こっちゃんと映画をみまちょ♪

レビューと呼ぶほど中身なし。しかし中身が無いのも中身のウチよのぅ。・・・なんちって。

キル・ビル vol.2 (2004)

2005年09月03日 | しびれるMovie

こっちゃんポイント

鑑賞環境 

★★★★★

こっちゃんシアター 

上映時間 136分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開 (ギャガ=ヒューマックス)
初公開年月 2004/04/24
ジャンル アクション/犯罪/サスペンス

かつて結婚式のリハーサル中にビルの襲撃を受け、愛する夫とお腹の子どもを殺された“ザ・ブライド”。昏睡から奇跡的に目覚めた彼女はビルへの復讐を誓い、襲撃に関わったかつての仲間たちを次々と仕留めていった。残るはバドとエル・ドライバー、そしてビル――。さっそく彼女は次なる標的のバドを倒すため、テキサスの荒野へ向かう。一方バドは、もはや殺し屋としての面影もなく、アル中に落ちぶれていた。彼にも与えられた服部半蔵の刀は質屋に出したと言い放ち、兄ビルの忠告も空しく聞こえるばかりだったが…。(作品資料より抜粋)

 

あ~、この満足感!
タラちゃん、アンタ素ン晴らしいっ!
今回も見所一杯一杯です!

フルテンションで展開しまくった『vol.1』に比較すると、
前半はちょいとローテンポで、面食らってしまうかもしれません
ですが、最期まで観ると「ああっ!これがやりたかったのですね!」
と唸ってしまいます

昨日は「オカシイ!」だの「虫がわいてる」だの言って悪かった
海より深~く反省
とにかく、結果的にこっちゃんは『vol.1』も『vol.2』も大好き!
2本合わせると4時間11分もの大作になってしまいますが、
時間に余裕があるなら、これは一気に観るべき作品であると感じました

毒ヘビ暗殺団のメンバーを抹殺してゆくザ・ブライドの復讐の旅は、
テキサスの荒野へと辿り着く・・・・・
残る標的は3人!
果たして、ザ・ブライドは復讐をやり遂げ、
幸せをその手にすることが出来るのか?

今回も再び、ザ・ブライドのリンチ・シーンの画が
冒頭から映し出されますが、
前作と違うのは、そこから更にリンチに至る前の
教会での様子にもカメラが向けられる点です

突然ビルの前から姿を消し、
他の男と結婚しようとする妊婦のザ・ブライド
そんな彼女のところへ、これまた突然ビルは現れます
「カンタンに探し当てた」と言うビル・・・・・

そんな状況の中、二人の笑顔交じりの穏やかな会話に意表を突かれますが、
その微笑みの奥には明らかに殺意が見え隠れしています
そして、緊迫の談話の後、予想通りの殺戮劇・・・・
ああっ!なるほど!悲劇はこうして起きたのですね

今回の『vol.2』は“ザ・ラブストーリー”とサブタイトルがついている通り、
物語の根底には「愛」があったのです♡
それは、物語をラストまで観たなら、シッカリと感じ取れるでしょう

復讐用アイテムの「デス・リスト」に残る名前は、
あと3人・・・・

その一人であるバドの所へ復讐に向かった彼女は、
なんと!逆に棺桶に入れられ生き埋めになっちゃうではないですか!
今度こそ終わりと思いきや、土をかきわけ墓穴から脱出っ!
アンタはゾンビかいっ!

確かにこんなシーン、ホラーなら震え上がるところでしょうが、
ここは、タランティーノ・ワールドだけに、
笑わずにいられません

土けむりを棚引かせながら、夜の車道を歩くユマ・ゾンビ(?)
の姿を見たレストラン店員の目は点に!!!!
そのレストランに入り「お水一杯下さる?」と言うユマに、
思わず大爆笑しました!

前半、もったり風味に味付けされた本作のストーリーは、
この辺りから 俄然面白くなります

続いて登場するエル(ダリル・ハンナ)お姉サマの
カッコ良いことときたら!
OPENカーのトランザムをカッ飛ばし、
颯爽とバド(マイケル・マドセン)のところへ駆けつけます
前作では登場が少なかった彼女も、今回は見せ場がしっかり
(前作のナース姿もあれはあれで貴重ですが・・・・)

彼女と、ザ・ブライドとの戦いは壮絶の一言!
「キル・ビル」の中の一騎打ちシーンで一番グッ!ときました
そして、彼女が何故片目なのか?その秘密も明かされ更にビックリ!

そして本作では、またまた妙な 新キャラが・・・・

伝説の白蓮教の導師パイ・メイなる人物の登場です!
志村けんの「とんでもねぇ、あたしゃ神様だよ」というようなセリフが
今にも口から飛び出しそうな風貌ではないですかっ!

