゴジラ関連の映画映像のDVDがつくというもの。と、言うと数年前まで刊行されていた東宝特撮DVDコレクションが思いだされます。実際ゴジラ映画および怪獣映画だけ見ればほとんど映像はダブります。わたし、そっちを含めればゴジラ映画のDVDは2セット持っていますので中身がそれだけならもう買う必要は全くないのですが、映像特典として毎号「ゴジラアイランド」という昔テレビで放送されていた5分番組が5話収録されているのです。「帰ってきたウルトラマン」の郷秀樹役でおなじみ団時朗が主演で、怪獣シーンのほとんどが玩具(一部映画からの引用シーンあり)で展開するという、まぁある意味どうでもいい番組なんですが、これがオマケでついているというだけで買いたくなってしまったわけです。過去に「ゴジラアイランド」がDVD化されたときは気が付かずに買い忘れましたし、まぁいい機会かな、と。マガジンの内容は、ディアゴスティーニのものと違い、内容の解説などはなく、過去の子供向け雑誌に収録されていた絵物語や、ポスターのような宣材と言ったものを復刻して収録した付録がDVDそのものと並ぶ内容の柱となる模様。これがいつまで続くかわかりませんが、全51巻、それなりに注目し続けたいものです。ディアゴスティーニ版になかった映像としては"東宝チャンピオン祭り"用にカットされた短縮版や、テレビシリーズ「流星人間ゾーン」のうちゴジラやキングギドラが登場する回も収録されるなどなかなか気の利いたものも。ただ、予告の一覧表の43号「GODZILLA2000」だけはいろいろ謎です。登場怪獣を見ると「ゴジラ2000ミレニアム」と同じなのですがこれは31号に収録されますし。ひょっとして海外版? 興味は尽きませんが、登場は2年近く後の話。それまではやきもきさせられそうです。
肝心の中のDVDの映像でしたが、今回は「ゴジラ」第一作。中身はリマスター以前のもので、しかもDVDは片面一層。それに加えてゴジラアイランド分の容量を確保しなければなりませんので画質はそれなり以下。まぁしょうがないと言えばしょうがないのですが。また、ゴジラアイランドも解像度がやたら低く、「見られるからいい」を超えるものではありません。収録されていた翌号「キングコング対ゴジラ」の特報もおそらくはLDからのコピーで、画質はお世辞にもよくありません。そっち専門ではなく総合出版社の講談社ですし、あまり画質にこだわったシリーズにはなりそうにないです。ただ、"キングコング対ゴジラの予告編"ではなく"特報"が収録されているあたり、画質以外の面でのマニアックなこだわりには期待が持てそうです。


東京人 2016年 08 月号 [雑誌]
都市出版
都市出版


発売されてだいぶたちますが、東京人の8月号が特撮特集だったので取り寄せました。最近本屋めぐりもあまりできないので気が付かないのですわ。
特撮と言えば都市破壊、破壊される都市と言えば東京、という組み合わせはほとんど決まり事となっています。特にテレビ特撮は地方ロケを繰り返すスケジュールも予算もそうそう組めませんので、大半を東京近郊で撮影し、東京を舞台とするものに自然となりますからね。そういう関係もあった本誌で紹介されているものの多くはウルトラシリーズなんですが、一部ゴジラ関係もあります。残念なのは「シン・ゴジラ」のインタビュー記事で「スカイツリーは登場しません」と樋口監督に宣言されたこと。今回はゴジラも巨大化しますし、ちょっと期待しただけに残念。
もう一つゴジラ関連として切通理作氏による「『ゴジラ』から始まった。」という評論文が掲載されています。その一文を引用します

"読者の皆さんの中に、昭和二十九年の『ゴジラ』を見た人がもしいたら、あの映画で最後のセリフを言ったのは誰だったか、思いだしてみてほしい。「『七人の侍』『生きる』にも出た名優志村喬演じる博士のセリフでは?」と答える人も多いだろう。
 正解は、海上保安庁巡視船「こうず」乗組員による「敬礼!」という掛け声である。
"

この文、言った人はあってますが、セリフは間違っています。正解は「敬礼!」のあとに発せられる「直れ!」です。多少譲っても「敬礼!直れ!」の一組を持って一つのセリフとすべきでしょう。切通理作氏と言えばゴジラ関係の著書もある人物。それだけの人でも勘違いする、あるいは忘れるほどあの「直れ」は印象ないのでしょうか? 仮にも「ゴジラ」第一作を語る以上、あの「直れ」に含む意味や演出意図くらい考えて当然、とわたしは思っていたのですが、それこそわたしの思い込みだったのでしょうか?

他にももろもろありますので特撮書籍コレクターとしては可能な限り抑えておきたいものですが、どうしても通販と店舗だとテンションが違ってきちゃいます。チェーン店でもいいのでもっと地方都市の旧市街地でも書店が増えてくれないでしょうか? まぁ母方の実家の書店も経営苦しくていつ閉店してもおかしくないらしいですし、もう店主の感性でそろえられた本を目当てに客が少し遠くからでも足を運ぶ時代でもないのでしょうが、なんだかんだ言って電子書籍、なんてのもそこまでうまく行っている感はないですし、店舗が息を吹き返す余地は十分あると思うのですが。
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「ウルトラマンになりたかった男」CSで放送

2016-07-10 23:22:22 | 特撮・モンスター映画
世間的にはこの記事を書いているは参議院選挙であり、わたしももちろん投票はしてきましたが、実のところ投票さえ終わってしまえばどうせ我々一般人は蚊帳の外。もはや離れたところから眺めてグチを言うくらいしかできることはありません。

と、いうわけですでにわたしは頭を切り替えて。2016年7月10日はあの”ウルトラマン"放送50周年。第一話が放送されてからちょうど50年の日なのであります。東京あたりの在住者なら開催されているイベントにも参加できるのでしょうが、地方ではせいぜいテレビで楽しむのが関の山、と言っても地上波は選挙一色でそっちには興味持ってくれなくて、もっぱら衛星放送なんですが。ただし、CSを含めれば衛星放送だけで見切れないほどの特別番組や放送がなされており、ゴジラやガメラの映画の放送と合わせるとそっちの消化だけで当分DVDも買う必要なしの状況です。
その中でも楽しみにしていたのがTBSチャンネル1で放送される"ウルトラマンメイキング風ドラマ"の二本。ただし、何が起こったのかそのうちの一本「ウルトラマンをつくった男たち 星の林に月の舟」は直前になって別の番組に差し替えになってしまいましたので大変ガッカリ。ただ、もう一本「ウルトラマンになりたかった男」は無事放送されました。前者が実装時昭雄監督の書いた本を元に作られたドキュメンタリー風ドラマなのに対してこっちはドラマスペシャル枠で作られた完全なフィクションです。実はわたし、このドラマの実放送の時録画してあって、そのビデオテープをのちにPCにキャプチャーしてDivXに圧縮したものを保存してあるのです。多分あれから特別な場合をのぞき、衛星放送でも全く放送されていなかったはず。放送されたのはなんと1993年。26年もたってようやく当時より画質のよい映像を入手することができました。もっとも撮影はSDのビデオ撮りされたものですしリマスターでもないようなので画質はそれなりではありますが、ヘタに超解像処理されるよりはいいです。

