flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

二子塚古墳とトロリーバス

2015-11-13 00:00:00 | いにしえびとの睡

(川崎市高津区二子)
 付近の地名「二子」の由来である二子塚古墳跡を訪れた。二子塚は名前で想像できるように前方後円墳であり、二つに見える塚であったという。その規模は大きい塚は四百坪、小さい塚は二百十坪であったといい、大正時代に副葬品が発掘されているというが詳細は不明である。また古墳の跡には川崎市で運行されていたトロリーバス100形104号が静態保存されている。昭和26年(1951)から昭和42年(1967)まで、最盛期には川崎駅前-鋼管水江製鉄前間7.3kmを走行していた。トロリーバス(無軌条路面電車)であるため、道路上の架線から直流600Vの電力を2本のポールを通して供給され走行する。この二子塚古墳とトロリーバスのある二子塚公園の辺りには、奈良時代に当時の都と奥州を結ぶ奥州古道が通っていたという。
   


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