はりぶろぐ

鍼灸師のブログです。東京の国分寺市にて孔和堂鍼灸院を開業しています。
http://kouwado.com

栗子(りっし)

2019-09-25 21:28:00 | 養生
秋の味覚として思い浮かべるものに、「栗」があります。
栗はブナ科クリ属の植物。収穫の時期は品種によって異なりますが、9月上旬〜10月上旬頃です。

私が子どもの頃、祖父母が暮らす村の栗林で毎年のように栗拾いをしていました。
イガは見た目がかわいいのでつい触りたくなるけれど、実際に触るとかなり痛い!火バサミで実が見えている面を上にし、イガを片足で踏みつつ中の実を取り出すのは、どこか緊張する作業でしたが面白かった記憶があります。


そんな栗ですが、中国では古来より生薬として用いられてきました。生薬名は「栗子」(りっし)。
性味(食材の味や作用のこと)は甘/温。胃や脾の機能を高め、精気を補い、筋力を強めるなどの効用があり、腰や膝の衰え、気管支炎、下痢、胃弱などに効果があるとされています。

栗は実だけでなく、花、葉、イガ、鬼皮、樹皮、根も生薬とされています。葉やイガは乾燥させてその煎じ汁で皮膚の炎症を抑えたりするそうです。機会があれば試してみたいです。


友人から栗をもらったので、ストウブという鍋に入れて、じっくりゆっくり時間をかけて焼き栗にして頂きました。

ほくほくで甘味があり、おいしかったです。

秋の味覚を楽しみながら、身体を滋養できるなんて嬉しいかぎりです。
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10月の休診日

2019-09-24 09:00:00 | 日記
10月の休診日のお知らせをHPで更新しました。ご確認よろしくお願いします。
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初秋の道東の旅 その4

2019-09-22 19:01:00 | 日記
4日目。
ぐっすり眠れたので目覚めもすっきり。おいしい朝ごはんをたっぷり食べて、旅の最終日が始まりました。
宿のある美留和から1時間ほど走り、塘路湖に向かいます。
弟子屈町のカントリーサイン、何度見てもいいです。


逆光で見えづらいですが、標茶町のカントリーサイン。



塘路湖に到着。
いつもお世話になっているSOMOKUYAの土田さんのガイドで、釧路湿原をカヌーで下ります。

塘路湖は屈斜路湖の半分ほどの大きさ。湿原ができる過程で、昔は海水が溜まっていたところが湖となった「海跡湖(かいせきこ)」です。

いくつか漁船がありましたが、ワカサギ漁が行われているそうです。

カヌーを漕ぎ始めてすぐに、水面を漂う植物を見るように促されました。
藻のようにも見える、水面を漂う植物は「菱(ひし)」という名前。忍者が使う道具として有名な撒菱はこの植物から命名されたとのこと。高い位置から落としても、尖った部分が上にくると聞き、カヌーの上で試してみたら本当でした。

右が新しいもの、左が時間が経ったもの。食用で茹でたりして食べるとおいしいとのこと。


まずは塘路湖から支流のアレキナイ川を下りました。
釧網線が見えました。


風がなくて、前日の知床五湖同様、水面に景色が写ってきれいでした。

ゆったりした水の流れに合わせて、景色の見え方が少しずつ変わります。








カヌーに乗ると歩くより目線が低くなるので、植物も動物も見え方が違って面白いです。そして静けさが一層深くなる気がします。



釧路川に合流。
左側のフェンスは、釧路川の蛇行により岸が削られるのを防ぐためのもの。

途中、釧網線の車両が通過。手を振ってくれたのでこちらからも手を振りました。





この旅で幾度となく見かけたエゾシカは、釧路湿原でもあちこちにいました。

真ん中辺りに白いお尻が見えます。 

この後、エゾシカの群れ越しにタンチョウ2羽を見ました。ズームが効かない距離だったので撮影は諦めましたが、4日目にして初めてタンチョウに会えて嬉しかったです。


秋は週を追うごとに水位が減り、地面に線が入るそうです。


途中の休憩地点に到着。
写真中央の大きめの足跡はタンチョウ、右上の三角形の足跡はカモ。

こちらの足跡はミンク。

姿は見かけませんでしたが、足跡は動物の気配を感じられるので見つけると楽しいです。
カヌーの上でコーヒーとパウンドケーキを頂きながらしばし休憩。聞こえるのは水の流れる音と鳥の鳴き声。
とても贅沢な時間です。


休憩が終わり、再び釧路川を下ります。
写真には撮れませんでしたが、カワセミを
2羽見かけました。目の覚めるような青でした。

少し川幅が広くなった気がしました。


釧路は冬は快晴が多いけれど、それ以外の季節は霧が発生しやすく曇り空の日が多いそうです。この日は釧路らしい空の色だと土田さんが話してくれました。


エゾシカの親子かな?

