昨日バイク屋に預けた原付バイクですが、修理費に2万円、自賠責保険の更新に1万円(もともとそのために持っていったようなものですが)、合計で3万円・・・痛い。
これにちょっとお金を足して、Windows7を買おうと思っていたのに。ああ、わたしの前の前にエスカレーターに乗っていたクソ○バァが、歩いて降りようなんて危険なマネさえしでかさなきゃ、脚をいためることも、それが原因でバイクを放っておくこともなかったのに・・・。まぁバイクはどうせボチボチ要修理だったのでしょうけど。
しばらく前にバージョンアップしたらしい、AMDのRADEON向けエンコードソフト、AVIVO Video Converter、その存在をすっかり忘れていました。せっかくウチにもRADEON HD 4670がありますので、試して見ましょう。
AVIVOと言えば、CUDAよりも早く「GPUを使って動画を高速エンコード」を打ち出したコバーターですが、当初は実際にはGPUは全く使っていないソフトでした。速いことは速いのですが、オールCPUでやって速い分画質が犠牲になる上、HD解像度にはGraphEditで面倒くさい設定をやる必要があり、あまり普及しませんでした。どうもAVIVOのConverterというとそのイメージがあるので、高画質が期待できないのですが・・・。でも、どうせ無料です。やらなきゃ損でしょう。
4670が刺さっているのはWindowsVistaの64bitが動いているPCです。AMDの公式サイトでは32ビット版、とわざわざ断っているので64bitでの動作が不安になりましたが、64bitでも32ビット版が問題なく動きます。右下のATIアイコンからAVIVOを呼び出し、BASICを選べばAVIVO Video Converterを選択できます。読み込ませる動画ファイルですが、残念ながらかなり選ぶらしく、MPEG2-PSファイルくらいしか手元のものでは読ませることができませんでした。仕方が無いので、手持ちのTSファイルをVLCを使ってPSに変換したものを使います。1920x1080で、手持ちで一番画質が良いアニメもので。アニメはエンコードの結果が一番分かりやすいので。これを、いつものSpursEngineと比較します。
AVIVO構成
CPU:PhenomIIx4 905e(2.5GHz)
MEM:DDR2-800 8GB
MOM:AMG780G
OS: WindowsVista HomePremium 64bit
SpursEngine構成
CPU:Phenom x4 9350e(2GHz)
MEM:DDR"-800 4GB
MOM:GeForce8200
OS: WindowsVista HomePremium 32bit
エンコードソフト、TMPGEnc.4.0XPress
元映像:1920x1080 MPEG2-PS 28分48秒
を、インターレース保持、1920x1080のまま、5Mbpsの映像にエンコードしました。これは、AVIVOの、1080pモードの最小ビットレートが5Mbpsだからです。なお、AVIVOで1080pモードにしても、あまりキレイに解除できず、サイズも1920x1088となります。
まずは、速度比較から。ただし、両者のシステムは異なりますので、ある程度そこを考慮に入れなければなりませんが。
Spurs:22分31秒
AVIVO:24分47秒
エンコードにもCPUがそれなりに仕事をしていることを考えると実際にはもう少し差がありそうですが、極めて少ない差で終わってしまいました。GeForce9800GTを用いたCUDAと比べても、断然速いようです。ゲームのベンチマークなどで計測した場合、4670は9800GTより劣る印象がありますが、このようなGPGPU処理となると、世代として新しい4670の方が得意なのかも知れません。9800GTって、性能は十分現役ですけど、コアの世代は数年前の8800GTと同じですしねぇ。
次に、文字を見て解像度&滲みチェック
SpursEngine
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/64/96d3ede30fd7c56ea67c932124ab2902.png)
AVIVO
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/c1/dd79e1d253020b38335643964fdf25b9.png)
いや、驚きました。AVIVOの映像のすばらしいこと。こういう映像は比較的SpursEngineの得意分野なのですが、AVIVOと比べるとにじみがひどすぎます。
続いて細部表現チェック
SpursEngine
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/db/b179bdfc1f4c5df8b002f9a14c010836.png)
AVIVO
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/d6/5119740c86ac3fe6302f24e1061cd4cd.png)
バックの地図部分は大差ありませんが、赤い部分の滑らかさを見れば一目瞭然、AVIVOの細部表現が勝ります。ただ、コレあまり意味なかったようです。
最後に、SpursEngineの弱点、動きの激しいカットからの切り替わりの映像乱れの箇所です。乱れが分かればよいので、jpg保存です。クリックしてごらんください。
SpursEngine
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/de/e0081ae2a980041585659fa989afb7e3.jpg)
AVIVO
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/75/aebd1da832b3628a105989d28d910d77.jpg)
