「静岡の文化」最終報告会(成果発表会という言い方にしては、まだ「成果」が出来てないんだよねぇ)まで一週間。
なんだか集まり悪そう。
今のところ、受講生ではない参観者は、7~8人と言うところかな。
10人は来て欲しいねぇ。
彦星先生も宣伝して下さっているので、ふえるかしらん。
でも、学生達は、かなり危機感(?)をもって、真剣に取り組んでくれています。
ほんと、わたしが行き当たりばったりで思いつきを言い出すので、本当に大変ですよね。ごめんなさい。
しかし、肝心の教師が実は一番頼りにならない、ということに気づき始めた学生達の成長ははやい早い速い迅い。
プレッシャーをかける訳じゃないけど、この一週間でどうなってるか、ホントに期待してますよ。
名指しで言うことではないのかも知れないけれど、単位にならないのに協力してくれてるNさん、本当に有難う。
あなたから見ると、この授業はぬるい遊びに見えるんだろうなぁ、と、正直私が一番びびってるかも。しっかりしなきゃ。
ちょっと褒めすぎかな、と思わないでもないのだけれど、本当に今年の一年生は活き活きしている。
高校までにちゃんと育ってきて、それを生ぬるい大学の環境の中で眠らせてしまうことなく、動き続けてくれてるのが、本当に嬉しい。
今週の金曜日は、「音声言語文章表現」の最終回。
「私の一枚」のエントリーからプレゼンを勝ち抜いて、見事1位になったAさんが、たっぷり持ち時間を活かした発表(?)をしてくれます。
異論もあるでしょうけれど、私は、彼女の戦略と行動に拍手を送ります。
1位になるべくしてなったんだと思うよ。
楽しみです。
そして土曜日は、自主的に幹事を名乗り出て何度もあべの古書店に通ってくれたDさんのブンガクサロン風の企画もあります。
これは、Dさんの告知文。
《模擬サロンやります》
日時:7/19(土)13:00~
場所:あべの古書店
内容:テーマは「文学とは」。
ざわざわしたり、散策したり、
本屋の本を使って何か語ったり
(即席「私の一冊」)
ゲストのお話をきいたり、
しゃべりたい人がしゃべっても。
食物:自腹です。持ち寄り。
料理得意って人は作ってきてもよし!
一言:わいわいしましょーよ。
ということで、アイデアは色々。
飛び入り歓迎。
というか、あそこに暫くいるといろいろ通るからね。
さて、そんなこんなの週明けなのだけれど、週末は週末でイベントがあった。
日曜の午後、歌舞伎講演会。
NHKの葛西聖司アナウンサーの話。
さすがに面白い。
歌舞伎のどこをどう見ればいいか、という講座の質を保ちながら、飽きさせない話術。
古典芸能ファンを増やしたくてNHKに入ったというその、対象への愛(!)。
驚いたことに、今回は、まだチケットが残っているらしい。
これ、ホントに行かない手はないと思うぞ。
ちょっと高いと言ったって、ホントに観たくなったとき東京まで行くことを思ったら。
歌舞伎公演詳細はこちら。
さて、遡って、日曜の午前中、噂の映画「靖国」上映会@アイセル。
このリンク先、映画の公式ページの冒頭に、御神体についての「見解」が書かれている。
チラシやパンフやサイトの解説だけではない、本編でも御神体は刀だと言っている。
この件、実は私もよく知らなかったのだけれど、もっと前に見ていたY先生から聞いていたのでした。
上映に圧力をかけていた人達の多くが知らなかったのではないかとも。
この映画の柱は刀。
それが大前提で構築されている。
それが事実誤認である事の意味は何??
