ネタバレ映画館

8年ぶりの記事・・・(^^;

俺は、君のためにこそ死ににいく

2007-05-18 19:38:25 | 映画2007
 河合の惣ちゃん、かわいそう・・・ってギャグですか。

 観る気などなかったのに、窪塚洋介の「この映画を見て、戦争賛美だというヤツはアホだと思う。もう一回見た方がいい。見る前に言うヤツはアホ」という挑発的な言葉に刺激を受けてしまいました。たしかに観る前までは、戦争賛美だとか右翼映画だとこき下ろしてみようかと批判の言葉を準備していたのに、観終えた直後は「これは映画になっていない・・・」と、戦争に対するメッセージが云々というよりも脚本の未熟さに驚いてしまう言葉しか思い浮かびませんでした。さすがは“ペニスを障子につきたてる”文章で芥川賞を受賞した作家です。日頃は難解な言葉で人々を煙に巻く雄弁さの政治家がわずか三日で書き上げた脚本だけあって、全く感動できない映画になってしまいました。

 新城監督が悪いなどとは思いたくなかったのですが、個々の俳優のアップ映像が終盤になるまでなかったのも原因のひとつ。それに、登場人物それぞれ過去のエピソードが欠如している脚本。おかげで誰一人として感情移入できない作品に仕上がってます。いくら群像劇といえども、突然登場した俳優が死に行く悲しさを演出するのは不自然すぎるのです。特攻に赴くそれぞれの兵士だって立派な人格を持った個人であるのだから、この映画のように十把一絡げに“みんなまとめて英霊”として称える作者の考えは、一人の兵士は戦争の駒にすぎないということを意味しているのでしょう。

 残念ながら、井筒監督が『パッチギ2』の中で批判したようなシーンはなく、むしろ「死なないで!」と恋人(戸田菜穂)が特攻兵士田端(筒井道隆)に懇願するシーンが全く逆の印象を与えてくれる。と思ったのも束の間、「日本は負ける」とか「生きて帰る」ことに考えが変わる田端がヘンテコな死に方をしてしまい、軟弱者はいらないんだという強い右翼思想が浮き彫りになってしまいました(いつでも死んでやるわい!とか、冗談にもほどがあります)。もう一人「死ぬな」という言葉を使った少年もいましたが、後に彼が自衛隊員になるという奇想天外な後日談で魅せてくれます。

 予告編によっても迫力ある特攻シーンに期待がかかる。しかし、実際には飛ばない実機と模型やCGがほとんどであり、最も悲惨なシーンにおいては敵機の銃撃が散弾銃であるかのようにバラバラで、直線にならないところも見事でした。隼からの俯瞰図は一瞬だけで、急降下する臨場感を無くしたことももお年寄りの観客がショック死しないよう配慮したのか、優しい作りになっています。このクライマックスにおいては、特攻隊員側からよりも米艦側からの映像が中心になっていて、これならば途中に一瞬だけあった実写フィルムを多様して全くのドキュメンタリーにしても良かったのでないかと思えるほど。迫力だけを期待するのなら『パールハーバー』のほうが何百倍か凄いですよ。

 戦争を美化しているという悪印象はそれほど感じられませんでしたけど、“潔く死ねない奴は美しくない”という強いメッセージは伝わってきます。とにかく映画としてお粗末な内容でした。最後にはまるでホラー映画のような演出になっていたこともあるし、桜が満開の時期にホタルが飛ぶという、日本の美しい四季を全く無視したセンスに脱帽です。石原氏にとっては潔く切腹することのほうが美しく感じるのでしょう。おかげで映画館を出るときには気分が悪くなってしまいました。

・・・・・(0点)
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27 コメント

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0点 (たいむ)
2007-05-18 21:32:37
kossyさん、こんばんは。
gooと復縁できたみたいでとっても嬉しいです。

