コニタス

書き留めておくほど重くはないけれど、忘れてしまうと悔いが残るような日々の想い。
気分の流れが見えるかな。

目指せ、日本一元気な文科系!

2010-01-03 19:35:02 | 
あけましておめでとうございます。
年賀状や暑中見舞いなど、季節の御挨拶を廃止して11年目になります。
社会人としての義理を欠く自覚はありますが、それなりに長閑な年末年始を過ごせているとも思っている身勝手なkoneetaであります。

昨年は、恒例の拙宅忘年会も開催せず、しかし、お陰様で、お呼ばれはいくつかあり、懐かしい面々とも旧交を温めることが出来ました
新年も、帰省中に友人宅で懐かしい人に会い、懐かしい人たちの話でひとしきり盛り上がることが出来ました。
30年会っていない友人たちが、故郷で、或いは異境で、変わらずに生き、或いは、とんでもなく苦労し、或いは既に故人となり……。
色々去来する物のある正月でした。

本年もよろしく御願いいたします。



********************



さて、年が明ければ直ぐに入試の季節です。
再来週はもう、センター試験ですね。
受験生やその関係者の皆さんも、「静岡大学」「人文学部」「言語文化学科」「総合問題」と言ったキーワードでこのブログにたどり着く人が増えてくる時期かな、と。

実は、現在、言語文化学科では、学生達を中心とした学科活性化プロジェクトが動いています。
今年度、大学から学部に配分された「部局等活性化経費」というのを、ストレートに解釈し、「学科を活性化する」ってどういうこと? ということを、学生有志が自分たちで考え、それを目指して企画、行動していると言うわけです。

学生自治会の消滅以降、学生達は、自らの権利を主張する場を喪って、と言うより、放棄して今に至っています。
お手盛りの集会で不平は言っても自分たちで行動すると言う話にはならない。

言語文化学科は、この五年間、総合問題への切り替え、「情報意匠論」「静岡の文化」の開講という具体的な行動を筆頭に、学内にいないと見えにくい様々なアクティブな企画を展開してきました。
それは、“学問”とは何か、と言うことを、しっかり体感して欲しい、と言う、我々教員たちからのメッセージでもあります。

その成果は、簡単に数字に出るような物ではありません。
しかし、活性化プロジェクトのように、自分たちの居場所について、自分たちで見つめ直し、良くしていこう、と言う人たちが、少しずつですが増えている実感があります。

この活性化プロジェクトの愛称は“人言18歳”。
そう。
今年、言語文化学科は、多くの現役受験生と同じ、18年目の春を迎えます。
まだまだこれからです。
しかし、初期の卒業生たちは、既に社会の一線で活躍し、このプロジェクトに対して積極的に協力してくれている人もいます。

受験生の皆さん、ご家族の皆さん、高等学校、予備校の皆さん。
“言語文化学科”って、よく解らないですよね。
公式サイトを見ても、イマイチ不確かな情報ばかりだし。


私たちは昨年末、日本一アクティブな文科系学科をを目指して、小さなつむじ風を起こしました。
今年、それは、学生、教職員、それから、卒業生や地域の人たちも巻き込む、大きな竜巻になります。
今年の受験生には間に合わない事ばかりで、本当に残念なのですが、公表できる情報は随時ここで発信していく予定です。

遠巻きにして眺めているのはもったいない!
入ってきてください。
とんでもなく大変な授業が沢山あります。
そこから得られる物は、高校生が想像できる“大学の授業”を遙かに超えているはずです。
そして、数字の大学ランキングとは全く別の、ここにしかないものです。


お待ちしています。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 歴史的。 | トップ | 情報社会を生きること »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事