暦師、杉山開知。
たとえば、googleで「杉山開知 地球暦」を検索。
今、284件がヒット。
本人がつくっているページがあるわけではないのだけれど、着実に話題になり、広がっている。
ひとつのうねり。
カイチ君と知り合いになったのは、高々二年くらい前のことだ。
しかし、いろんなところで、不思議な雰囲気を持った若者を見かけ、気になってはいた。
そして、マシマさん経由で暦の会にでかけ、あぁ、この人か、と思った。
そうして、話をしているウチに、家が近いことが分かり、名前に心当たりもあって訊いてみたら、案の定、私が静岡に来て最初の8年位すんだアパートの大家さんのお孫さんだった。だから、カイチ君のおばぁさんはちょっと知ってる。
彼を時々見かけたのは、丸子の丁子屋さんが中心になって活動している「自然生の会」のメンバーだったからで、そこからそこ、共通の知り合いがワラワラでて来る。
そして、いつも花見に行く丸子川の土手の桜も、その、おじいさん達が植えた物だと判り……。
縁というのはいつでも不思議だ。
さて、カイチ君は「地球暦」というカレンダーを作っている。
地球の暦? なんでしょう。
彼は、日本の旧暦、マヤの暦、その他、世界の様々なカレンダーを本気で学び、国立天文台にも出かけていって、人間の創った文化としての「暦」を完全に相対化する、オルタナティブなカレンダーを創出した。
単純な話、「太陰暦」は、「太陰」すなわち、月を基準とした暦。「太陽暦」は太陽が基準だ。
基準と言うけれど、しかし、これらは、地球上のある一点からそれぞれの天体がどの位置に見えるか、という、自己中心的な、つまるところ、天動説のカレンダーだったわけだ。
我々は、自分で移動しなければ、静止しているように感じている。しかし、実際には、地球そのものが自転し、更に太陽の周りを回っている。
さしあたり、太陽系の外の様々な天体の影響は、それほど大きくないと考えるとして、太陽系の惑星や、月が、地球とどういう位置関係にあるか、というのは、一瞬一瞬で、無数の組み合わせが生まれる。
今、この瞬間、地球は猛スピードで回転しながら移動している。
それは、太陽系を外側から見る視点を用意しなければ分からない話だ。
「地球暦」は、つまり、地球がどこにあるのか、を示してくれる図面だ。
楕円軌道や公転面の傾きはさておき、月と惑星それぞれの軌道を同心円状に並べ、ある特定の時にそれぞれの星が、どこにあるかを示す。
地球は中心にあるのではない。
そしてそこから見えてくる物は……。
占いを信じる方ではない。
流行のスピリチュアルには違和感を感じる。
ただ、現代科学が万能だとは思ってはいない。
たとえば星が、何を象徴するのか、と言うことに関しては根拠が無かろうと思う。
しかし、東西の天文暦学は、恐ろしく長い間のデータ処理によって、有意的な何かを見つけてしまったのかも知れない。
カイチ君も。
太陽系というのは、安定したひとつの構造物だ。
多くの天体の重力と遠心力のバランスの上で、安定した周期をもって回転を続けている。
どこかひとつ、バランスを崩す要因が発生すれば、星々はずれはじめ、やがて衝突するかも知れない。そうならなくても、気候変動くらいは起きるだろう。
たとえば私が生まれたとき、それらの配列はどんなだったか。
あなたの生まれたときは?
その、それぞれの時、確かに星々は、引っ張り合う緊張のバランスを、全く別の位置でしかし、確実に保っていた。
その力が、生まれ出た人に、何らかの作用をしているとしたら……。
これは、万人に万人の持って生まれた物がある、と言う示唆であり、
一方で、全ての人は、生まれながらに、安定したひとつの存在である、と言う啓示でもある。
様々な葛藤の中で生きている自分たちが、それぞれに、どんな星の下に生まれたのかを知ることは、生きることをとても楽にしてくれる。
本来の自分を生きればいい、ということ。
そして、それらは、等しく、太陽系の安定したシステムの中にあるということ。
不幸な星、特別に運の良い星のした、等と言うことは、ここにはない。
知らなくても良いことだ。
知った所で、全部を信じるのは難しい。
しかし、そこから、改めて、自分を肯定して生きていけるようになる。
そこがありがたい。
カイチ君は、ご実家が経営するマンションに「ひまわり」と言う太陽光を集めて室内を照らす装置をつけた。自然の光は柔らかく美しい。
そして、もう一つ、そのマンションの階段周辺に、マシマさんが絵を描き始めた。
まだまだどんどん増えるらしい。
ただのらくがきのように素朴で、しかし美しく、バランスも取れている。
楽しみ楽しみ。
この同心円は地球暦の延長。
ホントはこんなに広い。
今日明日。
スノドカフェで芝居!
是非!!!