kossyさんの0点、はじめてみました(爆)
私も、唯一まともに見えた「弟」のオチに???でした。
でも事実なんですよね?コレ。
世にも奇妙な物語でしたね。

愚かな時代の愚かは発想が生んだ悲劇ですからね (PGM21)
2007-05-18 22:24:01
何時もお世話になっております。
え~と私のBlogの中で0点をつけたのは音楽記事ではたった1記事ありましたが、映画記事の過去最低は15点ですね。もし最初から0点の可能性があるならまず観る事しませんね。
6月に1作品15点をつけた作者の候補作品があるのでそれを観たら予告を観る限り多分同じような点数が付くだろうなとは思っています。
とはいえこれは事実の話しなので、その時代の日本帝国軍が愚か過ぎたという事です。
その戦犯が靖国神社に祭られているそのものが中国や韓国などのアジア諸国から反感を買うだけですしね。
その戦犯を靖国神社から切り捨てる者が現れない限りはアジア諸国の怒りはこれからも収まらないだろうなと感じています。
それだけ愚かな時代があったという事です62年前に・・・
戦争 (ハンター)
2007-05-19 01:04:31
kossyさん、こんばんは、私は、この映画を、息子、娘、父、母、祖父、祖母と観ました。それぞれの世代で観て、いろいろな感想がでました。この映画、賛否両論ありますが、子供に、「60数年前は、こういう時代だったんだよ!」教えました。
余裕で井筒監督の勝ち? (aiai)
2007-05-19 15:08:09
感想ありがとうございました~。
観てないのでタイトル以外の批判はしないつもりですが、やっぱり観にいく気にはならないです(^^;)

でも週間興行成績ではこの映画が3位に入っていてビックリです!都の取引業者を含めて、前売りを買わせまくったのかな??なんて思ってしまいます。
ガンツ先生ですな (よゆぽん)
2007-05-19 15:23:46
kossyさんの採点、





『ロボコン、0点(`□´)!』





ですな(笑)
やっぱり・・・ (AKIRA)
2007-05-19 18:51:22
レンタル待ちにしよ・・・^^;
0点 (kossy)
2007-05-21 02:40:32
>たいむ様
ほんとは★ひとつにするつもりだったのですが、それだとインパクトがないな~と思いまして(笑)もちろん初めて0点をつけてしまいました。
事実は事実ですんなりドキュメンタリーにすればいいのにと思いつつ、妙なところばかり目立つような工夫がされてたんですよね・・・記事には書かなかったけど朝鮮人のエピソードとか・・・目立ちすぎです。

>PGM21様
見る前から1点か2点しかつけないことはわかってたのに、正直言って、どうせなら無くしちゃえ~みたいなノリもありました。
俺がダメだと思った点は他にもいろいろとあったんですけど、大東亜共栄圏に関してだとか、「美しい」という言葉ばかりを強調するだとか・・・
靖国に関しても朝鮮人がそのまま入ってしまうとか・・・これは多分批判がくるんでしょうねぇ。

>ハンター様
家族や肉親を特攻で亡くした遺族の方々とか、その同年代の方々は感情移入できる映画だと思いました。70以上の高齢の観客は泣いてた人が多かったようでした。
また、戦争について何も知らない若い人たちにも戦争を知るいい機会だったかもしれませんね。

>aiai様
観客動員は多いようですね~とにかく高齢者で埋め尽くされてます。
不思議と30歳~60歳くらいまでの年齢層の観客がいない映画なのかもしれません・・・東京都庁の人はチケットを買わされてることでしょうね(笑)

>よゆぽん様
すみません。
1点よりも気持ちいいでしょ?(笑)

>AKIRA様
『男たちの大和』ほど迫力もないし、敢えて大スクリーンで観るほどでもなかったです。隼マニアとかなら映画館がいいんでしょうけど・・・
こんばんは☆ (きらら)
2007-05-21 21:30:08
おおおー
0点ですかー!それはすごい!
せめて主題歌に1点を、、、

私も登場人物のアップがないこと、すごく気になりました。すごく分かりずらかったです。
とってももったいないなぁ~って思いましたよ。
エンドロールが一番良かったです。
都知事・・・ (ノラネコ)
2007-05-22 02:24:13
私は岸恵子さんの発言で観にいったんですが、石原慎太郎は脚本の書き方を忘れちゃったんでしょうかって出来でしたね。
彼の脚本が一番のネックだった気がします。
まあ言いたいことは判るんですが、これでは伝わるべき物も伝わらないでしょう。
窪塚はもうちょっと脚本を読める様になった方が良いですね(笑
えっと (通りすがり)
2007-05-22 06:19:27
kossyさんはよほど石原さんが嫌いなんですね。

それありきだからまともに映画が見れるわけがない。

映画としておかしい、脚本がおかしいというが死ににいく直前に言葉で語り合うのは不自然じゃないしたいした落ち度は見えません。

桜の季節に蛍がおかしいと言うならば、何故に別映画だがパッチギの試写会会場に不良学ランが大人しく座ってる矛盾は指摘しない?

