夢中になれるコト

趣味と現実逃避時々愚痴

不可抗力

2016-11-09 12:13:35 | 日記
この病気がわかる(病名がつく)まで約20年という歳月が流れていました。

私は、体不調を幾度も家族に訴え続けました。

また、自分で判断し内科に行きました。

当時も今も同じくらいこの病気はマイナーでした。

症状が出る度に内科へ行くと

医師、看護師の目でもはっきり異常が確認出来るのですが。。。

検査結果が出て来ない。。。

病名をつける時は、確定診断の理由となる検査結果が無いといけません。

実は私は普通なら、血液検査で異常が出る病気ですが

体質の関係で骨髄検査に異常値なる判断基準の数値の何十倍もの値が出ていました。

おそらく、20年以上血液検査、レントゲンまでしかしていなかった間

基準なった異常が隠れてしまっていたんです。

もちろん、当時も最近までの医師はこの事に気が付かず。。。

原因不明。。。

ストレスではないか?

家族と仲が悪いのではないか?など憶測から

メンタル疾患だ決めつけられて来ました。

家族はいい迷惑です。

通院する度、医師から母は育て方が悪いと叱られたり。。。

そんなコトは何も思い当たらないのですが

どうやら、原因不明=ストレス=家族関係と勝手な構図が成り立っていました。

普段、我慢強かった母でしたが我慢の限界もあります。

まるで親戚や姑などに子育てについて文句を言われ続けた経験は一度もない母ですから

そんなコト医師とは言え、他人が。。。

ほんの一二度の診察で決めつけ

延々と叱る。。

これが治療と言えるのか?未だに疑問です。

その医師は大学病院の心療内科当時はいましたが

今では開業してクリニックを開いているそうです。。。

その医師からの言葉の攻撃が酷く

診察室前に順番待ちをして待っていたどの親子も一様に暗い表情でした。

母は自分を責めました。

医師に教育が悪い、育て方が悪いからこんな原因不明な症状が出る。と言われ続けたら

自信を失くします。

その頃の母の歳は今の自分の年齢です。。。

自分だったら、後悔ばかりしていそうです。

母や私は昔は

ポジティブシンキングな方でしたが

いつの間にかネガテイブ思考に。。。。


母のストレスが心配になり

私は出来る限り心配をかけないように

症状を隠すというコトが癖になりました。

とにかく我慢する。。。

ところが脳の進行性疾患が発病していたのですから

我慢をしたり、無理を押したり

コレが脳の機能を更に狂わせていきました。

終いには、急に歩行中片足を足上げたまま動けなくなる

おろせない。。。

今度は上がらない。。。


運動の指令が脳から体伝達しなくなり始めました。

それでも、リハビリを続けたらいいと

大学病院系列のリハビリ病院に一日中リハビリを組み込み

筋力はあるのだから歩けないコトがメンタルだと。。。

そうでは無かったんです。

簡単に言うと脊損の状態になっていたんです。

これも、この病気の症状だそうです。

筋肉、筋力はあっても神経が壊れ始めていたそうです。

握力も急に落ちました。

しかし、メンタルだと言い張る心療内科医師に今度はうつ病だと診断されました。

一度も落ち込んだりすることは無かったのに。。。

ただ日中の医師の言葉があまりにもきびしいもので

その不安から不眠気味になっていただけでした。

うつ病だからと。。。

急性期の時期、ベットの稼働率を考えての転院となりました。

そのての転院先が今度は精神科。。。。

一度も死を考えたりしたこともなく、心だけは健康だと思っていたのに。。。

その転院先の医師は強い薬を処方する医師でした。

あまりの強い薬で、症状なのか?

気のせいなのか?