話は新作ウルトラマン映画を従来通りのぬいぐるみ特撮で撮影するベテランの特撮スタッフと、CGを使った新しい技術で撮影しようとする新鋭特撮監督や若いスタッフの対立を中心にドラマとして描いたものです。ドラマの中では頻繁に特撮の撮影シーンが再現され、その様子は実際の映像作品と比べてなんら遜色ありません。現場の興奮が伝わってくるようです。ですが肝心のCG怪獣が映像面もドラマ面もイマイチ。ウルトラマンよりも5倍も10倍も大きな怪獣、ゴッドキングを表現するにCGを使うというのはいいのですが、それとぬいぐるみのウルトラマンを違和感なく戦わせる方法が分からず、結局ベテランスタッフのアイディアと力に頼る・・・というものになっているのですが、超巨大怪獣の手だけ作ってそれとウルトラマンを戦わせる、という方法は誰でも思いつきそうですし、CGをそのもっとも優れた活用法である合成に使わず、霧のスクリーンに怪獣を映し出すなどどうにも納得がいきません。ラストに半分オマケのように撮影されたゴッドキングとウルトラマンの戦いを描いた再現シーンがあるのですが怪獣は首だけ伸びてきたり本体は動かず腕も見えているのに横から巨大な腕が飛び出してきたりとどうみても具合のよろしくない出来(スタッフ・ロールの絵コンテ担当にシン・ゴジラの樋口真嗣監督の名があるのですが・・・)。実際の映像を見る限りCGは限られた効果にしか使われていない感があり、本編で語られた撮影方法、特に霧のスクリーンを使ったスクリーンプロセス法は実際には使うのが難しく、別の形で撮影したものをそれっぽく撮ったように再現する方法が取られたのでしょうか。
本作が放送された1993年と言えば、あの「ジュラシック・パーク」でCG特撮の威力が示された年です。日本特撮は1980年代に吹き荒れた"SFX"というアメリカ式特撮の波はしのぎ切りました。もっとも日本ではSFXという文字だけが独り歩きし、実態を誰も理解していなかったというものもありましたが。そして90年代になってやってきた"CG"という第二の波。本作はそれに贖いきれないが、それでも特撮は特撮なんだ、という意地が前面に押し出された内容となっています。脚本を書かれたのは「ウルトラマン」や「ウルトラセブン」でも実装時昭雄監督作品などで参加したベテランの佐々木守氏。昔ながらの特撮を知るものとしての立場から書かれたのでしょうが、残念ながらCG、というよりVFXをあまり理解せずに書いた形跡が見られます。かの「ジュラシック・パーク」にしたところでCGは一部に効果的に使われたのみで、大半はアニマトロニクスを使って撮影されており、CGに頼らない多彩な表現によって撮影された恐竜をカメラワークと編集技術を駆使して違和感なくつないだところに本当の良さがあるのですが。
本作はむしろその後の20年を予言した感があります。現在も作られているウルトラマシリーズ。特に劇場版ではゴッドキングのようなウルトラマンの何倍もある怪獣が毎回のように登場し、それらはCGを使って表現されています。それと戦うウルトラマンも、カットによってはフルCGで描かれており、本作では否定していた表現が当たり前のように使われています。日本の特撮も第二の波であるCGには逆らえなかった。それでも、「怪獣ったって生き物だよ。心臓がなきゃダメだ、全身が脈打ってなきゃダメなんだ」という本作を象徴するセリフにもあるような抵抗を見せ続ける日本特撮のターニングポイントとなったドラマかも知れません。この時期の円谷プロは映像作品はあまり作っていませんでした。「ウルトラマンティガ」で本格的にテレビに特撮作品を復活させるのは、この3年後の1996年のことなのです。
なお、本作のCG作成用として本編で使われているPCは富士通のFM TOWNSII。確か「ハイパーメディアパソコン」とか言うキャッチが付いていたように覚えていますが、作成用としても使える、ということを押し出したかったのでしょうか。いろんな意味で時代を感じます。
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モバキャス、"NOTTV"、本日をもって終了

2016-06-30 20:42:10 | 次世代ビデオへの懸念
アナログ放送時にはメインの電波として使われ、デジタル放送は移行期間があるためにUHF波が使われることになってしまったためにアナログ放送後は宙ぶらりんになってしまった電波。それがVHF波です。ややこしいのはVHF波は基本的にテレビ向きであり、テレビに使わなくなった途端使い道がなくなってしまったため、揉めたあげくNTTに預けることになり、主に携帯電話で放送を受信する"NOTTV"という名のチャンネルとともに「モバキャス」というサービスを立ち上げました。当初は(契約者に半ば抱き合わせで契約させる形が多かったようですが)それなりに順調に契約を増やしていったようですが、スマートフォン台頭とともに専用チューナーを必要とするモバキャスは伸び悩んだと思われます。さらにいつでも最初から見られる配信系動画の前に完全に沈黙、ついに本日6月30日をもってサービスを終了することになりました。モバキャスサイトも全てのコンテンツがなくなっており、本日が最終日というより本日は終了日だったようです。同じVHF波のうちV-LOWを使うV-Lowマルチメディア放送もサービスを開始していますが、どこまで持つか・・・という気がしてなりません。なお、モバキャスのVHF波は国に変換される、という話です。

また利用目的を探して四苦八苦・・・となるのでしょうが、こういう安定した使い道がなかなか見つからない波こそ、それこそ電波オークションにかけてもいい気がしますが、総務省としてはいざ使い道が見つかった時にいつでも取り戻せるよう、オークション販売だけはしたくないんでしょうね。はたして一時は誰しもが使ったVHF波が再び脚光を浴びる日は来るのでしょうか。やっぱり最終的にはUHD放送とかに使いたいのかなぁ。
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PowerDVD16Ultra、使ってみた

