昨日は立春。
この日にお茶の授業が終了するというのも、なんだか気持ちが良い。
「八十八夜」の意味を知らなかった学生がいたのにはちょっと驚きつつ。
さて、久しぶりに、やって良かったなぁ、と言う、達成感、満足感のある授業が出来たと思う。
私がしゃべったのが3/14回というのが良かったのかな、とも思うけれど、コーディネイトというか、授業をプロデュースする楽しみというのはちょっと癖になるな。
一昨年の学会みたいなのだと私の手には余る感じで、これくらいのスケールがちょうど良い。
「学際科目」というのは、今年度からの新設科目らしく、「総合科目」とは少し位置づけが違うらしい。今年、来年のラインナップを見ても、本当に面白そうなモノばかりだ。
最初、話があった時は、「色もの係」で呼ばれたな、程度の、ネガティブな印象がなかったわけではないのだけれど、ここのところ親しくして下さっている茶業関係の方々のお話を伺うことが出来て、私自身幸せだった。
毎回書いてもらう感想も、中には一言だけ、と言うのもいるけれど、案外びっしりで、特に最終回の総括は、私の思いが届いたなぁ、と思わせてくれるモノが沢山あった。
ありがとう。
これを機会に、もっともっと、お茶のある生活をしていただきたい。
まずは急須を買おう!
「教養」ということ、「学び」と言うことについて、自覚的に生きて欲しい。
高い山には広い裾野が必要だ。
そんな理屈で解ったようなことを言うまでもなく、すべてのことは繋がっている。
静岡で、お茶を学ぶことは、それを見せてくれる。
予算の問題もあるけれど、もっと外の人を呼ぶことも可能ったかもしれない。
しかし、吉野さんにほぼ半分の時間を使っていただいたのも大成功だった。
茶道や禅の考え方、とくに、白雲さん、亜湖さんの、流派に囚われない、本質を見つめる茶道の考え方は、茶の世界を離れて、学問や日常生活の隅々にまで及ぶひとつの指針を示してくれたように思う。
改めて感謝。
ご協力下さった皆さんへ、感謝を込めて、色々リンクなど。
静岡県庁お茶室
*お茶まつりを運営する大変な時期に静岡のお茶について広くお話をしていただきました。山口さんのお人柄も人気。
財団法人世界緑茶協会
*ここがお茶情報のポータルサイトのようになっていますので是非。
おさだ苑
*社長さんに森町から2回もおいで戴きました。おいしいお茶、フェイスパック、たくさんの資料も御提供いただき感謝感激。
*学生達は、お茶だけでなく、仕事に打ち込む姿勢に、オーラのようなモノを感じたようです。
ヘリヤ商会
*慶応年間創業の貿易商から直接お話を伺うチャンスというのはなかなかないですよね。該博な知識もさることながら、人としての谷本さんの素晴らしさも、つたわったんじゃないかなぁ。
*来年は現社長さんから、茶貿易の現状など、今の世界の茶についてお話を伺う予定です。
白形傳四郎商店
海外向けブランドDens'tea
*最終回に輸出用のフレイバー緑茶を御提供いただきました。
*来年は講師もお願いしています。中国茶芸なども含め、様々なお茶の楽しみ方のお話などを伺えそう。
馬場製菓
*江戸時代から続く茶飴やさんです。
*授業にはおいでいただけませんでしたが、カテキンサプリや、茶飴などを御提供いただきました。
*あっぱれ会・情報意匠論でもお世話になっております。感謝。
農学部の森田明雄先生
*茶生産の現場、病害虫のこと、お茶の鑑定のことなど、ビデオも使いながら深いところのお話もうかがえました。
日本茶道塾
*いつも、珍しいお茶やお香、茶道具など、なかなか実物を盛ることの出来ないモノをお持ち下さって、授業を立体的にして下さいました。
*茶道の歴史だけではなく、茶道の思想、禅の思想が私たちの日常生活と深く関わり、豊かにしてくれるモノだと改めて気づかせてくれたと思っています。
*一回だけの白雲さんの授業も素敵でしたねぇ。
*恐ろしくグローバルに活躍されている吉野さんのホームページです。
*内弟子時代のお話など、授業で出てきたことなども読みやすく掲載されていますので是非。
それから、途中で体調を崩された日本茶インストラクターの望月さんには、本当に申し訳ないくらい感謝しています。
*授業では、滅多にお目にかかれない一番茶の焙じ茶を御提供いただきました。
*AAT研究会も、お茶まつりも、みんな望月さんのおかげで動かしていけました。感謝。
葉桐
*実は、この授業は葉桐さんなしには考えられませんでした。
*「平成の売茶翁」として、煎茶の普及活動をされている社長さんは、しかし、ご多忙すぎて授業にお招きできませんでした。残念ですが、興味のある方は、ホームページを見て、彼の出没先を訪ねて行ってみて下さい。スーパーマーケットの実演販売もしていますよ。
そして、その葉桐さんのご紹介で、来年度は、生産農家の方にもお話を伺えることが決まりました。
足久保ティーワークス
静岡茶発祥の地で高品質のお茶を作っています。
その取り組みを是非ご覧下さい。
えーと、私は概要とまとめの他、近代静岡と茶産業の関わり、特に鉄道や印刷のはなしなんかをしたんでしたね。箸休め、という感じ?
