2008年9月の何日だったか、
クロメンガタスズメの四齢幼虫を、 庭のコムラサキで見つけました。
一昨年夏にも、黄色いクロメンガタ幼虫を1頭見つけたけど、
それは何故か、普通のアサガオについていたのでした。
その時も、しばらく観察していましたが、アサガオを食べないので、
元のアサガオに戻したら、居なくなりました。
これは一昨年(2007年)のクロメンガタスズメ。
本来、クロメンガタスズメは、
普通のアサガオは食べないはずなので(ナス科のアサガオを食べる)、
なぜアサガオについていたのか、どこから来たのか謎でした。
コムラサキを食べていたのかあ~。
やっと分かりました。
こちらは2008年のクロメンガタスズメです。
やっと食草が分かったので、今度は堂々と、
飼育ケースで観察しました。
終齢になっても、なかなかサナギになろうとせず、
ず~っと、食べています。
同居させていたオオスカシバが蛹化し、
その次に連れてきたオオスカシバも蛹化しても、
まだずっと食べ続けています。
写真の幼虫は、頭を下に向けて写っていますから、
頭をまっすぐにしたら、もうちょっと長いです。
存在感もなかなかのものです。
9月26日、
やっとサナギになりました。
向かって左がクロメンガタスズメのサナギ、
右は比較用にオオスカシバのサナギです。
スズメガ科の中でも、かなり大きなサナギなのです。
このまま越冬かと思っていたら、10月25日に出て来ました。
こんな顔です。もっさりしています。
スズメガ科もそうですが、ガの成虫には、
大きなおめめが、まんまるキョロッとついている者が多く、
アップで見るとえらく可愛いものです。
あらら、もう、秋も深まろうかという頃に大丈夫なのか。
しょうがないので外に放しました。
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壁にとまってさかんに羽ばたきをしていましたが、何でしょうか?
まさかオオスカシバのように、鱗粉を落としたりはしないので、
単なるウォーミングアップなのでしょうか。
このクロメンガタスズメ、
ミツバチの巣を襲うことで有名です。
私は目撃した事はないのですが、
そんなに蜜が食べたいのでしょうか。
もちろんミツバチの攻撃にあって、死ぬ者も多いはずです。
蜜が食べたいなら、花から貰えばば良いのに、
なんでこんなややこしい事をするんでしょう。
あと、「鳴くガ」ということでも知られています。
幼虫もサナギも成虫も鳴くらしいのですが、
自分は成虫の声しか聞けませんでした。
「ギッ」とか「ジジッ」といった鳴き方です。
セミの声に似ていました。アブラゼミをつついた時みたいな感じです。
背中には、お面のような紋があります。
クロメンガタスズメの名前の由来です。
映画「羊達の沈黙」に出て来たガは、メンガタスズメの仲間です。
なんというか、不名誉な形で有名になってしまって気の毒です。
その紋ですが、ちょっとウサギに似ていませんか?
(無理があるでしょうか)
同じクロメンガタでも、背中の顔にはいろいろあるようです。
ケロロ軍曹に似ている顔を見た事があります。
クロメンガタスズメの四齢幼虫を、 庭のコムラサキで見つけました。
一昨年夏にも、黄色いクロメンガタ幼虫を1頭見つけたけど、
それは何故か、普通のアサガオについていたのでした。
その時も、しばらく観察していましたが、アサガオを食べないので、
元のアサガオに戻したら、居なくなりました。
これは一昨年(2007年)のクロメンガタスズメ。
本来、クロメンガタスズメは、
普通のアサガオは食べないはずなので(ナス科のアサガオを食べる)、
なぜアサガオについていたのか、どこから来たのか謎でした。
コムラサキを食べていたのかあ~。
やっと分かりました。
こちらは2008年のクロメンガタスズメです。
やっと食草が分かったので、今度は堂々と、
飼育ケースで観察しました。
終齢になっても、なかなかサナギになろうとせず、
ず~っと、食べています。
同居させていたオオスカシバが蛹化し、
その次に連れてきたオオスカシバも蛹化しても、
まだずっと食べ続けています。
写真の幼虫は、頭を下に向けて写っていますから、
頭をまっすぐにしたら、もうちょっと長いです。
存在感もなかなかのものです。
9月26日、
やっとサナギになりました。
向かって左がクロメンガタスズメのサナギ、
右は比較用にオオスカシバのサナギです。
スズメガ科の中でも、かなり大きなサナギなのです。
このまま越冬かと思っていたら、10月25日に出て来ました。
こんな顔です。もっさりしています。
スズメガ科もそうですが、ガの成虫には、
大きなおめめが、まんまるキョロッとついている者が多く、
アップで見るとえらく可愛いものです。
あらら、もう、秋も深まろうかという頃に大丈夫なのか。
しょうがないので外に放しました。
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壁にとまってさかんに羽ばたきをしていましたが、何でしょうか?
まさかオオスカシバのように、鱗粉を落としたりはしないので、
単なるウォーミングアップなのでしょうか。
このクロメンガタスズメ、
ミツバチの巣を襲うことで有名です。
私は目撃した事はないのですが、
そんなに蜜が食べたいのでしょうか。
もちろんミツバチの攻撃にあって、死ぬ者も多いはずです。
蜜が食べたいなら、花から貰えばば良いのに、
なんでこんなややこしい事をするんでしょう。
あと、「鳴くガ」ということでも知られています。
幼虫もサナギも成虫も鳴くらしいのですが、
自分は成虫の声しか聞けませんでした。
「ギッ」とか「ジジッ」といった鳴き方です。
セミの声に似ていました。アブラゼミをつついた時みたいな感じです。
背中には、お面のような紋があります。
クロメンガタスズメの名前の由来です。
映画「羊達の沈黙」に出て来たガは、メンガタスズメの仲間です。
なんというか、不名誉な形で有名になってしまって気の毒です。
その紋ですが、ちょっとウサギに似ていませんか?
(無理があるでしょうか)
同じクロメンガタでも、背中の顔にはいろいろあるようです。
ケロロ軍曹に似ている顔を見た事があります。