録画人間の末路 -

人は記録をしながらじゃないと生きていけない

このブログは

このブログは、PCでテレビ番組を快適に録画し、自由な形で好きなように活用するための実験結果報告をメインとしたものです。ですが、その自由を奪い、不自由を売りつけて無制限の利権を得ようとするものたちが、現在のテレビ界では勢力争いをしています。そういう連中とは断固戦い続けます。それが、ここのテーマです。
2011年7月24日まで続けることを目標にしていましたが、2011年いっぱいまで延期いたします。 ・・・の、予定でしたが、衛星放送の行く末が気になりますので、それまでは続けます。ああ、意志薄弱。



特殊なコンテンツ
・SpursEngine H.264エンコーダ 実験プログラムサポート&他ソフト紹介ページ
Lalfさんが作られている、SpursEngineで使えるエンコードソフトのリンク先の紹介などをしています。CUI版とAviUtlのプラグインの二種類があります。 また、それ以外に同じくLalfさんの作られたCodecSys Personal向け参照AVI、ravi2や、BOさんの開発されたLinux用HD PVRコントロールソフトのリンクもおいています。

※10/07/01 se_h264enc_auo ver 0.09、se_mpeg2enc_auo ver 0.05、Seche Technical Preview2 リリース

・スカパー!e2 各チャンネル解像度・ビットレート一覧表
独自の調査による、スカパー!e2とBSデジタル放送の解像度とビットレートの一覧表です。多少の間違いはご了承ください。

・意外とある、デジタル放送録画可能キャプチャーボード・ユニット
外部入力を用いて、デジタル放送のチューナーやレコーダーから出力される番組を、自由に扱える形式で録画可能なPC用のキャプチャーボードおよび外部ユニットの情報を集めたものです。

AMDの新CPUは来月早々?

2017-02-15 21:15:48 | AMDブログ
最近デジタル機器系を書いてもモバイルばかり、となっているのは、特に取り上げているAMDからなかなか新CPUやそれを搭載したPCが出ないせいなんですが、ご存知の通りZenと呼ばれるコアを搭載したCPU、Ryzenは発表済み。果たしていつ登場するか・・・に期待していたのですが、どうやら間もなくということらしいです。

AMD Ryzenのベンチマークリーク、いよいよIntel超えが現実のものに

超えているかどうかは別としまして、現状の一般向けCPUとしてはハイクラスのCore i7 7700K、あるいはよりハイパフォーマンス向けのCore i7 6900Kあたりともベンチによって勝ったり負けたり、という少なくとも同等の結果と出しているようです。さすがに10コアの6950Xにはかなわない印象ですが、あれは仕方ないでしょう。実際のところ、ベンチのスコアはどうでもよくてわたしとしては動画のエンコードの速度がどのくらいなのか、が気になりますが、そこはまだテストされたものが出てきていないようです。以前のFX8350は雑誌や商業サイトの酷評とは裏腹に、SandyやIvyBridgeのエンコード速度を上回るもので、HaswellになってやっとIntelもあらゆる条件でFX8350に勝てる、というものでした。今回は果たしてどうなるか。以前はテストとしてはx264を使ったH.264/AVCだけやっておかばよかったのですが、次からはH.265/HEVCのテストも必要になるでしょうね。Intel機と比べてどの程度のパフォーマンスを出すか、楽しみです。ただ、ウチにあるIntelで一番速いのはCore i7 6700、つまり現行のKabyではなく先代のSkylakeのハイロークラスになってしまうので、最新アーキテクチャとは言い難いものなのですが・・・。まぁIntelもクロックがより高く出せるようになった、以外はKabyもSkyもCPU部分の違いはない、と言っていましたし、参考くらいにはなるでしょう。
そのRyzenの発売ですが、リンク先の記事によると3月2日が濃厚。最近は日本だけ遅い、ということはあまりないと思いますので、来月早々に出てきてもおかしくありません。今回はあくまでCPUのみでAPUはまだ先のようですね。ミドルロー以下のために、早くAPUも、せめてBristol Ridge(A12-9800とか)だけでも単体販売してほしいものですが。
わたしとしても、なるべく早くRyzenを手に入れたいと考えています。とはいえ、今回は通販頼りになるでしょうから、ひょっとしたら遅れるかも知れませんが。個人的には低めのTDPモデルが用意されていることから、FXのときにはほとんどなかったMicroATXモデルを期待しています。買うCPUは、値段や6700との比較対象としての適当性から1700を予定しています。早く使ってみたいものです。ただ、AMDの場合、こうした低TDPモデルや注目クラスが直前になって後回しになる、という悪いクセがありますので、それが再発しなければいいんですが(笑)。
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怪獣映画監督第四の作品「ニューヨークの怪人」

2017-02-09 23:27:59 | 特撮・モンスター映画
ユージン・ローリー、と字面だけ見ると危ない趣味の人にも見える方はもちろんそういう人ではなく、旧ソ連出身で主にイギリスやアメリカの映画スタッフ、それも美術面で活躍した人で、アカデミー賞にノミネートされたこともある一級の人です。とはいえそれだけでは普通人の記憶には残りません。彼が映画関連の書籍はブログで登場する時は、主に「西洋では珍しい巨大怪獣映画を生涯に三本の監督した人」として紹介される時です。しかも、その三本の特撮は「原子怪獣現る」ではレイ・ハリーハウゼン、「大海獣ビヒモス」ではウィリス・オブライエン、「怪獣ゴルゴ」ではトム・ハワードと、大物もしくはこの作品以降特撮の大物となった人物ばかり。映画美術系の人だけに、見る目に長けていた、ということなんでしょうか。
それだけにユージン・ローリーの監督としての作品が紹介される場合は上記の三本ばかりで他の作品は名前すらなかなか出てくることはありません。確か生涯の間に計五本の作品を監督したとどこかで読んだ覚えがあるのですが・・・。その残り二本のうちの一本が最近ようやくDVD化されました。それが「ニューヨークの怪人」です。

