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「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

木曽川駅舎

2008-07-11 00:30:27 | 木のたてもの

(東海旅客鉄道東海道線 愛知県一宮市木曽川町黒田)
  木曽川駅は、明治19年(1886)に内閣府鉄道局木曽川停車場として開業した。平成20年4月に橋上駅舎化されるまで存在した木造駅舎とレンガ倉庫は、開業当時のものであるという。
 
(2004年撮影)
 旧駅舎は西口にあり、国鉄時代より駅東側の住民が東口開設の要望を出していたという。然し、当時は受け入れられず、JR発足以後の平成5年、駅周辺の3区6町内会から橋上駅舎化に関する要望書が提出され、平成18年になってようやく着工に至った。然しながら、文化財にという意見もあった旧駅舎は新駅舎完成後に取り壊され、過去のものとなった。
(新駅舎東西連絡通路)
(駅名札が取り外された旧駅舎)
  
(解体されていく旧駅舎)
 新駅舎内には、旧駅舎時代のベンチと大正元年(1911)に造られた跨線橋の鉄柱がモニュメントとして置かれている。


(関連記事:葉栗黒田 黒田城 「老人バス停」


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