昨夜、WOWOWがかなり長時間にわたるメンテナンスを行ったようですので(事前に予定ありましたっけ?)、ビットレートとIフレームの様子を調査してみました。
プライム(ボクシング)
18318Kbps Iフレームは15フレーム単位
プライム(アニメ映画「ヘラクレス」)
18087Kbps Iフレームは基本15フレーム単位だが、部分によっては12~15フレーム内で流動的
ライブ(テニス)
19808Kbps Iフレームは15フレーム単位
シネマ(ジュラシック・パークIII)
19745Kbps Iフレームは基本15フレームだが、部分によっては12~15フレーム内で流動的。15フレーム以外のIフレーム挿入は先の「ヘラクレス」より多めにある
と、いう感じです。若干臨機応変度を高めている様子は伺えますが、大きな変化ではなさそうです。
一番の修正点は、例のロゴのギザギザが軽減される処理が行われたことでしょう。少なくともWOWOWのアルファベット部分の質は上がっています。ですが・・・誰が望んだんですか? 「ロゴの画質をあげろ」って。
なんか一時のB-CASのやり方に似てます。B-CASは地上波/BSデジタル放送の規制の象徴として非難を受け、「無料放送にCASはいらない」といわれ続けました。そんな中、B-CASが非難をかわすために選んだのは、非難轟々の中のきわめて少数意見でかつほとんどの一般ユーザーが思いつかなかった欠陥、「B-CASカードが大きすぎる」というものでした。B-CASはこの一点だけをB-CAS全ての非難の代弁とみなし、miniB-CASカードを発行しました。それを持って、事実上B-CASへの非難の声が企業系サイトに取り上げられることはなくなり、B-CAS問題は強制的に終結させられたのです。
WOWOWのロゴへの非難も、ロゴが荒くて見苦しいという非難は確かに存在はしましたが、無数に飛び交った揶揄の一部に過ぎないと言っていいものでした。多くの意見は「ロゴを消せ」、「どうしてもダメというのなら、透過性をあげて目立たなくしろ」というものでした。が、WOWOWはどちらも採用しない道を選んだのです。これは「他の苦情なら甘んじて受け入れるが、ロゴだけはどうしても入れなければならなくなったのだから可能な限り修正するだけで勘弁してくれ。理由は言えない」という意思表示のように見えます。
わたしが思うに、このロゴ入れは他社と足をそろえるために、某組織における談合で決まった(彼らは「紳士協定」と称するでしょうが)ものでしょう。すでにあのデザインで申請してあるため、申請しなおさなければロゴを変更することは出来ないものと思われます。その談合の中には「ロゴの視認性は高くすること」などの項目もあるため、透過性を高くすることも出来ないのではないでしょうか。あの細い線のデザインでは透過性を高くしたら途端に目立たなくなりますから。WOWOWは細くすることで見えにくくなる、念には念を入れて一度わざと目立つようにしたカラーを消すことで相対的に目立たなくなると踏んだのでしょうが、結果はきわめて目立つものにしかなりませんでした。
ロゴが変更になるとしたら、早くて来年でしょうかねぇ。もちろんロゴは削除されるのが一番ですが、どんなに批判を浴びてもWOWOWが変えないところを見ると、同社の判断だけでは決められないものという可能性が高そうですので。
プライム(ボクシング)
18318Kbps Iフレームは15フレーム単位
プライム(アニメ映画「ヘラクレス」)
18087Kbps Iフレームは基本15フレーム単位だが、部分によっては12~15フレーム内で流動的
ライブ(テニス)
19808Kbps Iフレームは15フレーム単位
シネマ(ジュラシック・パークIII)
19745Kbps Iフレームは基本15フレームだが、部分によっては12~15フレーム内で流動的。15フレーム以外のIフレーム挿入は先の「ヘラクレス」より多めにある
と、いう感じです。若干臨機応変度を高めている様子は伺えますが、大きな変化ではなさそうです。
一番の修正点は、例のロゴのギザギザが軽減される処理が行われたことでしょう。少なくともWOWOWのアルファベット部分の質は上がっています。ですが・・・誰が望んだんですか? 「ロゴの画質をあげろ」って。
なんか一時のB-CASのやり方に似てます。B-CASは地上波/BSデジタル放送の規制の象徴として非難を受け、「無料放送にCASはいらない」といわれ続けました。そんな中、B-CASが非難をかわすために選んだのは、非難轟々の中のきわめて少数意見でかつほとんどの一般ユーザーが思いつかなかった欠陥、「B-CASカードが大きすぎる」というものでした。B-CASはこの一点だけをB-CAS全ての非難の代弁とみなし、miniB-CASカードを発行しました。それを持って、事実上B-CASへの非難の声が企業系サイトに取り上げられることはなくなり、B-CAS問題は強制的に終結させられたのです。
