(東海旅客鉄道東海道線 愛知県一宮市木曽川町黒田)
木曽川駅は、明治19年(1886)に内閣府鉄道局木曽川停車場として開業した。平成20年4月に橋上駅舎化されるまで存在した木造駅舎とレンガ倉庫は、開業当時のものであるという。
(2004年撮影)
旧駅舎は西口にあり、国鉄時代より駅東側の住民が東口開設の要望を出していたという。然し、当時は受け入れられず、JR発足以後の平成5年、駅周辺の3区6町内会から橋上駅舎化に関する要望書が提出され、平成18年になってようやく着工に至った。然しながら、文化財にという意見もあった旧駅舎は新駅舎完成後に取り壊され、過去のものとなった。
(新駅舎東西連絡通路)
(駅名札が取り外された旧駅舎)
(解体されていく旧駅舎)
新駅舎内には、旧駅舎時代のベンチと大正元年(1911)に造られた跨線橋の鉄柱がモニュメントとして置かれている。
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