その区別すら出来なくなり

終いには、自力で布団を持ち上げて寒い時に自分で描けるという力すら奪われました。

その上、点滴に薬を入れてあるので

ほんの僅かの間に、廃人同様になり自力でという人間が出来て当たり前なことを失いました。

家族はそんな私を見兼ねて、転院を強制的にさせてくれました。

次に転院した病院では、完全にメンタル疾患患者のレッテルが貼られていました。

一度も、暴れるとか?幻覚とか?自殺企図とか?何も考えたコトは無かったのに


ただ、体が自分の思うように動いてくれないと訴えただけだったはずなのに。。。

徐々に心肺機能まで落ち、ちょくちょく狭心症発作を起こすようになっていました。

でも、もうどの病院に行っても

メンタル疾患患者という立場

心電図検査すらしてくれない病院もありました。

脳の機能には様々な機能があるのですが

時間だけが無駄に過ぎていました。

視力、聴覚障害。。。

相変わらず変わらない歩行障害を

新しく転院した先の医師は奇歩行という扱い方をしていました。

今度はてんかん発作が頻発するようになりました。

真逆の治療を長い期間続けていたために、進行が早くなったそうです。


遂には重責発作。。。

命の危機を幾度も経験しました。


退院しても、もう私は原因不明まま死んでしまうのか?というコトが心残りでした。

親孝行もろくに出来ず、人生の大半を入院生活でした。

どこの病院に行っても

まともに対応する医師は一度も出会えないまま

いつしか胃腸が弱くなり。。

胃炎の痛みと吐き気、脱水になるほどの下痢、血便と誰にも相談が出来ませんでした。

これ以上周りに迷惑をかけたくない。。。


胃炎だったと胃カメラでわかっているのに

コレも気のせいだと思うようになっていました。

自分が甘えているからこんな事になるんだ。と


いつの間にか胃潰瘍になってしまったり。。。

ただ歩いていただけなのに

足の骨にヒビが入っていました

その事も誰かに助けを求めることが悪いことだと思っていました

何も言わなくなったので家族は私が何を考えているんのかわかりません


これも当たり前なことでした

申し訳無いという遠慮を家族にするようになっていました。

家族は何も聞きませんでし

腫れ物にさわるみたいに。。。

記記事を書く

2016-11-09 12:04:38 | 日記
私にとって、今は生活全てがリハビリになりました。

ほんの数年前まで、パソコンの操作を苦なくこなせていたのに

思いを家族に話せていたのに

自力で人間が出来る行動は出来たのに

いつかはと頭の片隅にあった不安が

いつの間にか現実になった

思考、感情。。。

性格まで。。。

自分を見失っている


また近く今度は置かれていることすらわからないのかな

それでも、生きたいそう思うんです。

涙を流して

、カニューレを詰まらせてしまう事ばかりな毎日でも

それでもいい

生きたい

いつまでも


酸欠

2016-10-20 02:11:49 | 日記
些細なコトで脳の病気では色々な症状が起きますが


気にするコトも考えることもドクターストップ

どうしようもないコト

こうしてブログを書ける時と全く無理な時差が激しい

主治医からは徐々にブログも書けなくなる

でも、コレはブログというより記憶することが出来なくなりはじめているので

こメモ。。。健忘録。。。。


直ぐに急変するので本当なら入院のレベルでも
この病気になっている人が少なくて専門医が近くに一人のみ

この主治医に出会えて本当に幸せ者です

往診のみの在宅医だから

だ急変したら病院へ。。。。。

でも指示は主治医。。。




感覚が無いので、脱水、発熱、など自分のことなのにわからない

周りが頼り
jl
家族の介護無しでは生きていけない

ありがとう


血圧をあげる力が残っていない状態だから

酸欠状態だと普通の人なら脈が早くなるけど。。。

常に異常な低血圧と徐脈


ショック状態。。。。

軽い感染症で、何度も危篤状態。。。


直ぐに自宅に先生が来て処置をしてくれたので
こうして生きています。


何かチューブが増えていましたけど


事実、自分の身に起きている事

危機感などがわからなくなる病気

厄介なのはそんな体だというコトを忘れて無理をしてしまうコト


他人事の様な気分。。。。

どこにでも書いておかないと忘れていく




もう、苦しいという感覚、痛いという感覚全て麻痺しているから

あえて、不安にさせるからと何も教えてくれなくなりました

それに、酸素を取れそうという話が。。。。


進行が早くて一切主治医は触れなくなり

全無理してしまい、毎回叱られる人

またチューブが増えていく。。。。


ベッドから出てみたいけど

車椅子に移してもらう手間を考える


ベッドに寝たままこうして書いたブログ。。。

私が居たという証拠。。。



針が持てたら、ぬいぐるみも作れる。。。。

絵も描ける。。。。

そんな時期が短すぎた。。。。



不正脈が酷い時、酸素が不足して脳に酸素が不足。。。

生きるために必要な臓器

心臓に酸素が集まるので、失神。。。。



生きるために必要な条件を維持する

ことがこんなに大変だったなんて


現実はそうでも

夢の中でも病人の私。。。

だけど、好きなところに旅が出来る


脳って普通なら再生して新しい細胞が増えると聞いてたけど。。。

この病気は消えて無くなる。。。。


いつか機能しなくなるというコト。。。


脳だけではなく全ての臓器も同じ。。。


既に多臓器不全に近い。。。


手術が出来るなら良かったのになぁと無い物ねだり。。。



これも、運