教養科目の中の教養というか、トリビアというか。
そのほか、お茶が取り持つ様々な繋がりがありました。
全部を列挙することも出来ませんが、改めて感謝感謝です。
タイトルに「自画自賛」、と書きましたが、やっぱり画も讃も、皆さんが書いてくださったんですね。
あぁ、『オール・アバウト・ティー』やらないわけにいきませんねえ。
この日にお茶の授業が終了するというのも、なんだか気持ちが良い。
「八十八夜」の意味を知らなかった学生がいたのにはちょっと驚きつつ。
さて、久しぶりに、やって良かったなぁ、と言う、達成感、満足感のある授業が出来たと思う。
私がしゃべったのが3/14回というのが良かったのかな、とも思うけれど、コーディネイトというか、授業をプロデュースする楽しみというのはちょっと癖になるな。
一昨年の学会みたいなのだと私の手には余る感じで、これくらいのスケールがちょうど良い。
「学際科目」というのは、今年度からの新設科目らしく、「総合科目」とは少し位置づけが違うらしい。今年、来年のラインナップを見ても、本当に面白そうなモノばかりだ。
最初、話があった時は、「色もの係」で呼ばれたな、程度の、ネガティブな印象がなかったわけではないのだけれど、ここのところ親しくして下さっている茶業関係の方々のお話を伺うことが出来て、私自身幸せだった。
毎回書いてもらう感想も、中には一言だけ、と言うのもいるけれど、案外びっしりで、特に最終回の総括は、私の思いが届いたなぁ、と思わせてくれるモノが沢山あった。
ありがとう。
これを機会に、もっともっと、お茶のある生活をしていただきたい。
まずは急須を買おう!
「教養」ということ、「学び」と言うことについて、自覚的に生きて欲しい。
高い山には広い裾野が必要だ。
そんな理屈で解ったようなことを言うまでもなく、すべてのことは繋がっている。
静岡で、お茶を学ぶことは、それを見せてくれる。
予算の問題もあるけれど、もっと外の人を呼ぶことも可能ったかもしれない。
しかし、吉野さんにほぼ半分の時間を使っていただいたのも大成功だった。
茶道や禅の考え方、とくに、白雲さん、亜湖さんの、流派に囚われない、本質を見つめる茶道の考え方は、茶の世界を離れて、学問や日常生活の隅々にまで及ぶひとつの指針を示してくれたように思う。
改めて感謝。
ご協力下さった皆さんへ、感謝を込めて、色々リンクなど。
静岡県庁お茶室
*お茶まつりを運営する大変な時期に静岡のお茶について広くお話をしていただきました。山口さんのお人柄も人気。
財団法人世界緑茶協会
*ここがお茶情報のポータルサイトのようになっていますので是非。
おさだ苑
*社長さんに森町から2回もおいで戴きました。おいしいお茶、フェイスパック、たくさんの資料も御提供いただき感謝感激。
*学生達は、お茶だけでなく、仕事に打ち込む姿勢に、オーラのようなモノを感じたようです。
ヘリヤ商会
*慶応年間創業の貿易商から直接お話を伺うチャンスというのはなかなかないですよね。該博な知識もさることながら、人としての谷本さんの素晴らしさも、つたわったんじゃないかなぁ。
*来年は現社長さんから、茶貿易の現状など、今の世界の茶についてお話を伺う予定です。
白形傳四郎商店
海外向けブランドDens'tea
*最終回に輸出用のフレイバー緑茶を御提供いただきました。
*来年は講師もお願いしています。中国茶芸なども含め、様々なお茶の楽しみ方のお話などを伺えそう。
馬場製菓
*江戸時代から続く茶飴やさんです。
*授業にはおいでいただけませんでしたが、カテキンサプリや、茶飴などを御提供いただきました。
*あっぱれ会・情報意匠論でもお世話になっております。感謝。
農学部の森田明雄先生
*茶生産の現場、病害虫のこと、お茶の鑑定のことなど、ビデオも使いながら深いところのお話もうかがえました。
日本茶道塾
*いつも、珍しいお茶やお香、茶道具など、なかなか実物を盛ることの出来ないモノをお持ち下さって、授業を立体的にして下さいました。
*茶道の歴史だけではなく、茶道の思想、禅の思想が私たちの日常生活と深く関わり、豊かにしてくれるモノだと改めて気づかせてくれたと思っています。
*一回だけの白雲さんの授業も素敵でしたねぇ。
*恐ろしくグローバルに活躍されている吉野さんのホームページです。
*内弟子時代のお話など、授業で出てきたことなども読みやすく掲載されていますので是非。
それから、途中で体調を崩された日本茶インストラクターの望月さんには、本当に申し訳ないくらい感謝しています。
*授業では、滅多にお目にかかれない一番茶の焙じ茶を御提供いただきました。
*AAT研究会も、お茶まつりも、みんな望月さんのおかげで動かしていけました。感謝。
葉桐
*実は、この授業は葉桐さんなしには考えられませんでした。
*「平成の売茶翁」として、煎茶の普及活動をされている社長さんは、しかし、ご多忙すぎて授業にお招きできませんでした。残念ですが、興味のある方は、ホームページを見て、彼の出没先を訪ねて行ってみて下さい。スーパーマーケットの実演販売もしていますよ。
そして、その葉桐さんのご紹介で、来年度は、生産農家の方にもお話を伺えることが決まりました。
足久保ティーワークス
静岡茶発祥の地で高品質のお茶を作っています。
その取り組みを是非ご覧下さい。
えーと、私は概要とまとめの他、近代静岡と茶産業の関わり、特に鉄道や印刷のはなしなんかをしたんでしたね。箸休め、という感じ?
教養科目の中の教養というか、トリビアというか。
そのほか、お茶が取り持つ様々な繋がりがありました。
全部を列挙することも出来ませんが、改めて感謝感謝です。
タイトルに「自画自賛」、と書きましたが、やっぱり画も讃も、皆さんが書いてくださったんですね。
あぁ、『オール・アバウト・ティー』やらないわけにいきませんねえ。
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