WOWOWのロゴへの非難も、ロゴが荒くて見苦しいという非難は確かに存在はしましたが、無数に飛び交った揶揄の一部に過ぎないと言っていいものでした。多くの意見は「ロゴを消せ」、「どうしてもダメというのなら、透過性をあげて目立たなくしろ」というものでした。が、WOWOWはどちらも採用しない道を選んだのです。これは「他の苦情なら甘んじて受け入れるが、ロゴだけはどうしても入れなければならなくなったのだから可能な限り修正するだけで勘弁してくれ。理由は言えない」という意思表示のように見えます。
わたしが思うに、このロゴ入れは他社と足をそろえるために、某組織における談合で決まった(彼らは「紳士協定」と称するでしょうが)ものでしょう。すでにあのデザインで申請してあるため、申請しなおさなければロゴを変更することは出来ないものと思われます。その談合の中には「ロゴの視認性は高くすること」などの項目もあるため、透過性を高くすることも出来ないのではないでしょうか。あの細い線のデザインでは透過性を高くしたら途端に目立たなくなりますから。WOWOWは細くすることで見えにくくなる、念には念を入れて一度わざと目立つようにしたカラーを消すことで相対的に目立たなくなると踏んだのでしょうが、結果はきわめて目立つものにしかなりませんでした。
ロゴが変更になるとしたら、早くて来年でしょうかねぇ。もちろんロゴは削除されるのが一番ですが、どんなに批判を浴びてもWOWOWが変えないところを見ると、同社の判断だけでは決められないものという可能性が高そうですので。
wowow問題、予想通りの展開になってきました。
じわじわ、と 妥協点へ持って行く、という。
なんか目に見えないところで 課せられているんでしょうね。
wowowだけに限らず。
自分は作家ですが、誰かに心ない編集やテロップで汚されるのは判り易く嫌なことと言い切れますが、局ロゴで画を汚されるようなことも、同じくらい嫌なことです。
そのセンスもありますが。 なんにしても不快ですね。
放送をやっている 作り手の方の中でも、
ポリシーもってる方は 妥協しながらも
本当は嫌だろうなと思っていると想像。
もうどうしようもないのでしょうね。放送ってそういうものなのでしょう。
こうやって、ちょっとずつ自壊していく...
WOWOWの場合は多少早まっているとは言え、最初決められたスケジュールに従って物事が進んでいるように感じます。
わたしは編集経験がありまして、作家さんの原稿を相当いじったことがありますので耳が痛いんですが、映像監督さんは当然いじられたくないでしょうね。ただ、「監督には著作権はない」らしいので、著作権保護には反しないとかなんとか。
録画規制もそうですけど、全員同時に右へ倣え、言い訳は全部"著作権の保護"ですから、ほうっておけばなし崩しという感じです。少しでも抵抗しなければ。
これで3chHDになってから画質が落ちたという悪評が収まると思っています。
記事にありますけど、わたしが以前保存したWOWOWとははっきり違うんですよね。少なくとも前に戻ったという感じではないです。
【回答】
この度は、再度お問い合わせをいただく事となり、申し訳ございません。
10月7日(金)午後7時から、画面右上のチャンネル表示を、カラー表示から白色の文字ロゴ表示に変更いたしました。
これは、チャンネルカラーのご認識が進んだことと、視聴者の皆様の声を踏まえて変更させていただきました。
また、これまでは、放送設備の関係上で実施できませんでしたが、≪フルタイム・フルハイビジョン・3つのチャンネル≫となる、2011年10月のタイミングに合わせて放送設備を一新したため、常時表示が可能となりました。
重ねてではございますが、ご意見・ご要望は担当部署に申し伝え、今後の参考とさせていただきますので、今後とも末永くWOWOWをご愛顧くださいますようお願い申し上げます。
これを見る限り、色つきから白に変わった第一要因はチャンネルカラーのご認識が進んだことだとWOWOW側が認識してるように読み取れます。
またロゴを常時表示する理由も前々からやりたかったけど機材がなかったからやってなかっただけだよーって事に見えますね。
如何にも表面上の言い訳、という内容に見えますね。多分テンプレのままなんでしょう。
SD三分割の機材をそのまま使っている、説もありますけど、あっちだけなら前から出来たのでしょうかね。