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ジャガイモ水耕栽培に成功

2008-09-27 16:33:00 | 社会・経済

産総研100_0542 収量 露地の4倍/安定供給に道筋

独立行政法人・産業技術総合研究北海道セン                              タ-(札幌)ジャガイモ水耕栽培に成功した。                               水耕栽培はレタスやトマトでは実用化されてい                              るが、ジャガイモは国内で本格的な研究事例が                             なかった。収量も露地栽培の約4倍を記録。                                通年収穫にめどがつけば、原材料の安定確保が                             課題の食品加工会社などから注目されそうだ。                             国内の露地物のジャガイモは通常5-11月に                              かけて収穫されている。このためボテトチップス                              などの製造会社は、春先の瑞境期には保存したジャガイモを使用                              する。だが保存期間が長くなるほどでんぷんが糖に変わり、脂で揚                             げると焦げて黒く変色しやすくなる問題があった。同センタ-は水耕                             栽培に向け、特製のステンレスケ-スを開発。栄養分を含んだ水を                             循環させるもので、茎の生育を助けるため筒で支える工夫も凝らし                             た。この装置を同センタ-内の研究施設に設置。昨年6月から水耕                             栽培に取り組み、光の照射時間や室温などを調整しながら最適な生                            育環境を探っていた。その結果、収量は一平方㍍当たり約15㌔と                               露地栽培の約4倍を達成した。同センタ-は「装置の改良が進めば、                            収量は露地栽培の10倍にもなる可能性も」と期待する。また、水耕                             栽培では土壌を通した病害虫感染の危険性が大幅に低くなり、無農                            薬栽培ができるようになるほか、ジャガイモではタブ-とさける連作                              も可能という。今後の課題は、装置の設置費用などのコスト。今回                              の試験では算出していないため、同センタ-は「生産経費を把握し                              たうえで実用化の可能性を示したい」と話している。

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