たとえば、googleで「杉山開知 地球暦」を検索。
今、284件がヒット。
本人がつくっているページがあるわけではないのだけれど、着実に話題になり、広がっている。
ひとつのうねり。
カイチ君と知り合いになったのは、高々二年くらい前のことだ。
しかし、いろんなところで、不思議な雰囲気を持った若者を見かけ、気になってはいた。
そして、マシマさん経由で暦の会にでかけ、あぁ、この人か、と思った。
そうして、話をしているウチに、家が近いことが分かり、名前に心当たりもあって訊いてみたら、案の定、私が静岡に来て最初の8年位すんだアパートの大家さんのお孫さんだった。だから、カイチ君のおばぁさんはちょっと知ってる。
彼を時々見かけたのは、丸子の丁子屋さんが中心になって活動している「自然生の会」のメンバーだったからで、そこからそこ、共通の知り合いがワラワラでて来る。
そして、いつも花見に行く丸子川の土手の桜も、その、おじいさん達が植えた物だと判り……。
縁というのはいつでも不思議だ。
さて、カイチ君は「地球暦」というカレンダーを作っている。
地球の暦? なんでしょう。
彼は、日本の旧暦、マヤの暦、その他、世界の様々なカレンダーを本気で学び、国立天文台にも出かけていって、人間の創った文化としての「暦」を完全に相対化する、オルタナティブなカレンダーを創出した。
単純な話、「太陰暦」は、「太陰」すなわち、月を基準とした暦。「太陽暦」は太陽が基準だ。
基準と言うけれど、しかし、これらは、地球上のある一点からそれぞれの天体がどの位置に見えるか、という、自己中心的な、つまるところ、天動説のカレンダーだったわけだ。
我々は、自分で移動しなければ、静止しているように感じている。しかし、実際には、地球そのものが自転し、更に太陽の周りを回っている。
さしあたり、太陽系の外の様々な天体の影響は、それほど大きくないと考えるとして、太陽系の惑星や、月が、地球とどういう位置関係にあるか、というのは、一瞬一瞬で、無数の組み合わせが生まれる。
今、この瞬間、地球は猛スピードで回転しながら移動している。
それは、太陽系を外側から見る視点を用意しなければ分からない話だ。
「地球暦」は、つまり、地球がどこにあるのか、を示してくれる図面だ。
楕円軌道や公転面の傾きはさておき、月と惑星それぞれの軌道を同心円状に並べ、ある特定の時にそれぞれの星が、どこにあるかを示す。
地球は中心にあるのではない。
そしてそこから見えてくる物は……。
占いを信じる方ではない。
流行のスピリチュアルには違和感を感じる。
ただ、現代科学が万能だとは思ってはいない。
たとえば星が、何を象徴するのか、と言うことに関しては根拠が無かろうと思う。
しかし、東西の天文暦学は、恐ろしく長い間のデータ処理によって、有意的な何かを見つけてしまったのかも知れない。
カイチ君も。
太陽系というのは、安定したひとつの構造物だ。
多くの天体の重力と遠心力のバランスの上で、安定した周期をもって回転を続けている。
どこかひとつ、バランスを崩す要因が発生すれば、星々はずれはじめ、やがて衝突するかも知れない。そうならなくても、気候変動くらいは起きるだろう。
たとえば私が生まれたとき、それらの配列はどんなだったか。
あなたの生まれたときは?
その、それぞれの時、確かに星々は、引っ張り合う緊張のバランスを、全く別の位置でしかし、確実に保っていた。
その力が、生まれ出た人に、何らかの作用をしているとしたら……。
これは、万人に万人の持って生まれた物がある、と言う示唆であり、
一方で、全ての人は、生まれながらに、安定したひとつの存在である、と言う啓示でもある。
様々な葛藤の中で生きている自分たちが、それぞれに、どんな星の下に生まれたのかを知ることは、生きることをとても楽にしてくれる。
本来の自分を生きればいい、ということ。
そして、それらは、等しく、太陽系の安定したシステムの中にあるということ。
不幸な星、特別に運の良い星のした、等と言うことは、ここにはない。
知らなくても良いことだ。
知った所で、全部を信じるのは難しい。
しかし、そこから、改めて、自分を肯定して生きていけるようになる。
そこがありがたい。
カイチ君は、ご実家が経営するマンションに「ひまわり」と言う太陽光を集めて室内を照らす装置をつけた。自然の光は柔らかく美しい。
そして、もう一つ、そのマンションの階段周辺に、マシマさんが絵を描き始めた。
まだまだどんどん増えるらしい。
ただのらくがきのように素朴で、しかし美しく、バランスも取れている。
楽しみ楽しみ。
この同心円は地球暦の延長。
ホントはこんなに広い。
今日明日。
スノドカフェで芝居!
是非!!!
ウ~ん(^o^)☆やっぱり凄いです。まだ開知さんのお話を本人直接講演会などで聞いた事ないですが。
詳しい説明ありがとう(^0^)
検索で2年前の記事がヒットしたんですね。
現在、カイチ君はホントに忙しく飛び回っています。
そして、公式webサイトも立ち上げています。
http://heliocompass.com/
講座夜ワークショップも盛んに行っているようです。
日程が合ったらぜひ行ってみて下さい。