はりぶろぐ

鍼灸師のブログです。東京の国分寺市にて孔和堂鍼灸院を開業しています。
http://kouwado.com

春の養生 2020

2020-02-27 20:51:03 | 養生

連日、新型コロナウイルス感染症に関する報道が大きく取り上げられています。

今週に入り、身近なところでも様々な話を耳にするようになりました。
不安感を煽る雰囲気の報道も多々ありますが、厚労省や医療機関のサイト等を参考に、正しい対処方法を実践することが大切だと思います。
 
予防対策としてはマスクの着用や手指消毒の徹底がありますが、1人1人が体調を整えるよう心がけることも重要です。
日々生活していると、大したことはしていないつもりでも疲労が重なることがあります。疲労は免疫力の低下に直結しますので、今日は疲れたなと感じたら、少しでも早い就寝を心がけるだけでも気力体力ともに回復しやすくなります。
飲食については、これを食べると免疫力が高まる、とか、特にネットの中では様々な情報が飛び交っていますが、旬の食材を意識して、バランス良い食事をよく噛んで食べることがポイントになるかと思います。そして適切に水分補給を行うこと。
あとは極端に怖がりすぎても免疫力が下がりやすくなります。
東洋医学では感情の働きも身体への影響と密接に関わると考えます。人が持って生まれた生命エネルギーが貯蔵されている「腎」は、恐れたり驚いたりする感情によって弱りやすくなるとされています。
病は気から、気の持ちよう、などと言われますが、気持ちを穏やかに前向きに過ごすことも心身を強く保つ秘訣となります。
 
本来なら次第に花の見頃を迎えてつい出かけたくなる季節柄ですが、ここしばらくは健康な人でも活動を最小限にした方が良さそうな状況です。
春は気が伸びやかに勢いよく働く季節なので、それを抑制させると他の季節以上にストレスを感じやすいもの。
家の中で手足を大きく動かす運動をすると胃腸の働きが良くなりすっきりするので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
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梶浦聖子『きのうおじいちゃんが生まれたって』展

2020-02-24 20:44:45 | 日記

鋳金作家の梶浦聖子さんの展覧会『きのうおじいちゃんが生まれたって』が始まりました。

 
会場はさいたま市プラザノース。広くて天井が高く、作品がのびのびと展示されているように感じました。
 
こちらがこの展覧会の主人公のねこちゃん。彼か彼女かは分かりませんが、そのお部屋をこちらから観ている感じ。そして同時に猫ちゃんもこちら側を観ている、、、という設定のようです。観るものと観られるもの。本当はどちらも同じなのかなという風に感じました。


会場の四隅には大きな木枠、そこにテーマの異なる作品が展示されています。




写真では伝わりにくいと思いますが、身長4mのうさぎです!2階建ての建物を想像していただけたらと思います。

どの角度から観てもめっちゃかわいい。




ねこちゃんアルミバージョン。この作品のみ触っても大丈夫とのことで、おなかや手足を触ってみました。

下に引いてある布の下にはホットカーペットが敷き込まれていて、作品のホットカーペットに触れている部分はほんのりあったかい感じです。
 
他にもたくさんの作品が展示されています。
 
ヒトが鳥を被っている?足元にはガラスの鳥がいます。

 
うさぎが可愛い。



レセプションに招待して頂いたので、参加させてもらいました。
ギャラリートークでは1つ1つの作品についての解説があり、作品の魅力がより増して感じられるようでした。
3月15日まで開催されているので、興味のある方はぜひ観に行って観てください
 
 
 
 

 
 
 
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森のなか 花Class 枝物の花束

2020-02-22 21:45:00 | 
花屋「森のなか」での花Class2回目は、枝物を使って花束を作りました。
普段治療院で生けている花材で私にとって欠かせないのが枝物。
今回は7種類の枝物を束ねてラッピングするまでを教わりました。

