心に風を感じて

詩、想い、等を気ままに綴っています。

期待はずれ

2011年07月26日 | 四行詩
期待でふくらんだ風船玉
空気が抜けてしぼんでいくたび
現実に引き戻されて
苦笑い

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「月刊ポエム」への投稿作品です。
今月のテーマは「期待」でした。
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ひまわり

2011年07月24日 | 日常
ひまわりにもたくさんの種類があるんですね。
知りませんでした。
長居植物園には19種類のひまわりが咲いているそうです。
もう咲き終わっている種類の花もありましたが、まだまだきれいに咲いていました。


「テディベァ」
丈が20㎝くらいの小さなひまわりで、カワイイ花でした。


「バタークリーム」


「ルビー」


「太陽」
丈はちょっと低め


「ロシア」
丈が高く、ヒマワリと聞いて思い浮かぶのはこの花だと思いました。

太陽に向かって咲いているヒマワリを見て、木の下のベンチに寝転んで風を感じたら元気が出ました!
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長居植物園

2011年07月24日 | 日常
長居植物園にひまわりが咲いてるよ、きれいだよ~。と同僚から聞いたので行ってみようと思いました。
HPで調べたら、ハスの時期なので早朝開園されているようです。
これはいい!涼しいうちに行って来ようと朝早くに家を出ました。

正面ゲートを入ったら、目の前に大きな池。
ハスの写真を撮ろうと、池の周りにはたくさんのカメラマン。
ハスとスイレンの違いって、よくわかってなかったのですが、説明書きを読んでわかりました。
簡単に言うと、水面で咲くのがスイレンで、高く上がって咲くのがハスなのですね。

ハスの花がとてもきれいでした。

小さい頃、ハスの実を食べてました。
おいしかった記憶があるので、たくさんのハスの実を見て思わず「おいしそう」とつぶやいてしまいました。
小さい頃はおいしかったけど、今食べたらどうなんだろう?懐かしい味がするのでしょうか??

池に沿って、ひまわり畑を探して歩きました。
サルスベリがきれいに花をつけていました。


これはフウチョウソウと言うのだそうです。ちょっと変わった花ですね。


歩いていたら蝉の抜け殻を集めている親子に出会いました。
たくさんあるんですよ、と言われて、見上げたら木の幹にたくさんの蝉の抜け殻が並んでいました。
子供の頃、よく見つけて遊んでいたけど、こんなにたくさん見るのは始めてかも~。
触るのが恐くて・・・とおっしゃるお母さんの替わりに、手の届く所の抜け殻をとってあげました。
誰かと話すことが、なんだか嬉しい私でした。

何だろう?あれ・・・と近づいてみたら、スモークツリーと言うそうです。


ニチニチソウもひっそりときれい


サルビアもたくさん~


そしてこの花はプルンバーゴだそうです。かわいいですね~


他にもたくさんの花が咲いていました。
最後にHPで見た「緑のトンネル」を探しました。

   
ひょうたんやヘチマ、ニガウリやカボチャ。
トンネルの中に座っていると、風がとても気持ちよかったです~

ちょっといっぱいになったので、ひまわりは別ページで。。。
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痛くて長い1日

2011年07月23日 | お遍路
3月21日(通算17日目)
泊まった国民宿舎は36番の奥の院不動堂の近くだったので、せっかくなので奥の院にお参りして、昨日ふらふらで登った道を下りました。
36番を打ち終わっていたら、横浪スカイラインを歩いて武市半平太像に会う選択もありかな、と思っていたのですが、時間に間に合わなかったので再度引き返すしか道はありません。
雨は止んでいましたが、空はどんよりと曇っていました。
山の中の道は、前日の雨で足元が悪く、気をつけよう気をつけようと心の中でつぶやきながら歩きました。
目の前に青龍寺の山門が見えて、あと石段を3段ほどで到着、という所でふっと気がそれました。
顔にぽつんと雨粒がかかったような気がして、“今日も雨かな・・イヤだな”と思った瞬間、下ろした右足がすっと滑りました。
あっと思った瞬間尻餅をつくような形で石段に座り込んでいました。
左手がひどく痛み、気が遠くなるような感覚と吐き気がしました。(後から考えると、これが骨折の痛みだったのですね)
痛みもさることながら、気持ちが悪くて、動こうにも動けません。
納経所の方が心配して出てきて下さって、水を持ってきて下さったりしました。通りかかった人も「大丈夫ですか?」と声をかけて下さいます。一応「大丈夫です。」と笑顔で答えるものの・・・・心の中はちっとも大丈夫ではない気持ちでいっぱいでした。
動けないまま1時間くらい座っていたら、少しは吐き気も落ち着いて来たので、立ち上がって石段を登り参拝をすませて、昨日歩いた道を引き返します。
一応持っていた湿布を貼ったのですが、左手の痛みは少しも治まりません。

