flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

湧玉池

2006-05-30 00:00:24 | 水のほとり
(静岡県富士宮市)
 平安時代の歌人、平兼盛が「つかふべき 数にをとらむ浅間なる 御手洗川のそこにわくたま」と詠んだ湧玉池。
富士山本宮浅間大社に隣接するこの池は、富士山の浸透水が溶岩の間から湧出したもので、国指定特別天然記念物に指定されている。水温13℃、湧出量毎秒3.6kl.であり、インシュリンに似た働きをする「バナジウム」が含まれている。

 この日も参拝客と共に、“霊水”を求める人たちが訪れていた。そして私も戴くこととした。この豊富な湧水は、神田川(御手洗川)の源であり、潤井川に注ぎ、やがて田子の浦 駿河湾に流れ着く。
         

(関連記事:富士宮てくてく 音止滝

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