それは石原慎太郎に対する偏った見方があるせい。



これより酷い脚本の映画なんか五万とあるでしょうに。

なのに偏見ありきを認めず脚本が酷い、映画になってないはないんじゃないか
脚本 (kossy)
2007-05-22 08:56:31
>きらら様
たしかに・・・B'zは嫌いじゃないので、主題歌には1点を。
特攻隊員それぞれには深みがなかったけど、岸恵子さん中心に見ようと思えばそれなりに感動できたのかもしれません。誰に感情移入できるか、それが大切なんだとあらためて感じてしまいました。

>ノラネコ様
岸恵子さんの発言を読ませていただきました。それを知っていたら彼女の台詞をもっとよく吟味するべきだった。ちょいと反省。
かつての日活アクション映画のようにはいかない。戦争ものも初めてだろうし、群像劇だって初めてなのか・・・
どうせなら完全な鳥濱トメさんの視点に集中させる脚本のほうが良かったですよね。

>通りすがり様
俺が石原嫌いであることは、他の映画記事にも何度も出てきます(笑)
それでも観ないことには批判もできないという理由で観たわけですから、映画を味わおうという気持ちすらありませんでした。

『パッチギ』での不良学ラン云々の件・・・彼らは右翼系の学生であることはおわかりかと思いますが、そうした思想の学生が「太平洋のサムライ」という右翼映画を観にくるのは全くもって自然ですよ!矛盾なんてひとつもありません。

脚本の酷さなんてのは予想もしなかったこと。もちろん、脚本をけなそうと思ってたわけじゃないので、あしからず。
なんというか。。。 (Roxy7)
2007-05-22 20:15:08
「石原嫌いフィルター」のおかげで、

>映画を味わおうという気持ちすらありませんでした。

こういうことを堂々と書いてしまうあたりがイタイですね。
たぶん、最初から作品の批判が目的なので、
「本作品を批判する」という目的のために「とりあえず観た」という既成事実をそのための手段にされたのかと。
観ないで批判している井筒監督と本質的には同レベルでしょうね。

そもそも、パッチギの政策・配給元であるシネカノンの代表は在日朝鮮人の李鳳宇(イ・ボンウ)氏でありますし、その父君は朝鮮総連の幹部。
パッチギという作品に、北朝鮮もしくは朝鮮総連による何らかの意図が込められていることを否定することは難しいのです。

まともな感覚の日本人なら、パッチギを応援してオレキミをこき下ろすという行為は考えにくい気もしますが、まぁ日本は北朝鮮と違って思想・言論・信仰・表現すべてが自由ですからね。
まぁ、その自由を謳歌してくださいな。
Unknown (triten)
2007-05-22 20:46:56
kossy様
「パッチギ!」も「俺は、君のためにこそ死ににいく」も、全く、ちっとも、これっぽっちも見に行く気なかったんだけど、満点と0点とか言われちゃうと、見てみたくなっちゃいました!
0点 (kossy)
2007-05-22 23:39:46
>Roxy7様
そういった心構えで観た人って、この映画に限り多いのではないでしょうか?まぁ、井筒監督と同じだと言われても、俺にとっては誇らしいことなんですけど・・・

Roxy7様は「日本が自由だ」と仰いますが、映画のような戦時中は全く自由のない国だったわけです。たまたま、現在の日本は憲法でも保障されていますが、これからはどうなるかわかりませんよ。

Roxy7様の言葉の裏には「英霊を崇めない奴は非国民だ」という意味があるんでしょうか?まぁ、俺がまともな感覚じゃないことは、ある意味当ってるのでしょうけど(笑)

>triten様
いや、俺の言葉だけを信じないほうが良さそうですよ!
ただ、こういう両極端の映画が同時期に公開されるという珍事は映画史に残るかもしれません。そういった意味では貴重な2本なのかも・・・
蛍とB’z。 (Ageha)
2007-05-24 10:15:40
夜桜の下で蛍ってのはさすがにおいおいおいって
思いましたけどね。

特攻花の話は出てこなかったな。
蛍になって帰ってくるって話と同じくらい
有名らしいんだけどな。

靖国で会おうって約束はしてたけど、
トメさんを中心にストーリー展開するなら
トメさんとこで夏に再会するほうが
よかったんじゃないの?

