それでも手話通訳者か！

ろう者のＶさんは、商品販売の仕事をしている。
と言っても、サラリーマンではない。
わかりやすく言えば、「アムウェイ」みたいな会社と契約している人である。

アムウェイを攻撃する意図はないが、有名な会社なので例示させてもらった。

Ｖさんからメールがきた。
「ロシア人に商品説明をすることになった。ロシア語の通訳者を探してくれないか？」

お断りの返事をしたら、猛烈に怒られた。
「なぜ、手伝ってくれないのか！？　あなたは手話通訳者ではないか！　ろう者が困っているのに知らない顔をするのか！？」

残念なことだが、Ｖさんみたいな考え方をするろう者は他にもいる。

手話通訳者が行うサポートとは、
「聴覚障害者が日常生活において困難に直面した時」
に行うことだと考えている。

上記のＶさんの依頼は、
商売＝金儲け
という内容である。

手話通訳者に頼むことではないと思う。