驚くことに、そんな顔で少林寺の僧侶を
自らの拳で60人も虐殺したという彼は
指先で相手の5個のツボをチョイと押すと、
相手は5歩あるいた後に心臓が体内で破裂し
パタッ!と倒れるという秘技
「五点掌爆心拳」を持つ強者です!

ザ・ブライドはそんなスゴイ師匠のもとで、
厳しい修行に耐えた過去を持っていたのですね
本作では、そんな過去のエピソードまで、親切に見せてくれます

さてさて、いよいよこの復讐劇も最後の一人
大本命のビル(デヴィッド・キャラダイン)の家のドアを叩いた彼女は、
そこで信じられない光景に出くわします

「あぁ!そうだった!」・・・・
『vol.1』でラストに聞いたビルの一言が脳裏をよぎります・・・・・

それまでの復讐ONLYの殺戮ムードすら 
ひっくり返ってしまうほどの事実とは?!

もうダメだ~!ココから先は勝手に見て下さい!
今回も本当に見所が多すぎて、とてもとても書ききれません

とにかく、全編を通してタランティーノ監督に拍手喝采!!

『vol.1』『vol.2』のダイジェストシーンを散りばめながら流れる
エンドのクレジットまで素晴らしい出来です

・・・・・・それにしても、エンドクレジットの名前まで、死んだ人を横線で消すなんて・・・・ははは

こっちゃんは、最後にしっかりオチをつけてくれたムチャクチャな秘技
「五点掌爆心拳」にすっかり魅せられました!
と、いうワケで、これから修行をはじめましょうか、っと。えいやっ!

「1」でハジケて「2」で締める。
まったくタランティーノは過激なエンターティメントの仕掛け人ですね。

《2006.07.22記事一部改訂》

 

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24 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
しかし ()
2005-09-03 09:03:25
このお勧め、上手

だんぜん見たくなちゃったぞ~



スカパーでやらないかな~
返信する
ヲタ (miyu1234_ever)
2005-09-03 09:40:16
タラちゃんに会った故深作欣二監督が

『彼はオタクだね』と言ったそうです。

深作映画(&黒沢映画)を網羅しとくと

さらにタランティーノ映画を

堪能できるのかもしれないねぇー。
返信する
いや、だから薦めてないのに・・・ (【る さんへ】こっちゃん)
2005-09-03 10:16:55
マズイな~。

このままじゃ、mくんの二の舞になっちゃう。

う~ん。

しばらく山にこもろうか・・・?

責任取らないよ~んだ。

でも、この映画好きなんだよ~っ!



   こっちゃん
返信する
なるほど~。 (【miyu1234_everさんへ】こっちゃん)
2005-09-03 10:19:09
それはあるかも知れないね。

タラちゃんは日本びいきではあるよね。

そして確かにオタクだわ。

一度いっしょに遊んでみたいな(笑)

できるものなら。



   こっちゃん
返信する
SHINOBIはイマイチでした。 (やっぱり邦画好き…)
2005-09-03 10:56:01
う~ん、、キル・ビル…

こっちゃんに観ないでねってVol1で言われたけど、Vol2のコメントも観てたら、観たくなってくるじゃん!(笑)

返信する
え?SHINOBIはダメ? (【やっぱり邦画好き・・・さんへ】こっちゃん)
2005-09-03 12:09:33
イマイチですかぁ~?

あらら。

そらま残念。

いやね、こっちゃんもちょーっとイヤな予感がしてはいるんですよ。

予告編で見てもね・・・。

うむむう~。どーしよか?



キルビル、悪いこと言わないから本当に止めた方が・・・。

観たくさせちゃってるのか、こっちゃんが(汗)

スマン!



   こっちゃんへへーッ!
返信する
果たし状-旧ゲスブで待つ! (ミミヅク)
2005-09-03 14:26:48
デヴィッド・キャラダイン渋すぎ。

しとしとぴっちゃん・・・みてたねぇ。



ゾンビ蘇りと最後のキメが、ツボ押し術かいとツッコミいれましたが・・

ユマ、ステキ、ダリルもステキ。

音楽、かっちょいい。QTありがと!





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さいきん・・ (m52387177)
2005-09-03 17:26:04
最近サンデーで「ハヤテのごとく」って漫画で五点掌爆心拳の名前が出てきてちょっと嬉しかったです。(笑)



タラちゃん好きは意外と多いぞ!

安心して薦めましょう(笑)

るさん、買っちまいな(笑)
返信する
おすすめ上手 (はんな)
2005-09-03 18:20:48
こっちゃん、これじゃあ観たくなるじゃないですか!



あの、アレちゃんはいますぅ。

お子たまは、アチョーのお国に行ってます、学校休んで。
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Vol.2だったら (kaz.)
2005-09-03 19:15:32
はんなさん観れるんじゃないの?



いやぁ~しかしね、このマイケル・マドセンにはガックリきたよ。

もうちょっと骨のあるヤツかと思ってたけど。



やっぱ「レザボア・・・」の耳斬りダンスだよね~。

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