ニューヨークの怪人 [DVD]
ジョン・バラグレイ,マーラ・パワーズ,オットー・クルーガー,チャールズ・ハーバート,ロバート・ハットン
ランコーポレーション


わたしが取り上げるのですから、もちろん怪物が出てくる映画です。確か最後の一本は怪物も怪獣も登場しない一般作と聞いていますので、そちらを見ることはないでしょう。なお、本エントリーのタイトルには「第四の作品」と書いていますが、これはあくまで取り上げられ方が四番目という意味で、製作順で言えば二番目の作品になります。

作物を育てるに条件の悪い極地でも食料生産ができる、という研究を進めていた天才科学者、ジェレミーはある日息子をかばって突然事故にあい、死んでしまいます。その死を受け入れられないジェレミーの父、ウィリアムは遺体から脳を取り出し、それを電気的に生かし、コミュニケーションを取ることに成功。その脳は最終的に人型のロボットに納められ、ジェレミーは人造人間として復活します。復活当初は自分を破壊してしまうことを望んでいたジェレミーですが、研究を続けられると父に説得され、人前に姿を見せないという条件で研究を続けることに。しかし、自分の一周忌をキッカケに外へ出てしまい、自分の息子と再会。やがてジェレミーは徐々におかしくなっていく・・・。という物語です。内容としては典型的フランケンシュタインの怪物型ですが、以前の記憶と人格を全て備えたまま、ロボットのボディで復活する、というのは、1958年当時としては斬新な発想であったと思われます。しかも、そのロボットの体はとことん不気味。なまじっか人間に近い姿にしているだけに、暗闇に出てきたら卒倒すること請け合いの怖さです。そもそも実験を続けさせるためにジェレミーを生き返らせたのに、ロボットボディは不器用で細かい作業はできず、実験はジェレミーの指示で父や弟がやっていたのですから、人型にする必要などなかったのですが・・・。復活させたのが父親だけに少しでも人間に近づけさせたかったのでしょうが、人に似た手足を持っているだけに自由に動けないもどかしさがジェレミーの精神的な闇を増大させたのは間違いないでしょう。ただ、その過程が一足飛びであまり芯に迫らず、あとで頭で解釈してそうだ、と分かるものになっているだけにもう一つその悲劇性と恐怖が伝わってきません。触覚も味覚も嗅覚もない代わりに知覚が研ぎ澄まされ、遠距離の事故などをあたかも目の前で起こっているがごとくの映像としてとらえられる、などの特殊能力を徐々に発揮しだすのも、そのあとの展開にはほとんど生かされていません。それどころか唐突に目の点滅で父親に催眠術のようなものをかけたり、妻に手を出した弟へ対する怒りから、目から怪光線を発射して殺害するなど、なんでこんな能力つけたのか父親を問い詰めたくなるようなメチャクチャな展開になっていくのです。ラストは科学者の会議に突然乱入し、怪光線でかたっぱしから科学者たちを殺しまくります。これも生そのものや生物だけが受けられる栄光への嫉妬から、なんでしょうが説明も間接的に感じられる演出もろくになく、とことん唐突です。
なお、ラストの大量殺害シーンはなぜか光線を発射する前から倒れている人物がいたり、死者が出始めても周囲の人間は我先にと逃げだすでもなく、ただ茫然とジェレミーを眺めるのみ。後年の「大海獣ビヒモス」や「怪獣ゴルゴ」で日本式の「逃げる」というより「避難行動」に近い怪獣から逃げる映像とは一味違う、パニック気味に怪獣の攻撃から逃げ惑う人々を緻密に描いた作品と同じ監督の仕事とは思えません。ようするにそこまでの気配りができていないころの作品で、主人公の内面を芯に迫って演出することを求められた本作を担当するにはまだ経験が浅かった、ということなんでしょう。もしもっと後年とっていたら、単に怪獣映画の監督作品というだけでなく、ホラー映画の傑作としても名を残していて、DVD化ももっと早かったかも知れません。それでも、人でない別ボディに望まずに移植されゆえの悲しみ・精神的な闇を一度感じ取ってしまうと本作でも一味違った怖さを感じ、単なるB級と片付けられない余韻を残してくれる映画だと思います。
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mineoその後

2017-02-07 22:41:31 | モバイル機器
少し前に、わたしも契約して利用しているMVNOサービス、mineo独自のサービスであるフリータンクが枯渇寸前である、という記事を書きました。とりあえず1月はしのいだようですが・・・。

そして本日、mineoより予告されていたフリータンクのシステムの一部変更がmineo内会員サービスの"マイネ王"スタッフブログにおいて発表されました。その内容は
累計OUT量が累計IN量以上の方の場合、残容量が1,000MB以下でないとOUTできないようにします。
※累計OUT量が累計IN量より少ない場合は現行と変わりません。ただし、OUTよりもINを多くしてくださっている方については、現行と同様のルールとします。