わたしとしては、驚愕としかいいようがありません。速度でわずかに負けているとは言え、画質ではほぼ全面的にAVIVOが勝っています。動画を見ると多少SpursEngineの方がシャープに見えるのですが、それはこういうノイズの副作用でしょうか。しかし、AVIVO VideoConverterの画質が上がった、とは聞いていましたが、まさかここまでとは。過去の脱CPUエンコーダーとしてはCE-10(現:CodecSYS Personal)についで画質は二番目、速度はSpursEngineについで二番目です。しかも、4670はRADEONの中では性能の低い方であり、よりグレードの高い製品を使えばSursEngineを抜いてしまう可能性は十分あります。ハイエンド機ですら値段としてはSpursEngineと同等かそれ以下程度の値段なのですから。4670で良ければ、は安いものでは8000円くらい(わたしのもそれくらい)から買えますし、AVIVO Video Converterは無料です。それでこの速さと画質、さらに言えば、ソフト処理なのでまだ向上の可能性があります。
後は、このライブラリを活用できるソフトがもっと出てくれれば万全でしょう。
と、いうのもこのAVIVO Video Converter、大きな欠点があります。素材として1440x1080の動画を使い、1080pのH.264にエンコードすると、強制的に1920x1088に拡大させてしまいます。おまけのその拡大された画質は異常に悪く、ガサガサカクカクの動画になってしまいます。720pモードを選び、1280x720にすると、途端に元の画質になるのですが。そういう柔軟な処理に対応したソフトが欲しいと思うわけです。有料の編集ソフトはCUDAの対応が当たり前になってきていますが、ATI Streamも当たり前に対応になって欲しいものです。
うーん、もうSpursEngine、終わったと言っても言いすぎじゃないかも知れないですね。
これにちょっとお金を足して、Windows7を買おうと思っていたのに。ああ、わたしの前の前にエスカレーターに乗っていたクソ○バァが、歩いて降りようなんて危険なマネさえしでかさなきゃ、脚をいためることも、それが原因でバイクを放っておくこともなかったのに・・・。まぁバイクはどうせボチボチ要修理だったのでしょうけど。
しばらく前にバージョンアップしたらしい、AMDのRADEON向けエンコードソフト、AVIVO Video Converter、その存在をすっかり忘れていました。せっかくウチにもRADEON HD 4670がありますので、試して見ましょう。
AVIVOと言えば、CUDAよりも早く「GPUを使って動画を高速エンコード」を打ち出したコバーターですが、当初は実際にはGPUは全く使っていないソフトでした。速いことは速いのですが、オールCPUでやって速い分画質が犠牲になる上、HD解像度にはGraphEditで面倒くさい設定をやる必要があり、あまり普及しませんでした。どうもAVIVOのConverterというとそのイメージがあるので、高画質が期待できないのですが・・・。でも、どうせ無料です。やらなきゃ損でしょう。
4670が刺さっているのはWindowsVistaの64bitが動いているPCです。AMDの公式サイトでは32ビット版、とわざわざ断っているので64bitでの動作が不安になりましたが、64bitでも32ビット版が問題なく動きます。右下のATIアイコンからAVIVOを呼び出し、BASICを選べばAVIVO Video Converterを選択できます。読み込ませる動画ファイルですが、残念ながらかなり選ぶらしく、MPEG2-PSファイルくらいしか手元のものでは読ませることができませんでした。仕方が無いので、手持ちのTSファイルをVLCを使ってPSに変換したものを使います。1920x1080で、手持ちで一番画質が良いアニメもので。アニメはエンコードの結果が一番分かりやすいので。これを、いつものSpursEngineと比較します。
AVIVO構成
CPU:PhenomIIx4 905e(2.5GHz)
MEM:DDR2-800 8GB
MOM:AMG780G
OS: WindowsVista HomePremium 64bit
SpursEngine構成
CPU:Phenom x4 9350e(2GHz)
MEM:DDR"-800 4GB
MOM:GeForce8200
OS: WindowsVista HomePremium 32bit
エンコードソフト、TMPGEnc.4.0XPress
元映像:1920x1080 MPEG2-PS 28分48秒
を、インターレース保持、1920x1080のまま、5Mbpsの映像にエンコードしました。これは、AVIVOの、1080pモードの最小ビットレートが5Mbpsだからです。なお、AVIVOで1080pモードにしても、あまりキレイに解除できず、サイズも1920x1088となります。
まずは、速度比較から。ただし、両者のシステムは異なりますので、ある程度そこを考慮に入れなければなりませんが。
Spurs:22分31秒
AVIVO:24分47秒
エンコードにもCPUがそれなりに仕事をしていることを考えると実際にはもう少し差がありそうですが、極めて少ない差で終わってしまいました。GeForce9800GTを用いたCUDAと比べても、断然速いようです。ゲームのベンチマークなどで計測した場合、4670は9800GTより劣る印象がありますが、このようなGPGPU処理となると、世代として新しい4670の方が得意なのかも知れません。9800GTって、性能は十分現役ですけど、コアの世代は数年前の8800GTと同じですしねぇ。
次に、文字を見て解像度&滲みチェック
SpursEngine
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/64/96d3ede30fd7c56ea67c932124ab2902.png)
AVIVO
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/c1/dd79e1d253020b38335643964fdf25b9.png)
いや、驚きました。AVIVOの映像のすばらしいこと。こういう映像は比較的SpursEngineの得意分野なのですが、AVIVOと比べるとにじみがひどすぎます。
