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こっちゃんポイント
鑑賞環境
★★★★★
こっちゃんシアター
上映時間 113分 製作国 アメリカ 公開情報 劇場公開 (ギャガ=ヒューマックス) 初公開年月 2003/10/25 ジャンル アクション/犯罪/サスペンス 映倫 R-15
毒ヘビ暗殺団で最強と言われた元エージェントの女、ザ・ブライド(ユマ・サーマン)が、4年間の昏睡状態から奇跡的に目を覚ます。彼女は自分の結婚式の最中に、かつてのボス、ビル(デイヴィッド・キャラダイン)とその手下たちに襲われ、頭を撃ち抜かれたのだ。友達も夫も、腹の中に宿っていた子供もみんな死んだ。ザ・ブライドは復讐の旅に出る。(goo映画より抜粋)
もう、めちゃめちゃですわ~
ちなみに2度目の感想です
2年前の映画ですから、もう観た方も多いでしょうが、
実はこっちゃん、VOL.2を購入したにも関わらず、
いまだそのパッケージは開封されておらず、
気がつくと1年以上の歳月が流れておりました
それで、VOL.2を観るために改めて見直したというわけです
しかし、2度目でもインパクトは全く薄れておらず、
それどころか更にパワーアップして刺激的な気がします
恐ろしい錯覚・・・・
5年前、自分の結婚式の真っ只中に襲撃に遭い、
愛する夫とお腹の子どもを殺された上、
自らも撃たれて死の淵をさまよった女
目覚めた彼女は復讐の鬼と化し、
自分の幸せを奪った者すべてを血祭りに上げるため、
たったひとりで闘いの旅へと向かうのだった・・・・・
初めに言いたい!!
タランティーノさん、アンタ絶対オカシイですって!
頭の中に何か悪い虫が住んでいますよ、きっと!
早くお医者さんに診て貰いなさいっ!
というわけで、冒頭のショッキングなモノクロシーンに始まるこの映画は、
痛めつけられ、顔中キズだらけ、
更に血まみれのユマ・サーマンのアップでスタート!
そこて、彼女は頭を打ちぬかれ、場面が変わります・・・・・
う~ん、これで、ツカミはオッケー!って・・・・
「え“ぇぇぇぇぇぇ~~~っ!?」
そ、そうなんです。
普通だったら死んじゃって終わりだろ?ってトコなんですが、
ココからが全ての始まり、始まりい~~~なんて、
そもそもが無茶なお話でして
一命を取り留めたユマは、自作の「デス・リスト」を手に、
復讐の旅に出ます!
たぶんB5版であろうのそのノートには、
(どうでも良いか、そんなことは・・・・)
油性マジックで大きく5人の名前が書かれております
どうやら彼女に殺された人は、そのリスト上で横線により
抹消されるシステムのようですな
それにしてもこの映画、「これでもかっ!」っていうくらい作風は
どっぷり!とタランティーノ・ワールド!
気をしっかり持たないと、意識がどっかの星に飛んで行きそうです~
ひゃぁ~っ!
とにかく、最大の見せ場の一つであろう「青葉屋」での大乱闘シーンは
気絶しそうになっちゃいますから~
そもそも、この「青葉屋」自体、
いったい何屋だ?というノリ!
お座敷があるので、どうやら料亭らしいのですが、
一階には、何故かステージがあり、
裸足でミニスカートの女バンドがロックを奏でる
(正しいかこの表現?)
それに合わせて中央のダンスフロアでは、
若者達がツイストらしき踊りを踊り、
横のバーカウンター(これもなんであるんだ?)では、
黄色いライダー・スーツに身を包んだユマ・サーマンが
ごく普通に飲食中(おいおい、目立ち過ぎるだろ!)
オマケに映画「蒲田行進曲」の
ヤスの階段落ちの舞台みたいな階段まであるじゃないですか~!
いちいちツッコミだしたら、こっちの身が持ちません
おお!しかしながらユマさまの、なんて素敵な刀さばき!
ルーシーの手下どもを、メッタ斬りではないですか!
ポン!ポン!と面白いように、手首・足首が飛びまくります
そしてクライマックスのルーシー・リューとの決闘シーン
飛び出した庭では何故か雪が・・・・
「獅子おどし」が「カコ~ン」なんて鳴る風流な日本庭園で
いざ真剣勝負!
バックには、なんじゃこりゃ?のBGMが流れます♪
そして、二人の決着がついた後には、
全く聞き覚えの無い演歌が、ムリヤリな形で流れ、
観客の心を打つというオマケつき!
もう、タラちゃんたら、なんて素敵な演出でしょう♡
とにかくこの作品、キャラクターが魅力的っていうか、おもしろ過ぎます
ワイルドな【ザ・ブライド】(ユマ・サーマン)を初めとして、
日本ヤクザの女ボス【オーレン・イシイ】(ルーシー・リュー)、
その手下でセーラー服の用心棒の【ゴーゴー・夕張】(栗山千明)と、
スタートレックの悪者に似た服の女弁護士【ソフィ】
さらに、沖縄在住の刀の名匠【ハットリ・ハンゾウ】(千葉真一)
他にも【ビル】(デヴィッド・キャラダイン)と、
その手下の【エル】(ダリル・ハンナ)etc・・・・・
まさしくこれは、個性の洪水ですよ!
