さて今日はパート2です。紅太郎はおりこうさんにお泊まりできました。夜も何度も様子を見に行きましたがぐっすりと眠って・・私に気付いてもにこにこするだけでぐずりもせず・・・ただ私の方が寂しくて気が気でなくて眠れませんでしたが・・・このことは後にこぼれ話でお話します。
おとしゃんとの久しぶりの(ほんの数時間だけど)再会に狂喜する紅太郎。わざと画面をぶらす技法で喜びを表現してみました。 クリックすると数秒後に真顔になる様子が見られます。心配顔です。
「おとしゃん、会いたかったよ~~。うれピー」
「んね、んねー。今夜もぼく一人で寝るわけ~~?」(大丈夫、今日もう帰るんだから。はやっ。)
昨日の様子で、今日はこのまま帰ってしまっても仕方ないとあきらめていたのですが、紅父も紅太郎の笑顔を見て元気が出たのか、本来の目的地ではないものの、えびの高原よりももう少し近い高千穂河原まで足を伸ばすことに・・・
登山は無理だけど遊歩道をしばらく歩くことにしました。
山に入ると・・・やっぱりいいです! この凛とした空気。体中に力がみなぎる感じ。家の周辺の散歩は乗り気でない紅太郎もずんずん歩いていきます。紅葉はまだ見頃ではありませんでしたがちらほらと見られて、緑とのコントラストがきれいでした。
これからご紹介する写真はクリックすると反対側が見られます。
前をリードする紅太郎。
「早くおいれよ~~~。こっちの方がきれいらよ~~ 」
クリックすると 後ろを振り返った時に見られた風景が出てきます。 これは馬の背。少し先に見えるのが高千穂の峯です。小学校の修学旅行でこの馬の背、みんなでロープを持って歩いたな~~
右手をみればこんな風景が現れて・・・
クリックすると左側・・・緑もきれい!木漏れ日大好きです。
足下を見れば苔むした石畳・・
(クリックすると・・)上を見上げたら・・あっ・・・飛行機雲を引きずって飛行機だ~。どこに飛んで行くのかな~。飛行機に乗って行く旅行しばらく行ってないな~。
右を見ても左を見てもどの方向を見ても林の中は絵になりました。そして元気をいっぱいもらいました。紅父も私も紅太郎も・・・ 自然の力ってすごいですよね。
これは高千穂河原に行く途中で撮った写真です。(前後してしまいました。)ここでもたくさん走りました。
「いやあ、短い時間にいろんなことあったよ~。できたよ~。車のお泊まり、ちょびっと淋しいけろね~、こんなに楽しいんらからちょっとくらい我慢しないとねっ。」
こぼれ話
今回の宿は「ふるさとに帰ったような気分になれる」のがうたい文句のお宿でした。確かに佇まいも風情がありスタッフも皆さんとても優しくて心休まったのですが・・放し飼いにしてある鶏ちゃんがっ! 昼間は田舎を思い出して懐かしいな~なんて微笑ましく思っていたのですが、鶏が朝鳴くということをすっっっっかり忘れておりました。 紅父を気遣い、紅太郎を心配し、ただでさえ寝付かれなかったのに・・早朝・・コオケコッコーと鳴いたのです。(鶏なんだから当たり前) 時計を見たら4時40分!どひゃ~~ またうつらうつらしたらコオケコッコーコー!(起きろ~ぃ)え~ん、寝られないよ~ でもそこが自分でも変な奴だと思うのですがこうなったら何回鳴くのか数えてみることに・・・眠れない時羊の数を数えるのはやったことがありますが鶏の鳴き声を数えるのは初体験! で、何回鳴いたと思います?10か~いあははは~~ 自分でも可笑しくて可笑しくて くつろぐつもりで取った宿で睡魔と闘いながら鶏の鳴き声を数えている! ちゅかれまちた。でも面白かった 「風情」と「快適」・・これら二つは時として相容れないものだと学んだプチプチ旅行でもありました。
ちなみに・・朝ご飯の際、スタッフの方から「夕べはよくお休みになられましたか?」と聞かれました。「はあ・・」と愛想笑いしたら、目の下の隈で分かったのでしょう、「鶏が鳴きましたでしょう!4時半には鳴くんですよね~。鶏たち、何故かお客様の泊まられたお部屋の前が好きみたいでそこに集まるんですよ・・(にっこり)」ですって あまりにもにこにこして言われたので言葉を返せなかった気弱な紅母でした・・・あは。鶏さん、声が嫌にはっきり聞こえると思ったらそんなに近くにいたのねーー。万が一またこのお宿に泊まることがあったらはっきり「鶏さんから一番遠い部屋にしてくらさい」とお願いするつもりです。
それにしても、わんちゃんを連れての登山客も多い霧島。どうしてわんちゃん連れOKの宿がないのか不思議です。チョビ君やすずちゃん・りんちゃんのブログで紹介されているようなわんちゃんフレンドリーなお宿がたくさんできればいいのに 紅太郎からも
おまけ
車にお泊まりしている紅太郎が様子を見に来た私たちを笑顔で迎えるところ
(前回の旅行の時です)( クリックすると大きくなります )