ゴール地点の細岡駅が近づいてきました。


なかなかいい写真が撮れませんでしたが、ヤマブドウの紅葉がとても鮮やかでした。


最後にエゾシカの群れを見納め。


ツアーが終了し、トイレを借りに行った細岡駅からの眺め。
釧網線は廃線の危機にあります。なんとか存続してくれることを願います。

SOMOKUYA土田さんの運転で塘路湖まで戻る途中にも食事中のタンチョウの姿が見られました。


最後は釧路空港までドライブ。土田さんのオススメで、細岡展望台に立ち寄りました。

湿原らしい光景が広がっていました。さっきまでこの川を下っていたんだなぁと感慨深い眺めでした。

遊歩道で見かけたどんぐり。




釧路空港から離陸した直後、機内から撮影。


雲を抜けると眩しすぎる青空でした。

今回の道東の旅のレンタカーの走行距離は約750km。3つの半島を巡れてそれぞれの自然を体感できた、本当に充実した4日間でした。
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初秋の道東の旅 その3

2019-09-21 20:38:00 | 日記
3日目。
午前中は知床五湖を巡るツアーに参加しました。
前日知床に来てすぐ感じたことですが、なんとなく他のエリアと雰囲気が違います。雄大な自然は素晴らしく、そこに緊張感のようなものをピリッと感じました。
知床半島に多く生息しているヒグマは、アイヌ語で「キムンカムイ」と呼ばれます。意味は「山の神」。アイヌの人々は熊から生きるのに必要な分の命をもらい、熊を神のように尊んでいたと伝え聞きます。
知床は世界遺産に登録されたことで多くの観光客が訪れるようになり、人と動物、とくにヒグマとの距離感を保つのが難しくなった時期があったそうです。現在は一度に大勢の観光客が押し寄せないようにシステムを考え、ヒグマに対する正しい知識と対応を伝えるレクチャーを受けてから散策するようになっています。私たちが受けたレクチャーの中で、ヒグマが暮らしている場所に人間がお邪魔させてもらう感じだと話がありましたが、本当にその通りだと思います。

同じツアーに参加した計6名で、ガイドさんの案内のもと散策を開始しました。
6〜8月はガイドが同行しないと知床五湖を巡ることはできませんが、9月以降はガイドなしでも可能となります。ただ条件として、1人でも熊を目撃したらツアーは即刻中止となり、五湖の見学者も全員引き返さなくてはなりません。五湖すべて見ることができたらラッキーです、とガイドさん。物音、匂いなどに気を配りながら、慎重に進みます。個人的にはかなりドキドキして、慣れるまでに時間がかかりました。


雨の後だったので苔がみずみずしくてきれいでした。

知床五湖の周辺はトドマツが多いそうで、切り株や倒木の上にはトドマツの幼木が。盆栽みたいです。






クリスマスツリーのように育っているトドマツ。


ホコリタケ。初めて見ました。枝で突つくと、くしゃっと潰れると同時にホコリのように胞子が舞います。

枝で再度突つくと、ふっくら元の形に戻りました。不思議です!