OUT可能期間を下記のように1日短縮します。
[現行]毎月21日~月末日
[変更後]毎月21日~月末日の1日前 (2月は21~27日)


というものでした。予想していたよりはるかに軽い変更に収まっています。1GB以下でないと引き出せないというのは、それ以上持っている人はパケット残量に困っていないという判断からできないようにする、というものです。IN、つまりフリータンクに納めている容量の多い人は例外として扱うというのは気が利いています。二つ目の変更は、実はパケット引き出しというのは手続き後の翌日にならないと付加されないルールなため、末日に引き出すと来月分の契約パケットの追加と同時追加となってしまって、容量が足りないから借りる、というフリータンクのコンセプトにそぐわないため、とのことです。具体的な変更点は以上になるようです。
この変更によって従来よりは、機械的に1000MB毎月引き出し、という事態は減らすことはできるでしょう。ただ、1GB契約をして1000MBをフリータンクから毎月引き出して実質毎月2GB、という使い方をしている人はあまり変わらないことが予想されますし、何よりmineoが「フリータンクからOUTしたパケットを転売されている」人がいるのではないか、と推測しているようです。そうしたユーザーが大勢いるとしたら、事態はそれほど改善しないでしょう。ただ、毎月必ずOUTのみを行っているユーザーに対しては「「契約容量の見直しをご検討ください」という内容のメールの配信も検討中」とのことなので、心情的にやりにくくなると思われますが。

なお、7日現在フリータンクの残量はなんと18TBを超えています。21日まではINはできてもOUTはできないため、そこまでに20TBを超えることはほぼ確実と思われます。そこまでいけば、過去最大残量に並ぶか、それ以上の記録的残量となるでしょう。ただ、まだ今月が始まって1/4しか経過していないにもかかわらず、3000MBや5000MBという膨大な容量を入れている人が目立ちます。一か月1000MBまでしか引き出せないので、あとで手元に戻すのにずいぶん時間がかかってしまうのですが・・・。こんなに入れられるという人は、これはこれで契約容量を見直した方がいい気がするのですが。契約ユーザーはお金を払った分のサービスを受ける権利がある存在であることが第一であって、サービスを支える出資者ではないのですから。

これで枯渇するほどフリータンクのパケットが減らなければいいのですが、果たしてこの程度のルール変更でどこまで改善するか・・・。メールを送ると言ってもみなければいい、OUTだけを行えば目を付けられるのだからINを最低の10MB・OUTは最大の1000MB行う、引き出す権利を得る1000MBを切る容量にするために節約モードを使わないなど、かなり簡単な方法で制限を回避できてしまうような気がします。個人的にはフリータンクが維持できなくなっても仕方ないと考えていますが、月末の残量は注目する必要がありそうです。
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帰ってまいりました

2017-02-06 21:11:28 | Weblog
誰も待ってないだろう我が父の報告記事になります。

なんと、自宅へ帰ってきています。
抜いた腹水が再度溜まる様子が見えないこと、抗がん剤治療が再開できそうなこと、足が治って通院ができそうな容体になったこと、父が家に戻りたがっていることなど、諸々の事情があるようですが、とにもかくにも父は退院手続きを済ませて家に戻ることができました。
ただ、この半年強の間に三回も入院した代償は大きく、それ以前と比べてもかなり体重が減ってしまい、体は痩せてしまっています。特に腹筋の力がなくなったのか、少し高くてボソボソした声でしか話せなくなってしまいました。また、入院中は頭を使うこともないため、少し頭が固くなり、なんでもないことをわざわざできない方向からやろうとしてイライラし、余計な時間ばかり食うなども後遺症の一種でしょう。ただ、ある程度は時間が解決してくれるものと思います。
ただ、体力的にはそれだけ衰えたにも関わらずむちゃくちゃ元気で、「もう大丈夫」と一人でスタスタ街を歩き回り、わたしを差し置いて一人で店の仕事や手続きを、以前よりはゆっくりながらガンガンこなしています。なによりよく食います。退院したその日に「すき焼きが食いたい。いい肉買ってこい」とお金を出し、わたしよりも多く食ったくらいです。それでいて、食べ過ぎたという様子は全く見せません。脅威です。

正直一安心、わたしもおちついて日々の生活が過ごせる、と言いたいところですが、油断はできません。なにせ主治医の先生は「退院」という言葉を使わず、「帰宅」と言ったらしいです。これは
・またしばらくすると腹水が溜まるなど容体が悪化することがあるだろうから、近々再入院することになるだろう
という意味か、もしくは
・今回はあまり家のことを気にしているから帰宅許可を出しただけで、一定の期間がたてば容体の良い悪いに関係なく入院に戻ってもらう
という意味を挿すのでしょうか。前者は仕方のないところですが、後者だとすると家族としては受け入れがたいです。もちろんそうだったとしても退院後の状態良好を保てば前者の意味に移行する可能性は十分あります。仮にそうした容体に関係なく入院に戻ることを求められたら、今度こそいわゆるセカンドオピニオンを受けさせてみたいと思います。多分嫌がると思いますが・・・。やはり日常の中で生きてほしいですからね。今まで本人にも家族にも一切明かさずに「容体は良い、どの数値をとっても悪化していない、検査でもがん細胞の再増加は見られない」と言っていただけで、実はかなり進行していた・・・などと言われるのが一番恐ろしいですが。