2016-06-29 23:36:58 | 意味なしレビュー
使っているソフトを起動するたびに立ち上がる広告というのは鬱陶しい存在でありますが、使っているソフトの新バージョン、となると話はちょっと別、と考えてしまうわたしです。こういう人間がいるから広告入りソフトが後を絶たないんだろうなぁと憂うのは置いとくとして、未だに2世代前の14を使っていていい加減新バージョンを買おうと思っていたPowerDVDの16が60%オフ、なんて広告出されたのでとついついチェックしたくなってしまいました。さらにただ、60%オフと言っても抱き合わせなんですよ。PhotoDirectorとMediaEspressoのセット販売で、全部買うより60%オフ、というもの。もちろんちょっと小さい字で"セット"って書いてあるんですけど。
ただ、それでも普通に買うより少し安いですし、せっかくなので買ってしまいました。

さて久々にバージョンアップさせたPowerDVD、液晶テレビにつなげてあるA10-7800搭載PCにインストールして使ってみます。正直DVDやBDを再生させるだけなら14でそれほど不満を感じてなかったので、一番の期待は”TVモード"という新UIモードでした。TVモードとはPCをテレビにつなげて使うことを前提とした簡易モードで、大きな字とアイコンを使ったUIを採用し、調整も簡略化したものになっていますが、PCのディスプレイと比べると離れて利用するテレビならこれで十分、という配慮でしょうか。ただ、PS3やWindowsMediaCenterと言った同様のUIのソフトを動画再生用として使ってきた身からすると、この手のUIは手にもって直観的に操作できるリモコンがあって初めて便利なんです。PCのマウスやトラックボールで操作する分には、PCモードでも最近の大型液晶テレビに接続して使う分には十分な気がします。液晶は画質的に画面内のコンテンツに視聴者を引きこむような印象を与えず、むしろ壁を作って距離を取りたくなるような気にさせるものですからどうしてもテレビと利用者の距離は物理的に遠くなり、PCモードでは字が細かすぎるということは往々にしてありますが、しょっちゅう使う設定はだいたい決まっていますから毎回細かい字を読む必要はないですしね。もちろんPowerDVD開発元のCyberlinkもそんなことは分かっているでしょうから、別途スマートフォン・タブレットをリモコンの代用品にして利用できる専用ソフトを用意してはあります。が、このリモコンソフト、スマートフォン画面を見ながらでないととても操作できないんで、利用環境としては物理リモコンに遠く及びません。もうはるか昔の話ですが7のころは専用物理リモコンを発売してましたよねぇ確か。お金出してでもああいうのがあれば、と思います。

とUIの方はそれほど意味を感じませんでした。しかし、それでも16にして良かった、と思える機能アップはありました。それはビデオエンハンスメントです。PowerDVDは古いバージョンから主にDVDに関して高い解像度に補正して再生する機能をウリにしてきましたが、16ではこれを動画再生に利用できます(15でできたかは不明だが14では不可)。試しに1920x1080x24fpsという我々が普通に利用する解像度の動画を再生し、ビデオエンハンスメントを有効にし、かつ強さを75%程度(TVモードの場合25%刻み)に引き上げたところ、グッと画質が締まり、細かい部分が際立って見えるようになりました。1440x1080x60fpsというわたしがよく使うモードに対しても有効です。ちょっと細部にノイズが浮くのが気になりますが、これを画面分割する比較モードで視聴すると、元のモードは本当に同じ解像度なのかと思うほどボケて見えてしまいます。コントラストがかなり強くなるために色味が少し異なって見えてしまうのが難点ですが、これを目当てにPowerDVD16を買ってよかったと思ったほどです。ただ、SDなど古い映像に関しては協調することによって細部のノイズが際立つほうが気になるため、25%以下の弱めに方が個人的には好みの画になりました。もちろんこうした補正はCPUを使うのですが再生そのものはGPUの再生機能を使えるため、CPU負担は予想外に少なく済みます。CPUファンの回転数を上げないことによってノイズを減らす、という点からも優れた方式です。
実は音声にもそのエンハンスメントが存在し、説明によると「音声を増幅し、低温と会話を拡大し、サラウンド サウンドを実現します。」とのこと。もちろん14にはなかった機能です。サラウンド効果を与えるのでちょっとエコーがかかったような音になりますが、それなりのスピーカーを使えば「会話を拡大」の効果は絶大。今回テストに使った映像ファイルは何回も見たものであるにも関わらず、今まで聞こえなかった(正確には聞き洩らす程度にしか聞き取れなかった)モブキャラのどうでもいいような会話がはっきり聞こえ、「ああ、多分アドリブなんだろうけどこんなことしゃべってたんだ」と感心させられたほどです。もちろんオリジナル音声を弄ることに抵抗がある人はこの機能をカットすることも可能です。

これらの機能がAMD独自の機能であるFluidMotionVideoと同居できれば素晴らしいのですが、残念ながら動画ファイルにはFluidMotionVIDEOは16でも使えません。ヘルプによると、たとえBDであってもビデオエンハンスメントとFluidMotionVIDEOの同時使用はできないとのことです。それどころか、ちゃんと機能のチェックを入れることができるにも関わらず、液晶テレビに接続したA10-7800機ではPowerDVD16ではFluidMotionVideoを機能させることができませんでした。ちなみに同じPCに入っている14ではちゃんと機能しましたので、設定は間違っていないと思うのですが。また、液晶テレビから液晶モニターに映像出力先を変えた場合、今度はFluidMotionVideoが有効になっています。基本的にPowerDVDはBDソフトを再生する際に周波数をソフトに合わせる、たいていの場合24Hzにすることを前提にしている感じですので、16では周波数の変更できる液晶テレビではFluidMotionVideoは働かず、60Hz固定のディスプレイにおいてのみ有効にしているのかも知れません、もちろん24Hz固定を拒否して使っているのですが。14の時と比べるとFluidMotionVideo機能は少し後退している感じです。ストップモーションアニメの特撮映画のようなFluidMotionVideo機能と相性抜群の映像を楽しみたい身としては非常に残念です。もう少し使い詰めて、なんとかテレビでもFluidMotionVideoを使えるようにしたいものです。もちろんわたしの環境ではたまたまこうなっただけで本来は問題はない、という可能性も大いにありますが。

