(中山道五十一番 岐阜県美濃加茂市)
先回、平成14年に訪れてから5年の歳月が経ち、町並みにも変化がみられた。
案内パンフレットができ、表示が進み、脇本陣林家住宅に隣接する建物の開放、そして太田宿の歴史を紹介する中山道会館が開館していた。またその一角には、明治19年(1886)函館に生まれ、晩年は美濃加茂に住した漫画家、岡本一平の居宅「糸遊庵」が移築されていた。
増えたものもあれば、消えたものもあった。それは以前聳え立っていた、5層の酒蔵が無くなっていたのである。
林家住宅を撮影していると、中から声がかかる。
二人のご婦人が話し掛けてきたのだった。
前回は開放されていなかった建物にいる二人、一人は管理している方、もう一人はご近所の方のようである。
いろいろとお話をした後、中山道会館へと向かう。
そして会館を後にし、更に西に向かって歩いていると、それまで秋晴れであった空模様から一転、雨が降り始めた。よって太田駅の方向へと歩みを変えることにした。
途中、外国人にとある文字の読み方を尋ねられ、またその直後に日本人に道を尋ねられた。
今日はよく声を掛けられる一日であった。
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