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「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

田園調布

2011-12-19 00:00:38 | 漂い紀行

(東京都大田区田園調布・世田谷区玉川田園調布)
 自由が丘から歩いていると、私を呼び止める声がした。私の前職時代の知り合いだった。今は田園調布に住んでいるらしく、すっかり住民という感じであった。知人曰わく、田園調布は不動産価値はあるが、そこに住んでいる人たちは意外と慎ましやかで、買い物や幼稚園に子どもを迎えにいくのも自転車であったりと、地味なものだそうである。
 田園調布は大正12年(1923)目蒲線の開通と共に開発された田園都市多摩川台住宅地が始まりである。イギリス人都市計画家、エベネザー・ハワードが提唱し、欧米に広まった田園都市理念を、渋沢栄一、息子の渋沢秀雄によってこの地に取り入れ、放射状に区画が成された住宅地となった。
     

(地域関連記事:羽田 京急蒲田 蒲田


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