インドの風と共に

インド(ニューデリー)での生活・体験、新聞記事など見たまま感じたままを書いています。

インドの医者事情 その1

2006-06-22 22:52:40 | インド生活情報
医者はビジネスしてる?と言うお話かな?!

インドでは(?)大概の医者がお金目当てにしか仕事していないのか?!
インド生活をした人なら、よく分かる話だろう。

私の初期インド生活。

医者に、「熱がある」と言っているのに、
「喉が赤いから・・・これからもっと熱が出る」と言う話を散々されて、
変な問診で終わり、
結局、お金を払い、医者に「また来なさい」みたいな事を笑顔で言われ、
「おかしい医者だな?」と思いつつ、薬局に行ってとにかく不安なので聞いてみた。

医者が処方したのは、喉の痛み止めの薬で、熱には効かないと言う。
「熱だっ!」って言っているのに・・・
笑顔で、「また、おいで」と言っていた意味がわかった。

この薬を飲んでも効かない。また来させようとしていたよう。
情けない話。

他にもある。

他のある医者。
かなり調子が悪くて駆け込んだ。
説明をすると、急に言い始めたのだ。

「この検査をするといくら」で、
「この検査をするといくらだ!」
「だから、どっちにする?」

「医者だろう~、そっちが決めてくれっ」って言う感じだった。
余程、患者が値段を聞いてくるからか・・・
お金の話ばかり。
クーラーのきいた診察所には人は無し。

他の医者は、散々込んでいた。
だからか、休みがちでもある。と言うか、忙し過ぎるのだろう。
地域にはここしか信頼できる所は無いと言うから、毎日患者が山ほど・・・。
良い医者には、患者が山ほど。

あるホメオ医の話。 インドではホメオ医は多い。
けど、治療に時間がかかるので、緊急処置を要する病気にはあまり良くない。

ここ周辺は医者が少ないので、たびたび訪れる人がいるらしいが
スタッフが奇妙だった。

変に丁寧に待てと言う。異常に医者に会わせたがるのだけど、何かが変としか言いようがなかった。

それはその筈。

知り合いに聞いてみると、以前はこの医者。
手術しないといけないような膿の出ている扁桃腺患者に、
「この薬を飲めば、3ヶ月で扁桃腺は治る」と言った。

が、その患者もびっくり。
今まで検査した所で薬で治ると言われた事は無い。
それで、信用をなくした。

若い上に、時間も診察も曖昧。
同じ思いを持った患者さんも多かったのだろう。

結局、隣の医者は凄い列でも、
この医者には誰も近所の人は来なくなっていたのだった。


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