はりぶろぐ

鍼灸師のブログです。東京の国分寺市にて孔和堂鍼灸院を開業しています。
http://kouwado.com

新茶の季節

2016-05-29 23:16:36 | 日記
「加藤けんぴ店」で、新茶のイベントがありました。

日本茶インストラクターの方を招いてのイベント。
3種類の新茶から選ぶのですが、一つ一つの特徴を丁寧に説明してくださり、それを聞いているだけでもお茶の奥深い世界を垣間見た気がしました。
日本茶で本格的な淹れ方をしてもらうのは初めて。
新茶は低めの温度のお湯で淹れます。そのお湯の温度を下げるパフォーマンス?を見せていただきました。
高い位置から低い位置の急須にお湯を繰り返し移して温度を下げていきます。こうするのは、お湯にたっぷりと空気を含ませて、お茶をさらに美味しく頂くための一つの工夫なのだそうです。お見事としか言いようのない姿にくぎ付けになりました。

冷茶を注文したので、氷を張った器に温かいお茶を注いでくれました。口に含むと新茶の青い香りが広がって、飲んだ後に甘さを感じました。
しばらくの間、その甘さは口に残って何とも良い気分。きちんと淹れたお茶には、繊細ながらもしっかりと主張する力があるのですね。
夫とは違う種類の茶葉をお願いしたので、味比べもできて楽しかったです。

一緒に頂いたおにぎりと柏餅も、とってもおいしかったです。


今後もまたいろんなイベントが企画されそうなので、通う楽しみがますます増えそうです。
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アリウム

2016-05-26 14:29:55 | 日記
毎年この時期に飾っている、アリウム。


アリウムにもいろいろ種類があり、これはギガンチュームと呼ばれています。
ネギ属なので、花が開いてくると独特の香りがします。けしていい匂いとは言えませんが、この可愛らしさには勝てません。
(うちでは匂い対策の為に空気清浄機の近くに飾ってあります。)
アリウムは「ニンニク」の古いラテン名で、「匂い」という意味が語源。なるほど、うなずけます。

最初はネギ坊主のような見た目でしたが、1週間ほどでこのようなふわふわの状態になりました。
その変化の過程も楽しめる花です。
たんぽぽの綿毛のようだと表現された患者さんもいて、まさしくそんな感じだなぁと思いました。
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かわいいデザインの地酒

2016-05-25 14:46:44 | 日記
母が夫へのお土産に愛媛の地酒「眞十郎」を買ってくれました


開けると魚の絵柄の入った瓶が登場。


おそらく鯛かと思います。かわいいデザインですね。


最近はデザインが素敵な土産物が増えてきたので、選ぶ時の楽しさも増えた気がします。
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6月の休診日

2016-05-25 08:30:24 | お知らせ
6月の休診日のお知らせです。

定休日
5日,12日,19日,26日(日)

不定休日
6日(月),11日(土)

*4日(土)は20:00までの営業になります。
*13日(月)は18:00までの営業になります。
*14日(火)は19:00までの営業になります。
*27日(月)は18:00までの営業になります。

よろしくお願いします。
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5月25日からのエポスカードウィークス

2016-05-24 22:30:51 | お知らせ
昨年参加しました、国分寺マルイのエポスカードウィークスに再び参加することになりました。
今回の開催期間は5/25~6/14です。

前回同様、当院ではエポスカード会員の皆さまに台座灸のプレゼントをご用意しております。
ご予約の際にはエポスカード会員である旨をお伝え下さい。また、ご来院の際にはカードの提示をお願いします。
既にご来院くださっている方もエポスカードをお持ちでしたらご提示ください。


ご予約に際して2つお知らせがあります。

はじめに、平日の17時以降と土曜日は混み合っており、開催期間内の予約が取れない場合があるかもしれませんが、エポスカードウィークスが終了する6/14までにご予約頂いた方には台座灸をプレゼントいたします。