ミモザの黄色は春が来た感たっぷり。

桃の花は素朴なかわいらしさ。

小手鞠やガマズミと組み合わせて束ねていきました。
ちょっとした工夫で奥行きが出たりするのがとても面白かったです。

セロハンとカラーペーパーでラッピングして完成。


アレンジメントは生け花とは異なる良さがあって、今後の花の生け方の参考にもなるので楽しいです。

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3月の休診日

2020-02-21 20:18:00 | お知らせ
3月の休診日をHPで更新しました。
ご確認よろしくお願いします。

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冬の道東2020 釧路川・硫黄山・美幌峠

2020-02-14 21:25:00 | 日記

3日目は釧路川源流のカヌーツアーから始まりました。

SOMOKUYAでドライスーツを着込んでから出発です。

屈斜路湖に到着。

夫の両親のカヌーが先に出発しました。

遠くに白鳥たちが見えます。

日の出時刻を少し過ぎた時間帯。風があったため川から湯気が立ち昇るのは見られませんでしたが、やはりかなり寒かったです。

例年より秋の降水量が少なかったそうで、今回は川の水位が低かったです。
それでも釧路川の魅力が十二分に感じられる源流のカヌーツアー。流れていく景色がとにかく素晴らしい。

写真には収められませんでしたが、あちこちでカワガラスの姿を見かけました。
カワガラスはとにかくフォルムがぷっくりしていてかわいらしいのですが、囀る声もとてもかわいかったです。
 
クレソン発見。
この近くでギンギツネを見かけました。相当珍しいそうです。想像していたよりも黒っぽい色で、教えてもらわなければタヌキかなという感じでした。遠ざかりながら何度もこちらを振り返っていました。
 

パドルをテーブル替わりにして朝のコーヒータイム。

カヌーの形のクッキー!

水上で飲むコーヒーの味は格別。鳥の声は最高のBGMです。


枝の下を進む時はこんな風に前に身体を倒します。


このまま釧路湿原まで下っていきたい気持ちにはなるのですが、寒さのタイムリミットがやってきました。
名残惜しいけれど、釧路川、そしSOMOKUYAのスタッフのみなさんともお別れ。
次のツアー計画を考えるのも楽しみです。
 
お宿かげやまに戻り、朝風呂でしっかり身体を温めた後、遅めの朝食を頂きました。

焼き立てのパンも付け合わせの野菜もおいしくて、パンをおかわりしました。
何度でも泊まりたくなる素敵な宿です。
 
 
宿のある美留和を後にして、硫黄山へ向かいました。

これまで、冬の硫黄山は遠くから眺めるだけだったので、初めて近くまで来られて嬉しかったです。
思った以上に積雪があり、時折ふかふかの雪に足首あたりまで埋まりながら歩きました。
 
勢いよく硫黄が噴出しています。


硫黄山を出た後は、美幌峠経由で女満別空港へ。
ネイチャースキーで行く予定だったので、どうしても立ち寄ってから帰りたかったのです。
 
強風が吹き荒れる中、展望台の1番高いところまで進みました。



風と雪が作る芸術作品。


美幌町のカントリーサインを見ながら、峠を後にしました。昨年新しいデザインに変わったばかりらしく、美幌峠とそこから見える屈斜路湖が描かれています。


女満別空港内の奥芝商店でスープカレーをいただきました。

量が多くてびっくりしましたが、とてもおいしかったです。
無事3日間の旅程を終えて、帰路に着きました。
 
今回で冬の道東の旅は3回目。
夫の両親と一緒に楽しめてとても良かったです。
なぜ何度も訪れたくなるのかなぁと改めて考えました。自然が豊かで魅力的なことはもちろんありますが、会う人の魅力もあると思います。自分たちが住んでいる地域が大好きで、自然や暮らしを大切にしようとしている想いが溢れているからです。
また行ける日が楽しみです。



 
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冬の道東2020 屈斜路湖畔・神の子池

2020-02-13 21:12:36 | 日記

旅の2日目、午前中はSOMOKUYAのスノーシューツアー。

本来は藻琴山を散策する予定でしたが、強風のため屈斜路湖畔の散策へ変更。

森の中に入るとほとんど風がありません。ガイドの土田さんの説明を聞きながらゆっくり進んで行きます。


ツリガネタケ。2つ合わせると釣鐘の形になることから名付けられたそうです。

こちらは名前がわかりませんが、うっすら雪が積もってかわいいです。
きのこの生えている姿はかわいいのですが、こうなった木はあまり長く生きられないそうです。
 
松ヤニ。ストレス度チェックに用いられることがあるようで、良い香りに感じると疲れが溜まっているとのこと。
私たちは全員良い香りに感じました…でもこの旅でしっかり疲れが癒えそうです。
 
