新宿ヨドバシカメラソフトバンクコーナーの謎

今日新宿に行ったとき時間が空いたので、西口のヨドバシカメラに寄ってきた、別に買うものがあるわけではなかったので、ただの冷やかし、迷惑な存在になりに行ったのだけど。

USB接続のサブディスプレイ、いいなぁなどと眺めつつ隣の携帯電話のビルへ。露骨にdocomoが贔屓になっているが、今回はdocomoに興味が無い。さわってみたかったのはSOFTBANKのDELL Streak。5インチの画面でスマートフォンより大きく、タブレットPCより小さい、ある意味中途半端なAndroidタブレット。もちろん発売は大分前だけど、興味を持ったのはつい最近。理由は察して。
ずっと目的のものの前には店員がウロウロ、というより掃除でもしているのか、ほとんど覆いかぶさるようにしていたのでなかなか目的にたどり着けず、そこらをウロウロして間を空け、いなくなった隙をついて実機を手に取る。やるべきは、iPhoneや他のAndroidスマートフォンより一回り大きくなった分、ソフトキーボードの入力がわたしの指でも可能か、と言うこと。前にも書いたがわたしの指は太い・短い・不器用の三重苦状態で、狙った文字をタッチすることがなかなか出来ないのだ。iPhoneで大体3回に2回以下の成功確率。一方、DELL Streakだと・・・。

すっげー！　狙った文字が打てる、ほぼ正確に。持ち方は縦にして片手にタブレットを持ってもう片手の人差し指だけで入力する方法。当然PCのキーボードに比べればずいぶん遅いけど、ちょっとした検索のための入力くらいならむしろ快適なくらい。この心地よさは2年半前のインターネットマシンこと922SHに感動して以来。公式には一番良い持ち方は横向きにして両手でもち、両親指でキーを入力する方法らしいけど、それだと真ん中あたりのキーを打ち込むのにいちいち持ち直さなければいけないので(指が短いから)ちょっと不便。わたしにあっているのは縦持ち一本指入力だ。実際はiPhoneや他のAndroidのスマートフォンより少し大きい程度でしかないんだろうけど、その微妙な大きさの差がキー入力の正確さと心地よさを生む。
これ、欲しいかも・・・。とまで思って、しばらく遊んでいたらソフトバンクコーナーの店員(さっきの人とは別人)が「よろしければ説明しますよ～」と寄ってきた。よくある光景。そこで「これいいね～、本当に入力がしやすいよ。わたし指が太いんで普通のスマートフォンだとうまくタッチできなくてダメなんだよね」とこっちもノリノリで答えてみた。ら

「iPhoneもタッチしやすいんですよ。こっちを試してください」

・・・・・・・・・なんか一気に冷めた。他社契約の製品をほめたのなら「ウチのiPhoneも試してください」とか言ってくる、これなら分かる。でも、わたしがほめたのはSoftBank取り扱いのDELL Streak。こっちを押せばいいじゃないのよ！　
この現象は実は前にもあった。2年半前、初めて携帯電話を持つつもりで(まぁ新宿で契約する気はなかったけどさ)やっぱり同じヨドバシのSoftBankコーナーで当時撤退していなかったノキアの携帯電話や922SHをいじって好感触を楽しんでいたら、やっぱり店員(今回とは別の人)に「電話でインターネットにつなぐんならiPhoneですよ～」と薦められたことがある。その時も妙に冷めた気分になったが、今回もその時のデジャビュが脳裏に浮かんできて、前以上に冷めてしまった。なんであそこの店のSoftBank担当は、何を使っていてもiPhoneを薦めてくるんだ？　自分のとこの契約をしてくれるなら、何でもいいじゃないか、と素人考えでは思うのだけど、やっぱり裏ではいろいろあるんだろうか。