つぎに、当院は1人で施術と予約対応を行っておりますので、電話に出られないことがあります。
その場合はなるべく早く折り返しご連絡しますが、混み合っている時間帯はご連絡が遅くなることが予想されます。
メールでも予約可能ですので、そちらもご利用下さい。万が一、当日中に返信がない場合は、お手数ですが電話にてお知らせ下さい。
電話・メールともに、「希望日時(何月何日の何時)」と「鍼灸治療」「鍼灸治療+整体」のどちらをご希望かをお知らせください。
治療内容についてはHPをご覧下さい。
休診日についてはブログをご確認下さい。

ご協力をよろしくお願いします。



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久しぶりのあら煮

2016-05-22 21:11:25 | 日記
半年ぶりの愛媛の帰省。
瀬戸内海に面する双海町に住んでいる伯母が、タイとイサキのあらを持ってきてくれました

松山市内に住む母も、普段こんなに綺麗なあらを見ることはないと驚いていました。

母がゴボウと一緒にあら煮にしてくれたので、早速頂くことに。
魚もゴボウも旨味がギュッと詰まった感じで、とても美味しかったです!

海の幸はやっぱり地元に限るなぁと思いました。
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若冲展

2016-05-17 22:38:11 | 日記
東京都美術館で開催中の「若冲展」に行ってきました。


伊藤若冲生誕300年ということで、これまでにない規模の展覧会です。
連日大混雑が続いていると知っていたので覚悟して向かいましたが、予想以上の大行列。作品を見始めるまでに2時間ほどかかりました

入場してからも大勢の人でひしめき合っている状態。
すごい人気だなぁと圧倒されつつ、作品を観て回りました。

当然、ゆったり観ることはできないので、運良く最前列に行けそうな時は真近で、そうでない時は遠巻きに。あるいは隙間から工夫して観たりと、なかなかできない経験でした。

若冲の絵は本当に緻密で、他に類を見ない作品ばかりだと思います。それだけではなく、動物や植物、生きとし生けるものに対する深い愛情も溢れている感じがします。
現実として叶いはしないけれど、願わくば御本人に会ってみたいと思わずにいられません。

長時間並んだ上にゆっくり観られなかったとしても、今回「若冲展」を観ることができて、本当に良かったです。


グッズを観るのも楽しかったのですが、売り切れている商品もあり、ちょっと残念。でも、お目当のものは買えたので良かったです。
その一つがこちら。


「鳥獣花木図屏風」が描かれた瓶に入っているのは、京都・伏見で作られた清酒です。

飲み終わったら一輪立てにする予定です。
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オオデマリ

2016-05-10 21:53:32 | 
4月下旬に花屋「森のなか」でオオデマリを買いました。
立派な枝ぶりですが水上がりのよくない花なので、元気のあるうちに写真に撮っとこうと思いつつ、何かと慌ただしくて撮り損なってしまいました。

予想通り、くたっとして元気がなくなってきたので、小さく切り分けて水を張った器に浮かべて飾ることに。
玄関・治療室・待合室・全てに飾っていたからか、たくさんの患者さんから「かわいい花ですね」「あじさいですか?」など、声をかけられました。
買ってきてから2週間以上経ち、残ったのはこの写真に写っているこちらだけになりました。



ほんのりピンク色がとっても可愛らしくて、最後の最後まで楽しませてくれました。

ピンク色のオオデマリはあまり見かけないので、紫陽花と間違われやすいようです。

花市場でも切り花ではなかなか見かけないらしいですが、またご縁があれば生けてみたい花の一つです。

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なつかしい柏餅

2016-05-06 23:02:25 | 日記
ご近所の加藤けんぴ店で、柏餅を買いました。

柏餅の葉が丸い形をしています。

お店の方は私と同じ愛媛県出身で、愛媛を含む西日本の一部の地域では柏餅をくるむのに使われている葉は丸い形をしていると聞きました。
そういえば昔祖母が作っていくれていた柏餅の葉も丸かったことを思い出しました。
この丸い葉は、サンキライだそうです。
この柏餅のために探して取り寄せたのだとか。
上京して柏餅を見るたびになんとなく違和感があったのですが、無意識で葉の形の違いに気づいていたのかもしれません。

