別館 兄弟仁義

超常現象ドラマの兄弟愛と家族愛をうっとおしくつつくブログ

スーパーナチュラル シーズン11 気まぐれ感想13

2019-04-05 23:16:25 | シーズン11

第21話 神の思惑

チャックに再会し戸惑う兄弟。兄は怒ってる。しかし指パッチンでバンカーに戻される。
チャックの後ろから出てきたのは、あーっ、ケヴィン!
さ迷ってたわりにはまともなケヴィン。霊体にも見えぬ。ってか、チャックのこと知ってんの??
死んだ人も霊体も、どっかに行ってた神に会ってないはずだが? 預言者仲間と思ってる?
「チャックを信じて。二人を頼りにしてる」いつ話したんだよ!!??
ケヴィンが元気で天に昇れて嬉しいが…。天国の特等室に入れてあげてよ! トランママ、どうしてるんだろう( ;∀;)

サムは浮かれて饒舌に、ディーンはド・シリアスになる。人間が苦しんで死んでいき、祈っている何世紀もの間、知らんふりかとチャックに問う兄。
メタへの説明と同様、変わらない人間から手を放し、彼ら自身にまかせたと話すチャック。
「親の立場から言えば上手くいってる」
「俺に言わせれば、捨てたことを正当化しているだけだ」
この時のディーン、泣いてる。弟と神の前ではばからず涙を流すディーン…。

シーズン5で四人の騎士の飢餓と対決した時、悪魔の血を飲んでパワー全開になったサムを目のあたりにし、禁断症状のサムを閉じ込めて天に向かって「もうやめてくれ」と涙した姿を思い出す。本当にいるのかわからず、出て来やしないと思っても、何度も祈ったんだろう神に。

ディーンのこのセリフ、かつてベンに言われたことなんだよね。ディーンとチャックではその時の状況も、やったこともまったく違う。リサとベンに害が及ばないように離れたディーン。
けれど、結局はディーンはサムを選んだことも確か。親の側と子供の側は常にすれ違う。お父さんと一緒にするなとチャックに言われたように、“息子を救って”死んでいったジョンに対しても、心の片隅では『サムを俺にだけに任せて逝ってしまった』という子供のディーンの想いがある。

バンカーにお泊りする神様…。アマラに捕らわれてるルシファーのことも、ほおっておけと感情的。
「神は、かく語りき」 ガクッ(^^;
神様は寝る。長風呂。ドーナツ食う。ベーコンも好き。
アマラはルシファーの中のキャスからディーンの元に自分の幻影を飛ばす。これほどの力があっても、同じ家にお求めの弟さんがいるとはわからぬのか。互いにバリア張り合ってる姉弟。

ある町でまたも発生した霧により大勢の人が犠牲になるが、ドナテロという大学教授だけが助かる。会いに行く兄弟。額に雷が落ちて情報が大量注入された、彼は預言者だった。ただしチャックの方ではなくアマラらしい。サム「どっちにしろ神だ」 そうっすね!(デカい設定にちっちゃい舞台)

兄弟の大雑把かつどえらい情報を浴びせられ、大混乱のドナテロおじさん。いい味出してる。

バンカー。Tシャツにトランクスいっちょで焼きそば食いながらPC見てる神。すごい食ってる(笑) エロビデオが多すぎて一気見できないそうだ。
息子の一人ガブリエルが「エロスの館」に出たのを思い出したよ…(親子)
「紹介したい人がいる。ケヴィンのあとの預言者」「イイね」 「神らしくしてくれ」(ッケイ!👍)

ドナテロのことをすべて知ってるのは神らしいが、焼きそばは食い続ける。
「あなたは神だ!」(文字通り) よろけるドナテロを後ろで抑えるぬりかべサム。首を振るディーン。
おいなんだこのシットコム。

