ちょっと気になった「ハリー・ポッター・ネタ」いろいろ
こなのつぶやき




TLCさんに、新たにスコラスティック社から発表された、マリー・グランプレさんの絵が紹介されています。おそらくUS版表紙の絵の続き部分(下の方)でしょう。



早くも、この3人は誰だ!論争が白熱しています(笑)
TLCさんのコメント欄をざっと見ると、左の二人はロンとハーちゃんではないかという意見が多いようです。右の女性は、ジニー、リリー、ルナなどの名前があがっています。誰なのでしょう?何を見上げているのでしょう?わくわくします。

左の二人の上の方には、ダークマーク(?)のような図案も描かれています。不気味です。


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<5巻31章> 5巻ネタバレです。

ハグリッドは、どうして、「ハリーがあの決定的な夢を見させられたOWLの最終日の前日」に、追い出されたのでしょう?

アンジェリーナも疑問を口にしていますが、このアンブリッジによる追い出し決行の日程が、どうも納得いきません。もともとハグリッドを追い出したかったのは分かりますが、それなら、もっと早く、例えばダンブルドアが逃亡した直後などに手を打ってもよかったのではないでしょうか?まさか、ニフラーごときのイタズラが、直接の引き金であったとも思えません。

それに、ハグリッド攻撃をやめさせようとしたマクゴナガル先生への、問答無用の攻撃もあまりに短絡的。それも、生徒たちの目の前での校長自らの卑劣極まりない行為です。いくらなんでも、ちょっとひどすぎます。でも、マダム・ポンフリーによると、本来ならマクゴナガル先生は、あのくらいの攻撃には反撃する力があるような雰囲気。ということは、敢えてやられた、ということもあり?

ハグリッドもマクゴナガル先生も、騎士団の一員です。この後に起こる、一連の騒動が、すべて騎士団の計画であったなら、試験も終わりかけたこの時期(授業に影響がなくなった時期)を選んで、学校から一時的に姿を消したと言うことも考えられなくもないですよね(笑)

ハグリッドを襲った人物のうちのひとりはドーリッシュでしたから、アンブリッジ以外の4人は魔法省のオーラーだったのかもしれません。となると、シャックルボルトさんのように騎士団サイドの人物があの中に紛れていた可能性もあり、この日を選んで、アンブリッジにハグリッドの追い出しを決行させるよう働きかけることもできたでしょう。

「見せられた偽りの夢」に誘われてハリーが確実に神秘部まで行くよう、ハリーが相談しようとするであろう騎士団関係者を予め遠ざけておいた・・・ということも考えられるのかな~と、相変わらず、あらぬ深読みをしてしまうのですが。。。(笑)


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<5巻31章> 5巻ネタバレです。

OWLの最後の試験「魔法史」の時間に、ハリーは決定的な例の夢を見ますが、その中でのヴォルデモートの台詞(ハリーは自分の口から発せられているように感じている)について。

「それを取れ。俺様のために・・・さあ、持ち上げるのだ・・・俺様は触れることができぬ・・・しかし、お前にはできる・・・」
「Take it for me ... lift it down, now ... I cannnot touch it ... but you can ...」

の部分です。
もちろんこれは、ハリーを誘き寄せるための虚像であるわけですが、内容的にはおかしなことを言っていますよね? ヴォルデモートは「予言に関わる者」ですから、あのガラス玉を「取る」ことができるはずです。もし、本当にあの場にヴォルデモートがいるのなら、何もシリウスを服従させる必要もなく、自分自身で取ればよいことになります。

ハリーは予言についてまったく知識がなかったので、この点に関し何も疑問に思わず、ただあのガラス玉を取るよう拷問されているシリウスを助けることしか考えていません。

でも、この時点でヴォルデモートは、ハリーが予言について何も知らないであろうとは思っておらず、ある程度の知識があり、自分に関する予言に興味を持っているだろうと考えていたようです。(後にルシウスが、ハリーが予言について知らないことに少なからず驚いていますから。。。)
もしもハリーが「ヴォルデモート自身ならあの予言玉を手に取ることができる」ということまで知っていたとしたら、あの拷問の虚像の中で「俺様は触れることができぬ」と言えば、ハリーがこの矛盾点に気づいてしまったかもしれませんよね? 何が何でもハリー自身をあの場に呼び寄せたいヴォルデモートとしては、かなり迂闊な発言のような気がします。

