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「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

当古

2006-07-03 00:00:25 | 街道・宿場町
(とうご 愛知県豊川市当古町)
 姫街道(本坂通)の豊川(とよがわ)を渡る当古の渡し場があった町は、現在でも新道(国道362号線)の一本東側には旧道が残り、数軒の町屋がみられる。当古は、姫街道の豊川の町と嵩山宿の中間に位置し、旅籠もあったということである。また、とよがわの舟運の川湊でもあり、吉田と新城の中継地点の一つでもあった。そのため、船宿もあり、豊川の町に引けを取らない賑やかさであったという。
 当古の渡しは、江戸初期から記録に現れ、昭和9年(1934)に当古橋が完成するまで存在した。現在の橋は、昭和61年(1986)に架け替えられたものである。
  

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