森の中でひと休み。おやつはスモア。コーヒーによく合っておいしかったです。
 
再び散策開始。
途中、アカゲラが木をつつく音が聴こえてきました。
近くの木にいるのを発見。肉眼でも十分見えましたが、双眼鏡で見ると頭の赤い色がよりはっきりと確認できました。アカゲラは尾に針のようなものがあり、両足と尾の3点で体を支えているのだそうです。そのために、激しく頭を振る動作が可能になったんだなぁと納得しました。
屈斜路湖が見えてきました。今年は全面結氷していません。

風にあおられた氷が集まっていました。

この状態が進むといわゆる「御神渡り」、アイヌ語ではカムイ・パイカイ・ノカ(神の歩いた跡)です。

氷がしっかりしている部分を少しだけ歩きました。


 
午後、夫の両親とは別メニューで、私たちはネイチャースキートレック。
 
美幌峠の予定でしたが、相変わらず強風のため、神の子池周辺の散策となりました。
神の子池は2017年秋に初めて来て、感動した場所の1つです。思いがけず行けることになり期待が高まります。神の子池のある清里町の方が屈斜路湖のある弟子屈町よりも雪深くなるそうで、ふかふかの雪の中をスキーで進んで行きました。

途中、木の株に積もった雪にストックで顔を描きました。


枝にぶら下がっている氷。小さなものがあちこちにあるので、それを見つけるのも楽しみ1つです。
神の子池から流れ出ている川沿いを進んで行きます。

クリスマスツリーのようなエゾマツ。

さらにさらに進んで行きます。今回でスキーは3年目なので、少しは慣れてこれまで以上に景色を楽しむ余裕が出てきました。


神の子池に到着。

冬季はあまり人が立ち寄らないためか、木道の柵にモコモコに雪が積もっていました。

木々に葉が付いている季節はその色を池に反映してより青く見えるようですが、それでも十分すぎるきれいな青でした。


こんな光景を眺めながらティータイム。
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紅茶とワッフル。これもおいしかったです。

正面の木の表面に人の顔っぽい模様ができていました。

ティータイムを終えて神の子池をぐるっとひと回り。

来た道を戻ります。

帰りは緩やかな下りなのでスイスイ進めました。

楽しかった散策が終わり、再び弟子屈町へ。
 
清里町のカントリーサイン。ムクゲと斜里岳と焼酎工場が描かれています。
 
ガイドの土田さんとお別れした後、砂湯へ移動中にキツネがいました。

こんな感じで車から食べ物を与えられる機会を待っているキツネが結構いるのだそうです。

その姿はかわいかったけれど、車から餌を貰うキツネはいずれ交通事故に遭ってしまうそうです。
 
屈斜路湖畔の砂湯に到着。
強風で波立つ湖面に、例年よりは少なめでしたが白鳥がいました。


もっと眺めて居たかったけれど、あまりに風が強く、寒すぎて早々に退散。
 
 
毎年宿泊させてもらっている「お宿かげやま」さんと美留和駅で待ち合わせ。宿の場所が少々わかりづらいため、先導してもらいました。

北海道限定サッポロクラシックと弟子屈サイダーで乾杯。

きのこのスープはいろんな種類のキノコがたっぷり入っていて、身体の芯から温まるおいしさでした。

そば粉のパスタもかげやまさんお手製。ミョウガのアクセントがそばの香りと良く合っておいしかったです。

根菜と鱈のアンチョビ煮。1つ1つの食材の味わいがしっかり感じられて楽しめました。

桜鱒のムニエルは素材自体のおいしさもさることながら、焼き加減とソースが絶妙で大満足でした。

食後はコーヒーとプリン。こちらもかげやまさんお手製。何度も頂いていますが、本当においしい。
 
雪の降る中、露天風呂で温まって、あっという間に眠りに落ちました。
 
 
 
 
 
