昨年一年間の話題をさらった「改造B-CASカード」問題、逮捕者も出るなど一時は緊迫した状態になりましたが、それ以降目立った動きはなく沈静化、すでに半ば忘れられた存在となっていました。
が、最近また動きが出てきたようです。それはネット上での話ではなく、有料放送の業者側の動きです。一昨日から、一部で「有料放送が見えなくなった」という報告が出てきているからです。その時点では真偽を判断出来るような段階ではなかったのですが、どうやら本当らしいのです。ウチに来ている報告や2ちゃんねるなどの書き込みを見ると
・13日の時点でWOWOWが、14日になってからスカパー!から契約情報更新の電波が一部カードのID向けに送られるようになり、カードに記録された情報が「2038年」から「2013年3月」になってしまった
・現在のところ、報告があるのはBLACKCASというこの話が出たときの最初期に販売された販売元のカードのみ
と、いうことのようです。BLACKCASのカードが更新された、ということは記録されているID番号が有料放送の業者側になんらかの方法で知れ渡った、ということなのでしょうか? ただ、BLACKCAS側は、昨日より"毒電波(BLACKCASサイト上での表記)"対策パッチを公開しているようです。ということは、BLACKCAS側から放送業者に情報が伝わった可能性は低そうです。やっていれば対策パッチなど公開するわけがありませんから。考えられるのは、最小限度の情報からIDの当たりを付けて手当たり次第に電波を送信しているやり方です。もしそうならば、近い番号がいくつか誤爆を受け、やってもいない有料放送のお試し期間がいつの間にか終わっている、なんて状態になっていることも考えられます。そこだけ調べてみたいですが、あいにくとウチにあるB-CASカードはお試し期間の終わった物ばかりで不可能なんですが。別の説としては、ネット配信で書き換えたのでは?とも言われていますが、定かではありません。
そのうち有料放送側もなんらかの対策は取る、という話は何度か聞いてはいました。その方法はカードの交換になる、という話で、どんなカードと交換になるのか個人的に楽しみにしていたのですが、とりあえず一番原始的な手段を取ることにしたようです、残念。やはりあらゆるテレビに必須になり、配布数数千万枚(一億枚以上?)は確実なB-CASカードというシステムの足枷は、われわれの想像以上に重い物があるようです。しかも、そこまでしてもたった1日で対策を施されてしまったのですから、バカみたいな話です。ヘタをすると誤爆の被害の方が大きかったのではないでしょうか。と言っても実際に効果があったのかどうかは分からないんですけど。
もしBLACKCAS側の対応が完璧なものだとしたら、原始的な手段ではどうしようもないほどB-CASはボロボロになっているということです。やはり根本的に解決するには、地上波・BSとも無料放送に関してはスクランブル放送をやめてカードを有料放送専用システムとし、専用新カードを作るしかないと思うのですが、どうでしょうか。
※この記事はBLACKCASなどのカードを購入することを推奨するものではありません。くれぐれもご注意ください。
が、最近また動きが出てきたようです。それはネット上での話ではなく、有料放送の業者側の動きです。一昨日から、一部で「有料放送が見えなくなった」という報告が出てきているからです。その時点では真偽を判断出来るような段階ではなかったのですが、どうやら本当らしいのです。ウチに来ている報告や2ちゃんねるなどの書き込みを見ると
・13日の時点でWOWOWが、14日になってからスカパー!から契約情報更新の電波が一部カードのID向けに送られるようになり、カードに記録された情報が「2038年」から「2013年3月」になってしまった
・現在のところ、報告があるのはBLACKCASというこの話が出たときの最初期に販売された販売元のカードのみ
と、いうことのようです。BLACKCASのカードが更新された、ということは記録されているID番号が有料放送の業者側になんらかの方法で知れ渡った、ということなのでしょうか? ただ、BLACKCAS側は、昨日より"毒電波(BLACKCASサイト上での表記)"対策パッチを公開しているようです。ということは、BLACKCAS側から放送業者に情報が伝わった可能性は低そうです。やっていれば対策パッチなど公開するわけがありませんから。考えられるのは、最小限度の情報からIDの当たりを付けて手当たり次第に電波を送信しているやり方です。もしそうならば、近い番号がいくつか誤爆を受け、やってもいない有料放送のお試し期間がいつの間にか終わっている、なんて状態になっていることも考えられます。そこだけ調べてみたいですが、あいにくとウチにあるB-CASカードはお試し期間の終わった物ばかりで不可能なんですが。別の説としては、ネット配信で書き換えたのでは?とも言われていますが、定かではありません。
そのうち有料放送側もなんらかの対策は取る、という話は何度か聞いてはいました。その方法はカードの交換になる、という話で、どんなカードと交換になるのか個人的に楽しみにしていたのですが、とりあえず一番原始的な手段を取ることにしたようです、残念。やはりあらゆるテレビに必須になり、配布数数千万枚(一億枚以上?)は確実なB-CASカードというシステムの足枷は、われわれの想像以上に重い物があるようです。しかも、そこまでしてもたった1日で対策を施されてしまったのですから、バカみたいな話です。ヘタをすると誤爆の被害の方が大きかったのではないでしょうか。と言っても実際に効果があったのかどうかは分からないんですけど。
