(北九州市戸畑区・若松区・八幡西区・八幡東区)
戸畑と若松の間には、凡そ長さ10kmの細長い内海がある。官営八幡製鉄所等産業進出によって沿岸部は埋め立てられ、幅が狭くなったことで大きい川のように見える。実際、紀貫之も大渡川と詠んでいる。近代は鉱物輸送で栄え、周辺は財閥企業が名を連ねた。若松南海岸には、出入船舶見張り所跡や石炭荷役(沖仲仕:おきなかし(ごんぞう):港湾労働者)の詰所を再現した「ごんぞう小屋」、伝馬船の船着場の跡等がある。
(若戸大橋 1962年開通) (若戸渡船戸畑渡場から若松を望む)
(若松渡場から戸畑を望む) (ごんぞう小屋と弁財天上陸場)
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