それとも・・・この虚像は「ハリーが予言はハリーとヴォルデモートだけが触れることができるものである、ということを絶対に知らない」という確信のもとに、見せられたものなのでしょうか?となると、ヴォルデモートのその時点での認識とは少々矛盾するような気がするし・・・

どうも、この辺にトリックが隠されているような、すっきりしない感覚が残るのですが。。。


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<5巻31章> 5巻ネタバレです。

DADA(闇の魔術に対する防衛術)のOWL(実技試験)に関して気になったこと。

★実技試験にはボガート追放も課題だったようですが、このときのハリーのボガートは、どのような姿になったのでしょうか?
もう、ディメンターは完璧に退散させる術を身につけていますから、このときはきっと違う物になったのでしょうね?かといって、復活したヴォルデモートの姿でもなかったようですね。。。もし、ヴォルデモートだったら試験会場も騒然としてしまって、きっと収拾がつかなくなったのではないでしょうか。

★ハリーは守護霊を作り出して、ボーナス点をもらっていますが・・・
これは、トフティ教授が、オグデンさんから、たまたまハリーが守護霊を作り出せることを聞いていたためにありついたご褒美ですが、他のDAメンバー(例えばハーちゃん)も守護霊を作り出せる子がいたはず。どうでもいいことですが、ハリーだけがボーナス点というのはちょっと、ずるいなぁ・・・と思うのですが(笑)。

★DAのメンバーでなかった5年生は、このDADAの実技をどうやって切り抜けたのでしょう?
とりあえず試験に出そうな呪文だけは、みんな寮などでこっそり練習していたのでしょうか?
スリザリン生を選んでアンブリッジが結成した「尋問官親衛隊」は、実は彼らのDADA実技試験の実地練習の目的も兼ねていたり・・・なんてことはないでしょうねぇ?(^^ゞ


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<5巻29章> 5巻ネタバレです。

ハリーのキャリア・アドバイスの場面。オーラーになりたいというハリーに対して、マクゴナガル先生は、「変身術」の履修もすすめます。このときのマクゴナガル先生の台詞が気になりました。

「~なぜなら、闇払いは往々にして、仕事上変身したり元に戻ったりする必要があります」という部分です。
ちょっとおかしくないですか?オーラーはみんなアニメィガスなんでしょうか?今世紀、正式に登録されているアニメィガスは7人しかいないと、3巻でハーちゃんが言っていました。オーラーはもっとたくさんいるはずですからね。。。まさかオーラーがみんな未登録のアニメィガスであるはずはないでしょう。それに、アニメィガスは、変身できる動物が各個人ごとに決まっていて、それ以外の動物には変身できませんから、変身後の姿がバレてしまっていては、何の意味もないですよね。

それとも、オーラーの変身は、動物ではなくて「物」になるんでしょうかね?例えば銅像に化けたりキャビネットに化けたり?(笑・椅子などに化けて、敵に座られちゃったらマヌケですね)

ところで、この部分の原文は、
「~because Aurors frequently need to Transfigure or Untransfigure in their work.」
です。
「transfigure」という単語は他動詞ですよね?(英語にお詳しい方、お助け下さい!)ということは、ここではオーラー自身が変身するのではなく、オーラーが他の何かを変身(変形)させたり戻したり、という意味にとれるような気がするのですが・・・(むむ、日本語訳ミスか???)
イヤミなツッコミかな~とも思いますが(汗)、今後の展開においては、ハリーがアニメィガスになるのかどうか、それなりに気になる点でもあるので、正しい解釈をしておきたい部分です。


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<5巻29章> 5巻ネタバレです。

ハリーが、アンブリッジの暖炉から首だけ通信で、シリウス&ルーピンと話をした場面。
スネイプが閉心術の訓練をやめたと知ったシリウスとルーピンは、過剰なほどの反応を示し、「向こうに行って、スネイプと話す!」(シリウス)とか、「誰かがスネイプに言うとしたら、私しかいない!」(ルーピン)などといきり立ちます。この二人の反応、ハリーじゃなくてもびっくりするほど気合い入っていますよね(笑)。何が何でも訓練はやめてはいけない!と言い張っています。