宇佐大橋を渡って少し歩いた所で、出会った女性に開いてる病院か薬局がないか聞いてみました。
その方は車に乗せてくれて、病院はないけど薬局を探して下さいました。何軒か廻って下さったのですが、どこも休みで(祝日ですものね)次が市内で最後という薬局が開いていました。そこで骨折ではないでしょうと言って貰い、湿布薬を貼って貰いました。
女性は、元の場所まで送って下さって、目の前がバスセンターだと教えてくれました。
「ここから高知行きが出てます。須崎(私が歩いて行こうとしている所)までは20キロ位、途中バスは通らないから、歩き始めたら須崎まで歩くか、通りかかった車に乗せて貰うしかないですよ」と教えて貰いました。
どうしよう・・・と考えました。
バスで引き返す事も考えましたが、バスは苦手なのです。(夜行バスなら寝てしまうのでいいのですが・・)骨折ではなさそうだし、歩いてるうちに痛みもひいてくるかも知れないしという希望的観測で歩くことに決めました。
そう言うと、女性は「気をつけて頑張って!」と見送って下さいました。

静かな内海沿いをテクテク歩きました。手首の痛みはいっこうにひかず、途中お茶を買ってもフタを開けるのに一苦労。道沿いにポンカンの販売所があって、お遍路さんはお持ち下さいと書いてあって、戴きたいな~と思ったのですが、皮をむくことが出来ないなあ・・・と諦めました。
そんな道の途中で見つけた白いたんぽぽ。

田舎に咲いてる白いたんぽぽが四国にもあるんだなぁと思いました。

須崎駅に着く少し手前で、つくしをたくさん見つけました。中学生位の女の子が降り始めた雨の中で写真を撮っていて、ちょっと話しました。
「つくしがたくさんで春だなぁと思って嬉しいです!!」と言う彼女の笑顔がかわいかったです。
私も写真を撮りたかったのですが、電車の時間が気になるのと手首の痛みで諦めて目に焼き付けて来ました。

須崎駅から、アンパンマン列車で岡山まで、岡山から新幹線で帰ったのですが、車中で食べようとやっと買ったパンの袋が開かず泣きそうになりながらやっと家まで帰り着く事が出来ました。
長くて痛くて、頑張った1日でした。

歩いた距離 26.84キロ 44.739歩
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迷って助けられて

2011年07月10日 | お遍路
3月20日(通算16日目)
おいしい朝ご飯をたっぷりいただいて、民宿の女将さんに33番雪蹊寺までの道を教えて貰って元気にスタートです。
雪蹊寺で、34番種間寺までの道と、間違いやすいから気をつけたらいいよという場所を教えて貰いました。歩いていたら、途中で派手な車のおじさんが私の横に車を止めて「種間寺か?乗っていくか?」と声をかけて下さいました。
派手な車と地味なおじさんのギャップにちょっとビックリ。嬉しかったけど、出来る限りは歩きたいので、そう言ったら「気をつけて頑張って」と走り去って行かれました。
今までのお遍路中も、何度か車の方に声をかけていただいた事があって、申し訳ないなと思いながらお断りしたのですが、声をかけて下さる方もその辺りはわかって下さっているように思います。本当に感謝、感謝、有難い気持ちでいっぱいです。

34番種間寺を出て、35番清滝寺に向かって歩いていたら、種間寺を出た時に到着してすれ違った女性が、追いついて来られました。歩くスピードがものすごく速い!私も早足で歩きながら少し話をしました。
田舎暮らしだから歩くのが速いのかも、と笑ってらっしゃいましたが、出会った人からよく「歩くの速い!」と言われるそうです。しばらく一緒に歩いたのですが、とてもついて行けないので「お先にどうぞ」と自分のペースに戻ったら、アッという間に先に行ってしまわれました。

ゆったりとした大きな、仁淀川に沿って歩きました。

清滝寺に登る途中で、空にはハングライダーが・・気持ちよさそう~~


女性と出会って刺激されたせいか、思ったより早く35番清滝寺に到着。
36番青龍寺までの距離を計算してみて・・・たどり着けそうと思いました。
最初の計画では無理だろうと思って、途中の宿を探したのですが、どこもいっぱいで結局36番の先の国民宿舎に予約したので、36番を打ち終わって宿に入れたらいいなと思ったし、この時点では、行けそう!と思いました。
昼食代わりにバナナを食べて歩き始めようと思ったら、小雨が降り出しました。
途中で着るよりと思って合羽を着てスタートします。

