コニタス

書き留めておくほど重くはないけれど、忘れてしまうと悔いが残るような日々の想い。
気分の流れが見えるかな。

9/26(日) 14:00~  b vocal@しずぎんホールユーフォニア

2010-09-01 13:16:45 | 鞠水
スペイン発、驚異のアカペラグループ、2007年に次いで来日決定!

9月26日(日)しずぎんホールユーフォニア 14時開演
静岡公演でははルッサンス音楽とPOPSの2種類のパフォーマンスを披露します(チラシ 

b vocalというグループの名前を既に知っている、という人は、そう多くはないと思う。
オフィシャルサイトを見ると分かるように、スペインで活躍する男性アカペラグループ。
世界的なコンクールでの受賞歴も華々しい。
しかし、日本ではまだそれほど知られていない、ということなのだろう。

アカペラポップスといえば、“ハモネプ”人気もあって日本のアマチュアでもかなり盛んだと思う。
若い頃にドゥワップがリバイバルで流行したし、ゴスペルや聖歌隊の音楽を聴く機会も沢山あった。
だから、「縁遠い」とは言い切れないジャンルなのだけれど、逆に、アメリカのポップチャートで上位、とかでないとアンテナに引っかかってこない、という難しさがあって、せっかく良いものが存在していても見逃してしまう。

b vocalは、その最たる例のひとつだろう。

私も、もちろん、つい半年前まで彼らの存在を知らなかった。
それでも私がこのグループのライブを応援しよう、と言う気になっているのは、二つの理由がある。
一つは、実際にCDを聴き、すごいな~と思ったこと。それに、youtubeでも色々パフォーマンスを見たし。

こんな感じ。

クラシック

ポップス


まだたくさんありますのでどうぞ。

もうひとつの理由は、この企画が、オフィス・サワイによるものだ、ということ。
これが大きい。

前に、名倉亜矢子(古楽ソプラノ)・金子浩(リュート)の「やすらぎの歌」コンサートを企画した事務所、といえば思い出していただけるのでは無かろうか。

「やすらぎの歌」のCDは、沢井さんの相方で、指揮者・古典クラリネット奏者・クラリネット製作者でもある坂本徹氏の手になる物。
モーツァルト・アカデミー・トウキョウの音楽監督、と言えば解る人もいるかも知れない。

そう言う人が、仕事の中で出会って、「これは!」というので日本でのコンサートを企画(ブログ。経緯が面白いです)
東京では白寿ホールや教会での演奏会があります。
そして、静岡でも、という話。

私は、実はご実家がものすごく近所、ということもあって、個人的な繋がりが出来ているのだけれど、大御所400年の時の平尾雅子さんや鈴木美登里さんとのご縁もあって、沢井さんが良いという物なら、とにかく一見(一聴)の価値アリ、と信じているわけです。
行ってみたら好みじゃない、ということはあるかも知れないけれど、取りあえず、予習している範囲では、相当良いです。


マスメディアの中で露出が多い物が良いものとは限らない。
しかし、目立たない、大規模な宣伝をしていないものは、出会うことが限られる。

だから、自分のアンテナの感度を上げておく必要があるし、信頼できる良い目利きの情報に出会ったら迷わず行動することだ。

というわけで、9/26は、しずぎんホールユーフォニアへ、是非!




そう言えば、9/26の夜は、焼津でスタッフ・ベンダ・ビリリのライブ。
私がチケットを買いに行った6月の頭には殆ど売れてなかったけれど、ピーター・バラカンの講演もあったし、少しは売れたんだろうか。
映画の上映会も、それほど入ってなかったし……。
見逃す手はないと思う。

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