ちなみに主治医でない腫瘍内科の先生は、相変わらず「不思議な体の持ち主だ。病気ではなく、医学資料のために調査したくらいだ」などと診察のたびに言っているようですので、それほど悪化はしていないもの、と信じてはいるのですが、何分全く知識がないもので・・・。父本人は「最低でも今年いっぱいは生きる」と言っているのですが、わたしとしては所謂五年生存の壁を突破して、元気に長生きしてほしいと願っています。
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日本音楽著作権協会の方針は危険な考え

2017-02-03 23:11:51 | 次世代ビデオへの懸念
すでにさんざん報道された話ではありますし、ヘタにこういうことを取り上げると全然内容と関係ない荒れ方をする可能性もありましたので迷いましたが、やはり危険な考え方なので取り上げてみることにしました。

音楽教室は「公衆の前での演奏」 JASRACが著作権料徴収の方針

JASRACこと日本音楽著作権協会が、音楽教室で著作権付音楽を演奏していることを取り上げ、「公衆の前での演奏」に該当するとして著作権料を請求できる方針を明らかにした、という話です。音楽教室では生徒に親しみやすい音楽を課題として採用し、なじみのある音楽を自分の手で演奏できるようになろうとすることから音楽演奏を学ぶ、というやり方をしているところが多そうですが、そうしたところからも著作権料を徴収したい、というわけです。
この理由が「公衆の前での演奏に当たる」というのが日本音楽著作権協会の主張。例えば講師が生徒の前で、お手本として演奏することは当然あるでしょうが、それを「演奏権」の侵害とみなすということです。この解釈は無茶があり過ぎで、これに従えば鼻歌で著作権ものの歌を人前で歌えば、著作権料を支払わなければならないということになってしまいます。本来なら「音楽教室は著作権ものの音楽を利用して利益を得ているわけだから、そこからも徴収できるのが妥当だ」という主張をすべきでしょう。これならまだ分からなくもないです。ウチでも過去に取り上げたことはありますが、こうした著作権ものの判断には「カラオケ法理」というものがあります。とあるスナックがカラオケ機を設置して客に自由に歌わせていたことから「利益を得ていたんだから著作権料を払え」という裁判を起こされました。あくまで店側は演奏はしておらず、機械の操作も原則客が行っていたため、演奏には当たらないから著作権料支払いの必要はないという店側の反論もありましたが認められず、日本音楽著作権協会側の勝訴となりました。これによって「設置側の理屈はどうあれ、利用者が著作権の侵害をしていた場合の責任は設置側にある」という法理が誕生し、著作権側の絶対的切り札となって現在に至ります。「まねきTV」問題も同じ理論が最終的には採用され、それまでの公衆送信権侵害には当たらないという判決は覆されました。今回もそうした理論の延長なのかと思っていましたが、利益に関してではなく演奏そのものに対しての利用料を請求してくるあたり、どうも異なる方向からも著作権利用料を徴収できる権利を模索している匂いがします。いわば「第二のカラオケ法理」を作りだし、著作権利用料範囲拡大の両軸にしようともくろんでいるのかも知れません。ちと妄想が過ぎるかも知れませんが、個人的にはそういう気がします。

この理論が確立すれば、他に喜ぶのはテレビ局でしょう。4K8K放送に録画禁止が検討されてからずいぶん経ちますが、少なくとも撤回の方向は見られません。さすがに家電業界が認めていないと思われます(個人の批判はどうでもいいのでしょう)。しかし、上記で示された理論が確立すれば「公衆」の範囲を無限に拡大、やり方によっては完全な個人利用すら「公衆の前での利用に変わりはない」という解釈も可能でしょう。そうなれば、「当然権利の侵害となる」となり、録画番組の再生を有料にする、さらには規制を強める絶好の理由にもなるでしょう。「著作権の保護」という言葉は濫用されすぎて説得力がなくなり、さすがのテレビ業界も録画規制に対してこの言葉を使うことは少なくなってきていますが、法律解釈の後ろ盾ができれば話は別、堂々と「著作権の保護のため」として録画規制と視聴の有料化を進めてくる可能性は十分あります。今回の件はそのキッカケになりかねません。
と、してお役所がストップをかけてくれればいいのですが、お伺い先がよりによってあの文化庁。著作権業界ベッタリの文化庁なら、大した検討もなく日本音楽著作権協会の言うがままの見解を示しても決して不思議ではありません。残念ながらこの手の話が出てくると一番肝心の大衆の意見は蚊帳の外、になるのが日本の風習。わたしにできるのは、こうしたわたしの妄想という悪しき道に進まないことを祈って、こんなエントリーを書くとだけでしょうか。
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少しよくなったご報告

2017-02-01 21:29:21 | Weblog
毎度のことながら、我が父の容態記事であります。どうか読み流してください。

腹水で腹が膨れ、足がむくんで歩けないという状態を放置できず、緊急的に入院した我が父ですが、二回にわたって腹水を抜く、という処置が行われました。それでも、わたしが見舞いにいった段階ではまだ腹は膨れ、足のむくみは、良くなった、と言っても大分残っており、少しふらついていて歩行が不安に見えるという状態に変わりはありませんでした。
そして現在、父の腹水はそれから増えることがないどころか減り続け、腹はすっかり引っ込んでいます。何より足のむくみが、本人が言うには「完全に治った」なほど回復し、いまや暇を持て余して病院内をウロウロしているようです。「差し入れに歩数計が欲しい」とまで言いだしているとのこと。体重も、最初の入院前と同等にまで軽くなりました。個人的には水でなくて肉でもう少し体重を増やさせたいところですが、そのくらいには回復しています。もちろん腹水が止まったと断言はできませんが、利尿剤の効果もあるとはいえ、少なくとも腹水が溜まるより排出するペースの方がずっと上、という状態にはなりました。これでしばらくは大丈夫でしょう。