でもまぁ、(シリウスは当然無理でしょうけれど)ルーピンがスネイプに対してどんなに食い下がっても、スネイプは聞く耳持たずだったでしょう。(スネイプがルーピンの言葉に折れることなんて想像できませんよね・笑)
しかし、あんなに、シリウスもルーピンも「ゼッタイに閉心術はやめてはいけない!」と言い張ったのですから、仮にスネイプが拒否したとしても、例えば他の騎士団の誰かに先生を代わってもらうなどの措置を講じるとか、どうしても代わりの先生が見つからなかったとしても、ハリーに自分で訓練するように働きかけがあるとか・・・何か動きがあってもよさそうなものに、と思うのです。でも、表立った動きは何もナシ。

強いていえば・・・ハーちゃんのシツコイ説得です。
で、ふと思いました。もしかしたら、スネイプの訓練放棄の代替策は、このハーちゃんだったのではないかと。。。つまり、ダンブルドアの思いがハーちゃんに乗り移り(?)、ハーちゃんを通してハリーにメッセージを送り続けていたのではないかと。(30章・ハリーの心の声がハーちゃんの声であることが多い、という記述もありますね!)

今までもそうでしたが、5巻は特にハーちゃんの言動や考えがどうもダンブルドアの意向を常に反映しているような気がしてならないのです。DAの言い出しっぺもハーちゃんですし、最後まで神秘部に行くことを止めようと尽力したのもハーちゃんです。
ハーちゃんとダンブルドア、何か見えないリンクがあるのでしょうか???


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<5巻29章> 5巻ネタバレです。

5巻が発売された直後の2003年6月26日、ローリングさんが、英国ロイヤル・アルバート・ホールで「6巻のヒント」として朗読なさったのが、29章のキャリア・アドバイスの場面(UK版:P583~587/日本語版・下・P.377~384)でした。

当時この部分、どこがどのように6巻のヒントになっているのか、さっぱり見当がつきませんでした。ハリーがオーラーになりたいというので、その訓練が必要になってくるのだろうな、とか、ヴォルデモートとの戦いに備えるためには、単純に考えてもふさわしい進路選択なんだろうな、とか、マクゴナガル先生が後ろ盾になってくれることになるのか・・・程度の漠然としたことしか思いつきませんでした。

ですが、6巻の表紙が発表された今になって、この部分を読み返してみれば、しっかりマクゴナガル先生は「~ and Potions. Yes, Potter, Potions,」と強調して言っていたんですね。。。(しかも、韻を踏んでいるし・笑)
ハリーがスネイプ&魔法薬学が嫌いであると知っていた先生が、警告する意味で強調したのだろうくらいにしか考えていませんでしたが、今思えば、ローリングさんから読者への「魔法薬学がキーになるのよ~」というほのめかしも含まれていたのかもしれませんね。(ふ~ん・・・そんなのわかりっこないよ。。。)

でも、この部分、他にもまだ大きなヒントがあるのかしら?
しつこくしつこく繰り返し読み、ツッコミどころを探っているのですが・・・見つかりません。


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<5巻29章> 5巻ネタバレです。

日曜日の夜遅く、図書館にひとりで居たハリーに、ジニーがわざわざイースターエッグを届けてくれます。
このときのジニー。本来ならグリフィンドールの寮などでさらりと渡せばそれですむものを、最近のハリーの様子を心配して、話しかけるきっかけを作りたくて、わざわざハリーがひとりで居るところに来てくれたのだろうとは思うのですが・・・

このとき、ジニーから渡されたイースターエッグには、何か特別な効能(仕掛けなど)があったのでしょうか?
(考えすぎだとは思うのですが)ハリーがしばらく卵チョコを見ていると、喉の奥から熱いものがこみ上げてきたり、そのこみ上げてきたものが痛く感じたり・・・モリーの愛情とか、ジニーの思いやりとか、そのようなものに感動するが故の効果だけとは思えないような、もっと特別な影響を受けているでは?と臭わせるような少々過剰気味の表現。ハリーに、シリウスと話したいと白状させるような特別な力でも秘められていたのでしょうか?

