子供たちの未来を黒いカーテンで遮るようなものだ。
放射線被曝の基準値を引き上げる(年20ミリシーベルトを基準値とする)ということはこういうことなんだよ。
以下、美浜の会、フクロウの会、その他支援団体の指摘と政府への抗議から引用。
・年20ミリシーベルトは、3.8マイクロシーベルト/時に該当し子どもが一日当たり8 時間野外にいると仮定した数値で、「放射線管理区域」の0.6マイクロシーベルトの 約6倍に相当する。
・年20ミリシーベルトとは、原発労働者が白血病を発症し労働認定を受けている線量に 匹敵する。
・文科省HPによれば、ICRPの「事故収束後の基準」の1~20mSvを採用。この最
大値を採用ということとなる。最小値じゃなく最大値だよ。
・この基準は、子供の感受性を考慮にいれていない。
子どもの許容線量を低く設定すべきなのは、成長期なので細胞分裂が活発なため、放 射線にさらされた場合の遺伝子の自己修復が間に合わないうちに、損傷した遺伝子が 増殖する恐れがあるためです。また、子どもは大人より背が低く、遊ぶときにアルフ ァ線やベータ線などの放射能を帯びた土埃を吸い込む可能性が高くなりますが、肺に 一度入った放射性物質は排出が困難なため、微量でも常時放射線を出し続けるため、 やはり遺伝子の自己修復を超える被曝をもたらす危険性がある。
・この20ミリシーベルト基準適用にあたっては内部被曝を考慮していない。
・すでに、各学校では、文科省の通達をうけた教育委員会からの指示で、子供を校庭で 遊ばせている。
これは、将来にわたってのガンの発症率の増加は仕方がないという、子供たちへの国の姿勢だよ。
誰もが国に抗議できる。国に抗議しよう!
抗議先:
文科省スポーツ・青少年局学校健康教育課03-5253-4111
首相官邸:
https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html
文部科学省:
https://www.inquiry.mext.go.jp/inquiry09/
もうひとつ、ここにも声を届けよう。
内閣府が今後の原子力政策に対する世論の意見を募集中です。
福島原発事故で原発政策の誤りが証明されました。
短くてもいいので、私たちの声を届けましょう。
http://p.tl/Ze2l