染織工房豆ブログ

染織工房「豆」の日々の記録

学校へ行かなきゃと思う不登校

2017年09月17日 01時06分07秒 | 子供
不登校というと、いじめとか、反抗期とか、被害妄想もあるかと思いますが、そうでは無いモノもあるんですね。
うちの子は、学校へ行こうとは思うけれど、どうしたって朝起きれない。僕が一日家にいないと起きるのが夜になることもある。
大概昼過ぎて、夕方になって起きてくるんですな。そうなると夜眠れないので、悪循環です。
これでも夏休み中は意外と起きられていたにもかかわらず、二学期が近くなってまた酷くなりましたので、精神的なこともあるんだと思います。
それでも、学校は行かなきゃいけないと思っている。


肉体的にも問題は少しあるとは思いますが、まず精神的な不安があれば、解消できないかなと思って担任と話した後、聞いて見た。

「君さあ、運動会休みたいでしょ」
「うーん」

「それとさあ、先生がこのクラスの仲間とかなんとか言ってたとけどさ、クラスの絆とかどうでもいいでしょ」
「そこまでは言えないけど、まあ、意味はわかんない」

「運動が苦手ではあると思いますが、それよりも、団体行動を強制されることが嫌でしょう」
「まあ、、、、、、、、そうなのかな」

「運動会を遠慮するのはいいけれど、人生これから休んでばかりもいられないことがあるんですよ」
「、、、、」

「終わっても、しばらく運動会モードなわけでさ、肩身の狭い思いをしますが、大丈夫ですか?」
「それは仕方ないと思います」

「運動会が全てでは無いと思いますが、勉強はしてくださいよ。これから、自分がしたいことができた時、勉強しておけば良かったなって思わないように最低限」
「わかりました」

「はっきり言って、去年の先生にも言ったけど、仲間とか絆とかクラス一丸とか大っ嫌いでしょ。父ちゃんは馬鹿らしいと思っていた。綺麗事だってさ」
「そ、そんなこと言えませんよ、、、」

「まあとうちゃんは毎日学校が火事にならんかなって思っていた」
「犯罪に手を染めなくて良かったですね」

今は藍に染まってますがね。



学校の先生全てがそうでは無いですが、熱い先生が多い。クラス一丸とか、絆とか、仲間とか、面倒くさい。
古い話ですが、金八先生みたいなやつですな。そういうクラスにできれば、やりやすいのでしょうが、人間性の画一化にしかならない。
そんなのナンセンスだし、そういうのに苦しんできた身としては、子供の気持ちはよくわかる。

ただ、安易に学校行かなくていいとも思わないので、行けるのなら、行きたいのなら行くべきだし、行かせるべきでもあると思います。

色々な人に相談したら、親御さん共々承認要求が高い子や、プライドが高すぎると、先生を小馬鹿にしているなあという人もいましたし、
簡単に逃げるなとか、色々言われましたが、状況や環境がそれぞれ違うこともあり、基本的に学校へは行きたいと思っているところが根本的に違う。
行こうと思っているんで、勝手に休んでいるんじゃあ無いんだってことが何度言ってもわからないですな。
今年の夏休み起きれていたんで、うちの相方でさえ、頑張れば行けると思ってしまっている。残念ながら。

今、運動会は休みますと言って、体育や練習とかは不参加にしてもらっています。それで、先日二学期初めて学校に行きました。遅刻でしたけど。
今後どうなるかは、まだわかりません。「明日の自分がわからない」と言ってますから。

ま、おいらもわからないから、「それが人間だぜ」 と言っておいた。

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