前もって言っておくけれど、私は靖国神社という宗教法人を国家が支える仕組みには反対の立場だ。
しかし、それでも、この映画は不愉快。
上映のあと、拍手した人達は、何を良しとしたのだろう。
この映画の上映を禁じようとした人達は、何に危機感を持ったのだろう。
南京の問題も警察の不当逮捕(?)劇も、様々な合祀問題も、それぞれに扱われなければならないテーマだというのは認める。
しかし、それにしても……。
私が抵抗を感じるのは、わかりにくい言い方になるけれど、この映画の「文体」なのだと思う。
例えば、最初から何度も登場する刀匠に対する態度は、フィールドワーカーとしてどうなんだろう。
他の、参拝者、活動家、たくさんの様々な立場の「登場人物」たち、その誰に対しても敬意を向けることのない視線は、外国人だから、ではすまされないんじゃないか。
今年、私にとって大収穫だった岡村淳監督は、ブラジルを撮り続けている。
彼の、例えば「勝ち組」の老人の素顔に向けるまなざしとの決定的な違い。
愛は、もしかしたら持ち得ない対象というのはあるだろう。
ことによるとそんな物はない方が良いフィールドワーカーになれるのかも知れない。
しかし、対象を敬う気持ちのないところからは何も生まれては来ないんじゃないのか。
自戒を込めて。
そうそう、リスペクト、といえば、敬愛して已まない牧野宗則・風鈴丸親子展が、富士のロゼシアターで26日から始まります。
秋には静岡でも大きな企画があり、冬にはいよいよ久々の太田記念美術館。
見逃す手はないです。
なんだか集まり悪そう。
今のところ、受講生ではない参観者は、7~8人と言うところかな。
10人は来て欲しいねぇ。
彦星先生も宣伝して下さっているので、ふえるかしらん。
でも、学生達は、かなり危機感(?)をもって、真剣に取り組んでくれています。
ほんと、わたしが行き当たりばったりで思いつきを言い出すので、本当に大変ですよね。ごめんなさい。
しかし、肝心の教師が実は一番頼りにならない、ということに気づき始めた学生達の成長ははやい早い速い迅い。
プレッシャーをかける訳じゃないけど、この一週間でどうなってるか、ホントに期待してますよ。
名指しで言うことではないのかも知れないけれど、単位にならないのに協力してくれてるNさん、本当に有難う。
あなたから見ると、この授業はぬるい遊びに見えるんだろうなぁ、と、正直私が一番びびってるかも。しっかりしなきゃ。
ちょっと褒めすぎかな、と思わないでもないのだけれど、本当に今年の一年生は活き活きしている。
高校までにちゃんと育ってきて、それを生ぬるい大学の環境の中で眠らせてしまうことなく、動き続けてくれてるのが、本当に嬉しい。
今週の金曜日は、「音声言語文章表現」の最終回。
「私の一枚」のエントリーからプレゼンを勝ち抜いて、見事1位になったAさんが、たっぷり持ち時間を活かした発表(?)をしてくれます。
異論もあるでしょうけれど、私は、彼女の戦略と行動に拍手を送ります。
1位になるべくしてなったんだと思うよ。
楽しみです。
そして土曜日は、自主的に幹事を名乗り出て何度もあべの古書店に通ってくれたDさんのブンガクサロン風の企画もあります。
これは、Dさんの告知文。
《模擬サロンやります》
日時:7/19(土)13:00~
場所:あべの古書店
内容:テーマは「文学とは」。
ざわざわしたり、散策したり、
本屋の本を使って何か語ったり
(即席「私の一冊」)
ゲストのお話をきいたり、
しゃべりたい人がしゃべっても。
食物:自腹です。持ち寄り。
料理得意って人は作ってきてもよし!