PowerDVD16はPCをメディアプレイヤーとして使ってテレビにため込んだ動画ファイルを映したい、という人には十分お勧めできるものです。普通のメディアプレイヤーや無料の再生ソフトはいくらでもありますが、さすがに有料ソフトだけあって細かい部分でレベルが違う再生を行ってくれます。ただ、映像ソフトごとにある程度調整を行わないとクドくなり過ぎたりすることもありますので、そういう意味で面倒ではありますが。APUの場合内蔵のRADEONの再生機能だけでも高機能ですので音声を除けばあえて市販ソフトを買う必要はないかも知れません、それだけのために買うには値段も少し張りますし。ただ、個人的にはやはりPCでのBD再生環境、それもなるべく良いものを持っておきたいという願望がありますので16の購入は"アリ"でした。
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恒例、参議院選挙メディア関連各党公約

2016-06-23 21:53:11 | 次世代ビデオへの懸念
参議院選挙が公示されました。今回は「初めて選挙権が18歳まで下げられた」ことをクローズアップされているようですが、それよりも大幅な選挙区の変更により、地方から当選する議員が大幅に減らされ、代わりに都心部での当選者が増える合区選挙になったことのほうがはるかに重要だと思ってます。つまり、国会議員は都心部から選ばれた人の割合が今まで以上に多くなり、事実上都心部の在住者でなければ選挙を通じて意思を示すことができなくなっていくわけです。地域差の拡大が政治レベルで加速する境界となるほうがずっと重要かと。18歳選挙権も「諸外国では当たり前だから」みたいな軽いノリで決まった印象しかないのですが、「若い人も投票できる」より「選挙権を与えられた年齢が拡大したことで、権力側がより若い世代に負担を拡大する政策、あるいはより若い人が負担を強いることを前提とした政策をより作りやすくなった」ことの方がはるかに大きいんじゃないかなぁ。ちゃんと選挙権があって、それを通じて意思表示ができるんだから、それによって負担が出てもしょうがないでしょ、ってなもんで。何やらせるか、までは分からないですよ、各党公約にももちろん書いてないですし。まぁどうなるかは選挙終わってしばらくたってみないと分かりませんが、若い人は覚悟しておいたほうがいいかと。また、投票に行く人は自分らよりも若い世代のこともちょっと頭の中に入れて投票先を決めてくださいませ。


さて、国政選挙と言えば選挙公約。多分日本中でもわたしくらいしか興味を持っていないだろう、各党公約のうちメディア・放送・コンテンツ関連を、今回も抜き出して並べてみたいと思います。争点はいろいろありますが、マスコミで取り上げられている問題ばかりでなく、自分の興味ある分野においてどの党がちゃんと考えているか、その中でも自分の考えに近いのはどこか、という視点から政党を選んでみるのも一つのやり方かと思います。せっかくインターネットで簡単に調べられるのですから、やらなきゃ損でしょ。
なお、抜き出しは各党のサイトからこの参議院選挙用に作られた選挙公約・マニフェスト・政策集の中から、メディア・放送・コンテンツ関連のものと思われるものを対象として行っています。政党は現状国会議員を輩出している党はもちろん、諸派扱いであってもある程度の候補者を擁していると思われる党を可能な限り抽出したつもりです。抜けがあった場合はご容赦ください。リンクは参議院向け政策集のあるページを優先しておきました。なお、党の背後関係などは無視して書いています。


自由民主党
デジタル時代にふさわしい著作権制度やライセンシング体制の整備や知財紛争処理システムの機能強化を図るとともに、インターネット上の知財侵害への対応強化など海賊版・模倣品対策を一層強化します。

「クール・ジャパン戦略」を推進し、日本のものづくり技術と世界に誇る日本のアニメを掛け合わせた他の追随を許さない真のJAPANオリジナルコンテンツの創造を図ります。具体的には、東京国際映画祭のグリーンカーペットをアジアのステイタスとすること、大規模展示会場や国際会議等のMICE施設の建設を促進すること、世界のコンテンツの中心として秋葉原を街ごとバージョンアップさせること等、観光資源としてだけでなく世界的イベントのホスト国となる機会を増やすための取組みを進めます。
さらに、人気のあるコンテンツを迅速に海外に売り込めるようにするために、権利処理一元窓口の整備(映像コンテンツ権利処理機構の機能強化等)、海外展開も含めた権利処理契約の促進等により、権利処理の円滑化を図ります。

世界に先駆けて次世代テレビの開発を進め、高画質(4K、8Kテレビ)でスマートテレビなどの双方向の送受信にも対応できる新たな受像機と放送システムを確立し、TVとインターネットの融合サービスにおける国際競争力を確保するとともに、これに対応した日本発のコンテンツ制作を推進します。また、クールジャパン戦略等の一環として、わが国の地域それぞれがもつ魅力を発信する放送コンテンツの海外展開を推進するとともに、日本の文化・食・製品の市場開拓やインバウンド観光の拡大にも貢献します。


自民党の公表している政策は他の党の政策集全部合わせたよりも多いほど膨大で、正直読むのがキツいです。その中で放送や映像関連を抜き出すと上の文が出てきました。放送規格・映像コンテンツとも海外への売り込み、海外からの観光客の誘致を前提としたものと位置付けています。


公明党
なし
自民党と同じく与党である公明党ですが、放送コンテンツ関連の記述は全くなし。まぁこの党は放送分野には興味がないらしく、デジタル放送移行の時も同じ文章をコピペして複数の選挙で公約として使いまわしていたところなので、何もなくても不思議ではないのですが。


民進党
通信・放送行政を総務省から切り離し、放送免許の付与・更新や番組規制などを行う規制監督部門を独立性の高い独立行政委員会として設置する通信・放送委員会(日本版FCC)に移し、国家権力を監視する役割を持つ放送局を国家権力が監督するという矛盾を解消するとともに、放送に対する国の恣意的な介入の排除を進めます。
放送と通信の融合の時代の進展に見合うよう、放送法の改正を検討します。
放送については、地域社会・文化の振興、ユーザーである市庁舎の利便向上、わが国経済の成長への寄与をめざし、スマートテレビ等の放送サービスの高度化、デジタル放送日本方式(ISDB-T)の海外普及の促進、コンテンツの海外展開の強化等の施策を推進します。また、インターネットを介した放送番組の流通など、コンテンツの2次利用の促進を図ります。
電波オークション(電波利用権限の入札による取得)の導入などを通じて、国民の財産である電波の公平・構成な利活用を計ります。また、電波利用料の引き下げを検討し、多様な通信サービスの開花を促します。