どの商品を食べてもおいしいものばかりの加藤けんぴ店。今回の柏餅も絶品でした!
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N響ゴールデン・クラシック

2016-05-04 23:30:56 | 日記
「N響ゴールデン・クラシック」を聴きに上野に行ってきました。
あまりの人の多さにびっくりしました。駅からすでに人があふれていました。上野動物園もすごい賑いだったでしょうね。

会場の東京文化会館に入ったことはあったのですが、実際に演奏を聴くのは初めて。
昨年聴いたピアニストの福間洸太郎さんの演奏が素晴らしかったので行ってみることにしました。

オーケストラの演奏の前に、プレコンサートがありました。
福間さんのピアノ演奏が舞台上でおこなわれます。
ショパン:バラード1番、フィギュアスケートの羽生選手でおなじみの曲です。
リスト:パガニーニによる大練習曲第6番、パガニーニの有名な曲です。
スクリャービン:練習曲第12番『悲愴』、短いながらも迫力のある演奏です。
クラシックの曲のことは詳しくないですが、生演奏の迫力は凄かったです。福間さんが精魂込めて弾いているのが伝わってきました。

休憩を挟んで、
リスト:交響詩「レ・プレリュード」、フィナーレが華やかで格好良かったです。
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 作品43、第18変奏はCMにも使われいるとても綺麗な曲。感動しました。
最後は、ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調、のだめカンタービレでもおなじみの曲。初めて生のオーケストラで聴きました。ベートーヴェンが素晴らしいといわれるのが分かる気がします。

生のオーケストラはやっぱり良いですね。指揮者や演奏者の息遣いも聞こえてくるようでした。
福間さんのピアノ演奏も本当に素晴らしかったです。

機会があれば、今後も演奏会に行ってみたいと思いました。
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師匠の講義を聴いて

2016-05-02 00:06:18 | 鍼灸
先日、母校の東洋鍼灸専門学校の同窓会記念講演が開催されました。
今年は私の師匠、齋藤鳳観先生による「鍼灸医術の深遠なる魅力」と題された講演会でした。

患者さん自身の痛みを有無にかかわらず、施術者側が触って痛みを感じるポイントを圧痛点といいます。
鍼治療によってその痛みを取り去るには、圧痛点そのものに鍼をする直接的なアプローチと、圧痛点に関係する遠隔にあるツボに鍼をする間接的なアプローチがあります。
今回、師匠が講義してくださったのは、後者の方法です。

実際に来院した患者さんの症例を元にした講義と実技をされました。

講義では、鍼灸治療で対処することを躊躇してしまうような症例にも向き合い、症状を改善させていく課程が発表されました。
セオリー通りの施術では圧痛部位を主体に施術するのですが、師匠は遠隔のアプローチを中心に施術していきます。
しかも、施術回数が数回で症状が治まっていくことが多いのは相変わらず。お見事としかいいようがないです。

講義の後は実技。
会場には数人のモデル患者の方々がいて、それぞれの症状の圧痛点を確認し、その場所から離れたツボを用いて圧痛を減少させて、症状を改善させます。
痛みがどのくらい変化しているかを患者さんに確認しながら治療をすすめるスタイルは、私も臨床で取り入れています。
久しぶりに見る師匠の施術。佇まいが美しいのは変わらず、施術の切れ味は更に進化しているように感じました。
大勢のギャラリーが見ているなかでも、どんどん効果を出していけるということは、いつでも平常心を保ち、目の前の患者さんに集中しているからこそ。

やっぱり師匠はすごいな、そして鍼灸はすごいな、とつくづく感じました。
「鍼灸医術の深淵なる魅力」という言葉のとおりです。私ももっとその魅力を生かせる治療をしていきたいです。
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