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(山王権現 滋賀県大津市坂本 旧官幣大社 名神大社)
全国の日吉、日枝、山王神社の総本宮である日吉大社は、『古事記』に見える「大山咋神(おおやまくいのかみ)、亦の名を山末之大主神。此の神は近淡海国の日枝の山(比叡山)に坐し」が最初である。その後、近江京遷都の翌年である天智天皇七年(668)大津京鎮護のため大神神社から大己貴神(おおなむちのかみ)を勧請し合祀した。その後、平安京遷都により、京の鬼門に当たることから、災難除けの社として崇敬されるようになった。そして、最澄が比叡山上に延暦寺を建立した際、比叡山の地主神であるこの社を、延暦寺の守護神として崇敬した。然し、元亀二年(1571)織田信長による比叡山焼き討ちにより焼失している。その後、豊臣秀吉によって再建され、現在に至っている。
(神仏習合の名残 山王鳥居)
(山王霊石 祇園石)
(西本宮)
(重文 宇佐宮 慶長三年)
(重文 白山宮 慶長三年)
(重文 山王神輿)
(東本宮楼門)
(国宝 東本宮本殿 文禄五年)
(重文 樹下宮 慶長三年)
(猿の霊石)
(大政所(山王祭宵宮場))
(関連記事:日吉東照宮 大宮川 流護因社 門前坂本)
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