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語学学習の目的について

2024-03-23 08:30:00 | 語学
語学学習の目的は『その言語で『読み、書き、聞く、話す』ができる様になりたい。』だけでいい。『なんで、その言語ができる様になりたいのか?』と言った深掘りも要らない。

ロシア語を学び始めてそれを感じる。ドイツ語や英語を長い事学習しているが中々身に付かない。(それでも学習を諦める気が起きない。休んでは再開しての繰り返しである。)
他の語学学習の専門家が書いた本を読んでいるが、語学学習はどんなに早い人でも会得までに数年はかかるらしい。その間に、その言語を使っている国に政治や社会情勢が大きく変わる事はあり得る。そんな事に一々モチベーションを影響されていては語学上達は出来なくなる。

車の免許取得を考えて欲しい。

車の運転ができる様になりたい。

これ以外の目的を持つ人はいるだろうか?

免許取得できたら、どんな車を運転してどこへ行きたいかを考えたりしていただろうか?
さらに言うとマイナンバーが無かった時代には『車の運転なんか出来なくてもいい。身分証明(本人確認資料)として使いたい』なんて言う理由でわざわざ教習所で高い金を払って車の免許を取得した人もいたはずだ。

どんな車を運転してどこへ行くか?は、免許取得後に考えれば良い。

語学も同様である。その国の情勢や人々とどう関わるかは、その言語ができる様になってから考えれば良い。
その国の良いところ、悪いところは、その国の言葉を知らないと知る事は難しい。既に誰かが翻訳等をしていて知る事はできるのだが、それに頼ってばかりでは限られた情報しか入って来ない。日本語に翻訳されていない(英語にも翻訳されていない)情報もあるからである。

その国の言語を知らない、或いは初級勉強の段階では、その国の本質を知る事は難しい。どんなキッカケでも良い。その国の事を知りたいと思ったら、その国の言葉を学ぼう!学ぶ際は『その言葉の読み書き聞く話す』だけを目的にしよう!学び始めた後にその国の社会情勢がどう変化しても、無視しましょう。無視する理由は簡単だ。学習意欲低下(モチベーション低下)を防ぐ為である。その国の事は、その国の言葉を学んでからでないと知る事は難しい。

因みにどれか一つ外国語を身に付けたい、だけどどの言葉を学べば良いかわからないと言う方は、英語を学べば良い。英語の場合、非英語圏の国の事を知るのは難しいかも知れない。だが、非英語圏の国の人でも英語を勉強している人はいるのである。多分日本語を勉強している人よりは多いはずである。その非英語圏の国の情報が英語だけには翻訳されている(日本語も含めたその他の言語には翻訳されていない)事例も沢山あると思われる。それに英語だけはなんとか喋れると言う人も多いらしい。だから、どの言語を学べば良いかわからない人は英語に磨きをかけてしまえば良い。




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