続いて細部表現チェック
SpursEngine
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/db/b179bdfc1f4c5df8b002f9a14c010836.png)
AVIVO
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/d6/5119740c86ac3fe6302f24e1061cd4cd.png)
バックの地図部分は大差ありませんが、赤い部分の滑らかさを見れば一目瞭然、AVIVOの細部表現が勝ります。ただ、コレあまり意味なかったようです。
最後に、SpursEngineの弱点、動きの激しいカットからの切り替わりの映像乱れの箇所です。乱れが分かればよいので、jpg保存です。クリックしてごらんください。
SpursEngine
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/de/e0081ae2a980041585659fa989afb7e3.jpg)
AVIVO
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/75/aebd1da832b3628a105989d28d910d77.jpg)
わたしとしては、驚愕としかいいようがありません。速度でわずかに負けているとは言え、画質ではほぼ全面的にAVIVOが勝っています。動画を見ると多少SpursEngineの方がシャープに見えるのですが、それはこういうノイズの副作用でしょうか。しかし、AVIVO VideoConverterの画質が上がった、とは聞いていましたが、まさかここまでとは。過去の脱CPUエンコーダーとしてはCE-10(現:CodecSYS Personal)についで画質は二番目、速度はSpursEngineについで二番目です。しかも、4670はRADEONの中では性能の低い方であり、よりグレードの高い製品を使えばSursEngineを抜いてしまう可能性は十分あります。ハイエンド機ですら値段としてはSpursEngineと同等かそれ以下程度の値段なのですから。4670で良ければ、は安いものでは8000円くらい(わたしのもそれくらい)から買えますし、AVIVO Video Converterは無料です。それでこの速さと画質、さらに言えば、ソフト処理なのでまだ向上の可能性があります。
後は、このライブラリを活用できるソフトがもっと出てくれれば万全でしょう。
と、いうのもこのAVIVO Video Converter、大きな欠点があります。素材として1440x1080の動画を使い、1080pのH.264にエンコードすると、強制的に1920x1088に拡大させてしまいます。おまけのその拡大された画質は異常に悪く、ガサガサカクカクの動画になってしまいます。720pモードを選び、1280x720にすると、途端に元の画質になるのですが。そういう柔軟な処理に対応したソフトが欲しいと思うわけです。有料の編集ソフトはCUDAの対応が当たり前になってきていますが、ATI Streamも当たり前に対応になって欲しいものです。
うーん、もうSpursEngine、終わったと言っても言いすぎじゃないかも知れないですね。
GPUアクセラレーションは使えませんが、RADEONが無くてもエンコーダを利用できますし。
今回は基本であるAMD製コンバーターのみの利用にこだわってみました。A's Video Converterも欠点がないわけではないようですが、次はこっちを使ってみます。
>ATX5000さん
意外ととりあげられることが少ないので、ともすると忘れがちなのですが、実力はかなりのものがありました。表う順では1080で5Mbpsですが、720pなら3Mbpsまで選べますので、そこそこ縮めることができますね。特に余分パーツを買うことなく使えて、便利だと思いますよ。
Vista 64bit版(もちろんWindows7版も)があるようです。
以下から、ダウンロードできました。
http://game.amd.com/us-en/drivers_catalyst.aspx?driver=vista64-optional
画像を用いた比較は一目瞭然で分かりやすいですね
それに対する解説も詳細かつ知りたい要点を抑えていて良かったです
これからもAVIVO Video ConverterはGPUドライバのCatalystと共に
随時アップデートするでしょうから更なる進化を期待したいところですね
個人的にはA's Video Converterのレビュー、期待してます!
ついでにHD5xxxシリーズ買ってしまうのはどうでしょうか(笑)
「ATI Catalyst 9.10」リリース。HD 5800でのSSAAとWin7のDrag&Drop型ビデオトランスコード対応が追加される
http://www.4gamer.net/games/022/G002212/20091022060/
ダウンロードページを見てみると、対応しているビデオカードは
RadeonHD2000,3000,4000シリーズのようです。
あとチップセットの785Gも対応してます。
試しにフルHD MPEG2をH.264にトランスコードしてみたら、
PhenomⅡ940でやるより1分も早かった・・・。
1分半の短い動画でこれだけ差がつくので、長い動画だと推して知るべしですね。
GPU処理の対応カードは、HD4600以上です。
HD2000,HD3000の場合は完全にソフトウェア処理になります。将来的には、HD3000も対応したいとか言ってましたが。あと、対応カードを用意してもGPUの恩恵をうけるには、OSがvistaか7じゃないとだめです。XPのavivo converter はソフトウェア処理になります。間違ってたら、すみません。
これならどちらを買っても良さそうな感じになりそうで楽しみです
それで…、実写動画は苦手だったりしませんか?
それにしても最初の画像のもみあげと目のラインだけでコブラ?と気が付いてしまう自分になんだかな…w