ヒグマの爪痕。けっこういろんなところで見かけました。
雌熊が雄熊から逃げる際に木に登ることが多いのだとか。子熊は母熊からまず木登りを教わるそうです。

最初の湖、五湖に到着。

風がほぼ止んでいたので、湖面が鏡のように景色を映し出していました。
ガイドさんが、足元の草むらの中に全身真っ青な蛙を発見。色素異常のため生き延びることが難しいそうです。

次は四湖です。


知床は2週間前がきのこ祭りだったそうですが、まだまだきのこの姿を楽しめました。


どんぐりの木。ヒグマの食料の中でも貴重で、どんぐりが豊作だと翌年の子熊の数が増えるそうです。


タマゴタケ。これも初めてみました。ヨーロッパではよく食べられるらしく、とてもおいしいらしい。


四湖に到着。
少し風が出始めましたが、まだまだ湖面は鏡のようでした。



三湖近くで景色を眺めていると、頭の上でバサバサと音が。
エゾライチョウが木に止まっていました。
知床ではあまりエゾライチョウを見かけないそうで、ガイドさんはこれで2回目とのこと。

少し歩いて三湖に到着。




立派な舞茸。


イグチの仲間。イグチもおいしいそうです。


別の角度から見た三湖。


二湖へ進みます。


普段は水がない所にも雨の影響で水が流れていました。


二湖に到着。

岩の上にもトドマツが生えていました。


トドマツの松ぼっくり。

トドマツの松ぼっくりは樹上でバラバラになることが多いらしく、形が崩れずに落ちていることは本当に稀なのだそうです。

一湖に到着。

湖面の睡蓮は外来種と聞いてびっくりしました。



ツアーの最後に木道から見た眺めもとても美しかったです。

無事に五湖すべて見て回れてラッキーでした。


知床から斜里町に向かいます。国道334号線沿いから見た景色。

オホーツク海の色はきれいなブルーで、ずっと眺めていたくなりました。


しばらく進むと食事中のエゾシカ発見。


クラクションを鳴らされて少しびっくりしている様子でした。
北海道では鹿害が深刻になっているそうですが、共存するためにはせめて人間が穏やかで、不用意に動物たちを驚かせないことが大切なのかと思います。


周囲の景色が一望できるというオロンコ岩に到着。


岩壁を伝うように階段があり、それを登っていきます。高所恐怖症の方は厳しいかも。


頂上に到着。けっこうきつかったです。


どこを見ても良い眺めでした。

ゴジラ岩


ちょっとした散策路があり、花もたのしめました。


かもめが気持ちよさそうに風に乗って飛んでいました。


少し時間に余裕ができたのでオシンコシンの滝に立ち寄りました。





国道334号線はオホーツク海沿いなので、ずっと景色が素晴らしかったです。


斜里町とお別れ。


標津町に入りました。


まっすぐな道をひたすら走り、開陽台へ。


快晴だったので360°素晴らしい見晴らしでした。




写真ではうっすら中央に写っていますが、肉眼では国後島がはっきり見えました。



標津町では牛を近くで見ることもできました。

真正面もかわいい。


水を飲んでる牛。


陽が傾く中、のんびり過ごしているように見える牛。




標津町を出て、再びまっすぐな道を走り、弟子屈町へ。
大好きな屈斜路湖に立ち寄りました。




せっかくなので硫黄山も見に行きました。

以前来た時より硫黄の匂いがいい匂いに感じたのが不思議でした。


真ん中のぽこっと出ているシルエットは、、去年の冬にスノーツアーで行った藻琴山。


今回も美留和のお宿かげやまさんに宿泊。
秋の食材をたっぷり使ったお料理、どれもおいしかったです。

夜、摩周湖へドライブ。月明かりで星は見えづらかったですが、湖面に映る月が美しかったです。
月をもっとゆっくり眺めていたかったけれど、車の温度計で10度、風も強くて体感温度は一桁に感じるほど寒かったため、早々に車に戻りました。

宿に着いて温泉に入ると、温まってほっとしました。
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初秋の道東の旅 その2

2019-09-20 23:07:23 | 日記
2日目。
宿が尾岱沼漁港のすぐ近くだったので、カモメの鳴き声で目が覚めました。

今にも雨が降り出しそうな天候でしたが、予約していた野付半島をひとまわりするツアーに参加しました。

尾岱沼港から観光船に乗り、野付湾に出ます。ガイドさんによると、この日の天候は道東では「じり」と表現される、霧と霧雨の間のような状況だそうです。




船が途中で止まり、なにかなと思っていたらアザラシがいるとのこと。
野付では年中見られるそうですが、8月がピークとガイドブックに書いてあったので、まさか会えると思っていませんでした。