ジニーははじめ、「チョウと話せば?」と謎かけますが、そうでないとハリーに否定され、実はシリウスと話したい、と告白されても、別段動じる様子もありません。むしろハリーの答えを予期していたのではないかと思わせるような冷静な返事。すでにこの時点で彼女は双子の計画を知らされていて、その計画をうまく利用するように双子に指南されていた、なんてことはないですよね?(もちろん双子は、ハリーがシリウスと話したいということを勘づいていなければならないことになりますが・・・まぁ、その後の展開があまりに首尾よすぎるので、つい疑いたくなるのですがね。)

どうもジニーと双子は、物語に書かれている(ハリーやロンの知っていること)以上のことを知っているような気がしてなりません。


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このところ、スネイプの最悪の記憶やペンシーブのことばかり考えて、アタマがパンクしそうなので(笑)、ちょっと一息入れて、別の話題を。

今、「マグルネット」さんで実施されている投票がちょっと面白いです。
HBPというのは、「プリンスが(たまたま)ハーフ・ブラッドだった」のか、それとも「ハーフ・ブラッド(という集団の中)のプリンス」なのか?という問いです。

確かに、後者のようなとらえ方もあり得るんですね。考えてもみませんでした!
今まで当然、前者だと信じて疑っていませんでしたが、今後、魔法界の中で「ピュア・ブラッド」vs「ハーフ・ブラッド」という構図が今まで以上に鮮明になってくるのが6巻であるとしたら、「ハーフ・ブラッド」の代表としての「HBP」が登場するということも、あり得ますよね。
いやいや、目から鱗(それもかなりぼろぼろ・笑)です。

唸ってしまった私は、もちろん「Hmm... good question」に1票入れました♪


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<5巻28章> 5巻ネタバレです。

以前(といっても1年近く前になります)、こちらの記事で、少々触れたのですが、自らの記憶をペンシーブに移したあとは、脳内のその記憶はどうなるのでしょうか?

スネイプが、閉心術の授業中に起こるかもしれない不測の事態に備えて、「最悪の記憶」をペンシーブに移したのだとしたら、その時点で、スネイプの脳内からは一時的にでも「あの記憶」は消去されていなければ、意味がないですよね?
でも、ペンシーブをのぞいているハリーをとっつかまえた際に、スネイプは「お楽しみだったわけだな?」とか「おまえの父親は、愉快な男だったな?」などと、決してあの記憶を忘れた状態にあるとは思えない対応です。これでは、記憶を移した意味がないように思えるのですが・・・どういうことなのでしょうか?

一昨日の記事「ペンシーブの中身」に、「ペンシーブにはもともと過去のすべての情報が蓄えられていて、そこに頭の中から取り出した時間と空間を指定する情報を入れることで、ある特定の過去の部分にリンクされる」のではないか、というご意見をいただきました。今までのもやもやを一気に解決してくれるような、明解な発想だととても感動しています。たしかにこのような仕掛けなら、4巻でのダンブルドアのような使い方(断片的な出来事の関連性を探るというような使い方)も、うまく説明できそうです。ダンブルドアもペンシーブに保管した記憶を「忘れて」いるわけではない様子でしたし。

・・・でもそうなると、スネイプは、何故「あの記憶」をペンシーブに移したんでしょうね???


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<5巻28章> 5巻ネタバレです。

やはり(笑)、スネイプの例の記憶に関しては、たくさんの反響をいただきました。スネイプ先生の人気はさすがです!
で、もうこうなったら、この人気に便乗させていただき、ひとつ投票を。

お題: スネイプの「最悪の記憶」は本当に「最悪」か? です。

選択肢はあまり思いつかなかったので、ぴったり来るものがない場合は、どうかご意見をお書きくださいませ。

では、投票はこちらの「別館」で。よろしくお願いいたします!


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<5巻28章> 5巻ネタバレです。

諸処で議論されていることですが、ペンシーブの中の「記憶・思考(memories・thoughts)」というのはどういうものなのでしょうか?

ハリーが28章でのぞいたものは、「スネイプの記憶」ですが、本来ならスネイプが知り得ないであろう、ジェームスの答案用紙やイタズラ書き、会話内容まで鮮明に記録されています。スネイプの記憶でありながら、スネイプ自身には直接関係ない事象まで記録されていることになります。また、その記憶の中において第三者であるハリーが、ハリー自身の意志によって自由に視点を変えることもできています。
考えてみれば、少々おかしな感じもしますよね?

スネイプの記憶なのだから、スネイプよりのバイアスがかかっている(脚色がされている)のではないかと思うのですが、その光景をハリーが話した際にシリウスもルーピンも否定はしなかったので、客観的な事実であったような印象も受けます。

たとえば、もしルーピンがこの同じ場面の記憶をペンシーブに移したとして、それをハリーがのぞいたとしたら、まったく同じような情景が映し出されるのでしょうか?

