心に風を感じて

詩、想い、等を気ままに綴っています。

会話を楽しむⅡ

2010年07月03日 | 想い
先日の昼休み、同僚の女性2人が話しているのを、少し離れた席で聞くともなしに聞いていました。
お互いに相手の言う事はあまり聞かず、自分の言いたいことを次々にしゃべっている感じでした。

昼休みにはよくある光景で、今まではあまり気にすることもなかったのですが、その日は“なんだか、かみ合わない会話だなぁ”と思って聞いていました。
2人とも、しゃべりたい気持ちが全面にあって、相手の話の切れ間に自分の話を滑り込ませています。

相手の話を聞くのは、簡単そうで難しいとこの頃よく思います。
どうしてもしゃべりたい気持ちが先行してしまいます。
会話を楽しむ、にはまだまだ道が遠そうです。



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会話を楽しむ

2010年07月02日 | 想い
今、糸井重里さんと南伸坊さんの対談集「黄昏」を読んでいます。
各地を旅しながら、とりとめもないおしゃべりを楽しんでる、そこに笑いがあり、発見がある、そんな楽しい本です。

まだ半分ほど読んだ所ですが、自分の中で、何となく気がついたことがあります。
そして、ここしばらく、モヤモヤとしていた気持ちに、少しだけ答が見つけ出せそうな気がしています。

笑うことは、とてもいいと言うのはよく聞きます。
笑いにはまだまだ未知数の力があるのかも知れません。
それは間違いではないと思います。
「作り笑顔でも笑顔は笑顔」って、自分でも書いてますしね~(笑)


そうなんだけど、わかってるんだけど・・・とモヤモヤするものがありました。
何かを聞いたり、読んだりして笑うのも確かにいいのでしょうが、誰かと話したいという欲求が人の中にはあるのではないのかな?と思ったのです。
顔を見ながら、とりとめない会話をして、ちょっと笑いあえたりする、そんなものを求めている自分がいるなぁと思ったのですが、電話やメール、今流行のツィッターで人と人が繋がりあえる時代に(本当にそうなのか疑問も感じますが)乗り遅れているのでしょうか?

上手く書けませんが、もうしばらくゆっくり考えてみたいと思っています。
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体験と想像

2010年03月28日 | 想い
実際に現場に行って、体験する事はとても大事だと思います。
だけど、人生の限られた時間では体験出来ることは限られているので、それを補うのは想像力なのだと思います。
本を読んだり、映画を観たりして想像力は増していくのだろうし、自分のちょっとした体験に想像を積み重ねて行く事も出来る。

南湖さんの「お遍路の旅」雨続きだったようです。
関西でもずっと雨だったし、四国の天気予報を見ながら(近頃気になります。笑)雨だなぁ、雨の中を歩くのは大変だろうなと思ってました。

子供の頃、実家が農家だったので、雨の日でも仕事をする事がありました。
私が育った頃の農家は、少し大きくなると子供も重要な労働力。合羽を着て畑に出ます。合羽を着て仕事をすると蒸れて余計に汗が流れるので、着てるのがいいのか悪いのかわからなくなります。
まあ、昔と違って今は合羽の性能もアップして、通気性もよくなってるでしょうから、大丈夫だとは思いますが。。
顔にかかる雨もたまらなかった、仕事していて目に入ってくるし、ポタポタと雫は落ちてくるし、そんな子供時代を思いだしては、大変だろうなと想像していました。



想像ばっかりが膨らんで、行動に二の足を踏んでる事もあります。
自分がやりたいと思ったら、まずは行動に移さないと行けないのではないか、とこの頃考えています。
想像力がないのも困るし、想像力ばかりで行動が伴わないのもなあ。
等と悩んでる間に行動した方がいいのかも~~(^^;)
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私の夢

2010年03月14日 | 想い
できちゃったらくごメンバーの旭堂南湖さんが、今日から「四国お遍路の旅」に出発されました。

今年の初めにお遍路に行かれると言う話を聞いてから、自分の中で忘れかけていたお遍路へのあこがれが再燃して来ました。
数年前、いろんな事があって思い惑っていた頃、大好きな寂聴さんの本を読んだのがきっかけで、自分と向かい合ってみたい、考えてみたい、自分の足で歩いてみたいと思いました。
その頃は失業中で時間はたっぷりあったのですが、娘と2人の生活を思うと仕事を見つけなければという思いが先行して、そのうちにお遍路への思いはどこかへ消えていました。
その思いが南湖さんのお遍路話を聞いて、心の中にぷくぷくと浮かび上がって来ました。