この日は頭数は少なめだったということですが、ぷかりと海面を漂って顔を出す仕草がなんとも言えずかわいかったです。

トドワラ桟橋に到着。

視界はけっして良好と言えないですが、水平線が辺り一面に広がっている光景は見事でした。


トドワラは砂嘴(さし)と呼ばれる砂でできた半島に、トドマツが生えていた原っぱがあり、それが海水の侵食により立ち枯れたことでできた場所です。トドマツの「トド」と、アイヌ語で墓場を意味する「ワラ」が合わさった名称とのこと。
トドマツが枯れてもなお形を留めている独特の風景です。トドマツは昭和30年代をピークにどんどん減少しており、近いうちに無くなると予測されています。
ガイドさんの話では、野付半島の地盤沈下が1年に1.3cmのペースで進んでいるとのこと。いつか、この風景自体が無くなる日が来るのかもしれません。
変わりゆく自然を見ていくことも興味深いです。

ラムサール条約に登録されている湿地なので、水鳥の種類も多いのだとか。今回一番多く見かけたのはアオサギでした。
野付はホッカイシマエビ以外にも大きいアサリが有名らしく、そのアサリを目当てに様々な水鳥たちが集まってくるそうです。


アッケシソウが見頃でした。




アッケシソウといえば能取湖が有名ですが、野付のアッケシソウは緑と赤のコントラストが見事で、とてもきれいでした。

ウラギク
この植物もアッケシソウ同様、塩分に強い植物です。淡い紫色が秋らしいです。

ここでもエゾフウロ。


野付はハマナスの花が長い期間咲くそうで、見られて良かったです。


ミヤマアキノキリンソウ


エゾカワラナデシコ


イカリソウ


ヤナギタンポポ

ツリガネニンジン


ヤマハハコ


チシマアザミ

うつむいていますが、けして元気がないわけではなくこれが満開の状態らしいです。

ノコギリソウ



途中、休憩で立ち寄った野付ネイチャーセンターの水槽の中には、ホッカイシマエビが。


休憩後は車に乗って移動しました。



海蘭(ウンラン)。
曇り空の方が花の色がきれいに見えるとガイドさんに言われて納得。


足を踏み入れられる最東端まで来ました。

近くではオジロワシが電柱の上で羽を休めている姿が見られました。ところどころに池があります。


昔はここで放牧されていたそうです。ちょうど鹿がいました。


チョウゲンボウが雨やどり。双眼鏡でみたらかわいい顔がしっかり見られました。


遠くにナラワラが見られます。ナラの木が立ち枯れた状態がまだ保たれていますが、国が管理しているため中には立ち入れないそうです。


尾岱沼港に戻ってきました。
セグロオオカモメが佇んでいました。


昼食にホッカイシマエビの天丼。

移動中の北海道の楽しみの一つは、個性的なカントリーサインを見ること。
別海町とはここでお別れ。標津町に入ります。


標津サーモン科学館に到着。


受付のところにエゾサンショウウオ。


この時期はカラフトマスの遡上する様子が見られます。



イトウは銀色に光ってきれいでした。


車を走らせ、羅臼ビジターセンターへ。
数年前に羅臼町の海で流氷に挟まれて命を落としたシャチの標本が展示されていました。


知床横断道路へ。地元の有志の方々が管理運営されている熊の湯の辺りからは湯けむりが上がっていました。


知床峠を越えてウトロに到着。



この日はウトロに1泊。
今年は秋刀魚が不漁らしいですが、旬の秋刀魚はおいしかったです。
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初秋の道東の旅 その1

2019-09-19 22:41:00 | 日記
3泊4日で、初秋の道東に行ってきました。

1日目は移動が中心。釧路空港近くでレンタカーを借りて、国道44号と北太平洋シーサイドラインをひたすら走りました。

当初は厚岸の道の駅で昼食の予定でしたが、3連休の影響か大混雑。
(上の写真は道の駅から見た厚岸の街並み)