バーにいたメタトロン(人間のバーね) チャックと兄弟が対峙した映像をTVで見て電話をよこす。
兄弟のTEL番号知ってんのか!? 兄のスマホにも「神の書記」って、登録してんのか!?
いつメアド交換したんだよ!!
待ち合わせたバーで二人にマルガリータを注文するメタ。嫌がらせか。でもサムにはなんか合う(笑)
一時はあれだけ捕まえようとし、悪行許すまじ!だったのに、普通に会って会話しとるわ(大事の前の小事)
チャックは自分を犠牲にしてアマラの好きにさせるつもりだと、例の自伝、実は遺書を見せる。

公園でのチャックとディーンの会話。兄をテレポートさせたのかね? 唐突だけど。
今度はポップコーン食べてる。神様ヴェノやんくらい空腹か(ヴェノム調べてくれ)
ドナテロのことは会う前に知ってたのに、メタが兄弟にチクったことは今気づいたとな?…
僕は死なない、檻に入るだけ。創造物はみな生き残る。姉が応じればと言うチャック。
アマラは恨みで凝り固まってる。応じるもんかと言うディーン。
「この世界はあんたが始めた。でも終わらせる権利があるのか。飽きたおもちゃを捨てるようにさ。人間はそんなもんか」 兄が心情を語るときはいつも沁みる。

「僕の見込んだ人たち。そのために君たち兄弟を作った。ダークネスから人間を守る盾になれ」
おい、すごいこと言うな?! ここに至り、ジョンパパからの無理難題どころじゃない壮大な使命を天の父から命じられる兄弟。

作戦会議。ルシファーを取り戻し戦力に加え、神をやる気にさせるというディーン。
ドナテロ「上手くいくのか?」 行くわけねえっす!
サムはメタトロンを連れて来る。一晩中ここの周りをまわって絵文字メールを山ほど送り付けてきたから入れたそうだ。
以前連れてこられた時、目隠しされてバンカーの場所は明かしてないよね…?
絵文字とは、💀💣📖👼とかか…?
「手伝いたいって言ったよな。ゲスな手を使う以外にできんのか」「できないよ」 好きvv
サム、「こんなこと言いたくないけど仲間に入れてやったら」 えー! 僕の兄を殺したって鬼顔で言ってたじゃん! でもビールは飲ませない(笑)

アマラの気をそらせるために、再三のデートのお誘いに乗るディーン。モテ男(人外担)はつらいよ。
相変わらず兄に対しては乙女のダークネス姐。でも今回は塩の兄「一緒にするな」
「じゃあさっさと行けば」と言うアマラだが、瞬時しゅんとなるとこ憎めない。
後の三人はルシキャス救出へ。痛めつけられて、拘束を解いてもテレポートできないルシ。メタトロンが自分が残ると三人を逃がす。
メタでは到底かなうはずもなし。消されてしまいました(;;)
怒りのアマラにつかまる三人。あわやのところで、インパラごと神がバンカーに飛ばしてくれた。
複雑な父子対面。チャックは天使や悪魔の指パッチンと違い、スイッチオンでパワーを出す。
ドナテロを送り出す兄弟。アマラは兄をあくまで殺さない。取り込みたいんだと。
イエスを言わないとダークネスも勝手にはできないのだろうか?


第22話 ダークネスに対抗する軍団

神とルシファーの不毛な父子喧嘩。スネっ子ルシは兄の部屋に籠城し大音量で曲かけ。
地獄ではクラウリーが失墜し、悪魔どもに相手にされず、やさぐれる。
神様、パンケーキ焼いとる! 神のパンケーキを食べたのは兄弟だけだね。あっ、もしやベッキーも…。
ロウィーナは相変わらず悪あがき。残り少ない魔女仲間に話を持ち掛けている。

