flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

慈廣寺

2010-09-29 00:00:28 | ほとけのいおり

(曹洞宗乳峯山慈廣寺 愛知県新城市中宇利字大幡)
 遠州に抜ける道すがらにある慈廣寺は、文明十三年(1481)宇利城主熊谷重実によって、それまで大滝沢のほとりにあった真言宗大滝山慈廣寺を移転し、熊谷氏の菩提寺としたものである。宇利城の居館としても使われた、字岡の慈眼寺(廃寺)も同様の由緒と思われる。享禄二年(1529)松平清康が宇利城を攻めた際、慈廣寺も兵火により焼失し、間もなく再建されたが、延宝二年(1674)半原藩の領主安部氏により、現在地に寺を移転している。
  28年前に訪れたときと比べると、簡素だった境内が一変し、本堂が建て替えられ、仏像のモニュメントや、蓮の鉢等が置かれていた。

「手をつないだケヤキの木」


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