悠々パソコン道中記

コペルのパソコン教室雑記帳。

ネットショッピングの注意点

2016-08-26 14:29:35 | 教室日記


ネットショッピングで失敗しないためのコツ

「届いた商品のイメージが思っていたものと違っていた」「注文した洋服や靴のサイズが合わない」といったネットショッピングならではの失敗もあります。また、ネットの場合は簡単に価格を確認できるため、他の店でもっと安く売っていたのを後から見つけてガッカリすることもあるでしょう。こういった出来事はちょっとしたコツを覚えることでぐんと減らすことができます。

1.商品規格や返品条件をよく確認
洋服や靴などサイズのあるファッションアイテムや家具などは、ショップの商品ページに記載されているサイズ(寸法)や色などをよく確認してから注文しましょう。また、返品・交換の条件を確認しておくことも重要です。セール品など返品が出来ない場合もありますので、事前に条件を確認しておくと安心です。

2.口コミや評価は必ずチェック
過去の購入者による口コミやレビュー、評価等は購入前に必ずチェックするようにしましょう。実物を見ないとわからない質感やサイズ感などが書かれていることも多く、参考になります。また、5点満点で評価がされている場合、3点以下など評価が低い商品やショップでの購入は避けた方がいいでしょう。

3.発送方法や納期を確認
発送方法や納期を事前に確認しておくことで、商品が届かない等のトラブルにも早めに対応することができます。商品の発送には、宅配便以外にもそのままポストに投函されるメール便や、追跡できない普通郵便などが利用される場合がありますので、高額商品の場合には必ず追跡可能な発送方法を選択するなど、購入商品によって使い分けると良いでしょう。

4.他のショップとも比較を
欲しい商品が決まったら、検索サイトやショッピングモール内の検索機能を利用して商品名で検索してみましょう。他にも同じ商品を取り扱っているショップがあれば、価格等の条件が比較できるほか、別アングルからの写真や感想などより多くの情報が得られる可能性があります。比較する際には、商品価格だけでなく送料やポイント付与率、返品条件等も確認して、条件の良いショップを選ぶようにしましょう。

◆こんなサイトは要注意!

ネットショッピングでは「粗悪品や偽物が届いた」「注文した品物が届かない」「クレジットカードの不正請求にあった」といった犯罪に巻き込まれてしまうトラブルも起きています。また、人気ショップをそっくりそのままコピーして商品代金をだまし取る偽サイトも急増していますので、次のうちどれかひとつでもあてはまる場合には、購入を控えた方がいいでしょう。

・日本語表記が不自然
詐欺サイトの多くが、海外で自動翻訳ソフトなどを使って日本人をターゲットに作られているため、会社概要や商品説明などに書かれている日本語表記がおかしかったり、漢字が間違っているといったケースが多く見られます。「休業日:365天受付」「三日か五日届きます」など、少しでも不自然な日本語表記があったら要注意です。

・価格が安すぎる
詐欺サイトの中には、日本人がよく購入する人気商品を分析して、その商品を取り扱っているように見せているサイトが多くあります。他のショップでは常に売り切れている人気商品の在庫があったり、ブランド品が80~90%オフなど格安で売られている場合には、安さに飛びついてすぐに購入しないよう気をつけましょう。

・クレジットカード決済が使えない
ショップがクレジットカード決済を導入するためには、決済代行会社の厳しい審査を通過する必要があります。クレジットカード決済が使えるかどうかをひとつの判断基準にするといいでしょう。また、サイト上にはクレジットカード決済可と書かれていても、後からシステムトラブルなどを理由に振り込みへ変更させるケースもあります。特に、振込先の口座名義が個人名や外国人名の場合には、絶対に前払いで振り込まないようにしましょう。

・運営会社の情報が書かれていない
ネットショップを運営する事業者は、氏名(名称)・住所・電話番号などを表示することが特定商取引法で義務付けられています。住所や電話番号が記載されていなかったり、問い合わせ先がフリーメールアドレスといった場合は避けた方が賢明です。また、購入後にサイトが削除されてしまった時のために、メモなどを取って会社情報を保存しておくことをおすすめします。

◆トラブルに合わないためには

1.事前にショップに問い合わせてみる
すぐに注文するのが心配な場合には、メールや電話で事前にショップや出品者に問い合わせてみましょう。返答が早く対応が親切であれば、トラブルになった時にも誠実に対応してもらえる可能性が高いです。反対に、問い合わせへの返信がない、対応が不親切といった場合には、購入は控えた方が良いかもしれません。

2.支払方法を使い分ける
最近のネットショップでは、さまざまな支払方法が取り入れられています。代金引換や料金後払いなら、お金を払ったのに商品が届かないといったトラブルを避けることができて安心です。海外のショップや個人間取引で、クレジットカード情報を入力するのが不安な場合には、決済代行サービスを利用するなど支払方法を使い分けるのもトラブルを防ぐひとつの方法です。

3.ネットショッピング専用のクレジットカードを用意する
どれだけ注意をしていても、利用しているサイトがハッキングなどの被害にあって個人情報やクレジットカード情報が盗まれてしまう可能性は防ぎきれません。そのため、万が一の場合に被害を最小限に留めるための対策を取っておくことも重要です。ネットショッピング専用のクレジットカードを1枚用意して、利用限度額を低く設定しておくことで被害を最小限に抑えることができるほか、情報漏えいの原因を特定しやすくなります。

「大手のショッピングサイトだから安心」と事前に十分な確認をしないで購入すると、失敗してしまうこともあります。また、オークションサイトやフリマアプリなど、個人間で取引をするサービスも増えていますので、トラブルに合わないよう注意しながら、ネットショッピングを楽しみましょう。

<ウイルスバスター通信より引く>