録画人間の末路 -

人は記録をしながらじゃないと生きていけない

エコポイント、実は今日から

2009-05-15 21:07:35 | 次世代ビデオへの懸念
やっと腹痛が治りました。4日ぶりの健康的な排便に、ようやく気分もスッキリ。と、胃っても別にこの3日間、熱が出たわけでもなければ気持ちが悪くなったわけでもなく、何より食欲が無くなったわけでもなく、ただただ日に何度も腹が痛かっただけなんで、原因不明。ちょっとした心配事があったので、精神的なものかも・・・と、自分では勝手に思ってます、小心者なんで。学生時代にも、受験の年は必ず1年間胃腸の調子が悪かったですし。


と、自分用の日記はおいておいて。実は昨日から書くべきことは小さいながら結構あるのですが、ついついレコの表記にあせってあんなしょうもない記事を・・・。賛同者が多かったのでほっとしてますが。

地デジ受信機の普及台数がPC含め5,000万台を突破
-NHK発表。PCを省くと4,941万台


総務省の60.7%の発表をアシスト、とするにはちょうどいいタイミングの台数発表。日本の世帯数5000万とちょっとですが、その中で普及が5000万台となれば、複数所有を考慮に入れても60%くらいならいっていそうに見えますね。もちろん、すでに買い替えの対象となって使われていない初期モデルも存在するので、実際にはもっと少ないはずですし、PCチューナーもおそらく2台目の、リビングとは別の個人用として買われているケースが多いと予想され、世帯数を予想する対象からは除外すべきですが。それでも、50%くらいはいっているんじゃない? と思われます。かなりハイペースな普及速度じゃありません? もちろん2011年7月24日の停波が安心して行える速度じゃありませんが。
ですが、個人的に気になるのは、5000万台のうち、テレビが3000万強という圧倒的なパーセンテージを誇っていること。あまりに「テレビテレビ」と宣伝しすぎた弊害が出ているとしか。だって、アナログなら、大抵の家庭でテレビ+ビデオとなっているわけでしょう、一方レコーダーは、単体チューナーと一緒に扱われてまだ1161万台。しかもレコーダーはテレビ以上に陳腐化の激しい分野ですから、初期型を買ったユーザーの中にはとっくに新型に買い換えたところも多いだろうし。となると、デジタル放送の録画環境は果たして20%もいっているのかどうか・・・ということになりませんか? さすがだデジタル放送! 徹底的に録画派を弾圧し続けただけのことはある(笑) 録画されないテレビ放送なんて、もう末期だと思いません?

総務省,地デジ簡易チューナーの無償配布などの支援事業を行う団体の公募を開始,メーカーは事実上対象外

いただいたネタですが、なんだかよくわかりません。これは総務省が配布を直接行うのではなく、募集しに応募した団体にお金を渡して配布作業を依頼し、全部やってもらう、ということなのでしょうか。なんか危険ですね。
しかし、結局外付けチューナーですか。あくまで一部の人ですけど、外付けチューナーを理解してもらうのって、本当に大変ですよ。ウチの話ですがね

客「デジタル放送なんていうけど、高いテレビを買わなきゃいけねぇんだろ?」
k「必ずしも高解像度の画質にこだわるのでなければ、今のテレビの外にチューナーとか対応のレコーダーを付けて視聴することも出来ますよ」
客「ダメだ、それだと今まで録画したVHSが見られなくなる」
k「ちょっと値はあがりますけど、VHSの再生が出来るレコーダーもありますよ」
客「いや、オレのテレビデオだから」
k「なら、普通のレコーダーを付けて、両方とも使えば・・・」
客「(怒)! つけたらビデオが使えなくなるだろうが! お前、オレに今までのテープ捨てろっていうのか!?」
k「・・・・・」

怒られちゃいました。もちろんこのお客さんは大きな勘違いをしているわけなのですが、こういう理解の方も案外いるのです。外付けチューナーを使い方以前に在り方を理解してもらわなければいけません。引き受けた事業者は、さぞ苦労すると思いますよ。もっとも、わたしの意見は総務省のキライな中古店とそのお客の問答ですので、全く参考にならないかも知れませんが。


家電量販店、朝から休日並みにぎわい エコポイントスタート

なんと今日からだったんだそうです。知ってました? ウォッチャーのわたしが知らなかったのですから、一般的知名度が高いとは思えないのですが・・・。リンク先では"にぎわい"とありますけど、地元のニュースでは、全く普段どおりの客足だった、とありましたので、地域によってマチマチかと。量販店が熱心に広告を出したところでは、知名度はそこそこ高かったのかも知れませんね。
ただ、配布だけはじまっても、何に使えるかはまだ決定していないのに、販売店の人はどう説明しているのでしょうね。以前コメントでいただいた、

エコポイント≠エコロジー・ポイント エコポイント=エコノミーポイント

に徹しないことを祈るばかりです。無理か。


そういえば、ついに地デジカのCMを観ることが出来ました。

・・・ハカセって、誰?

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3 コメント

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Unknown (arpus)
2009-05-16 00:35:17
配布を請け負う団体だと事実上ケーブルテレビ局とかですかね。
集合住宅が多い地域であればUHFアンテナの代わりにケーブルを敷設してしまえば良い訳だし、戸数が見込めれば工事タダとかは普段からやってますしね。政府からの公認と金銭支援がでればしめたもの。大家さんとの交渉も有利になるし。
さらにケーブルさえ引き込んでしまえば支援宅外の個人宅への有料契約の営業もしやすいですから。
個人宅でもあるていど密集していれば負担は軽いでしょう。若干ケーブル敷設に繋がらない案件をこなしてもメリットが大きいのでは?

メーカーが対象外なのは機器が売れれば利益は出せるので表向き二重取りにならないようにといった配慮でしょう。
実質はケーブル局の採用実績のあるパナとかパイオニア、マスプロあたりになるような気がしますが。
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Unknown (krmmk3)
2009-05-16 11:26:25
>arpusさん
地域ごとに業者を募ることになると思いますから、そうなるとCATVないし、それに出資している団体が当然中心になりそうですね。集合住宅なんかには喜んでやりそうですし。
ただ、それだと、それ以外の団体のメリットが小さそうなので、CATVの無い人口の少ない地域では応募がなさそうとも予想されてしまいます。最低でも、県単位での募集になるのかなぁ。
パナとかパイオニアはチューナーメーカーでもありますから、やはり事実上の対象外扱いになってしまうのではないでしょうか。
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Unknown (emanon)
2009-05-16 21:12:03
 ああ、難視聴対策の補助金で配って普及率をと言うのも有りと言う事だろうか?、それはさすがに深読みしすぎかw
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