一言:わいわいしましょーよ。
ということで、アイデアは色々。
飛び入り歓迎。
というか、あそこに暫くいるといろいろ通るからね。
さて、そんなこんなの週明けなのだけれど、週末は週末でイベントがあった。
日曜の午後、歌舞伎講演会。
NHKの葛西聖司アナウンサーの話。
さすがに面白い。
歌舞伎のどこをどう見ればいいか、という講座の質を保ちながら、飽きさせない話術。
古典芸能ファンを増やしたくてNHKに入ったというその、対象への愛(!)。
驚いたことに、今回は、まだチケットが残っているらしい。
これ、ホントに行かない手はないと思うぞ。
ちょっと高いと言ったって、ホントに観たくなったとき東京まで行くことを思ったら。
歌舞伎公演詳細はこちら。
さて、遡って、日曜の午前中、噂の映画「靖国」上映会@アイセル。
このリンク先、映画の公式ページの冒頭に、御神体についての「見解」が書かれている。
チラシやパンフやサイトの解説だけではない、本編でも御神体は刀だと言っている。
この件、実は私もよく知らなかったのだけれど、もっと前に見ていたY先生から聞いていたのでした。
上映に圧力をかけていた人達の多くが知らなかったのではないかとも。
この映画の柱は刀。
それが大前提で構築されている。
それが事実誤認である事の意味は何??
前もって言っておくけれど、私は靖国神社という宗教法人を国家が支える仕組みには反対の立場だ。
しかし、それでも、この映画は不愉快。
上映のあと、拍手した人達は、何を良しとしたのだろう。
この映画の上映を禁じようとした人達は、何に危機感を持ったのだろう。
南京の問題も警察の不当逮捕(?)劇も、様々な合祀問題も、それぞれに扱われなければならないテーマだというのは認める。
しかし、それにしても……。
私が抵抗を感じるのは、わかりにくい言い方になるけれど、この映画の「文体」なのだと思う。
例えば、最初から何度も登場する刀匠に対する態度は、フィールドワーカーとしてどうなんだろう。
他の、参拝者、活動家、たくさんの様々な立場の「登場人物」たち、その誰に対しても敬意を向けることのない視線は、外国人だから、ではすまされないんじゃないか。
今年、私にとって大収穫だった岡村淳監督は、ブラジルを撮り続けている。
彼の、例えば「勝ち組」の老人の素顔に向けるまなざしとの決定的な違い。
愛は、もしかしたら持ち得ない対象というのはあるだろう。
ことによるとそんな物はない方が良いフィールドワーカーになれるのかも知れない。
しかし、対象を敬う気持ちのないところからは何も生まれては来ないんじゃないのか。
自戒を込めて。
そうそう、リスペクト、といえば、敬愛して已まない牧野宗則・風鈴丸親子展が、富士のロゼシアターで26日から始まります。
秋には静岡でも大きな企画があり、冬にはいよいよ久々の太田記念美術館。
見逃す手はないです。
参加されるみなさんと楽しい会話ができたらなと思っております。
では!
http://www.aozora.gr.jp/cards/000129/files/684_18395.html
あたりですかねぇ。
もちろん
http://koneeta.hp.infoseek.co.jp/ziten.htm
も!
色々な書物に触れ合えた事は勿論ですが、音声言語・文章表現の他の受講生の方々と沢山話せた事、色々なゲストの方のお話や、お立ち台?の演説も全て楽しかったです。良い経験になりました。
遅ればせながら、アロエとブラックベリー御馳走様でした。美味しかったです
長時間、お疲れ様でした。
私はそのあとゲストの人達と場所を変え、12時まで話し込んでました。
アロエの作業は大変だけど、手伝ってくれればお持ち帰りもOKです。
http://blog.goo.ne.jp/koneeta/s/%A5%A2%A5%ED%A5%A8
参照。
また、古書店の店先で、文学についてお話することってすごい発想だと思いました。「その本ねぇ、いまウチにあるよ」と、話題の本に触れることができるんですよね。すごく大事なことだと思いました。
またお会いできる日を楽しみにしています。
みなさん、誠にありがとうござました。
くどうようですが、私が取り上げた一冊、『後世への最大遺物』(内村鑑三著)は、学生さんにオススメの本です。
* そうそう、浅羽さんのページ
http://abeshichiki.comi.in/
左のリンク集にもありますが一応。