工芸・芸能・マット利などの伝統文化の保護と後継者養成、映画や音楽、アニメ、漫画等の振興助成を推進します。

海外への売り込みもありますが、まず国内の改革をという主張となっており、自民党とは異なる物となっています。映画やアニメの振興が伝統文化の保護と同列の扱いになっているのは良いのか悪いのか。


日本共産党
安倍政権による放送への権力的介入を許さず、政府から独立した規制機関の確立をもとめます
(中略)  
日本共産党は、憲法21条と放送法にもとづき、放送番組への権力の介入を許さず、表現の自由を守っていきます。

日本共産党は放送番組を編集・作成する事業者の認定制度などを導入する放送法の改悪等に反対してきました。
 また、言論・表現の自由にかかわる放送行政の規制は、政府から独立した規制機関が行うのが世界の常識です。総務大臣の監督ではなく、新たに「放送委員会」(独立行政委員会)を設置し、放送行政を規律するように制度改正をもとめます。

公共放送としての役割をもとめる

 安倍政権が放送内容への権力的介入をつよめるもとで、憲法21条と放送法の原則を確固として堅持する放送事業者の姿勢が問われています。

 しかし、籾井勝人NHK会長は、就任以来、放送法の趣旨を理解しない発言を繰り返し、NHKには、かつてない国民の批判が寄せられています。さらに、NHKと子会社では相次いで不祥事が繰り返され、真相の解明と情報の公開に基づく対策に対する国民の不信が広がっていることも重大です。国民の受信料によって支えられる公共放送として役割を果たすよう、NHKに改善を求めていきます。

共産党は書かれた政策は多いんですが、前置きが長くて引用しにくいので一部省略しました。放送の監督を総務省から独立行政委員会に移行するという考えは民進党と全く同じですね。なお、日本放送協会に関する記述がある党はここだけでした。


社会民主党
アニメや漫画などのクリエーター、プログラマー、デザイナーの賃金・労働条件の実態把握と雇用環境の改善に取り組み、離職者の再就職を支援します。

言論や報道の自由を侵害するメディア規制の動きに反対します。

かなり簡潔な内容しかありません。が、社民党の政策は明らかに税・経済関連に力を注いだものとなっており、他は二の次なのでしょう。無視されずに書いてあるだけマシとも言えます。


生活の党と山本太郎となかまたち
なし
冒頭あいさつにに"本来、政権チェックが役割のメディアを萎縮させる発言等々・・・」と言った言葉はあるものの、政策集本文中には見当たりませんでした。矛盾を感じます。


おおさか維新の会
周波数オークション導入のため電波法を改正する。
電波利用料の引き下げで、電力のスマートメーター、遠隔医療はじめ経とうな通信サービスの開花を促す。

周波数オークションとは、民進党の掲げる電波オークションと同じものとみていいでしょう。また電波利用料の引き下げも行うと言う点も同じです。電波利用料の引き下げ分をオークション収入で補う、という発想は表裏一体のようですね。


新党改革
日本には閉塞感が渦巻いていますが、世界に向けて発信している文化・産業には活気が満ち溢れています。その代表といえるのが、アニメ・ドラマ・音楽・映画・ファッションです。1990 年代後半から海外進出が急拡大しました。これら日本の文化を海外にもっと効果的かつ積極的に発信し、クールジャパンとして競争優位性を高めることで、ビジネスとしての文化戦略を実行していきます。
簡潔になってはいますが、自民党の考えとほぼ同じ、あれらコンテンツは海外に売り込むべきと言う主張になっています。なお、新党改革代表の荒井広幸氏はあのエコポイントを考え、実行させたことが自慢らしく、サイト内でも政策集本文中でもたびたび誇っていました。


日本のこころを大切にする党
なし
見つかりませんでした。立候補者の中にはこちらの分野の専門家もいるようですが、党として公約を掲げるほどの関心はないようです。


幸福実現党
電波オークションの導入
競争入札方式で落札した事業者に周波数を与える電波オークションの導入により、電波利用の開放と効率性の向上を推進します。

民進党・おおさか維新の会同様の電波オークションが挙げられていますが、利用料に関しては触れられていませんでした。


国民怒りの声
自由な言論空間を回復する
私たち人間は、皆、本来的に各自個性的な存在である。
だが、共同生活を進めて行くために、意見を集約してひとつの方針にまとめて行かなければならない。だからこそ、異論をぶつけ合える自由な言論空間なしに民主政治は成り立たない。
ところが、最近のわが国では異論を許さない空気が支配してしまっている。自由な言論空間を回復する方法はただひとつ、政府はメディアに対する直接・間接の介入を止める。それで十分である。

具体的な提案はありませんが、民進党・共産党の上げる独立委員会に放送監督権を移す、に近いものと考えておきます。
全くの余談ですが、当初同党からは俳優の宝田明氏か出馬を予定していました。宝田明氏は映画「ゴジラ」に出演したことを前面に押し出して選挙戦を行うようでしたが、直前になって取りやめになりました。「ゴジラ」を政治的メッセージに使うことなく済んで、個人的には本当に良かったと思っています。


とりあえず上げてみました。大雑把に見て
・放送規格・映像コンテンツは海外に売り出す(自民党・新党改革)
・放送の監督権を総務大臣から切り離す(民進党・共産党・国民怒りの声)
・電波オークションを導入する(民進党・大阪維新の会・幸福実現党)
この3つが主な項目として挙げられます。
海外展開は、見方を変えれば国内軽視とも取れ、国内の現状の流れを変える必要なしと考えている感があります。海外に売れるものは積極的に振興するが、国内需要しか満たさないものは排除する、ということにならなければいいのですが。

