ハーレーダビッドソン ローライダー 試乗
こんなに簡単に乗せてもらっていいんかなぁ?
って、不安になるくらい、簡単手続きで、すぐに試乗できました。
販売店の営業さんから、携帯電話に留守電が入ってました。
「免許の併記はすまされましたか?試乗にお越しになられませんか?」
おうとも、試乗させてください!
ということで、自転車に乗って、近所の販売店に向かいます。
営業さんとひとしきり話した後に、早速、試乗させてもらうことに。
わたしの欲しい、スポーツスターシリーズの試乗車はないので、他のグレードのバイクを試乗します。
試乗するバイクは、ダイナシリーズの、ローライダーというバイク。
排気量1580ccのビッグツインエンジンをフレームにラバーマウント(エンジンをゴム板を挟んですえつけている)しているのが特徴です。
アイドリング時には、エンジンがドコドコ、ブルンブルンと揺れるのが魅力の、とってもハーレーらしいバイク。
免許証の番号を書類に書いて、手続き終了。
ヘルメットは、迷わず、XLサイズを借りて、準備OK。
試乗コースは、どこなんだろう?
「りりすけさん、このあたりの道はよく知ってますよね?」
「ええ、まぁ・・・」
「試乗コースって、特に決まってないんですよ。だいたい、みなさん、この道をずーっと行って、この辺で回って、この辺から帰ってきます。」
「はぁ・・・。」
「こっちから戻って、ここから戻ってくる方もいます。まぁ、適当に好きなところを、ご自由に乗ってきてください。」
「えぇ・・・。」
考えてみれば、大型自動二輪の免許取ってから、3週間以上バイクに乗ってないし、そもそも公道をバイクで走ったことなんて一度もないし・・・。
こんな気軽に、こんなわたしが、排気量1580ccのバイクを公道で乗っていいのでしょうか。
少々不安な気持ちを抱えつつ、バイクにまたがります。
股下にエンジンの振動を感じます。
「いってらっしゃ~い!」
ニュートラルから、ローギアにギアを入れます。
「ガシャン!」という大きめの、小気味よい音がします。
アクセルを開け、ギアをつないで、営業さんに見送られて、無事発進。
トルクがあるので、発進はとっても楽です。
ギアをセカンドに入れ、加速。
おお、パワーがあります。
「ドルドルドルゥ~!」
エンジンが唸ります。
さらにサードに入れると、知らないうちに60キロちょっと出てました。
ちょっと速すぎです。
スピードを落とし、2000回転ちょっとの低回転で、エンジンをドコドコいわせて通りを流して走ると、いかにもハーレーに乗っている、って感じで楽しいです。
すぐに操作に慣れ、ライディングを楽しみます。
交差点で止まると、アイドリングの振動が、これまた、気持ちいいです。
ビックツインのエンジンがブルンブルンと揺れ、フレームを介して全身に振動を伝えます。
ハンドルもブルブル震えて、腕に振動が伝わってきます。
ハーレーって、きっと、この感じがいいんでしょうね。
また、交差点で待っている時の、股下からの熱気も半端ないです。
ストーブに乗っているみたいな感じ。
空冷エンジン、熱いです。
排気量があるので、発進加速も凄いです。
セカンドでスロットルを思いっきり開けると「ドゥル、ドゥル、ドゥルゥ~!」と一気に○○キロ(自粛)まで加速します。
嗚呼、快感。
交差点で、先頭に止まるのが楽しいです。
止まって待っている間、ドルドル唸るエンジンの振動を感じながら、横目にウィンドウに映ったバイクにまたがる自分の姿に惚れ惚れします。
青になると、アクセルを思いっきり開けて、加速Gとエンジンの唸りを全身で感じます。
ストップアンドゴーを楽しみながら、40分ほど近所の道を走って、お店に戻ります。
とても楽しい試乗でした。
1580㏄という数字に少々ビビってましたが、乗ってみるととても扱いやすいバイクでした。
「思ってたよりも、乗りやすいですね。」
「そぉでしょぉ~。」
楽しかった試乗で、少々テンションアップで、営業さんと話が弾みます。
話が弾んだついでに、見積書を作ってもらうことに。
直近で購入する予定はないのですが、カタログに載っている金額以外の、諸費用などを知りたかったので。
ETCなどの最低限のオプションと、諸費用込で、さてナンボ。
10分ほど待たされて、見積書が出来上がりました。
・・・。
ローンの期間と、毎月の返済額の数字をみて、試乗の熱が一気に冷めて、現実に引き戻されました。
これは、きびしい・・・。