工舎 澄み処へようこそ

みなかみ町母谷の山の中での楽しい仲間との暮らしを通して感じたこと、考えたことを伝えていきたいと思います。

ブン太小屋

2011年08月07日 23時33分55秒 | Weblog
 ブン太小屋と言っても犬小屋ではありません。我が家の部屋には色々な名前が付いています。今まで作った部屋で名前があるのは、小僧小屋・・・これは作業場から離れた資材置き場をチョッと改造して小僧さんの休憩場所にするつもりで作った所。それからネコ部屋・・・これは良くブログに登場するネコの雛とポコが我が家にやって来た時にご老体トロちゃんとご対面できるまで隔離していた部屋。そして今度はブン太小屋・・・これはブン太が来る前から計画していた洗濯物干しスペース。半外のような空間で、使い古しのサッシが蚊や蜂を防いでくれてはいます。
 このブン太小屋の骨組み部分を、夫と息子が初めて親子共同作業で作っていました。
今頃はタイに居るであろうウチの一人息子・・・年明けからはりきって就活とやらをしていましたが、3月11日の震災を境に企業の状況が変ってきてなのか「1年休学しようかと思う・・」とか言い出したのです。
 まぁマジメに就職するのもイイけど、人生をゆっくり考える時間も大事だし・・・と反対をする気もない親。結果5,6月は水上に戻って来て「ウチの手伝いをしてみたい」と大工の格好をして見た。(カタチから入りたい親の子だけあって、作業着を用意してもらうと大喜び!??)手伝い初めてもインパクトドライバーなど初めてでちーっとも使えなかったのが、2,3日するうちにビスがねじ込まれて行く音がするようになってきましたよ。やって見るもんですねーブン太小屋である程度道具の使い方を練習して、6月には‘いざ現場へ!’と出かけていきました。2週間ほどの現場経験の末彼が言ったのは、「ボクは何も出来ないのに、皆がやさしく教えてくれたのが嬉しかったのと、兄さん達と一緒に暮らしてムショウに飯が旨かった!・・・毎食どんぶり2杯食べた。」と。
 ‘可愛い子には旅させろ’と言う言葉があるように、世の中には親には教えてあげられないことだらけだけど、それよりも自分が知ろうと思わないことは何も解らないのだろうなぁ・・と。兄さんたちには大分迷惑かけたと思うけど、自分が何も出来ないと言う事に気付けただけでも、すごい収穫だったんじゃないのかなぁ・・・7月からアジアの国を回り歩いているけど、色々な事吸収して少し大人になって大学卒業できるといいね。~若いーって素晴らしい!!~と言う歌あったなぁー
 そうそ、もう一人・・・ならぬ1匹の若者ブン太はこのブン太小屋で夜は寝て・・・居るはずだったのに、やっぱり修ちゃんの横で寝ています・・トホホ。

お初です!

2011年08月02日 18時31分20秒 | Weblog
 ぼく聞太2010年11月18日生まれの若者です。
3月3日‘耳の日’に我が家にやって来たので‘聞太(ぶんた)’と名付けました・・・私が。去年の秋にケリ子がおかーさんに・・・と書いた事がありますが、そのケリーの息子でケリーに骨格や顔がそっくり!!8ヶ月半ばの現在、お父さんのトビ君よりも大きくなりました。
 動きが大きくて犬仲間のナナやナミには不評な面もありますが、可愛いヤツです。
 動物と暮らすようになって随分経ちますが、夜一緒の部屋で寝るようになるとは思ってもいませんでした。貰って来た時に水上の3月が高崎に比べて寒いのでかわいそうになり部屋に入れたのが間違えでした・・・修ちゃんが可愛くって寝る時になると家の中に連れて来てしまうんです。イビキはウルサイし、夢見てか走るように足をバタバタさせるし・・・もー大変!!
 でも、今修ちゃんはブンの為に5時起きして散歩に行き、ケメ子の為に草を採って来てくれて・・・頑張っています。
 私達、自分のためにはナカナカ動けないけど、待っている誰かの為には動けるものなんですね。
 7月に入りDCキャンペーンが始まってカフェも少しずつ忙しくなっています。動物の事みーんな修ちゃんにまかせっぱなしの私ですが、夕暮れ時に蚊に刺されながら畑の草むしりをしているので勘弁してもらえるかなぁ?