平和・自由・民主主義とインターネット

インターネットで平和・自由・民主主義を語ってみよう。

民主党が平和憲法を守る主張を掲げれば大きな力になる。

2007年03月21日 | Weblog
 民主党の問題点は憲法の平和条項を変える発言を繰り返していること、そして消費税増税推進の立場を取っていることと思う。この政党が野党の第一党として勢力がありマスコミが野党の代表として扱っていることに国の進路を選ぶうえでの複雑さがある。
改めて民主党のホームページを見たが、憲法問題を書いたところがない。安倍内閣が改憲を争点にしているときに沈黙をしているのであれば対立軸にはならないだろう。
 しかしマスコミが自民と民主の対決をドラマにするものだから結果として平和憲法を守る世論が選挙を通して政治に反映しにくくなっている。
 憲法を守るためには護憲を掲げる日本共産党と社民党が選挙で躍進することが求められている。
 社民党は私の住んでいるところでは宣伝もしなければ姿も見えない、消費税の増税に反対する主張がホームページを見てもはっきりしないことも気にかかるところ。もう少しがんばってもらわなければ困る。しかし民主党に比べれば主張ははっきりとしている。
 よく行くブログの「とくら」さんが選挙に出馬する。ブログの中身は非常に共感するところが多く、何度かコメント交換もさせていただいた。しかし民主党から出馬することについては残念に思う。http://ttokura.exblog.jp/
 いずれにしろ公明党と民主党は自民党とともに平和路線の変更をめざしている。世論の厳しい批判を浴びることなくして、野党としての再生はないのではないか。
民主党から支援を受けて立候補する良識ある護憲派の皆さんは2001年の大橋巨泉氏の「民主党が自民党と同じ体質」との言葉をもう一度思い起こすべきではないだろうか。

大橋巨泉氏は
2001年に民主党より参議院議員選挙の比例代表候補第1位として立候補し、当選したが、党との意見の違いによりわずか6ヶ月で辞職。

辞職の弁でつぎのように述べた。

 「有事法制を考える市民と議員の会」の呼びかけ人になったが、23日に菅直人幹事長から「反対ありきの集会には出ないで欲しい」と言われた。
「日本の民主党がこれほどまでに反民主的な集団とは思わなかった」
民主党が自民党と同じ体質と知り、全身から力が抜けた。

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