ジジババのたわごと

孫たち世代の将来が、明るく希望が持てる時代になってほしい。

北朝鮮を非難する資格ない

2016年10月12日 | Weblog
北朝鮮が立て続けに核実験を行い、さらに弾道ミサイルの発射実験を行った。
世界各国が非難している。

だが、核保有大国には、北朝鮮を非難する資格は無い!
「アメリカだって核兵器を持っているではないか。北朝鮮がもってなぜ悪い!」と当然出てくる反論だ。

野球のコジションルールに例えてみると・・・。
キャッチャーへの体当りは危険だからやめよう、と新しいルールを作った。
それなのに北朝鮮は無茶な体当りし、それを正当化してルールを守ろうとしない。
だから制裁するという。もっともな言い分に聞こえる。

しかし「不公平な特権」が抜け落ちていることを合わせて考えなければならない。
コジションルールをみんなで守ろうと決めた。ところが核保有国に対してだけ「場合によっては体当りしてもアウトにしない」という特権を行使できるようなものだ。

自分は核兵器を持っていながら、他国が持つのを許さないということは、どういう理屈で正当化されるのか?

核兵器を持つ国が増えないように「核拡散防止条約(NPT)」ができたのは45年も前のことである。
「核の保有は認めない」と国連で決議した。
一方で「核先進国には核保有を認める」とし、米・露・英・仏・中の5か国に特権を与えた。
明らかに不平等なのであるが・・・その代わりに、核保有国には「核廃絶に向けて軍縮への義務」を課したのである。

ところが核保有5カ国は特権にふんぞり返って、まったく核を削減しようとしない。努力しようとさえしていない。
この5カ国は安保理事会の常任理事国でもあり、安保理事会でも特別の権利を与えられている。
こんな傲慢な5カ国に他国の核を非難する資格はない。
非保有国でも核保有国を擁護して追随している国がある。日本もその一つだ。偉そうな顔はできない。

20年ほど前に「核実験禁止条約(CTBT)」が採択された。
核拡散防止条約(NPT)を補完する形のもので、地下実験を含むすべての核実験を禁止する内容である。

しかし、この条約は今になっても発効していない。主要国が批准していないので成立しないのだ。まったくお粗末な限りである。
アメリカと中国が批准していない。
NPT発効後に核保有国となったインド、パキスタン、イスラエルはCTBT条約に入ってない。北朝鮮は脱退した。

近年になって、非保有国グループが「核兵器禁止条約」を提唱して、話し合いを求める決議案が国連総会に出される。
核兵器禁止条約は、核兵器の使用や配備、製造、貯蔵などを全面的に禁ずるものだ。

日本政府はこれまで、唯一の被爆国であることを前面に出して、核の恐ろしさを訴え、核兵器のない世界を目指すと訴えてきた。
ところがそれはポーズだけで、二枚舌を使って、核軍縮の足を引っ張る言動に出ている
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