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二度と冤罪を起こさない為にはどうすれば良いか。

2018-05-08 14:00:38 | 事件

殺人犯はそこにいる: 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件

冤罪の疑いがある事件で、その冤罪被害者を釈放したと言う報道は聞く。だが、釈放した後、再捜査して真犯人を捕まえて刑罰を科したと言う話は聞かない。事件の再捜査と真相究明は、冤罪被害者だけでなく、事件そのものの被害者やその遺族も求めている。警察は、真相究明によってこれまでの捜査の不備が暴露されて世間から叩かれるのを恐れているのだろう。だから、あの手この手で再捜査を回避していると言われている。だが、それは恐れるべき対象を間違えている。住民から非難は恐れるべき対象ではない。非難する住民は一見警察を攻撃している様に見えるが、実際は公正な捜査対応を求めているのだ。恐ろしいのは、冤罪を起こしてしまった事が原因で事件真相が出来なくなったり、真犯人を手放してしまっている事態である。今後冤罪を生まないように今までの捜査に具体的にどんな問題があったのかしっかり検証しながら事件の真相究明し真犯人を逮捕して欲しい。また、真犯人が亡くなっていたとしても書類送検ぐらいはして頂きたい。 ここで紹介している本は、捜査のさいに事件の真相究明が如何に大切かが書かれている。警察関係者にも読んでいただきたい。 今後冤罪防止のために、次の事項を肝に銘じて欲しい。 ・事件が起きた際、その事件の真相究明が最優先である。 ・容疑者を取り調べる際、その容疑者に『自分は犯罪者だ』と思い込ませてはならない。あくまでその容疑者が知っている情報を吐かせるのが原則だ。また、警察官は親でも先生でもない。だから、例えその容疑者が真犯人だったとしてもその事件について反省を求めてはいけない。(やっていない人が反省するのは異常である。また、真犯人の場合、その事件を起こした事対して自分は正しい事をやったと思い込んで反省しない事が多い。つまり、反省しているか否かでは、事件の真相究明に結びつかない。)また、反省を求めると言う事は、容疑者に暴行を働きかけ、自白をさせる原因にもなる。 また、住民が守るべき事もある。 事件捜査をしている警察に解決を急かしてはいけない。この本に記載されている、足利事件でも周りの住民が警察に解決を急かしていた場面がある。警察は焦ったが故に無理やり無関係の人間を容疑者と判断してしまった。 例えば、道路交通法を守らない運転手が 取り締まった警察官に、この足利事件の解決できていない事を逆手に取って自分が受けるべき処分から逃げようとしていた。 こうした住民たちの態度も警察を焦らせ、冤罪を作ってしまっている気もする。 但し、事件が起きているにも関わらず警察が全く捜査をしていないのであれば、捜査を促すのは必要だ。やってはいけないのは解決を急かす事である。 コンプレックスについてのアンケート実施中!

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