少し移動して、厚岸町内の中華料理店に入りました。
牡蠣ラーメンとカキフライ定食、どちらも牡蠣がぷりぷりでおいしかったです。

腹ごしらえが終わった後は、浜中町の霧多布湿原へ。

時間がそんなになかったので、ショートコースのやちぼうず木道を30分ほど散策しました。

ナナカマドの実は紅葉していました。


北海道のあちこちで見かけるハマナスの実。つやつやしてておいしそう。


トリカブトを見ると秋を実感します。


他にも秋を感じさせる花があちこちに咲いていました。






霧多布湿原センター内で販売されていた、浜中町内限定流通の「小松牛乳」がおいしすぎて感動!
またこの牛乳を飲むために浜中町に来たいと思ってしまいました。
ちなみにハーゲンダッツは浜中町産の牛乳のみ使用しているそうです。


霧多布湿原から道道808号琵琶瀬茶内停車場線を移動。サバンナの様な景色が広がります。


だんだん雨が降り始める天候に。
恵茶人沼では鷺っぽい鳥がいました。

根室車石に立ち寄りました。


エゾフウロの花。見れたら嬉しいなと思っていた花で、この後いろんな場所で見かけました。
雨を受けて艶やかです。


車石は奇岩と呼ばれる一種のようです。

風が強くて、打ち寄せる波の迫力と石の力強さが合わさり、なかなか見応えがありました。


花咲灯台。赤い色がレトロで素敵です。


そこからさらに根室半島をドライブ。
日本最東端の納沙布岬に到着しました。

北方領土は見えなかったけれど、なんとなく達成感がありました。

この納沙布岬周辺には北方領土返還の文字が至る所にあり、これまで滅多に意識することがなかったけれど、問題の切実さを肌で感じました。


ここから再びドライブ。宿のある野付半島まで移動します。

途中、春国岱に立ち寄りました。




ゆっくり散策できなかったけれど、夕暮れ時の霧がかった幻想的な風景は息を飲むようでした。

駐車場近くで猫発見。呼ぶと来てくれたので少し撫でました。


道東はあちこちで牛や馬を見かけますが、視界の端っこに馬っぽい動物の群れが見えたので、少し車を戻して見てみると、10数頭の鹿の群れが!
すごくびっくりしました💦

この写真はその目撃地とは別の場所で撮影しましたが、カメラを向けると1頭は必ずこちらを見るので、カメラ目線を頂けました。

国道244号線をひた走り、辺りがすっかり暗くなった頃ようやく宿に到着。今日一日だけで走行距離が約300kmでした。

今回野付半島に行きたかった理由の一つが、このホッカイシマエビ。

漁期ではないですが、旨味が強くておいしかったです。

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ヤイトバナ

2019-09-15 07:47:00 | 日記
可憐なのにネーミングが微妙だと思う植物の一つに、屁糞葛(ヘクソカズラ)があります。
別名に灸花(ヤイトバナ)。たくましい植物なのでどこでも見かけます。匂いが良くないので屁糞葛という名前が付いたのだとか。
私が最初にこの植物のことを知ったのは、5歳くらい。大好きだった祖父は1人で山へ作業をしに行くことが多かったのですが、その時は珍しく連れて行ってもらいました。
目に付いたものに触ろうとすると、それはかぶれるから触らない方がいい、とか、注意されながら歩いたのを覚えています。
そしてこの灸花のことを知らずに触れようとした時、それは臭いから触ってはダメ、と言われました。まだ花は咲いてない時期でしたが、この葉っぱは臭いんだ!と子ども心に強く焼きつきました。

大人になって灸花を見かけても意識することはほとんどありませんでしたが、治療院で花を生ける習慣を持ってからは自然といろんな植物を観察するようなり、この灸花の小さな赤い花がとにかくかわいく感じるようになりました。
灸花の名前の由来として、花の中心部の色がお灸の跡に似ているからという説があります。昔のお灸はもぐさを焼き切り、あえて皮膚を化膿させて免疫力を高めていました。そのやけどの痕の赤くなる様を見て、昔の人は名付けられたのかもしれません。
ちなみに現代では昔のような痕が残るようなお灸をすることはほとんどありません。


こちらは灸花の実。実もかわいいです。


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いずん堂 徳島県すだちそうめん

2019-09-12 21:47:05 | 日記
小平のカフェいずん堂で、徳島県すだちそうめんを食べました。
昨年このメニューを知り、興味があったものの予定が合わず食べれず仕舞いだったので、今年こそと楽しみにしてました。