今、仕事を辞めるわけにはいかないし、長期休暇なんて望むべくもないので、当分は無理だけど、そのうちに行きたいと思い始めました。
南湖さんにも、お遍路は逃げませんからと言って戴きました。
ああ、そうだなぁと思いました。
きっと、行きたいと言う思いを持ち続けていたら、私にとって一番いい時期に、目に見えないけど大きな力に背中を押して貰えるような気がしてきました。
その日のために、せいぜい足と身体を鍛えておこうと思います。
何しろ、1日に20~30キロ歩くらしいし、重い荷物を背負って歩かないと行けないのですからね。

私の夢がもうひとつ増えました。
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方言

2009年12月23日 | 想い
川崎洋さん著の「心に届く話し方」を読んでいます。
その中に「ご苦労様」というねぎらいの挨拶ことばを、各県の方言で書かれてました。
いろんな言葉があって面白いなと思いました。

私の故郷、熊本はどう書いてあるのだろうとページを繰ったら
「がまだしなはるますなー」と書かれてありました。
あー、よく聞いていた言葉だなぁと懐かしさでいっぱいになりました。
田んぼで働いていると、近所のおじさんが
「がまだしよるかいた」とか「がまだしよるなー」とか挨拶してたなぁ。
でも、ご苦労様とかお疲れ様とかいう感じではなかったような気がしました。
母は1人で暮らす今の私に「がまださなんたい」とか「がまださんとでけんたい」とか言います。
頑張って働きなさいと言うような事だと受け取っています。
まあ、熊本でもいろいろあるから私の感じ方がすべてではないですけど。
学生時代でも、少し離れた所に住んでた友達は微妙に違う言葉を使ったりしてましたしね。

ねぎらいの言葉だったら、なんて言ったかな?と考えて「きつかったね」とか言っていたような気もするなぁと思ったけど、故郷を離れてずいぶん経つので、なんだかあやふやな気がします。
故郷は遠くになりにけり、なのでしょうか。。。ちょっと寂しい気がします。
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2009年11月25日 | 想い
笑っちゃうのですが、手が震えてしまいました。
こんなドキドキ久しぶりでした。

夜、夕食をすませて、毎日投稿されている詩を読んでいる「月刊ポエム」のページを開いたら、新しい表紙になっていました。
目に飛び込んできた巻頭詩を読みながら、私の詩だ!!と気がつくまでに数秒かかりました。
マウスを持った手が震えました(笑)
この感激を誰かに伝えたい!!と思って娘に電話しました。
「あのね、あのね!!」と興奮気味の私。
親に似ず冷静沈着な娘は
「うん、うん、あそうなんだ~、よかったね~」
「もう~、電話かけるとこ間違えたわ」
「なんでやねん、ちゃんとよかったね~って喜んでるやん」
「あんたのよかったねは、メッチャ冷静で感動が混じってない!」
とムチャクチャな理屈をこねてしまいました。

数年前に「月刊ポエム」に投稿を始めた頃は、毎月何編か選ばれる詩の展覧会に選ばれたいというのが夢でした。
何回か選ばれたら、今度は少し欲がでて、一度でいいから表紙を飾る巻頭詩に選ばれてみたいと思うようになりました。
でも・・・多分夢のまた夢だろうなと思ってました。

今は、ちょっとした表現や、言葉の言い回しで、がらっと表情が変わってしまう詩の世界に深いものを感じています。
でも、自分が小さく感じられて畏れに似た気持ちも沸いてきたりしています。
でも、でも今、頑張ろうという気持ちでいっぱいです。
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笑っちゃうけれど

2009年05月14日 | 想い
落ち込んでました。GWに田舎に帰って、里心がついちゃったみたいです。
田舎を離れて、もう数十年たつのに、今更何なんでしょうね~。