そこまで回復したことを受け、腫瘍内科の先生(主治医の先生とは別の人)から、抗がん剤によるガン治療を再開するか、と持ちかけられてきました。ただ、「副作用によって苦しむかも知れないので、このまま治療を受けないという選択肢もあります」とも言われ、容体は良くないのかと父は少し落ち込んだようですが、やはり日常に戻れる可能性を捨てきれず、治療再開を決意したという連絡がありました。そもそも腹水がかなり溜っていた状態でも抗がん剤は続けており、その時点でも苦しい副作用などは表面上は全く出てきていませんでした。と、言うことは、治療再開しても副作用で苦しまない可能性は十分ある、ということです。どんなに悪く見てもまだ日常に戻る可能性をあきらめる段階ではないでしょう。
歩けるようになり、近日中に緊急事態に陥る可能性が大幅に低下し、飲酒以外の食事制限は一切なし・・・。ということは、退院して通院で十分と判断されてもいいと素人目には見えるのですが、残念ながらまだ解放という話は出てきていません。「まだ様子を見る」と言って退院を確約してくれないのです、特に主治医の先生が。ただ、最悪の事態は脱出できたのは間違いないですし、退院できる可能性はグンと高くなりました。

昨年末に父が買った宝くじを勝手に調べたのですが、一万円をはじめ少し当たっていました。父が宝くじをちょびちょび買うようになって一年が過ぎましたが、最初の5万円当選を除いてもなお、父は宝くじの黒字をキープしています。大口はありませんが、毎回一万円以上は当たっているのです。こんなに籤運のいい父が、確率の低い容態が悪くなる分岐点を選ぶとは、わたしにはとても思えません。きっと病気を克服して数年は寿命を延ばし、家に帰ってきてくれるとわたしは信じています。
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mineo名物フリータンクがピンチ!

2017-01-28 15:30:12 | モバイル機器
わたしが日ごろから公言して憚らない言葉の一つに「モバイル通信の三日制限は絶対受け入れない」というのがあります。昔はそうした制限を全く設けていないWiMAXを長年愛用していたのですが、2+以降三日制限を宣言したので解約、しばらく前からmineoというMVNOサービスを利用しはじめ、現在に至っています。いくつかのMVNOは契約して数か月間は「お試し」を兼ねて利用料金の値引きサービスを行うことが多く、それを利用して一つにとどまらず数か月ごとに解約契約を繰り返しサービスを渡り歩いて料金を節約している人も少なからずいるようですが、わたしは"三日制限なしの明文化、シェアリング・繰り越し可、主な利用時間の20~25時にモバイルPCを使うには十分な速度の提供"という自分の希望とmineoの提供サービスが合致しているので、今のところ解約したり他に移ったりする気はありません。それに半年も激安で通信させてくれたのにそれが終わったらハイサヨウナラ、では申し訳ないし。

そうした快適な利用環境を提供してくれる独自サービスの一つがフリータンク。登録ユーザーならだれでも自分のパケットを提供でき(10MB単位無制限)、同じく登録ユーザーなら誰でもそこから自分のパケットとして引き出すことができ(10MB単位、一か月1000MBまで)るという珍しいものでした。わたしは3GBxSIM2枚の契約で一か月6GBで利用しているのですがどうしても使用容量にはブレがあり、来月への繰り越し分上限以上に余る月が結構あるのです。そうした場合無駄分をフリータンクに提供しています。開始当初は繰り越し分ではなく、今月使用料分からしかタンク入れができない仕様だったので入れた分使用料が減るだけだったため、損した気分にさせられましたが、その後繰り越し分を優先して割り当てる仕様に変更、安心して「余った分を提供する」ことができるようになりました。最大繰り越し分を加えた9GBを超える利用をすることはほとんどないのですが、6GBを超える利用が3か月ほど続くことはあります。そうした場合、過去の貯金を引き出す気分でフリータンクからパケットを引き出す、そうした利用の仕方をしてきました。平均6GBであることに変わりはないのですが、1000MB分上にブレの余裕が持てるという意味合いで使ってました。実際には入れる方が出すより量は多いのですが、無駄にするくらいならだれか使ってくれる方がいいですしね、
ただ、フリータンクという特殊なやり方が保てるのも、そうした利用者の出し入れ両方の利用・共用の意識あってのこと。どうも最近蓄えられたフリータンクがすごい勢いで減っているようなのです。