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冬の道東2020 鶴居村・摩周湖・川湯温泉

2020-02-13 00:04:00 | 日記
今年も道東へ行ってきました。
今回は夫の両親と一緒。両親は冬の北海道は行ったことがないということで、ぜひその素晴らしさを体験してもらいたいとお誘いしました。
記録的な少雪ということでしたが、機内からもその様子は伺えました。


釧路空港到着後、レンタカーで釧路市街へ。回転寿司で腹ごしらえをしました。
 
そのあと向かったのは鶴居村。まずは鶴見台に行きました。



タンチョウの群れを眺めるのも素敵でしたが、空を羽ばたいていく姿は圧巻でした。



少し車で移動して、鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリにも行きました。

ずっと眺めていたいのですが、今季一番の冷え込みとなったこの日はとにかく厳しい寒さで、ネイチャーセンターの中でひと休み。
コーヒーカップにもタンチョウが!
センターの方からタンチョウの話を聞きながらのコーヒータイムは楽しかったです。スタッフのみなさんのタンチョウに対する愛情がひしひしと伝わってくるので、ここで越冬するタンチョウたちは幸せだなあと思いました。
 
しばらくすると、窓から求愛ダンスをする姿が見えました。ひと組のペアがダンスを始めると、周りでも次々とダンスが始まりました。テレビで観て知ってはいましたが、とても美しくて素晴らしかったです。
 
実際のタンチョウと同じ重さのぬいぐるみ。けっこう重かったです。

鶴居村のカントリーサインはタンチョウでした。

道路の反対側には標茶町のカントリーサイン。多和平展望台が描かれています。

ひたすら真っ直ぐな道を走り、弟子屈町に入りました。弟子屈のカントリーサインは摩周湖と白鳥。(摩周湖には白鳥はいなくて、いるのは屈斜路湖です。)


今回もSOMOKUYAさんのツアーをお願いしました。
初日は摩周湖の周りをスノーシューで散策。
風も強く、ガイドの土田さんによると体感温度は-35°とのこと
夫の両親は初めてのスノーシューなので、平坦な道から始めて少しずつ上り下りをするコースを歩きました。



冬の摩周湖。摩周岳(カムイヌプリ=神の山)も見えました。



少しずつ雲が出てきたのと、日没が近づいてきたことで寒さが一段と厳しく感じられました。

時折姿を現す太陽を見ると、なんとなく暖かく感じてほっとしました。
 
初日のツアーは無事終了。
宿のある川湯温泉へ移動。チェックイン後、食事まで時間があったので、開催中のイベント「灯の森」に行ってきました。
 
撮影はやっぱり難しかったのですが、ダイヤモンドダストがちらちらと舞っていました。


しずくばし。今年もきれいでした。







3つある光の真ん中がまんまるの月。

宿に戻り、温泉に入って芯から温まりました。昨年日帰り入浴をした時は、酸性度の高い川湯温泉は肌がピリピリするほど刺激を強く感じたのですが、今回はさほどでもなくじっくりお湯を楽しめました。
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百蔵山

2020-02-03 21:28:15 | 日記

大月市にある百蔵山に行ってきました。

快晴の空。駐車場から登山口までの間も富士山が見えました。

久しぶりの山。途中までは木立から差し込む日差しの眩しさを感じながらゆっくり登りました。

百蔵山は山梨百名山の1つでもあるそうです。随所から富士山が見えます。

枝のみの木々は冬らしさが感じられて好きです。


新芽が出ている木もありました。

疲れて来た頃にちょうど見事な富士山が見えたので、パワーチャージできました。


レトロなデザインの看板が。
山頂に到着。
百蔵山は山頂から富士山が美しく見える「秀麗富嶽十二景」に選ばれている山。
山頂からは一段と良く富士山が見えました。

下りは結構な急坂で膝が痛くなりましたが、正面に富士山が見えることが多く、休憩がてら何度も眺めました。

登山道が終わる頃に見かけた看板。山中で見かけた看板とデザインが異なっていました。他にも何種類かあるのか気になります。


駐車場まで戻る間もきれいに富士山が見えました。



近くにある猿橋に立ち寄りました。

日本三大奇橋の1つなのだとか。

下を覗くとなかなかスリリングな光景。






百蔵山のすぐ近くの扇山にもいつか登って見たいです。
 
 
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