わたしのいえ・プロジェクト

マイホーム新築の記録と、それにまつわる、アレやコレ。

08/07/08(火) 今日の現場

2008-07-09 00:09:56 |  Ⅳ.木軸工事

雨降りですが現場は進みます。

今日も出勤前の朝定例のために現場に立ち寄ります。

雨が降っていますが、屋根の防水シートも施工され、現場は順調に進みます。
トップライトも付いています。
現場から金槌の音がトンテンカンと聞こえてきます。

8:45現場到着。傘をさしながら写真を撮っていると、Mさんが作業を中断して上から降りてきました。

おはようございます、と挨拶を済ませ、本日の出勤前定例。

今日の打ち合わせ内容は・・・
・1階玄関脇の筋交いの修正方法の再確認
・母屋下がりになっている部分の柱頭と桁の接合金物の選定(文章だけだと、何のことやら分からないですね)
・母屋下がり部の耐力壁仕様
・1階床下の断熱材仕様

屋根ができているので、雨でも快適に打ち合わせができます。

2階は、作業場にもなっています。
屋根の断熱材を、垂木の間にピッタリと挟みこめるように、カットしています。

断熱材です。厚みが50mmのポリスチレンフォームです。

密度の高い発泡スチロールみたいなものです。
建物の気密性、建物が建つ場所、断熱する建物の部位、使用する断熱材の種類、の4つの要素で、断熱材の厚さが決まります。
寒い地方ほど断熱材は厚くなりますし、逆に、断熱材の性能が良ければ薄くなります。

厚みが50mmあれば、気密性のある住宅で、東京で、屋根に、ポリスチレンフォームを使う場合は充分です。

今日は棟梁のMさんの他、若者大工が2人、ベテラン大工さんが3人の、計6人が現場入りしていました。
若者大工2人は、土台設置の初日から、毎日来ています。
ベテランに色々指示されながら、作業しています。

2階床は構造用合板を使った根太レス剛床です。

JAS2級の刻印が押された厚さ24mmの構造用合板です。
F☆☆☆☆(エフ・フォースター)は、ホルムアルデヒド発散量が少ないことを示すマークです。
構造用のN50釘(釘の種類が分かりやすいように黒い色をしてます)が、指定どおり、ピッチ100mm以下で打たれています。
OKです。

色々見て周り、一階に下ります。

1階でも大工さんが作業中。

間柱の加工中です。

1階柱のホールダウン金物です。

引き抜き強度25kNの金物がシッカリと付けられています。OKです。
この金物で、地震で建物が揺れた時に柱が土台から引き抜けないように、下方向に固定します。
ナットで締めこんでいる棒は、コンクリートの基礎に埋めこまれています。
とても大事な金物です。

外壁耐力壁の構造用合板です。

製品の性能を示す刻印が見えます。
釘のピッチも100mm以下に打たれてます。
OKです。

もっと現場に居たかったですが、出勤です。

駅へと向かう途中、敷地横の畑を見ると、キャベツが無くなっていました。

ずっと見てきたので、自分のものでもないのに、なんだか「盗られた」感じがして悔しいです。

 

会社で仕事。

 

帰宅時に、また現場に立ち寄り。

朝、打ち合わせしたとおりに、筋交いが修正されていました。

こちらの指定した筋交いが不足していたので、追加して入れてもらいました。

すでに、間違って施工されていた筋交いは、もったいないのでそのまま残してあります。
筋交いは入れれば入れるほど建物が丈夫にはなるのですが、計画的に入れないと逆効果になります。
筋交いで強くなった壁に対応して、柱と土台の接合部も強くないといけません。
地震で建物に力がかかったときに、踏ん張った筋交いの力に柱の付け根が耐えられずに、柱が土台から引き抜けてしまうことがあるからです。
この部分については、柱と土台の接合部に、筋交いの増設に耐えられるだけの充分な余力があったのでこのような修正としました。
結果的には、予定よりも強い壁になりました。

柱と筋交いの交差部の加工です。

筋交いを15mm、柱を30mm切り欠く、相じゃくりにして納めてもらいました。
現場加工で、隙間なくピッタリと納まっています。
大工さんの技ですね。

毎日、どんどん、作業が進みます。明日の朝にまた来ます。

 



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