総務省の監督権云々の問題は、少し前の高市総務大臣の発言を踏まえたものでしょう。省略しましたが共産党の政策にははっきりとそれが書かれています。あの発言は主に総務大臣視点から見た政治的公平性を要求し、警告する、改善しなければ電波停止措置を取ることもありうる、その判断は一番組だけでも行えるという趣旨の発言だったと思いますが、総務大臣でもそれは簡単ではないのですね。放送法百七十四条には総務大臣による業務の停止命令ができる、とある項目ですがその中に"特定地上基幹放送事業者を除く"とはっきり書かれています。この特定地上基幹放送事業者は、第二条二十二項によると"自己の地上基幹放送の業務に用いる放送局の免許を受けた者"とあります。ようするに地上波のテレビとラジオは放送法に違反したところで総務大臣から業務停止命令を受けない特権を持っている、ということなんです。一応同様の存在として電波法第七十六条に「総務大臣は、免許人等がこの法律、放送法 若しくはこれらの法律に基づく命令又はこれらに基づく処分に違反したときは、三箇月以内の期間を定めて無線局の運用の停止を命じ、又は期間を定めて運用許容時間、周波数若しくは空中線電力を制限することができる。」とあったりします。なぜか放送法の違反を総務大臣に限り電波法でさばけるとあるんです。まぁ放送法は放送の業務の停止、電波法は電波の制限や無線局の運用の停止とありますから厳密に言えば処分方法は違うわけですし、制限できるだけで電波を停止させることができると言うわけでもありませんが、法をまたいで罰則を施行できる権限を大臣に限って持っているあたり、なんか納得いかないものを感じます。放送局も第四条の解釈だとか言ってないで、ここら辺の矛盾やおかしさの方を追及すればいいんですよ、地上波は放送法で特別扱いされてるんだって報道で訴えればいい。

話それましたね。電波オークションは諸外国では割と普通に行われている制度だそうです。が、個人的には必ずしも賛成はしていません。オークションで完全オープンになれば一部の人間しか活用できない電波が多くの周波数を占めることになりかねませんからね。諸外国がどうしているのか知りませんが、日本の場合たとえ導入してもオークション参加の基準が厳しくなる制度になるでしょう。実質現行の総務省審査方式と変わらない、ある程度絞ったうえで最後の判断だけお金にゆだねる、ということになるんじゃないかと思います。

かなり好き勝手なことも書いちゃいましたが、大切な一票、ぜひ行ってください。その判断基準の片隅にでも、放送規格・映像コンテンツのことを置いてみてくださいね。
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MS、新型XBOX One SでUltra HD Blu-ray対応

2016-06-14 23:17:21 | Weblog
えー、まずは個人的簡単な報告から。父が退院しました。すでに書きました通りわがままを発症して病院食を受け付けず、そうでなくても病気なのに点滴および差し入れくらいしか栄養を摂取しないので入院前よりずいぶんとやせておりました。ただ、電話口などでわたしが「決して高くない割合だろうが、入院費に食費は含まれている。金をドブに捨ててもったいないと思わないか」「まずかろうと料理は食料からできるもの。つまり命をいただいていることに変わりはない。食べ物を粗末にするなと先人から教わらなかったか」「旨いものを口に入れて旨いと感じるには、それを受け付けられる消化器官と体力が必要だ。手術で弱った器官を回復させるには、その準備運動として味が薄く、消化のよい食事をある程度量食べられるようになって食べられる体を維持しておかないと、もう旨いものが二度と食えなくなるぞ」とこんこんと説いた結果、最後の数日は「お前に怒られるから」などと言うちょっと曲がった意味にとりながらも病院の食事を口にしていたようです。なお、今後の通院ですが、てっきり連日通院しては治療・検診を繰り返し、少し実試しては体の状態を観察して治療方法を詰めていくのかと思いきや、数日通ったあとの予定は最大3か月も間が空いていたりして、なんか思っていたものと違う予約の入り方をしています。。しかも放射線治療科や内科だけでなく、なぜか同じ病院内とはいえ、歯科の通院予約まで入っていて、当初言われていた状態と比べると病院側の対応に緊迫感が感じられないのですが・・・。大丈夫か? 逆の意味で心配になるんですが。それでもわたしの住んでいる市では大都市ほどの病院の数はなく、今の病院ほど設備のある病院はないようなので(あるだけかなりマシですが)、今のところ頼るしかない状況です。命に関わりがあることに変わりはないので、なんとかしてほしいと思います。なお、やせてはいますが父はやたら元気で、以前と変わらない様子で仕事をしています。現場に置くことでストレスを感じさせないのもいいかと。

まぁ父の話はこれくらい。今後、よほどのことがない限り父を出すのはやめておきます。


本題。おなじみゲーム見本市であるE3で、SCEIやMSが自社のゲーム機の新展開をそれぞれ発表しました。と、言ってももはやヌルゲーマーのレベルからすら脱落しているわたしにとっては猫に小判な話ではありますが。特にSCEIのVRシステムなど、面白そうではあっても使ってもしょうがないなぁ感でいっぱいです。一方、MSの新型XBOX OneであるXBOX One Sはなかなか興味を惹かれるものになっているようです。

40%小型化した「Xbox One S」。UHD BD/4K出力対応、8月発売で299ドルから

電源アダプタを内蔵型にかえ、かつサイズを小型化したことも特徴ですが、なんといっても4K出力に対応し、4KBDことUHD BDに対応したのが最大の特徴でしょう。他のサイトでによると、どうやらゲームの4K出力は考慮に入っていないようです。ゲームを4K出力するにはGPUの根本的強化が必要で、どうしても排熱量も多くなってしまいます。小型化との同時進行は無理と思われます。仕様の発表は現状ではないようですが、中身が大幅に変わったとは思われず、引き続きAMD製APUが使われているものと思われます。先日発表された現状APU最終形態、Bristol RidgでもAMDは設計を前世代のCarrizoから設計をほとんど変えず、細部の調整のみで省電力化≒熱量の軽減化できたと発表しました。おそらくそれと同様の技術を使い、XBOX向けAPUを省電力化することでSの小型化に成功したのでしょう。あるいはMSの協力によって実現した省電力機能を新APUのほうに反映したのかも知れません。
一方、UHD BDやネット配信動画の4Kには対応しています。SによってXBOXはよりAV機能を強化する方針を示しました。これはPS4の4K対応が噂されるなか、先手をとりたかったのかも知れません。が、AV機能目当てでこういったゲーム機を注目する層にはうれしいこと。日本ではパナソニックからしか発売されておらず、かつかなり高価なUHD BDプレイヤーをより安価に入手することができるのですから。PS3がBD市場をかきまわしたように、XBOX One SはUHD BD市場をかき回すかも知れません。
気になるのはUHD BDに必要な4Kはともかくもう一つ必須の出力機能であるHDRをどうやって実現したのか、ということです。専用チップを搭載した可能性も十分ありますが、最低299ドルというかなり思い切った価格ですから、利益を圧迫しそうな専用チップはMSからすればなるべくなら遠慮したいところ。やはりAPUの改良、というよりGPUの仕様を強化した新型に変えてきたと見るべきでしょう。それなら、ほぼ同様のAPUを採用しているPS4(発売前の仕様では若干PS4の方が上だったようですが)でも新型でUHD BD対応する可能性も出てきますね。発売当初と違い、SCEIはPS4のAV機能を強化しつつありますからそちらも期待できるかと。それに何よりPC向けAPUでも次世代ではHDRを実現し、UHD BDなどを高価なグラボなしで実現できる可能性が出てきたのが一番うれしいところです。まぁPC用ディスプレイでHDR対応というのは今のところ一般用にはないみたいですし、実際には4Kテレビ、それも最近の高級機との接続が必要ということになるでしょうからPCでUHD BDが使えてもあまり意味がないと考える人もいるでしょうが、「できる」機能を用意することによってディスプレイの対応が進む方向性を示してほしいですね。
最近PCをAV機器として使うのが当たり前で他に目が行かなかったわたしですが、そろそろゲーム機のAV利用に再注目するべき時が来たのかも知れません。まぁXBOX One Sが日本で出るかどうかはっきりしてません(ほぼ間違いなく出るとは思いますが、日本だけUHD BDが使えないという可能性も決してゼロではない)し、実物が出たら、ですけどね。