しかも良く見ると、オーレン率いる
黒アイマスクのヤクザ集団「クレイジー88」
(これがヤクザの名前か?!)のメンツの中にも
何処かで見覚えのある日本人俳優が・・・・
あら~?オーレンにたて突く【田中の親分】は
國村隼さまじゃあ~りませんか?
・・・・いや~、もうお腹一杯です!これ以上は食べれません!
この映画で、ルーシー・リューの「ヤッチマイナー」が
名セリフとなったようですが、
こっちゃん的には、ユマとの一騎打ちの時に吐く
「嘘ツケー!」のほうがグッときます
まぁ、メチャメチャですが、それゆえ見所のある映画です
千葉真一とユマ・サーマンを同じショットで見られるなんて
先にも後にもタランティーノ映画以外には考えられません!!
残念なのは、この映画、残酷シーンがあまりに多く、
誰にもオススメできないコト
純真なお子様諸君は絶対にヤメテ下さい!
まだ観ていない分別ある大人の方にも、
とても「どうぞ」とは言えない作品となっております
それでも、観たい方に対しては、こっちゃんは一切責任は持てませんので
あくまで自己責任の上での鑑賞をお願い致します
それなのに、5ツ★なのは、なぜって?
それは・・・・こっちゃんは、やっぱりタランティーノが大好きだからです!
・・・それだけです。ハイ
《記事一部改訂》
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映画を見た後、速攻で、サントラも買いました。
そして、毎晩、お風呂で聞いてました。さすがに今はもう聞いてないけどね~~。
ユマ、かっこいい~~!!
先日、ベン・アフレックとの共演作「ペイチェック」を見たんだけど、ユマのアクションシーンの時には、「ユマ、あなたは、ほんとは、ベンより強いんでしょ?!」と、イライラしながら見てました~~(^^)。では!
もう、こっちゃん勧め上手~
たくましいユマはお好きですか?
ベンより強いですよ、彼女。
コレを毎晩お風呂で聞いてる女性像に疑問あります。
こっちゃん
被害者1号。
しかも、VOL.2まで一緒に買っちゃって。
被害甚大。
本当に責任とれないんだよぉ~!
る さんは止めてね(笑)
こっちゃん
邦画好きなので、洋画は試写会がはずれるとほとんどが未見になってしまうのです(^^;
これ一生懸命応募したんだけどね…ウウウ
残酷苦手のやっぱり邦画好き…デシタ。
何しろ「ビュンビュン首が飛ぶし、血がドバ~だからあなたには無理!」という周りの声に従ってWOWOWでも何度もやってるのに、観てない・・
キャストも面白いし、ちょっと興味あるんだけど勇気がわかないんですよね~どうするかなぁ・・・(まだ迷い中)
タランティーノかもしれないですね。
あたしもタランティーノ好きですよ~。
前にブラックなのはちょっと・・・って
言ってたからこっちゃんは残酷なのは
全部苦手なのかと思ってたぁ~
先日は、『Mr.インクレディブル』への楽しいコメントを頂きありがとうございました!
今回は『キル・ビル』へのVOL.1的
本作は、僕としては『キル・ビル VOL.2』よりストレス無く鑑賞できますし、見世物としても、例えば、続編VOL.2との比較などによらずとも、凄まじい面白さの乗ったものに感じた次第です、
一人の映画作家の一つの妙味な
映画館には3回足を運びました、封切り直後の新宿の映画館では、劇中何度となく、こりゃ可笑しくて堪らんぞ…といった笑いが沸き起こる映画でしたっけ
>たぶんB5版であろうのそのノートには、
>(どうでも良いか、そんなことは・・・・)
>油性マジックで大きく5人の名前が書かれております
>どうやら彼女に殺された人は、そのリスト上で横線により…
唐突に出てくるああいった小道具も妙に可笑しいんですよね、勿論、視覚的にヒロインの目指すもの(標的)が、あるシンプルさをもって伝わって来て馬鹿にはできませんね(笑)、
このキル・ビル2作品を観るまで、さほど意識していなかったんですが、
タラの映画の登場人物たちはメモを取るタイプが多いのかな?『キル・ビル VOL.2』でもエル(ダリル・ハンナ)が何やら
では、こっちゃんのVOL.2のエントリーも楽しみにしておりまーす!
P.S)やはり、タラ映画でのユマって綺麗ですよね!!
うかっりこんな映画に恋をしてしまうと、
この類の映画の虜になってしまいます。
残酷なシーンもエンターティメントに仕上げてしまうこの監督の世界観・・・。
まったくこの世のものとは思えません。
あ~恐ろし。
やっぱり邦画好き・・・さんは観ないでね。
こっちゃん