神とルシファーの仲裁に入る兄弟…(人間です)
ルシ「黙って言う通りにしろ、仕方がなかったんだを繰り返す」
ディーン「それが親父ってもんだ」 上の子ぉ~!
ルシ「神としては務めを果たした。でも親として父としては最低だ」
サム「こんなことを言おうとしている自分が信じられないんだけど、ルシファーの方が正しい。彼はただ謝ってほしいんだ。なのにチャックは自分を正当化することばかり言ってる。どちらが正しいかの問題じゃない。謝れば気が済んでおさまったりするだろ」下の子ぉ~!
ディーン「そうだ、嘘でもいいからとりあえず謝っておけばいい。俺なんかサムに嘘のごめんをしょっちゅう言ってるよ」 弟育てはそれで成功しました(^^;

「どうでもいい。父親に捨てられたってだけだ」
「捨てたよ。誰かを贔屓にすることはできない。公平にするのが務めだ。でもお前が可愛かった。誰より愛していたから刻印を。誘惑に負けない強さがあったから」
「しかし私の間違いだった。愚かにも刻印の餌食にしたんだ。一番大切な息子を。だから自分を憎んだ。なのにお前を罰してしまった。本当に済まない」
チャック、天地創造より初めて本音を吐露。

アマラをまた閉じ込める。殺せば陰と陽、光と影のバランスが崩れ世界は崩壊するため。
前は大天使がタッグを組んで迎え撃ち神が閉じ込めたが、今回は手が足りない。助っ人が必要。
ディーンはクラウリー、サムはロウィーナ、ルシファーは天使たちを説得に。ルシは嫌われているのでキャスに語らせる(ずるいぜ)
ドナテロはアマラに魂を吸われてしまう💦 バンカーの守護印を消して中に入るアマラ。

一方、ダークネスを閉じ込める会のみなさん。
ク「俺は根に持つタイプじゃないが、犬の首輪をはめられた時は興奮したね。今日もしてこようと思った」
ル「実にねちっこいタイプだ」 お互いさまでは。
アマラを再度閉じ込めるには、また刻印が必要。今回はサムが志願していた。当然兄は吃驚反対。
しかしサムに説得されて承諾。
アマラはバンカー探索。子ディーンとメアリーのフォトを見る(以下次号)

まずは魔女軍団(5人)、やや健闘するもあっという間に灰にされる。ロウィーナ除く(特権)
天使と悪魔の総攻撃を受け、さすがにボロボロになるアマラ。クラウリー悪魔どもを説得できたのか。
そしてルシファーにより腹を串刺しにされる伯母さま。ちょっと可哀想…。

「遠い遠い昔から檻に閉じ込められていたのよ。たった一人で怯えながら。いっそ死んでしまいたいと思いながら!」
アマラの叫びはディーンを苦しめる…。弟にさえぎられてる兄のはかなさよ。
君臨したいから世界を作った。お前のエゴというアマラに、天地創造は大きな価値があった。僕が作り上げたわけじゃない。ずっとそこにあって生まれるのを待っていたんだというチャック。
「創造物を見てくれたんだろ。好きになった」 最高傑作の一つだものね。ディーン、ファムファタール。
消される方がまた檻に入れられるよりマシ!と、アマラは馬鹿力を発揮、チャックを宙づりにして攻撃。瀕死の神。世界は消えると宣言するアマラ。


はい、駆け足であらすじだけぶっこみましたが、突っ込みどころ満載です

メタとチャックの会話劇に感じ入った次に、こうもわちゃわちゃの展開になろうとは(^^;
制作裏事情も追ってる人はご存知でしょうが、どのエピからかは知らないけど、カーヴァー氏が他の作品に移りショーランナーをやめたんですよね。それで現場は大混乱。せめてS11をやり切ってから行けばいいのに、そういうわけにいかなかったのか。
それについてはカーヴァーさんに厳しくない私も援護しませんよ。あかんやつやろそれ。

しかしショーランナーがいなくたって、これほど押し詰まってんのにその時点で終盤の脚本ができてないほどアメドラって突貫工事みたいな進め方なのか? そこらがどうも理解できん。

長くなったので雑感は次回。 



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