この記事書いている間に何度もgooブログにアクセスできなくなり、二度ほど記事を飛ばされた・・・。今日メンテあるとは聞いていたけど、こんな遅くまでやるとは聞いてないぞ。大丈夫か? gooがブログサービスやめる、とか言いだしませんように。
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17才少年は天才? それとも・・・

2016-06-09 23:02:42 | B-CAS&規制撤廃運動
ここ最近の悩み事が一安心と言える段階になり、なんとなく心に余裕が出てきました。本当は安心しちゃいけないんでしょうが、少なくともわたしの腹は今までの重みから解放されてスッキリしています。今日は久々に体重が減りませんでした。


ようやくこの話に取り掛かるとしましょうか。

衛星放送の不正視聴を可能に…17歳を逮捕

もうご存知かと思うこのニュース。あちこちで同じニュースが掲載されていますが、もうひとつ具体的な中身が見えてきません。多分インターネットから該当プログラムさえ入手できれば利用は可能ですので、真似されないように意図的にハッキリしないように書いているのでしょう。それでもそれらの情報をつなぎ合わせる限り、視聴録画手段はあくまでPC。それに搭載するデジタル放送用チューナーで、B-CASなしで有料放送まで視聴ないし録画できるプログラムを開発し、自分のサイトで公開、無料で公開、ダウンロードできるようにしたもの・・・ということのようです。寄付を募っていた、という話もあります。その少年のサイトはもちろんプログラムがどういうものか、見ていないので全くわかりませんが。

この件、もっとも気になるのが「「少年はネット上に公開された数百ページにわたるデジタル放送の仕組みが書かれた仕様書を読み込み、独自でプログラムを開発した」という点です。デジタル放送の仕様書がどれを挿しているのか分かりませんが、いろいろ合わせれば数百ページにはなるでしょう。膨大な量でちょっとしたことがやりたいから、程度のことで読む量とはとても思えませんが、それでも一人の人間で読むことは可能な量です。たかがその程度のことで有料放送という仕組みが理解され、それらのスクランブルを外すプログラムの開発が可能? 17才無職という立場を考えるに、プログラムだけならともかくその他技術面において専門家から学んだ知識を持ち合わせているとは思えません。B-CASってそんな簡単に解析されるシステムなんでしょうか? それとも多くのハッカーやクラッカーがなしえなかったことをやってのけた天才少年なんでしょうか。

簡単に集めた情報で見る限り、公開されたのは「プログラム」と言うよりファイルのようです。おそらく視聴録画のシステムは他のプログラムに依存し、CASだけを提供するファイルなんでしょう。覚えている方も多いと思いますが、B-CAS書き換えが大騒ぎになった当時、おそらくその解析を行った人間かそのグループによってsoftcasなるファイルも公開されています。今回の少年のプログラムと、おそらくは同じ機能を持つものです。これは確かそれなりのツールを使い、自分でファイルを構築しなければ動作しない形での提供でした。もっとも、ある程度知識のある人間なら構築はそれほど難しくなかったらしく、ある程度の人は手に入れていたでしょう。また、構築済の完成ファイルを公開したサイトがあった、という書き込みも読んだように記憶しています。少年が開発するまでもなく、すでに「プログラム」は存在していたのです。正直数百ページの資料を解析し、一から組み立てるよりそのファイルや構築前のファイル群をネット上で見つけ、少し手直しして公開するほうがはるかに手っ取り早いと思うのです。ウチのブログですが、最近こそなくなりましたが以前はやたらとコメント欄にこうしたsoftcas売ります、的なスパムが来たものです。基本的に書き込みが確認され次第即削除していましたが、基本部分の入手はその気になればいくらでも可能なんでしょう。今回の事件の少年のプログラムも、そうした基本部分をいじった半自作だったように思えてなりません。そもそもまだ認否を留保しているのに、公開したプログラムの作成に関して具体的な話をしているほうが変とも思いますし。

何かしら警察の意図も感じますが、追及はやめておきます。とばっちり食いたくないし、あまり踏み込まずにいるのが我々としては賢明な行為でしょう。くれぐれもファイル探しなどしないように。まして公開はもってのほかです。
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ご報告2

2016-06-08 23:53:06 | Weblog
先日、我が父がガンの宣告を受けたことを報告しました。
MRIなどの検査によると、その腫瘍はかなり大きく、またその腫瘍近辺の内蔵が正常な状態でないことを示す数値が検査結果として出たことから、最悪末期ガン、余命数か月もありうるという話も医者から出ており、検査入院という名目で呼びながら即手術という事態になり、わたしはとても黙った状態では耐えられず、このブログを通じて泣き言をかかせていただきました。

その後なのですが、詳しい検査により、事態は改善しつつあります。

まず第一に、手術の際に採取した腫瘍の細胞から、明らかにガン細胞と呼べる組織が発見できなかったこと。
第二に、腫瘍には直接手を出すことができなかったためにパイプを取り付け、体内の分泌液の通り道を作ったところ、わずか数日で数値が劇的に改善し、ほとんど常人並の結果を出しつつあること。つまり、数値が悪いことや体調の問題に関して腫瘍は直接の原因ではなく、現状間接的原因にすぎなかったのです。