映画は好きだけどこの手のは見ないのって
言うてる友達でも
B’zの歌をこのテーマにかぶらせて聞くと
それだけで泣けるって言うてました。
歌詞しっかり聴いてたら
そっちには少しは「僕は君のためにこそ」の
意味が伝わったかと思うのですが。
桜とホタル (kossy)
2007-05-27 08:45:51
>Ageha様
俺だってラストの桜と蛍がなければ、ちゃんと点数をあげていたのに。あれは痛烈でした。どうせなら桜のバックには紅葉とか地面に雪が積もっていたら最高だったのに。

特攻花ってのもあるんですか。それは知らなかったです。
トメさんのところに夏に・・・それが一番自然ですよね。感情移入させる人物がどこにあるのか、焦点がさっぱり定まっていませんでした。
超ウケる (ロキ)
2007-05-27 21:00:25
この映画、よく見に行く気になりましたね!
映画を見に行く気にはなれないけど、評価は果たしてどれくらいのものかというのが気になっただけに、こちらのブログ面白く読ませていただきました。
期待を裏切らない内容と、予想通りの展開が楽しいです(映画じゃなくてブログが)。
これからもさらりとした文章で頑張ってください。
映画ブロガーでも・・・ (kossy)
2007-05-28 08:20:15
>ロキ様
いやはや、全く観に行く予定がなかったに・・・映画ブロガーの方々も観てる人は非常に少ないんですね。
記事にも書いたように、挑発的な発言によって、自分までもがアホ呼ばわりされているような気分になってしまったのが原因です・・・・

この映画、ベテラン監督がしっかりしたモノに仕上げてたら空恐ろしいものを感じてしまったのかもしれませんが、このくらいの出来になって何故かホッとしております(笑)

まぁ、いつかはTV放送もするんでしょうけど、『パッチギ』と同じく日テレ協賛という点も興味深いところです。同じ時期に放送してくれるのかな・・・(笑)
Unknown (Ageha)
2007-05-28 13:35:37
http://www.kyowa.or.jp/info/chihou_sodan/extra_story2.html
・・・すいません、
特攻花の話は
知覧じゃなくって開聞岳と
も一つの基地のほうでした。
何年か前武田鉄矢さんの童話をもとにした
ドラマで見たわけで。
参考資料として、念のため。

トメさんがたたずむ予告CMの黄色い花を
それだと思ってたんですが
菜の花っぽかったな。(ノ*゜▽゜)ノ

生き残ったのに、帰れない。
少年兵にそういうこと思わせる段階で
戦争って間違ってるんですよね・・・。
日本の兵器認識 (祐。)
2007-05-29 22:35:02
60年間平和な日本が有ったのは、日本の兵隊さんと特攻隊が命の引き換えに残してくれた日本国憲法第9条と思うのは無理があるだろうか。
戦争を知らない国になって、戦争の痛みを忘れた日本人が多くなってきたのかは、分からないが、感度が鈍くなってきている気がします。
いま、「クラスター爆弾使用禁止」の提言で、日本は反対しています。クラスター爆弾をはじめ劣化ウラン弾も全て廃止すべきと主張するのが日本の役割なのに、これでは、日本がクラスター爆弾で民間人が犠牲になっても何もいえないんじゃないの。
全ての武器の製造と保有を禁止すべきと思います。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070526-00000020-mai-pol

というこで、話しは全然違いますが、「鹿屋」に行ってきました。知覧と違って自衛隊機地として今なお使われています。戦艦の模型とか、戦時中の戦艦数の推移とか分かりやすく展示されていました。 地味ですが、一度行かれるといいかも。
いろいろ (kossy)
2007-05-31 07:49:19
>Ageha様
なるほどなるほど・・・わざわざありがとうございます。
俺はCMをよく見てなかったので、気にもとめてませんでしたけど、色んなエピソードが隠されているのかもしれませんね。