すだちが2、3個分も使われているそうです!一度にそんなにすだちを食べたのは初めてでしたが、あごだしの甘みにすだちの酸味とほろ苦さが良く合って、とってもおいしかったです。


帰り道に通った玉川上水沿い。蝉がまだ鳴いていました。

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八国山緑地

2019-09-03 21:17:00 | 日記
東村山市にある「八国山緑地」を散策してきました。狭山丘陵の都立公園の1つです。『となりのトトロ』のモデルになったということで、すぐ近くには公益財団法人がナショナルトラストで取得した、「トトロの森」と呼ばれるエリアもあります。


近所の店で寄付金を募っているのを見て「トトロの森」の存在を知りました。今回初めて行ってみようとネットで調べて、『となりのトトロ』の中で印象に残っている地名が「八国山」だったので、なんとなく「八国山緑地」に決めました。


落ち着いた色味のガマズミ。

入り口にある地図。そんなに広すぎないので、気の向くままに歩くことにしました。



先日行った苔の森でもたくさんきのこを見かけましたが、ここにもあちこちにあります。



青いどんぐり

ツユクサ

見たことあるけど名前はわかりません。可憐でかわいい。


この白い花も名前は分かりませんが、ふわふわしててかわいい。

花が終わると中から黒い実が現れるようです。


ふたつ池。季節的に蚊が多かったのですが、水辺なのでひときわたくさんいました。立ち止まるとすぐに刺されます。


いたるところにきのこ。

さらに進んで

さらにきのこ。

五角形の花。調べてみましたが、名前はよく分からなかったです。

看板もかわいい。

豊かな自然を守るためにも、こうしたルールを守ることはとても大切だと思います。
 
ほっこり広場に到着。

もうススキの季節です。(ススキによく似た植物にオギ・ヨシがありますが、集団で生えるのはススキだそうです。)


行きはうっそうとした林の中を歩く感じでしたが、帰りは尾根道をまっすぐ通ることに。尾根道に合流する手前で振り返ると、さっきまでいた空間が見渡せてきれいでした。


西武園の観覧車も初めて見ました。レトロな配色がいい感じです。


狭山湖。
駐車スペースがなくてじっくり見られないのが残念でしたが、道路を挟んで反対側にある多摩湖もきれいでした。


近いですし、今度は違うエリアの散策も楽しみたいです。
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kukkaで多肉植物アレンジのメンテナンス

2019-09-01 17:23:00 | 
2014年からkukkaで多肉植物アレンジメントのレッスンを受けていて、先日これまでの作品4つを持ってメンテナンスレッスンに参加してきました。

多肉植物は水をあげすぎたり、湿度が高い環境だと腐ったりしやすく、見た目は丈夫そうですが繊細な性質を持つ種類があります。
レッスンで完成させたアレンジメントも、しばらくすると溶けてなくなる種類もあるし、枯れてしまうこともあります。気付いた時に少しずつ手直しすれば良いのですが、放っておいても元気な種類もあるので、このままでも可愛いからいいかな、とそのままにしがちです😓
なのでこうしたメンテナンスのレッスンはとってもありがたい!

ずらっと並んだ多肉植物たち。
ここから5種類選びました。


真ん中の種類は初めて。
名前を調べたら、「カランコエ オルギアリス(仙人の舞)」とありました。ビロードのような質感が素敵です。


4種類すべてやり終わるにはなかなか時間がかかりましたが、時々kukka永井さんに手助けしてもらいながら無事完成しました!

今年2月にマドレーヌ型で作ったアレンジメント。自分の中ではカランコエオルギアリスの茶色がポイントです。


これが一番最初に作ったアレンジメントで、今回手直し中に土台の水苔に穴が開いてしまい、急遽永井さんにコルク板で補修してもらいました。おかげでこれまで以上にいい感じになったと思います。


こちらのメインの多肉植物は「ハオルチア」という種類で、我が家では歴代溶けてなくなってしまったのですが、今回はいけるかな?


3つ完成した後、一番大きな器に入る分だけ多肉植物を植え込みました。

蔦のように絡んでいるのは「ハートカズラ」。

永井さんのご自宅の庭で育てているそうで、直射日光でも明るい日陰でも大丈夫ということなので、1本は室内で育ててみることにしました。
とりあえず根がでるまで水につけておこうと思います。









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