余りパケットみんなで分け合う「mineoフリータンク」に危機 引き出し増加でパケット枯渇の恐れ

リンク先の図によると、かつては190TB超えていたフリータンク在庫が26日の時点で1.6TBと、1/100にまで減っています。
追記:この読み方は間違っていました。193TBの"入り"と191TBの”引き出しがある、という意味で、最大残量は20TB程度だったようです。それでも1/10以下ですが。
この減り方はまだ続いており、わたしが確認した28日の時点では1.4TB半のあたりを行ったり来たり、というところでした。フリータンクは出し入れの利用者の記録が掲示板のようにしばらく表記される形式なので眺めると、"入れる”人の容量はマチマチで200MBとかの人もいれば3000MBとやたらたくさん入れている人もいます。基本的にはもう月末なのでだいたい余りそうな分を入れている、というやり方でしょう。その一方で"出す"人は、わたしの見た限りでは100%上限の1000MBです。そうでない人もいると思いますが、少数派でしょう。大半がいきなり1000MBと思われます。人数でいっても、少なくとも入れる人と出す人は同程度、ひょっとしたら出す人の方が多いかもしれないくらいです。これでは減るばかりで当然です。
タンクが枯渇した理由は明白で、入れずに出すだけ、1000MB分をひと手間かかる追加パケットと思って使っているだけの人が爆発的に増えたためでしょう。mineoは繰り越しができますから、追加1000MBは余っても来月そのまま使えますので、無駄になりませんからね。というより、フリータンクをアテにして、少な目の容量の契約をしている人が多いのかと思います。わたしのように2枚SIMを契約すれば、2枚で2000MB引き出すことも可能ですから、そう考えてもおかしくありません。1GB2枚契約で実質4GB・・・おいしすぎますし。しかし、その発想のユーザーを大勢抱える容量はもうフリータンクにはありません。1.4TBなんて一口1000MBのたった1400口分でしかないですからね。今は「フリータンク存続のために、少し多めに入れようか」なんて人も出ているようですが(わたしもその一人、少し多めに入れました)、そのうちバカバカしくなって追加する人が減っていく可能性は十分あります。だからと言って「もっと入れよう」とはとても言えません。結局みんなmineoの有料利用者でしかないのですから、あくまで「余った分だけ、もったいないから」入れておく、の精神以上は必要ないと思います。やはり「出す」人に、ちょっと考えを改めてもらうしかないですねぇ。何も考えず1000MB出すのではなく、本当に足りない分だけ、100MBとかにしておく。そうするだけでだいぶ違うんですが、mineo自体が宣伝としてフリータンクから1GB補充できる、を謡った形跡がある以上、使うなとも言えません。面白いサービスではありましたが、フリータンクは破たんするしかないと思われます。フリータンクからの引き出し容量は100MB~200MBまでとして徐々に利用者を減らし、シェアリング可能な貯金箱ならぬ貯パケット箱を別に用意して熱心な利用者にはそっちを使ってもらい、他人に分け与えるギフトパケットを活用してもらう・・・といった体制に移行するしかないと思います。まぁ仕方ないですね、利用者のモラルに頼ったサービスはもう日本でも難しいということなのでしょう。
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都道府県別固定局密度 に見る地域差

2017-01-23 22:16:36 | 次世代ビデオへの懸念
我々の言う録画とはテレビ番組の録画のことであり、テレビ番組を録画するには当然ですが放送が必要です。個人的にはとっくの昔に録画のメイン環境は衛星放送へと移っており、放送自体もそうあるべきだと思っていますが、世間では「テレビ=地上波」の概念が絶対であり、今でも録画はこちらがメイン、という人の方が多いと思います。ですが、地上波放送ほどこの時代に地域差を思い知らされるものもないでしょう。物理的なものや交通手段によって感じる地域差はある意味仕方ないと割り切ることはできますが、放送という電波を使っているのにチャンネル数はもちろん受信環境においてすら地域によって大きな差が残っているのですから。そして、地上波キー局もかつてほどテレビ界の外においての力を持っていない今、この地域差が縮まる気配は全くないわけです。

それをより体感できる資料を眺めていると、割と楽しいと思ってしまう自分がいろいろ変です。本日総務省の広報資料として「「電波利用料の見直しに係る料額算定の具体化方針(案)」に対する意見募集の結果」が公開されました。意見募集と言っても寄せられたのは放送局もしくは通信関係と言った企業のものばかりで、事実上原案容認意見のみとなっています。特に地上波テレビ放送における電波利用料の不公平さは前から指摘されていますが、こうした場に意見が寄せられない以上、同じ傾向はこれからも続くでしょう。
まぁそれはおいといて、リンク先に"本意見募集の結果を踏まえ、「電波利用料の見直しに係る料額算定の具体化方針」を別添のとおり策定しました"とあるその別添、PDFファイルになっていますがその9ページ目に「図表7 都道府県別固定局密度」という一覧表があります。と都道府県別の地上波放送を送受信させるための無線局の設置状況を一局ごとの平方kmと全国指数で比較したものです。