ここからが迷いまくり。歩いて来た道を引き返して、途中から道をそれたらいいんだと地図を見ながら歩いたのですが、途中で全然わからなくなってしまいました。
とにかく大きな道に出ようと思って、出会ったお兄さんに聞いて歩いたけど、自分がどこにいるのか全然わかりません。
地図を見ながら考えていたら、歩いてきたおじいさんが「何番に行くの?」と声をかけて下さって「36番です」「じゃぁ、ここを真っ直ぐ行って、左に曲がって・・・・・」と詳しく教えて貰いました。ここからは順調に歩けたのですが、落とし穴はまだまだありました。。。
トンネルと、山登りの遍路道の分かれ道で、雨もひどくなりそうだしトンネルにしようかとも思ったのですが、、、結局山登りを選んでしまいました。(この時点ではお遍路マークもいっぱいあったし)
山登りはサクサクと歩けたのですが、(途中ちょっと滑りそうな所もありましたが・・)山を下りた所からお遍路マークはないし、どっちに歩いていいのか全然わかりません。
でも、立ち止まっていても誰も来そうにないし、聞けるようなお家もありません。
こっちかな、と思う方に歩き、お遍路マークを見つけた時は嬉しかったのですが、再び歩き始めるとまた道がわからなくなってしまいます。。。
地図を見ながら、どこなんだろう・・・と考えながら歩いていたら、「こっちですよ!」と呼ぶ声が聞こえました。
少し離れた家の前で立ち話されていた女性が走って来て、道を教えて下さいました。聞いた所によると、どうも道が整備中で少し変わっているらしいのです。
教えて貰った方向に歩いていたはずが、またわからなくなりました・・・。
バス停があったので、ここはどこ?と思ってバス停の表示を見ていたら、通りかかった車から「バスはあまり通りませんよ」と40代位の男性が声をかけて下さいました。
「いえ、バスに乗るのではなくて、ここはどこだろうと思って。」と言ったら、「どっちに行くんですか?」「青龍寺です。」「ああ、それならね・・・」と道を教えて下さったのですが、青龍寺に行くのに渡る宇佐大橋を大分通り過ぎていました。遍路道がわからなくて、街中をウロウロしているうちに通り過ぎてしまったみたいでした。
お礼を言って歩きだし、男性も車で走って行かれたのですが、すぐ引き返して来られ「今から歩いてでは、36番まで着けないかも知れません。送りましょうか?」と言って戴いたのですが・・・ひどくなった雨で合羽はびしょ濡れ。乗せて貰うのは申し訳ない気持ちです・・・。(正直、少し気持ちは動きました。)おまけに男性は36番の方に行かれるのではなさそうなのです。気を引き締めて「大丈夫です。道さえわかれば今日着けなくてもいいので。ありがとうございます」と言いました。

雨の中を歩き出してしばらくしたら、途中で出会った女性と再度会いました。(清滝寺でも会ったので3度目)青龍寺を打ち終えて引き返して来られたそうで、やっぱり歩くの速いなぁと感心しました。
「え~?何でこんな所にいるの?」「それが~、道間違えちゃって・・・」「雨ひどくなりそうだし、気をつけて」と話し、またどっかで会えたらいいね、と別れました。

そこから、なんとか青龍寺を打ち終えたいと思って、どんどんひどくなる雨の中を頑張って歩きました。でも・・・もう後少しという所で無常にも5時のサイレン。納経所は5時で終わりなのです。なんか力が抜けてしまいましたが、もしかしてちょっと時間超過で開いてるかも、なんて淡い期待で頑張って歩きました。(苦笑)
が、やっぱり閉まっていました。(当然と言えば当然です)門前のお店を閉めようとされていた男性に国民宿舎に行く道を尋ねたら、山を登って行くか、車の道。車の道は相当遠いそうで「電話したら迎えに来てくれるよ」「でも・・・こんなに濡れてるし、頑張って歩きます」と山を登ることにしたのですが・・・これがめちゃくちゃしんどくて、雨で足元は滑りそうだし、やっと宿に着いた時はヘトヘトで、もう一歩も歩きたくない思いでした。
なので、すごくいい!と聞いていた露天風呂に行く元気もなく、館内のお風呂に入って、夕食を食べて、濡れた服を洗濯して、ベッドに潜り込むのがやっとでした。

歩いた距離 32.95キロ 54.932歩
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