一部で密かに「高速」と評判だったATIの配布しているAVIVO Converter。先日
正式版が配布され、Radeonのx1000シリーズがVGAでなければ使えなくなったもの
の、その一方バグが解消され、使い物になったのではないか、と予想出来なくも
ない。それだけならば「ふーん」と思うだけで、見逃すところだったが、
ちょっと思いついてしまった。
AVIVO ConverterでPV3で録画したファイルをWMVにエンコード出来れば、快適では
ないか、と。
ちょうどGeForce6150の画質に満足できないこともあり、出来そうなことを思いつい
てしまったは試さずにはいられない性分もあり、貯金をくずして(大バカ)、Radeon
x1300LEを買ってきた。もちろん、ファンレスタイプ。13500円もしたが、玄人志向
のやつしかなかった。
で、ATIサイトで公開されているドライバ系ファイルを全部ダウンロード。AVIVO
Converterは特定の実行ファイルがインストールされるという話だったが、それは
以前のベータ版。正式版ではATIのコントロールソフトである
Catalyst Control Centerに統合されたようで、Basicを選ぶとAVIVO Converter
が姿を現す。
早速エンコードを・・・と思っても、当然ながらPV3独自のdvファイルは
AVIVO Converterでは認識できない。AviUtlでしか出来ないので、中間ファイル
を使う。大本のファイルは、NHK BS-Hiから録画した、6分のファイルを使う。
これを一度AviUtlで読み込ませ、インターレースの解除とサイズを1280x720に
変更することだけを行い、編集プロジェクトで保存する。
そのプロジェクトファイルを、VFAPIConvにて疑似的なaviファイルに変換し、
AVIVO Converterで読み込ませた。変換はわずか8分で終了! だが、残念ながら
640x386に強制的に変換されてしまう。こりゃダメか?と思いきや、GraphEdtを
使うとなんとかなるらしい。やり方は、下記参照
http://www.katch.ne.jp/~kakonacl/douga/avivo/graphedit.html
で、やっぱり8分で終了。サイズはちゃんと反映され、無事1280x720、6Mbpsのwmv
ファイルが完成した。ためしに、Windows Media Encorderで同様のファイルを作っ
てみたところ、38分もかかってしまった。Athlon64x2 4200+でこの重さ。さすがに
速度は比べ物にならない。
だが、時間をかけただけあって映像はWMEを使った方がキレイな映像となっている。
AVIVOは若干ボケ気味で細部がつぶれている。とはいえ、1280x720の高解像度だ。
通常の720x480よりは格段に再現度は高いのだが。他のフォーマットで言えば
速度・サイズともAVIVOがハードウェア、WMEはソフトウェアエンコード程度の
違いだと思えばいい。
ただし、AVIVOで作ったファイルはWMEよりもだいぶ小さいものになった。
AVIVO:230,116,304 バイト
WME : 276,983,606 バイト
画質の差は、このサイズの差と思えなくもない。まだまだAVIVOのエンコード能力
は完全なものとは言えないようだ。だが、この速度差をみせつけられれば、この
程度は許容範囲内といえる。あのHD画質がこんなにも早く圧縮できるのだから
感動的ですらある。
ビットレートで指定できればいいのならば、AVIVOでエンコードする方法はHD画質
をより身近なものにしてくれる。もちろん、時間を無視すればWMEの方がいいが、
ほとんどの場合、AVIVOで十分だと思う。まだ少々試した程度なので決め付ける
のは早計だが、実用的な使い勝手を実現する第一歩ではある。さて、なにを
録画しようかな?
正式版が配布され、Radeonのx1000シリーズがVGAでなければ使えなくなったもの
の、その一方バグが解消され、使い物になったのではないか、と予想出来なくも
ない。それだけならば「ふーん」と思うだけで、見逃すところだったが、
ちょっと思いついてしまった。
AVIVO ConverterでPV3で録画したファイルをWMVにエンコード出来れば、快適では
ないか、と。
ちょうどGeForce6150の画質に満足できないこともあり、出来そうなことを思いつい
てしまったは試さずにはいられない性分もあり、貯金をくずして(大バカ)、Radeon
x1300LEを買ってきた。もちろん、ファンレスタイプ。13500円もしたが、玄人志向
のやつしかなかった。
で、ATIサイトで公開されているドライバ系ファイルを全部ダウンロード。AVIVO
Converterは特定の実行ファイルがインストールされるという話だったが、それは
以前のベータ版。正式版ではATIのコントロールソフトである
Catalyst Control Centerに統合されたようで、Basicを選ぶとAVIVO Converter
が姿を現す。
早速エンコードを・・・と思っても、当然ながらPV3独自のdvファイルは
AVIVO Converterでは認識できない。AviUtlでしか出来ないので、中間ファイル
を使う。大本のファイルは、NHK BS-Hiから録画した、6分のファイルを使う。
これを一度AviUtlで読み込ませ、インターレースの解除とサイズを1280x720に
変更することだけを行い、編集プロジェクトで保存する。
そのプロジェクトファイルを、VFAPIConvにて疑似的なaviファイルに変換し、
AVIVO Converterで読み込ませた。変換はわずか8分で終了! だが、残念ながら
640x386に強制的に変換されてしまう。こりゃダメか?と思いきや、GraphEdtを
使うとなんとかなるらしい。やり方は、下記参照
http://www.katch.ne.jp/~kakonacl/douga/avivo/graphedit.html
で、やっぱり8分で終了。サイズはちゃんと反映され、無事1280x720、6Mbpsのwmv
ファイルが完成した。ためしに、Windows Media Encorderで同様のファイルを作っ
てみたところ、38分もかかってしまった。Athlon64x2 4200+でこの重さ。さすがに
速度は比べ物にならない。
だが、時間をかけただけあって映像はWMEを使った方がキレイな映像となっている。
AVIVOは若干ボケ気味で細部がつぶれている。とはいえ、1280x720の高解像度だ。
通常の720x480よりは格段に再現度は高いのだが。他のフォーマットで言えば
速度・サイズともAVIVOがハードウェア、WMEはソフトウェアエンコード程度の
違いだと思えばいい。
ただし、AVIVOで作ったファイルはWMEよりもだいぶ小さいものになった。
AVIVO:230,116,304 バイト
WME : 276,983,606 バイト
画質の差は、このサイズの差と思えなくもない。まだまだAVIVOのエンコード能力
は完全なものとは言えないようだ。だが、この速度差をみせつけられれば、この
程度は許容範囲内といえる。あのHD画質がこんなにも早く圧縮できるのだから
感動的ですらある。
ビットレートで指定できればいいのならば、AVIVOでエンコードする方法はHD画質
をより身近なものにしてくれる。もちろん、時間を無視すればWMEの方がいいが、
ほとんどの場合、AVIVOで十分だと思う。まだ少々試した程度なので決め付ける
のは早計だが、実用的な使い勝手を実現する第一歩ではある。さて、なにを
録画しようかな?
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