ここ数日落語三昧でした。
10日に「三風さんの早起き寄席」
11日に「できちゃったらくご」
そして13日の「独演会」
実は今日も気になる落語会があったのですが、会社を定時に出てメッチャ急がないと間に合わないので、度々は辛いものがあるのです。
(安月給の身では小遣いも続かないので、ちょうどいいのかも知れません・・・)

無理矢理出かけてる感もあったりするのですが・・
笑ってる時はいろんな事忘れてるのですが、1人に戻るといろんな事考えてしまう悪循環。

できちゃったらくごでは、婚活の話題が多くて、あやめさんのネタは「婿を訪ねて130万円」。とてもリアルな理由での婚活のドタバタ。
あやめさんは、きれいでパワーのある方で、いつもステキだなぁと思ってしまうのです。
この噺や、たまさんや遊方さんのマクラでの婚活ネタ聞いて、その時は笑ってたのですが、後でふうっと考えちゃった。
婚活いいかも~~って(笑)まあ、私の場合は茶飲み友活かもですが(笑)

後になって大げさなと友だちに笑われたけど、その時は結構悲壮な決意で1人で生きることを選択したのに、今更1人が寂しくなったなんて口が裂けても言えない(書いてるけど・・・笑)
グジグジと自分の心と向き合った1週間。何かが見えてきたような気もするし、実は何にもわかってないのかも知れない。
とりあえず、「作り笑顔でも笑顔は笑顔」「空元気でも元気は元気」で頑張るしかない、というところにたどり着いたようです。(ちょっと他人事のようですが)
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狭量

2009年04月29日 | 想い
大崎梢さんの「スノーフレーク」の中に、兄弟関係を語っている場面がありました。

「行く先々にバナナの皮を放り投げてやりたい。かといってひどい目にあったりするときっと悲しむ」etc
(興味のある方は読んで見て下さい。高校卒業を控えた真乃が、約束を果たせないまま6年前に亡くなった幼なじみにそっくりな男性を見かけて、かすかな希望を抱いて6年前の事件を調べ始めるという青春ミステリー。面白かったです。)


「幸せそうにしていると嫉妬するくせに、不幸だと辛い。」

この文章を読んだとき、思わずウッとなってしまいました。
自分を顧みると、兄弟だけではなく、周囲の人間関係に通じてるようで、自分の心をのぞき込んでるような気がしてしまいました。
あらためて・・・私ってホントに心の狭いちっちゃい人間やなぁと思ってしまった・・・
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思い込み

2009年03月08日 | 想い
数ヶ月前、それほど親しくはない友人と話して別れた後、私の言葉をちょっと違う、そこまでは言ってないと慌ててしまう所までに決めつけて受け取られていました。
結構思い込みの激しい人だとは思っていたのですが、ビックリしてしまい、メールや手紙であれこれ言葉を尽くしてどうにかわかって貰えたのですが。

振り返って見て、自分はどうなのだろうと考えました。
ブログの中でいろんな事書いてるけど、自分の思い込みだけで書いてる事があるのではないだろうか?
書いてはいけない事を書いてたりしてないだろうか?
自分の交友関係だったら、どこの誰ともわからないけど・・・どこの誰とわかる方の事書いてるしなあ・・・う~ん、どうなんだろうと迷いは際限なく続いています。

自分が行きたい所に行って、楽しかったりよかったなぁと思ったりするので書いてるのですが、何を、どこまで、書いていいのか悪いのか、と今も考えてます。
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言葉

2009年01月31日 | 想い
今日は仕事がらみではない、ある勉強会に行って来ました。
で、何人かの友達に会って話したのですが、言葉ってホントに難しい。
遠回しに言われても、何を言いたいのかわからないし、推測した事が本当に正しいのかどうかもわからない。
それは自分にも言えるわけで、言いたい事がちゃんと伝わってるのかどうか??
私は人見知りが激しい方だと思うし、考え考えしゃべっても、後になると、こう言えばよかった、こんなふうに言いたかったけど誤解を招くような言い方をしてしまったと後悔する事が多い。

書いてる事も同じだと思う。自分の考えを上手く文章に出来ている自信は皆無だ。
結局、言葉って受け取る方の思い込みで受け取られ方が違うのかな。

と、だんだん書いてる事が自分でもわからなくなってきた
言葉、って本当に難しい。
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