あの無人島で生き残って・・・小野田さんとか、横井さんとか、そういう日本軍の洗脳が死ぬまで解けないのは実に悲しいことです・・・

>祐。さま
日本国憲法はたしかに犠牲の上に成り立ってますよね。そう考えることは正しいと思うのですが、この憲法をアメリカからの押し付け憲法だと主張する思想だけは受け入れられません。どうして素直に考えられないのでしょうかねぇ~

クラスター爆弾のニュース、初めて知りました。ありがとうございます。どうしてこうも非人道的な武器を持ちたがるのでしょうか。日本を守るためだけを考えたらなら絶対に不必要です。

俺は九州へ行ったことがない・・・ううう、行きたいなぁ。
桜の下で待ち合わせ (ノルウェーまだ~む)
2007-06-06 15:01:13
こんにちは~
いつもTBでお世話になります。
特攻隊員の田端が、あのようなことになってしまったのに、ちゃっかり靖国神社で一緒に手を振っていたので、びっくりしてしまいました。
勿論、どのような死に方でも戦争の犠牲者なのだから、仲間はずれはいけませんが…
桜の木 (kossy)
2007-06-07 22:24:20
>ノルウェーまだ~む様
蛍になって戻ってくる。
悲しくも美しい光景でした。
特攻隊の皆さんも、今の日本が平和であることの礎になったことを喜んでいたかのようでしたよね。
犠牲者といえば、数多くの一般人だって犠牲者なのに、こうした映画ではなかなか表に出てきませんよね・・・全ての犠牲者も仲間はずれにしないでほしいです。
国体維持 (祐。)
2007-06-25 23:08:06
知覧から鹿屋からその他九州各地の飛行場から特攻隊が飛び立った。
二十歳にもならない青年たちが、何を思って飛び立っていったのか。。
戦争のない桃源郷を夢みていたのだろうか。。

「戦争を知らない子供たち」が、いつまでも「戦争を知らない子供達」で有って欲しいものだ。

6/29 加賀温泉駅前のアビオシティーホールで「日本の青空」が上映されます。

13:00 と 19:00 の2回上映ですが、是非ご覧くださいませ。

http://www.cinema-indies.co.jp/aozora/
すみません (kossy)
2007-07-01 07:31:16
>祐。様
せっかく教えていただいたのに、観に行けませんでした。
俺も「戦争を知らない子供たち」に変わりないのですが、映画やテレビによって疑似体験できるってことはいいことですよね。
俺君なんて特攻隊の青年たちの心情はまったく描かれてませんでしたけど、軍国主義教育や当時の状況から想像すると、平和を願うなんてことは全くなかったんだろうと思います。だからこそ、こうした映画には心理描写が必要なんですよね・・・
実は (オカピー)
2008-09-25 03:06:49
kossyさんの0点に釣られて観ました。^^

映画を愛する者なら本当は0点を付けてはいけないので、★(0.1点)みたいにすればベストだったかもしれませんが、確かにインパクトはありますねえ。
その複雑な心中、ご察し申し上げます。^^

二人ほどコメントに右翼らしいのが混じっていますね。
彼らはkossyさんの記事がフィルターにかかっていると仰いますが、彼等の本作に対する印象がもう良いなら、やはり「あばたもえくぼ」状態になって、何も見えていないと言わざるを得ないですね。

映画史上類を見ないと言うほどではないにしても、褒められる出来ではないのは間違いない。
問題なのは石原氏だけではなく、やはり新城卓氏の演出もセンスがないです。kossyさんもご指摘のように、こういう感情が表に出るドラマを引きの映像ばかりで構成するとは、映画の常識をかなり外しています。
1点 (kossy)
2008-09-29 10:57:36
>オカピー様
最初から1点か2点だろうな~という先入観だったためにあらさがしをするような気持ちが働いていたことも否定できません。
ただ、1点にしちゃうと普通になっちゃうし、シャレが効いてないですよね・・・だからシャレなんです(笑)

実際、これまでの映画鑑賞歴や戦争に関する知識によって個人差があるのはしょうがないこと。「こんな悲惨な出来事があったのか!」と新鮮に感ずる若者もいるだろうし、そうした人たちには完全な反戦映画ととらえることもできるのでしょう。

冷静に映画の技術的な問題だけ論じても低い評価になってしまうのですが、オカピー様のように論理的に解説してくださると参考になるし、判断は間違ってなかったとホッとさせられました~

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