個性かな。。。。





自分では歩けないというコトが受け入れられているのかすら疑問

いつかキットこの病気に効果がある薬が出来ることを願っています。。。。。

せめて、これ以上進行しない薬があればいいけど。。。。


いつか


こんな病気が治る時がきっと来る


それまでダラダラ、伸び伸び、あそbj


これからは酸素から人工呼吸器へと変わっていきます。

主治医から親に停電に備えて蓄電器を購入する様にと説明していました。

医療器具全て電気ですから、停電は命に


今、この時笑って過ごしているだけで

充分幸せ

病院ではなく、在宅でという私のワガママを叶えてくれている家族と主治医 に感謝しています


何も口から食べられなくなった私に

嚥下反射を確認するために

往診日に主治医が買って来た私の大好物のチョコを久しぶりに見て興奮状態の私を


心配そうな、微妙な顏でみている主治医に感謝


やっぱり、嚥下反射が起きないのでゴックンが出来なくても

吸引で苦しかったけど

口の中にほのかに残っている本物のチョコ。。。

前まで食べられたモノ




ちなみに今回のブログは記憶すること、会話が出来なくなりはじめ、遂にはつば肺炎の危険がある私の健忘録 です。。。。

































夢と希望を追いかけていた過去と

2016-10-19 14:41:44 | 日記
往診日

主治医に言われた

都心で長い間過ごして学校出て

就職活動を頑張れたから今があるんじゃないの。と

その時の悩み、考えが今の悪いところ。。。と


自分で考えて、自分で決めてしまうし


無理したり、頑張ったりすればパニックになってしまう


そんな自分の症状を把握しきれていないのが現実。と言われた




過去を変えるコトが出来ないのだから

こうなった私自身を変えるコトなら出来るのかなぁと。。。


考え過ぎてしまうのもよくないところだよと


自分と向き合うコト

いつかキット難病に負けないと思える様になれると思い込んでいるコト

これは今の私には難しいコトだと理解出来ない。


予後は変わるんじゃないのかなとか。。。思ってしまう。


明るく笑っていたらいつか治る気がしてしまう。

そんなコトはないんだよと何度も言われたけど、

信じたくないんだもん。


未来があると思いたいだけなのに

それすらダメなの。。。


強い人になりたいと思うこともダメなの。。。


先を見ることも

未来をみたいと思うことも叶わないから。。。

矛盾している気がする



往診日のやり取りを全て録音して後から聞いて

やっと先生が言っていることが理解出来る私。。。。


いつまで続くのかな。。。。



















主治医VS私

2016-10-19 13:57:52 | 日記
今日は往診日。。。。


本音トーク爆発。。。。


主治医は今のこの難病をみつけてくれた医師

病気だからと甘やかすことが無い医師


本音で言い合い

本気で喧嘩出来る相手。。。


今日はディに行きたくないと伝えた。

主治医は、感情的になるのは性格。。。

良く考えた結果なのか?と

主治医のボルテージも上がる⤴️


ディをやめたいと思った理由がある

おばあちゃん達は大好きだから出来ればこのまま我慢して過ごしたいと思っていた。

でも、前の往診日の時

主治医にディに行きたくない。とメモに書いて筆談したら

僕に謝らなくて良いから自分で決めるコト。。。。と言われた。

自分で決めた結果は、やめたい。

でも上手く気持ちが伝わらなくて悔しくて涙で酸欠状態の私にまた切れる医師

思い上がりだと。言われたり。。。

言わないと気がつかないのだからと

言語障害が出始めている患者の私に言う。。。


そんなつもりはないのに。。。

一緒懸命、頑張ることが今の私はしてはいけないと言われた。

潔癖だし、いつも完全に、完璧に。。。が身に付いている私には難しい。。。


最後は
感情的になるのはいつも主治医の方。。。


間に入った母の説明にやっと言いたいことが通じた様子で

先生もいつもの穏やかな口調に戻った。


穏やかな口調は、外の人向けの顔


先生は自分の家族と接する時の顔を私の往診日に良く出す。。。


厳しい言葉や酷い言葉。。。


患者ですけど。。。。私。。。。


それだけ、真剣に考えてくれているという意味


リセットしてもいいと許可が出た。



そして、先生が帰り側にコンビニで買って来たからと母に渡したティラミスプリン

主治医は私が何一つ言っていないのに私の性格、悩み、好物全て把握している。

好物のティラミスプリンをコンビニから買って来ていた。


来る途中に寄って買って来てくれた医師。。。。


最近、飲み込みが悪くなり水分も取らなくなった私を気遣ってくれた。


毎回のコトだけど、本当にわかってくれる親と同じくらい必要な主治医だと思う。

たまに主治医だというコトを忘れていないか?と思う時も多く

親戚のお兄ちゃんか?親か?と思う時が多い医師。。。。


いくら喧嘩しても、もう診ない。と言われそうな事を言ってしまっても

最後は必ず納得出来る答えを出して落ち着かせてくれる。

ホット出来る大切な存在


先生が選んだティラミスプリンはすんなり飲み込めた。

母に食べさせてもらいながら

ごめんなさい。。。。先生。。。。と


只今、毎回の反省中。。。。。

頑張らない様に頑張る。。。
一緒懸命にならない様に。。。。


治療薬が無いから、


進行が早くて


ヤバい時も多いから。。。。



それでも、幸せです。


やっとまともな医師に診てもらえるのだから。。。