一位は当然東京都、もうダントツの数字です。単なる陸地面積で言えば決して広い方ではない東京都ですが、そのほとんどが住宅地かビジネス街として開発されていて人のいることを前提とした地域とだけを見れば非常に広いため過剰なまでの中継基地によって津々浦々まで地上波電波が届く必要があるということなのでしょう。二位は当然のごとく大阪府で三位は準東京扱いで神奈川県。ここまではまぁ想定内ですが、4位沖縄県というのが面白い。他県と陸続きでないため、隣県の電波受信などで補うことができないのでそれなりに無線局は必要なのでしょうが、ちょっと多すぎる感はあります。5位の香川県に至っては、失礼ながら全くの想定外、いや予想外。香川県がトップレベルの地上波無線基地設置が行われている、と資料を見る前に想像していた人は、多分ほとんどいないのではないのでしょうか。これは一つに香川県が県別陸地面積で言えば、確か一番狭いということもあるのでしょうが。ちなみに香川県は瀬戸内海を挟んだ岡山県と事実上地上波ネットを共用しており、二県合わせてキー局が被らない五局の民放を受信できるとのことです。合い方の岡山県の方は37位と下位で指数も平均値を下回っているのがまたなんとも。
その下位はと言いますと、陸地面積が圧倒的に広い北海道を別格としても、東北勢ばかりが名を連ねています。かろうじて宮城県が県別で言えばやはり下位ながら指数で平均を上回っているだけで、あとの県はすべて指数が1を下回っています。これらの地域が指数の基準値を下げていると言ってもいいくらいです。というより東北地方は宮城県を例外として全く地上波普及に力を入れてもらっていない、被差別地域と言っていいでしょう。県の面積が広い・雪が多いために無線局の設置が難しい・山が多いと言った言い訳も思いつきますが、面積で言えば東北の県より広く、山や雪の多さで言っても負けていないだろう長野県は宮城県をやや上回る局密度を確保しているため、決定的な理由になりません。地上波をこれからも情報収集の手段として重視するのならば、こうした東北県の弱い設置状況こそ問題にすべき、と思います。まぁ地上波においてもっとも優遇されているはずの関東に所属している群馬県がなぜか指数1を下回る下位に入っていますが・・・。
それらに交じって九州勢の大分県と宮崎県が東北に次ぐ低い設置状況なのがちょっと不思議です。九州はむしろ設置状況が良く、他の県はみな上位に入っているのにこの2県だけ不自然なほど少ないのです。あくまで拾った話では、これらはもともと隣県の放送の電波を受信できる環境にある家が多く、またケーブルテレビが充実していて多くの地域で隣県の放送をそのまま再送信している、そのため県別放送局が少数であっても新たな局を、という需要が全く育たなかったため、らしいです。確か九州で地上デジタル放送導入の際、県別地域別放送の概念に従って地元放送局が隣県のケーブルテレビによる再送信を打ち切らせる、という要望を総務省を通じて行おうとした、という話がありましたが、当然ながら住民からは大反対の声があがったため、それを断念したとか。それはこの2県だったでしょうか。無線局が少ないのは、誰も地元局をみないのなら基地を充実させる必要はないだろ、という地元放送局の嫌味がこもっているかも知れません。一方、民放が一局しかない佐賀県は九州らしく無線局密度が高い13位です。やはり隣県の放送を受信するためのものなんでしょうが、住民とのトラブルは少なかった様子がうかがえます。

こんな風に政治的贔屓なんかも含めて自県を隣県と比べて比較妄想してみるのも面白いかも知れません・・・なんてことを考えるのはやっぱわたしだけか(^^;)
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ちょっとよくないご報告

2017-01-21 21:25:05 | Weblog
最近すっかり父の病気ブログと化している当ブログですが、わたしとしても他に弱気の行き場がないものでご勘弁ください。

今日、入院中の父に担当医から説明があるとのことだったのですが、わたしは外せないので代わりに弟Bに行ってもらいました。で、その弟から聞いた話ですが、あまりいいとは言えない状況だそうです。
現在最大の懸念は腹水が溜まる症状ですが、どうにも分からないらしく、「癌の影響、腫瘍で血管等が圧迫されているための腹水と思われる」の一言で片づけられています。そのため根本的治療方法が分からず、とりあえず腹水に関する一般的投薬治療と、腹水を抜く治療を併用するしか手の打ちようがない、とのことなのです。その通常治療で腹水が止まる、あるいは速度が遅くなるなら退院の可能性もあるが、現状ではどれだけ入院が続くかなんともいいようがないのだそうです。しかも、腹水への治療中は負担のかかる抗がん剤の投薬は副作用が危険であるとの判断から中断されています。腹水の治療が長引けば長引くほどガンは放置状態となり、現在は縮小・少なくとも増殖が抑えられているガン細胞の増殖は時間の問題となるでしょう。その場合、結果父の寿命は縮みます。
「もし入院が長引くようなら、この病院では長く置いておけないので他の病院に移っていただくことになります」
とも言われました。現在入院している病院ほどのガン治療の設備は、その紹介された他の病院にはありません(それでも上位ではありますが)。つまり、その場合匙を投げるということです。
父の今後ありうるパターンは4つ。
1.腹水がほぼ止まり、以前の抗がん剤治療が再開する
2.腹水の溜まり方が緩やかになり、週に1~2回程度の通院で、状況を見て腹水を抜く治療を行いつつ抗がん剤治療を併用する
3.このまま入院生活が続き、そのうち治療は行ってくれなくなり、他の病院に移される。外泊扱いであと数回家に帰れるかどうか
4.事態が急変する
1の可能性は、正直低いようです。なにせ「原因がハッキリしない」のに、普通の治療しか行ってくれないのですから、それで治る可能性はお世辞にも高いとは言えないでしょう。3の場合、ほとんど腹水を抜くだけになり、ガンが進行するためにどこまで生きられるか・・・。ということになるでしょう。わたしはせめて2のパターンで家に帰ってきてほしいと願っているのですが、その場合でも週1~2回の通院は負担が大きいのではないか、と入院を続けさせられるようなことも言っていたようです。もっともショッキングな4に関しても「その場合延命措置は行いますか?大変苦しみますしそうなった場合治る見込みはなくなりますが」とも言われたので可能性はあるのでしょう。現状そうなる可能性はかなり低いようですが、いつか来る道かも知れません。