6巻US版の表紙にもペンシーブらしきものが描かれています。これからも登場し、重要なツールとなりそうなだけに、その機能(働き)についてもう少し詳しく知りたいと思ってしまいます。

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<5巻28章> 5巻ネタバレです。です。

けっして、けっして、多くのスネイプファンのみなさまを、敵に回したいと思っているわけではありません(汗)と、始めにお断り(笑)。

28章に書かれたあの「スネイプの最悪の記憶」ですが・・・あれが本当に「最悪」なのでしょうか?少々疑問が生じました。

確かにあの場面は「ひどい」ですし、ハリーと同様、さすがにスネイプがちょっと気の毒にさえなります。でも、スネイプにとって、ジェームス&シリウスのあのようなイジメは、あの時1回だけだったとはとうてい思えません。おそらく日常的に繰り返されていたことではないでしょうか。

それに、スネイプにとっては、狼ルーピンに襲われそうになりジェームスに命を助けられた記憶の方が、よっぽど最悪な記憶ではないかと思うのですが・・・

では、何故、あの場面が特別に選ばれてペンシーブに入れられていたのでしょう?

公衆の面前で恥さらしにされたということより、あの場で窮地を救ってくれたのが、他ならぬハリーの母親、マグルボーンのリリーであったことが、スネイプにとっては何にも勝る屈辱で、それゆえに「最悪」だったということなのでしょうか?

それとも、あの場面のスネイプには何の落ち度もなく、誰が見ても悪人はジェームス(&シリウス)であり、ことさらにジェームスの傲慢さを強調している場面だったからでしょうか?(ジェームスに助けられた記憶なら、ジェームスの武勇伝になってしまいますからね。)

もしも、後者であったとしたなら、それはあくまで「ハリーが見る」ということを前提にした場面選択のような気がしてきます。つまり、ペンシーブにあの記憶を移したのは「ハリーに見られたくないから」ではなく「ハリーに見て欲しかったから」ではないかと。。。

これ見よがしにハリーの目の前でペンシーブに記憶を移すパフォーマンス、誘うようなペンシーブの光り方・・・どうも、わざとらしく感じてしまいます。
「ハリーにジェームスの傲慢な姿を見せるてハリー父親崇拝の呪縛を解く」
「閉心術の授業を打ち切るきっかけを作る」
などの意図があっての場面選択のように思えてなりません。

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<5巻28章など> 5巻ネタバレです。

28章だけでなく、ハリーがアンブリッジの部屋に行くたびに必ずといっていいほど描写される、飾り皿(?ornamental plates)に描かれた不気味な子猫たち。ここまで、毎回キッチリ書かれると、何か隠された秘密があるのではないかと疑いたくなります。肖像画のように、特別な役回りがあるのでしょうか?

もともとはアンブリッジが持ち込んだものでしょうから、仮に仕掛けがあったとしてもそれはアンブリッジに身方するような働きがある(例えば部屋の異変などを監視をしているとか)ような気もします。。。
が、一度は、中の一匹がムーディのマジカル・アイに似ている目をしていることから、ハリーが真実薬入りの紅茶(本当はスネイプの機転で何でもなかったわけですが・笑)を飲むのを阻止してくれていますし、キャリア・アドバイスの日の夕方(双子逃走の時)ハリーが暖炉を使ったときも、アンブリッジにハリーの侵入を通報したりはしていない様子。
実は密かにこのプレートを通じて、アンブリッジの部屋にもダンブルドアor騎士団(?)の監視モニターが設置されていた、なんてことにはなりませんよね?(笑)

いったい、この猫たちはどちらの身方なのでしょう?それとも、何の意味もない、ただの装飾品なのでしょうか?ちょっと気になります。

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英国のハリー・ポッター出版社「Bloomsbury社」の、6巻カウントダウン・カレンダ に、また何やら不思議なリンクが登場しました。

3月26日のところをクリックすると「BASILISK」の説明がポップアップします。基本的には、コミックリリーフ(「幻の動物とその生息地」・Fantastic Beasts and Where to Find them)の宣伝だと思うのですが、何故に3月26日がバジリスクなんでしょうね???
2巻をひっくり返してみても、特別この日に何かがあったわけでもなさそうですし・・・
ん?6巻へのヒントかしら???!

画像のファイル名が「Bbeast of March」となっているので、もしかしたら、毎月「今月の魔法動物」として登場するのかもしれませんね(笑)


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