もしBLACKCAS側の対応が完璧なものだとしたら、原始的な手段ではどうしようもないほどB-CASはボロボロになっているということです。やはり根本的に解決するには、地上波・BSとも無料放送に関してはスクランブル放送をやめてカードを有料放送専用システムとし、専用新カードを作るしかないと思うのですが、どうでしょうか。
※この記事はBLACKCASなどのカードを購入することを推奨するものではありません。くれぐれもご注意ください。
関係者が配布してるのではと疑いたくなりますね。
というか、それを確かめることだけが実は本当の目的だったりして。
だとすると・・・
そんな簡単にできるのなら、最初からなんでしておかなぁったんだろうと思いますけどね。
売上が伸びなくなった黒をまた売るための電波発信・・・あり得ない話でないのが怖いです。
…ってところでしょうか。
丸裸のシステムを使い続けるしかないなんて残念すぎです。
日本企業が外国でセキュリティ分野の受注を競ってたら、「悪い例」として真っ先に取り上げられるでしょう。
もはやB-CASは日本経済のガンですね。
この案内表示とボタンの操作に関する部分は、放送で送られてくるアプリだと思われます。
同様にして、特定の状態にあるカードに対して、ネット経由で登録情報を送信するようなアプリを放送で送りつけ、それに反応したカードに対して放送でライセンス変更することは可能だと思われます。
もしそうだとすると、所有者の同意を得ず登録情報を送信させるわけですから、一種のネットウイルスとも考えられますので、かなりの問題を含んでいることになります。
判断方法は、ネット接続とそうでないのを2台並べておいて比較してみるしかないでしょうが、、仮説が正しいとすると、そうそう繰り返し行うわけにはいかないと思います。
そう言えば「日本記録メディア工業会が3月末で解散」な記事もでていますね。
http://www.jria.org/
(株)カスも将来こうなるかもしれません。
どちらにしろイタチゴッコですので、成り行き観戦ですね。
PS:録画をやめてしまったら鑑賞時間に余裕ができました。
いや 動きを見ましょう捕り放題ならすぐ答えが出るでしょうし 案外簡単に対象者を探せるような気がするのですよ
何事も遊びすぎや食べすぎはすぐ飽きるもの、1年もたてばすぐ観る物がな~いと始まりますよ
CAS単体からの身元特定は難しいでしょうから、こんなアナクロな作戦かもしれませんねー。最近はプロバイダへの要請も簡単になってるみたいですし。
最近やたら4K8Kをあちこちがプッシュしてるのは、クラックされた現行CASを捨てて、有料放送だけでも保護するために新CASを導入するためじゃないか、と勘繰ってしまいます。
BLACKCASの購入報告が相次いだ当時もスカパー無料体験に申し込まれて無効化されるみたいな話あったからあまりカードIDは晒されてませんよね
無料体験用カードを新たに作って
今の有料会員のカードを総交換するより現実的では
まぁそうなるでしょうけど、放っておけるほど"口だけ出す人"は寛容じゃないんでしょう。
これがTPP交渉の材料にされたら、B-CASのおかげで日本の工業農業ソフト業金融保険、すべてがアメリカのいいなりですか・・・まさに内部から身を滅ぼす史上最悪のシステムですね。
>ねこさん
B-CASがそれに対応しているのかな? という疑問は残りますが。「ネットにはつなげてないのに書き換わった」という話も出てますので、今回は放送波書き換えでしょう。
メディアももはや歴史的役割を終えつつありますね。それでもメディアに一度書き込まなければ保存できず、一度移したら取り出せないを基本にする放送業界。おそるべき逆行思考です。
>emanonさん
えー、何年有料放送を見ていても飽きず、無料をあまり見なくなったわたしの立場はどうなるんでしょうか。もちろん好きで見てるんでいいんですが。
>AMKZさん
パッチだけなら持ってなくても落とせますし、それだけで犯罪者扱いは勘弁願いたいです。
4K8Kプッシュは単にテレビが売れないからで、B-CAS書き換え問題とはあまり関係がないでしょう。3Dプッシュの時と発想は同じだと思います。
>faさん
なので、放送波法だとしたら、かなり適当に当たりをつけて送信していることになります。誤爆被害も少なくないでしょうね。
>2013-03-17 16:53:52さん
別カードだと地上波やBSの無料放送すら受信できなくなりますから、結局B-CASカードにするしかないんです。「会員かそうでないか」だけを判定するシステムはB-CASにはなさそうですから、無料放送スクランブルにB-CASが使われ続ける限り(事実上スクランブル放送が続く限り)打つ手はないんです。
日本は、BLACKCAS問題。アメリカでは・・・
■アメリカ、イギリスの豊富な非正規チューナー市場
アメリカのAmazonでも、非正規チューナが堂々と売られています。それに機種が多い。
(まあ販売時のチューナーは、有料チャンネルは見れないから違法ではない?)
DirecTVの正規のチューナーより値段が高いのは確実に海賊版です(笑)
YouTubeに、それらのチューナーの“アップグレード方法”の動画が、大量にアップされています。
中には、かなりセットアップが面倒な機種もありました。
解除コードをWebで注文するタイプで、視聴期間をパッケージ化したものもありました。
スカイデジタル(英国)1ヶ月見放題10ユーロパッケージとか。
■アメリカの画期的な新サービス?
アメリカ第2位の衛星放送会社が始めた「地上波の番組のCM部分をカット」して再編集したビデオ配信サービスが訴訟中。
このサービスがアメリカで合法判決なら、TPP参加の日本でも合法?
生中継の価値があるスポーツなどの一部の番組以外は視聴率が壊滅しそうです。