いずれにしても、このところの順調な父の容体は腹水によって全く変わってしまいました。父が楽しみにしていた東京オリンピックまで家で元気に生きていてほしいと思っていましたが、決して低くない確率で来年の正月を迎えられるかどうか、になっています。どう転ぶにしても、わたしが数日間父に店を任せ、家を離れて東京に行く、などはもう二度とできないでしょう。以前父のガン宣告があったときはそんなことを真っ先に気にしてしまいましたが、今はどうでも良くなっています。先日行った時もそれほど東京生活を楽しめませんでしたし、何より秋葉原はもうわたしが以前東京に住んでいた時に愛した街ではありませんしね。そんなものよりまだ父に生きて、この家に戻ってきて、少しくらい寝てばかりでもいいから元気で生活してほしいものです。
なお、父は点滴や腹水抜きで管につながっている間は苦しそうにぼんやりしているようですが、外れてしまえば元気になり、今日もテレビを見ながら少し慣れてきた手つきで携帯電話をあやつり(個室です)、大好きな競馬の馬券を買っていたそうです。そのくらいの活力もありますし、頭もはっきりしているのです。食欲もあるようです。もう退院できないかも知れない、とは信じられません。悪い方にいかないことを祈るばかりです。
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パナソニックも国内に有機ELテレビ投入か!?

2017-01-17 22:35:41 | 次世代ビデオへの懸念
前から書いていますが、わたしは液晶テレビの画質が好みでなく、低い評価しかしていません。それは各ドットの独立性が強すぎてトゲトゲしい映像になりがちだから、というのが大きな理由です。特に背景をボカして手前にピントを合わせたような映像の背後のボケの描き方がひどく、ボケっぽく別に描いたようにしか見えません。これは4Kになっても全く変わらず、おかげで液晶だとどんなに美しい映像を映しても平面さが際立つばかりで、決して「吸い込まれそうなほど美しい映像」には見えません。むしろ一歩二歩と下がりたくなります。他の映像パネル技術はたいてい周囲の色と適度に混じって見えて、ボケがボけっぽく見えているので、こちらのほうが動画として美しく見えます。なんで液晶ばかりがテレビ用として残ったのか不思議で仕方ありません。まぁそれは個人の好みですしボケなんかどうでもよくてクッキリした映像さえ映ればいいと言う人もいるでしょうが、あくまでわたしの意見としての液晶というものは、PCのディスプレイのようにもっぱら静止画用として使う場合やスマートフォンのような小さな画面を表示するには向いていると思いますが、テレビのような基本動いている動画を映しかつ一定以上の大きさが必要な表示用としては向いているとは思えないのです。まぁ8Kくらいの解像度になればそこの問題も解消されるのですが、超々巨大サイズしか出ないだろう8Kで実現しても仕方ないですし。しかし、パナソニックがプラズマをやめて以来日本では液晶しかテレビとして提供されない日々が続いてきました。そのパナソニックの液晶も新型を出すたびに「プラズマを超えた画質」という機能説明をしたがるあたり、逆に「液晶ではプラズマを超えられない」ことを証明しているように聞こえます。なぜなら本当に超えているのなら毎回その言葉を使う必要はないのですから。ただ、古いプラズマより最新技術の液晶の方が部分的に良いところもあるかとは思いますが、所詮はゴマカシです。

しかし、その「プラズマ超え」がようやく果たされる時が来るかも知れません。パナソニックも、今まで欧州など他国でしか発売していなかった有機ELテレビを日本でも投入することがどうやら決まりそうなのです。

パナソニック「プラズマを超える有機ELテレビ」国内投入へ。2020年に「究極の有機EL」

ただし、あくまで"欧州優先"で日本も出すだろうという曖昧なもので、結局出さないという可能性も否定できません。そういう意味では3月の発売が決定(多分)している東芝ほど有機ELテレビへの積極性を感じないのですが、好感触のポイントとしてはまず「湾曲させない」ことがはっきりしている点が挙げられます。東芝の有機ELテレビはそこらへんはどこにも書いて無く、各サイトに掲載されている写真はみな同一のもので、多分湾曲してないような気がする、程度にしか感じられず、積極的に取り上げる気にはなれませんでした。なにせ現在日本で唯一手に入る有機ELであるLG電子製のものはキッチリ湾曲していましたし、それ以外の欧州向けの有機ELテレビはみな湾曲していたため、「有機ELテレビは画質ではなく湾曲させることを目的としてテレビに採用している」のがこれまで実態でした。そこを明確に否定し、少なくとも今後日本で発売される可能性のある有機ELテレビは湾曲せずにフラットなものになることが語られたのは大きなことです。湾曲が全てにおいてフラットより悪い、とはいいませんが”有機EL=湾曲"のイメージが定着することで小型化~と、いうより一般的標準サイズのテレビ~へ有機ELパネルが採用される道が閉ざされる可能性がありましたから。湾曲は視界の外に画面があふれるほど巨大サイズでなければ意味のない方式ですしね。と、言っても今のところ家を建て替えなければならないような超大型が中心のようですが、少なくとも2020年まで有機ELテレビの技術的開発は続くようですから、ひょっとしたらまともな普通の家庭でも設置できるような有機ELが出るかも知れません。
個人的には例の「録画禁止」問題があるため、4Kテレビは薦めていません。が、フラットな有機ELテレビが控えることで、あせって4Kの液晶テレビを買い、「4Kテレビは売れているから放送も普及する。だから、視聴者の使い勝手のことなんか考えずに録画禁止しても大丈夫」と思わせるデータにならなくても良くなりそうです。2020年まで現在のテレビを大事に使い、ゆっくり待つことにしましょう。
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