わたしが説明を受けた上では以上を理由に、「MRIの映り方などからガンであることは間違いないだろうが、腫瘍が大きいにも関わらず悪性であると断言することはできない」という後退した判定が下り、ガンの評価が一段階下がりました。末期かそれに近い状態から、治療可能レベルという生存率の高い段階という判断に変更になったのです。
それでも外科手術によって取り除くことは、ほぼ無理であり、放射線治療と抗がん剤を併用しての治療しか手がないことに変わりはありません。ですが、「家も近いことだし、連日来ることが苦にならないようなら通院治療も可能」と言われました。なんと、早ければ週明けにも父は退院できることになったのです。少なくとも残りわずかな余命を病院で寝たきりで過ごす、という最悪の事態は当面避けられることになりました。
担当医からの説明を受ける際に父を見舞いました。ついでに、店の帳簿などを持ち込み、目を通してもらったり税金の支払いの指示を受けたりと久々に仕事に触れたせいか「今日はいつもより気分がいいわ」ととご機嫌でした。正直一安心です。

今回の判断改善で一番救われたのは言うまでもなくわたし自身です。最悪の事態を耳にしてから食事がろくにのどを通らず、一日のうち二食は果物を牛乳で流し込むだけ、夕食こそそこそこの品目を口にしましたが量は食べることができず、それでいて全く空腹感がなくて胃液が逆流するような吐き気ばかり感じていたのです。この一週間で2.5kgほど体重が落ちました。しかし最悪からは脱却したことによって急に食欲が戻り、ようやくある程度普通に食べられるようになりました。少し胃が弱っていたのか下痢がちょっとひどくなりましたがそれでも体重の減りは前より緩やかになっています。
もちろんこれからは前のように気楽ではなく、苦しい日々も待っているでしょう。それでも、わたしも父もある程度は元の生活に戻れることに非常に安堵しています。これからのことはこれから苦労しましょう。今はただ、この安心感に浸っていたい気持ちでいっぱいです。

ただ、一つ問題が・・・。入院日数が意外と少なくなりそうだということで、父を大部屋から個室に移してもらいました。少しくつろいでほしかったからです。もちろんそれは父を大いに喜ばせましたが、それと比例するように只今我がままにふるまっているようです。まぁ少しくらいはいいのですが、個室になっても改善しない病院食に「こんなもの食えるか。口にするどころか食器をみただけで吐き気がしてくる。いらない。別のものが食べたい。」と母が見舞いに行く際にあれこれ食べ物に差し入れを要求してばかりいるそうです。担当医からは何を食べてもいいと許可はもらっているのですが、それでも入院中にウチから持っていったり外で買ってきた既製品ばかり食べているというのはちょっと・・・ねえ。確かに病院食は消化と栄養のことしか考えていない食事でまずく、わたし以上の食道楽でグルメマンガの解説役並の舌を持つ父には耐えられない食事でしょう。それでも、ちゃんと食べてくれないと体力が回復してくれないので、入院期間が伸びてしまう可能性も出てしまうのですが・・・。こういう悩みが出てくるだけでも贅沢、幸せというべきなんでしょうかねぇ。
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AMD、ZENの概要とBristol Ridgeの発表とを発表。

2016-06-01 23:57:24 | AMDブログ
AMDの次世代と言えばZENコアを使ったCPU/APUというのがイメージですが、一方でBristol Ridgeという名も時折出てきていました。これは第7世代APUのコードネームとのことですが、その二つを中心とした発表が6月1日におこなわれた模様です。


AMD、次世代CPU「Zen」は8コア16スレッドのハイエンド

【速報】AMD、Kaveriより56%速い第7世代AシリーズAPUを正式発表
~GPUも最大1GHzに達成


AMDの新APU「Bristol Ridge」のパフォーマンスアップ手法


Bristol Ridgeは現行のノートPC向けAPUであるCarrizoのマイナーチェンジ版ということですが、TrinityにおけるRichlandやKaveriに対するGadavariよりはパワーアップしている印象です。とはいえZENが掲げられた以上、やはり影の薄い印象です。なによりノーパソ向けのようですし。やはり我々としてはデスクトップにも採用されることが確実視されるZEN採用CPU、Summit Ridgeこそ注目すべき存在でしょう。

"40%以上のIPC向上に加え、8コア16スレッド"この一言がZENの全てを物語っていると言って過言ではありません。比較対象がPiledriverを使ったVisheraなのかCarrizoのExcavatorなのかでだいぶ違いますが、まぁ前者としておきましょう。シングル性能がそれだけ上がってコア数はFXと同等、それでいてHT相当の技術によって16スレッド使用可となれば、どう計算してもFX比2倍以上の性能アップと考えられますが、多分その分クロックを落とすでしょうから実際にはもう少し控えめな性能になるかと。また、16スレッドというのはIntelでも一般ユーザーがあまり手を出さないハイエンドクラスのスレッド数というわけで、一般ソフトがそれだけのスレッドを使ってくれるかどうか・・・は大いに気になります。ベンチマークはともかく今我々が使いたい重いソフト~主にエンコーダーになるでしょうが~では当面どこまで性能を発揮できるかどうか疑問です、AMDのSMTは初めてなのでIntelのHTほど洗練されてない可能性もありますし、その場合余力を残してしまうことになるでしょうし。いずれは完全対応するでしょうが。
また、おそらく8コアモデルはCPU単体でしょう。APUのCPUコア数は以前と同じく4コア、多くて6コアというところでしょうか。IntelがCore i5のようなミドルクラスのCPUにはHTを有効にしていないように、AMDもAPUではしてこない可能性も否定できません。ただ、代わりにかつてのPhenomIIで使用できないようにしてあるコアをBIOSレベルから有効にできたように、裏技的復活を用意してくるかもしれません。PC組み立てを愛するユーザーならむしろそうしたやり方の方が面白がられて歓迎されるでしょうから、もしSMTが全CPU・APUで解放されないのなら自己責任のそういう裏技をぜひ用意してほしいです。
少々気になるのが、Intelが内蔵GPUコアを使ったOPEN CLの活用を進めようとしていること。APUはもちろんIntel以上にそれに対応するでしょうが、それを持っていないCPU単体モデルがある意味時代遅れになりかねません。そこを例によってベンチマークで叩かれないといいのですが。

まぁやっとどうどうとスペックを書ける段階にまでZENが来たことはいいことです。ただベンチが速いだけでなく、面白い製品が出てくれることを期待しましょう。ぜひ次々世代APUはFluidMotionやアップコンバートをさらに強化してくださいね、AMDさん。
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