flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

ミラノからジェノヴァへ

2015-02-24 00:00:00 | RODEN-哀愁のRailway-

 ミラノ・チェントラーレ駅から都市間特急であるローマ行きIC(インターシティ)に乗り、ジェノヴァ・ピアッツァ・プリンチペ駅(ポルタ・プリンチペ)に向かう。乗車の際、私の席にほかの人が座っていた。Q:席を間違えてはいませんか?A:私はこの席だと思うのですが…相手のチケットを見てみると、確かに相手が間違えているようだった。class(等級)と carrozza(号車) を勘違いしているようだ。...相手はアメリカ人女性。「すみません 私が間違えていました ありがとう。ふつう、2carsか2coachですよねぇ」…と、確かに私も最初、2carrozzaって何?と思った。チケットには、イタリア語表記しかないので難しい。ミラノを発車後、郊外に差し掛かるにつれ田園風景が広がる。北イタリアは稲作も盛んなようである。更に南下していくと山あいを走るようになり、幾つもの川が現れる。どの川も水量が多く濁っていたが、その理由がジェノヴァに着いてから分かることになる。当初快調に走っていた列車も次第に遅くなり、約30分遅れでジェノヴァ・ピアッツァ・プリンチペ駅に到着した。隣接するプリンチペ広場から名付けられたこの駅は、1860年に建築家 Alessandro Mazzucchetti によって建築されたものである。
                   コロンブス像のある駅前プリンチペ広場

ジェノヴァ市街へ


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